29 智丸ディーゼルエンジン積み込み(2006/11/12)


2007/01/26(晴れ)

ウレタンが温度不足で完全硬化しない

布団乾燥機と投光器を使って暖房する

2004.11.23日にシンガポールから工房を訪ねて来たことがある
能見さんが智丸を見せて欲しいと再訪問
エポキシの専門家なのでその方面の話が尽きない

 


2007/01/26(晴れ)

船外機が取りつけてあった所を補修し
ウレタン白を吹き付け

燃料タンクのホース穴も吹き付けたが
垂らしてしまいもう一度今日やり直し

吹き継ぎ部分の磨きもやらないといけない


2007/01/25(晴れ)

船外機の燃料ホースを取り出す穴埋め

小さいがとてもやっかいな仕事

結局昨日はこの平面が出ないので
吹きつけが出来なかった

今日は何としても吹きつけまで持っていく

「智丸」の出荷が終われば少しゆっくりしたい

 


2007/01/24(晴れ)

船外機取りつけ台の跡を補修している写真

エポキシで穴を埋めておいて
白色ウレタンを吹き付けるために
サフェーサーを塗った

今日か明日には吹きつけを終わらせるつもりだ

いよいよ出荷前の総点検と
トラック積み込みの段取りをつけないといけない

 


2007/01/23(晴れ)


船外機の燃料ホース穴を埋めている所

 

いよいよ出荷が近づいた
今日は海岸工事をしている国土交通省の人が
工事フェンスを取りはずす事で打ち合わせに来る

船とレッカー車と運送用のワイドロング車が一列に並ばないと
工房前の道は塞がれてしまう
30メートル分のフェンスを28日夕方撤去してもらう予定

道幅は7メートル有るので工事が終われば 問題なくやれるが
工事中はフェンスが有るので船を出し入れするたびに連絡する
今度で3回目である

 


2007/01/20(晴れ)

冷却水を送り
排気の処理をしておいて
エンジンをかけてみた

新品のエンジンや長くかけていないエンジンは
オイルが下がっているので
先ずデコンプを引いて空回しを60回ほど繰り返し
エンジンオイルを回してから始動する

デコンプを戻すと一発で掛かった

10分くらいかけて始動テスト終了
問題箇所は見つからなかった

 


2007/01/19(晴れ)

昨日は広島にいる友人を訪ねた
久しぶりで人混みに入ったので人酔いした

今日は冷却水スルハル(キングストン)に水を送り
排気とミキシングされた冷却後の水処理をして
エンジンをかけテストをするつもり

さあどうすればよいか
以前にやった方法はどうだったかな思い出さないといけない

 


2007/01/18(晴れ)

エンジン上のギャレーとジンバルコンロ付き階段

昨日の写真の天板を外して
右舷に真水と海水の蛇口が付いたギャレー
左舷にジンバル付きカセットコンロ

港に入ってインスタントラーメンくらいは作ることが出来るだろう
23フィートの船としては精一杯

バースを片舷つぶして一つにすれば普通にギャレーも作れるだろうが
まあこのサイズではそんな必要もないと思う

 


2007/01/17(雨)

エンジン上のギャレーとジンバルコンロ付き階段

いよいよ取りつけてみる

踏み板には台所の床などに使う素材を張った

明日は蓋を開けた所の写真にする予定

今日は雨で接着も塗りも出来ない
工房内を少し片づけようと思っている


2007/01/16(曇り)


船内キャビンとエンジンを合板一枚で隔てている部分に
防音クッションを張る

いよいよエンジンスペースが狭くなってきた

いよいよ細部の仕上げに掛かることにする


2007/01/14(曇り)

プロペラシャフト管導材出口と
プロペラシャフトブラケット取りつけフランジ埋め込み部分
マイクロバルーンエポキシパテで何度も成型し
インタープロテクトを塗って仕上げた

いよいよエンジンを回してみる必要がある

燃料をエンジンの燃料ポンプまで どうやって引くか
以前口で吸引して少し燃料が口に入り
一日中気持ちが悪かったのを思い出した


2007/01/13(曇り)

エンジンの真上に乗る階段兼ギャレーとジンバル

部品取りつけも終わり
エンジンルームに接する下面と後方入り込む部分に
防音材を貼り付けた

大仕事はなくなったが
硬化待ちの小さい仕上げ仕事とかが残っている


2007/01/12(晴れ)

