ガラパゴスの動物紹介

鴎盟の船内にパン屑を拾いに来た、ダーウィンフィンチです。丁度真ん中に写っていますが、少し見にくい。毎朝5から6羽は船内に遊びに来ていました。人間を全く恐れないで、手の上にとまって餌を食べます。下手をすると口に持って行った物まで横取りしようとするので呆れてしまいました。フィンチと言うのは雀の事です。
カールエンゲルマイヤーさんの所の窓辺でじっとこちらを見ていた鍋鶴。こんなに近付いて写真をとっても逃げようとしません。他にペリカンも直ぐ手の届く所までよく遊びに来ていました。
もうダーウィン博物館にしか居なくなった象ガメ。食べもしないくじらから鯨油を採る為に、西欧人が沢山の鯨を殺していた頃、ガラパゴスの島々は捕鯨基地になっていたそうで、その食料として船内でも長生きしているので、沢山の象亀が捕獲されて、居なくなってしまったのだそうです。食べた事の有る人の話では美味しいそうです。
ガラパゴス海イグアナ。これもカールさんが餌付けしていて、餌の時間になると恐竜の様な顔をした60から70センチの黒い奴がそこら中に表れました(およそ50匹くらい餌付けしていました)。庭に1匹だけで遊びに来たのを写真にしました。
海岸の岩に群れをなしている海イグアナです。これも非常に美味しいので無数に居たのに、いまでは絶滅しそうな程数が減ってしまい、取ってはいけない事になっています。フン、フンと鼻から透明の液体を飛ばしながら這っていますが、その液体がかかると身体が腐ると言われています。本当かどうかは確かめていません。キングコング対ゴリラに出て来たゴリラそっくりの顔で恐そうなのですが。おとなしい動物の様です。
ど真ん中に小さく写っている鳥を撮ったつもりでしたが、良く見えていません。売っている絵葉書等に乗っている美しい小さな鳥で、ガラパゴスに住んでいてもなかなか見る機会は無いそうです。たまたまラッキーで山登りをした時に見つけました。もう少し大きく写っていたら良かったのに残念。

戻る