競技用ボートの修理

沢山一度に入って来た競技用ボートの修理です。別にこれと言って目新しい技術は無いのですが、兎に角外板が薄いので修理は見た目よりも難しくて手間がかかります。階板厚みはゲルコートも入れて1,5ミリくらいしか有りません。






一度に8艇の修理艇が入り、工場がボートで埋まってしまいました。長い船なので縦の移動はできるのですが、横の移動が出来なくなって、直ぐそこに有るものも、いちいちぐるっと船を回って取りに行く事になりました。





細かな修理箇所がどの船にも沢山有り、一つづつやって行くしか無い。根気のいる仕事です。







この3つは同じ船の写真です。古い船でデッキは木造でキャンバス張りです。





4人乗りのラウンドボトム艇で、フィンの部分がべこべこに壊れていました。結構最後の面出しが難しかった。





この黄色は、色が変わるのが激しくて、一年も経っている船は色合わせに一苦労します。右側のデッキを切り抜いている船は、デッキセンター材がスカーフの部分で外れていました。エポキシの接着ミスです。

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