このサイズの船にしては結構大き目のエンジンスペース

ところが他にスペースがないのでエンジンカバー上が
そのまま炊事場となっている
右舷にギャレー左舷にジンバルコンロが付く

それでエンジンルームはごらんのような配管だらけになる

 

エンジンシャフトのPSSシール部分は
シャフトが通る穴を開けたタッパーウエアーをカバーにして
クラッチを入れたり切ったりする度に飛び散る海水の飛沫を閉じこめる

これを付けるとエンジンのカップリング部分が錆びにくくなり
エンジンルームを綺麗に保つことができる

PSSのカーボンが溶けたような汁が飛び散ると周りは真っ黒で汚くなる


2007/01/11(晴れ)

接着の後サンディングして綺麗にしておいて
低粘度エポキシを何度も塗って保護膜を作る

船体部品取りはずし部分の補修もする

昨日は叔母の見舞いや入院した友人の見舞いや
やりたいことを少しずつこなした

もう一人広島に気になる病気の友人がいる

自分の深い咳が 左鼻腔奥にできた大きなポリープに起因すると解り
少しホッとしたが直ぐに薬で治るような物ではないみたいだ
半月くらい入院して手術をしないといけないと言われた
生まれてこの方入院などしたことがない
手術なんて嫌だなーと思う



2007/01/10(晴れ)

ほんのちょっとした接着のために
一晩布団乾燥機を作動させた

冬場はいくら暖かい気候の瀬戸内海でも暖房無しではエポキシ接着は無理だ

低粘度エポキシ塗りのためにも
又何回か暖房する必要がある

夏の汗だくで大急ぎの接着よりは
冬の暖房接着の方が仕事はやりやすいかも知れないと考えたりする



2007/01/09(晴れ)

正月休みも終わり
昨日を最終に子供達もそれぞれの所へ帰って行った

正月休みの間少しずつエンジンカバーとなる部品を
サンドペーパーをかけては塗るという仕事を繰り返し
ほぼ仕上がった

オーナーの要望であと少しの手直しが必要になり

残る仕事は面倒な細かい部分の仕上げのみとなった
今月いっぱいには仕上げて
陸送で横浜ベイサイドマリーナへ運ぶ手はずだ



2006/12/28(曇り)

エンジンプロペラシャフトブラケットを取りつけた穴

ダブルナットでボルトを完全に固定してから
二液の独立発泡液を流し込み発泡体が穴から出てきた部分を
ノコギリで切り取り合板でフタをした

コクピット床が平面なのでこのままガラスクロスをエポキシコーティングして
平面を出せば出来上がり

明日から1月9日まで智丸の仕事はお休みします

皆様良いお正月をお迎え下さい


2006/12/27(晴れ)

入り口階段下に組み込むギャレーとジンバルを囲む箱

昨日は一日雨が降り仕事ははかどらなかった

ヤンマーの人がエンジンの予備部品をそろえて持ってきてくれた

エンジンオイルをゲージ確認しながら入れた
これで何時でもエンジンはかけることが出来る


2006/12/26(雨)

入り口階段部分にギャレーとジンバルを組み込むため

階段の部品としての耐水合板とマホガニー材を接着

いつものように布団乾燥機のタイマーにガムテープを貼って
仕事をしている昼の間暖房
今回はマスキングシートの上に毛布を掛けた

今日は組み立てに入れると思ったがあいにくの雨

エンジンコントロールレバーの
アクセル・クラッチ用プッシュプルロッドが届いたので
その辺の仕事をしようと考える

三兄弟が帰ってくる 正月休みも取りたいしまだまだ先は長い


2006/12/25(晴れ)

昨日は「花丸」の母港である柳原漁港から西に5マイルくらいの所
野忽那(のぐつな)島へショートクルーズ

向かって右のなだらかに海面に降りているのがフェリーの船着き場

「花丸」を留めたのは高速艇が着く浮き桟橋の反対側

前に泊まっていた漁船は朝早く出航していった

近くの見晴台に登っている途中の階段から撮った写真


2006/12/24(晴れ)

エンジンカバーを作り始めた

エンジンの上にギャレーとジンバルコンロを取りつけないといけないので
何もかもぎりぎりだから現場合わせで合わせていくしかないかと思う

エンジンスターターの配線はやっと終わった

プロペラシャフト部分の取りつけも終わったので
現場発泡で埋め直した

暖かい一日だった


2006/12/23(晴れ)

