内装仕事(2001/7/10)

梅雨なので全くエポキシが使えません。
雨が降れば降ったでだめで、次の日もその次の日も湿度が90%近くのまんまです。
これでは、接着すると失敗するのが目に見えているので、接着は当分しないことにしました。
しかし仕事自体は木工の方を重点に進めています。

エンジンのリモートコントローラーも付きました。これは今まで付けたことのないタイプの分でした。安かったけど前後に4センチしかコントロールワイヤーを動かせません。

仕方がないのでエンジンのクラッチレバーの方に細工をしました。しかし、最近の油圧クラッチエンジンなら良いが、これでは手動のクラッチの分では重すぎて難しいと思う。

毎日少しずつ手伝ってくれることになった真君です。高校一年生。

結構先読みするので役に立ちます。彼と仕事をすると凄く楽で仕事がはかどります。

ギャレーは引き出し式にしました。その方が使い勝手がよいと思います。

しかもコクピットの床になるべく近づけるように上の方に付けました。なぜだか解りますか?

そうするとギャレーの下が大きな物入れとして使いやすいからです。頭をつっこめば、ミカン箱3個分くらいの荷物は簡単に収納できます。

ギャレーを完全に引っ張り出した所です。入り口階段のすぐ横にでてきます。

ジンバルコンロの前が半分くらいふさがりますがまあシンクを使うのは食事の後でしょうから、良しとしましょう。

船内内装品で、ウレタンクリヤー仕上げで、木の色を見せる部品を、低粘度エポキシ、サンディング、ウレタン塗装、サンディング、ウレタン塗装をしたところです。

パウとスターンのパルピットです。

他のステンレス金具も全部できあがったというので取りに行きました。一つ磨き忘れがあったので僕が磨きました。

ステンレスの磨きって結構面倒なのですね。しかし、磨いてある方がさびにくいしヨットには似合います。


こうして、どんどん形をなしています。
いよいよ梅雨が明けたら接着と、大仕事の船体デッキ全面 低粘度エポキシのダイニール加工です。
考えただけでもぞっとする広さです。
エポキシは発ガン性物質なのでこの仕事は最低です。
しかし木造船のためにはこれしかない。
できるだけ防護をしてやらないといけません。

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