ページを作る練習の為に始めた、ガラパゴスの写真集もこれで5ページとなりました。だんだん早く出来る様になり、又昔の事も思い出して来ました。
 この黒色と白色のヨットは、ガラパゴスに有るエクアドル政府に許可された、観光客様のクルージングヨットで、3〜4日のクルージングをしては、帰って来ていました。どちらも40フィートクラスの木造ヨットでした。
 手前に有るのは足舟で、船外機はヤマハでした。もう20年も使っていると言う事で、この島の人は何でも自分で直して最後まで使い切る様です。よくこんなのが動くなあ・・・と言う代物でした。
私の船鴎盟(おうめい)の船内です。真ん中に有る白い袋の上にバナナが置いてあるのですが、その上にフィンチ(雀の一種)がとまっています。戸を開けておくといくらでも入って来て、食物を取って行きます。一度等私が食べかけたパンを食べている手の上にとまって一緒に突くのですから、呆れてしまいました。人慣れしていると言うよりも、人間の恐さを知らないと言う感じでした。
個人所有の土地だから立ち入らない様にとスペイン語で書いてある看板が有りましたが、生えているのは大きなシャボテンばかりで、あとは石原でした。こんな所に看板を立ててどうなると言うのだろうと思いましたが、観光客が何処にでも入り込むので、こんな看板も必要なのかも知れません。
ダーウィン博物館入り口の大きなシャボテン。間に立っているのは、友人になったオーストラリアの学生。
知り合いになった、ドイツ人とオーストラリア人とアメリカ人の4人で町の反対側の海岸にキャンプに行きました。茂みの中にテントを二つ張って、2人ずつで泊まりました。ドイツ人は詩人で私の為に詩を作ってくれました。彼は5か国語を話し、スペイン語も喧嘩ができる程堪能でした。しかし、イタリア語とスペイン語は有る程度近いと言う事で、本当はイタリア語は完璧では無いと言う事でした。

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