エンジンコントロールパネルをキャビン入り口右側に仮に取りつけた

左物入れの壁に光っている丸いものは燃料タンクゲージこれも仮取り付け

陸からの電気を見るボルトメーターとアンメーターの上に
エンジンストップレバーを配置した

コクピットからも操作できる位置で収まりがよいのはここしかなかった

今日はエンジン関係の配線をやることにする

燃料とエンジンオイルも入れようと考えている


2006/12/22(曇り)

メンテナンスフリー
液漏れ無し
50回の完全放電に耐え
およそ12000回セルを回せる

と言う凄いバッテリーを見つけた

しかも値段は日本製同等品の2/3


ヨットにこんなバッテリーが欲しかったというバッテリーだ
僕はバッテリー屋の回し者ではない

 


2006/12/21(曇り)

右舷に40リットルの燃料タンクを固定
左舷に12リットル水タンクを固定

配管は終えることが出来なかった

エンジンの冷却水、燃料、排気の配管は上手くいった

バッテリーは一晩充電しても10.5ボルトくらいまでしか上がらず
オーナーと相談の上新しいのと交換することになる

密封型のエンジンセルスタートに向いている外国製の物を買うことにした
先に取りつけてあった日本製の2/3の値段でしかも重さが軽い

昔は大きくて重いバッテリーほど
容量が大きく一度に巨大電流を流すのに向いていたが
今は全く仕組みが違うバッテリーが出来ているようだ

 


2006/12/20(晴れ)

起き出すと直ぐにプロペラシャフトブラケットを固定して
エンジンを据え付ける事に夢中で
昨日は日替わり写真の更新が出来なかった

アクセス数が600を超え一人が何度も見に来て頂いているのが解る

プロペラを電蝕から守るための防蝕亜鉛もとり付けた

船内で今一番にやりたいのは燃料タンクの床と
水タンクの床を取りつける仕事
それが終われば次々にやる仕事がある

 


2006/12/18(晴れ)

今朝は放射冷却で気温が5度しかない
この冬一番の冷え込みだ

二つめのバッテリーも充電してみたが10.5ボルトまでしか回復しない
これはバッテリーを交換する必要がありそうだ

エンジンスターターとして使えるディープサイクルバッテリーが有れば理想だ

普通はディープサイクルバッテリーは小さい電流を長時間取り出すのに向いている
(電動車いすのような使い方)
だからどんな高級車もディープサイクルバッテリーを積んでいない

エンジンスターターのように一度に大電流を取り出すのは普通のバッテリーが良いようだ


2006/12/17(曇り)

プロペラシャフトブラケットを少し外キールに埋め込むようにし
シャフトを仮固定してプロペラを仮に取りつけてみた

何もかも計算通り上手くいったようだ

今日は雨と寒波が一度に来るような天気予報だ
日曜日 毎度の「花丸」行きはやめにして
年末の片づけや やり残した仕事をしておこうと思う


2006/12/16(曇り)

やっとの事でエンジンを船内に降ろしエンジンベットの上に置いてみた

冷却水ホースの角度が悪くてエルボを取りはずす

排気ホースとウォーターロックの取り合わせもまずいので位置を変える

燃料ホースも一部サイズ違いが見つかる

電線類の配線は丁度ヤンマーの人が来たので見てもらった
問題ないそうだ


2006/12/15(曇り)

とりあえずエンジンを入れて
他の固定しなければならない物との取り合わせを見ることにした

排気管や燃料ホースやPSSシールなど
エンジンを合わせてみないと微妙に位置が解らないものがある

中二階の天井にチェーンブロックを吊って
次々と移動させながらエンジンは入り口近くまで来た


2006/12/14(曇り)

以前取りつけてあった真鍮シャフトブラケットの残骸を取り除き
新しいシャフトブラケットを慎重に合わせながら仮取り付け

取りつけ用の10ミリメートル直径120ミリメートル長さの
ステンレス皿ボルトは松山にはないので
取り寄せてもらうことになった

今度湿度が下がったらエポキシを使って本取りつけに入る


2006/12/13(雨)

プロペラシャフトブラケットを取りつけるために
コクピット床に穴を開け古いブラケットの残骸を取り除いた

智丸は沈まない船にするためにありとあらゆる所に独立発泡材を入れてある

それを壊しながらブラケット取りつけ位置までたどり着くまでが一苦労
その後も残っていた前のシャフトブラケットを取り除くのが大変だった

今回の工事で一番難しいと思われる所である

これを現場独立発泡で埋めての修復も一苦労だろう


2006/12/12(曇り)

エンジンシャフトブラケットが出来上がった
1GMのエンジンには大きいが25ミリのシャフトを使ったので
(前に使っていたシャフトが25ミリだった)
シャフトブラケットも大きくて頑丈な物になった

 

昨夜は雨の予報だったが堀江海岸一番西の松林で
テントを張ってキャンプをしていた人がいた

四国以外から来た人は白い衣を着て88箇所巡りをしている
お遍路さんの姿に驚くが
この辺りでは普通の風景だ

時にはテントを張ってキャンプをしながらと言う人もいる

 


2006/12/11(晴れ)

オーナーの望みで何故か今回は3枚プロペラを取りつけることになる

綺麗なプロペラが届いた

飛行機は大抵機体の前にプロペラが来るのに
船はどうしてみんな後ろにプロペラなんだろうと不思議なことを考える

でも船体の前にプロペラを取りつけたら
流木に当たるたびに交換だろう

引っ張られて進むのと押されて進むのとどっちが有利かなとも考える

 


2006/12/10(晴れ)

右側の黒いタンクが燃料タンク

左の白い耐水合板がタンクを固定する床になる合板

入り口が狭いので一枚では入らず二枚に分けて取りつける事にした

身体も入らないくらい狭い所で
床の型を作るのは至難の業だった

半日かけて右舷の燃料タンク床のみが切り出せた
左舷水タンクの方は身体のあちこちが痛くなったので
月曜日からの仕事にして他のことをする

今日は「花丸」で近場のクルーズに行こうと思う

 


2006/12/09(曇り)

メインテーブルを取りはずしシャフトを船内から差し込み
PSSシャフトシールを取りつける
シャフトとエンジンを繋ぐカップリングも取りつけた

排気のウォーターロックも固定し

燃料こし器も場所を選んで取りつけた

燃料タンクと水タンク固定のための床を作る仕事に取りかかったが
根太を合わせている所で冬の日没は早く 外は真っ暗になり時間切れ
今日は床材型取り切り出しから始める

 


2006/12/08(曇り)

トランサムに排気口を取りつけ

燃料給油口、燃料タンクのエアー抜き、も本取りつけ

エンジン冷却水取り入れ口のスルハルも取りつけた

雨が降りエポキシを使う仕事は出来なかった

今日は曇りだがまだ湿度が高くて今日もエポキシは使えない

 


2006/12/07(雨)

エンジンコントローラーを右コクピットに仮取り付け

前に船外機コントローラーが有った後に取りつけようと思ったが
コクピットベンチ中央の大切な補強を切らないといけないので取りやめ

切り取られたスターンチューブも再生して
いよいよエンジンを乗せる手前の準備段階に入った

燃料タンクと水タンクを据え付ける床がまだ出来ていない

 


2006/12/06(晴れ)

エンジンベットをサンディングして塗り

スターンチューブを接着固定して暖房する

左下にエンジンスターター用のスイッチも取りつけたのが見える

エンジンの計器板と消火器固定用の台にも低粘度エポキシを塗った


2006/12/05(晴れ)

エンジンベットをサンディングして低粘度エポキシを塗る

暖房ついでに
消火器取りつけ台とエンジンの計器板取りつけ箱をエポキシ接着

プロペラシャフトとカップリングとスターンチューブが届いた

今日は燃料タンク設置の床を作る予定


2006/12/04(晴れ)

写真は右舷燃料給油口

左舷には水を給水するため同じ物が付いている

フランジの所に水と燃料の記載がある

 

昨日はアンカレッジマリーナのハーバーマスターだった
山内さんの追悼レースがあった

レースには参加しなかったが8点鐘で海に献花をするセレモニーに参加した


2006/12/03(晴れ)

今朝の中二階作業テーブルの上

部品や工具がいっぱいで少し片づけないといけない

昨日は給油口取りつけ場所を決めデッキに穴を開けた
燃料タンクのエアー抜きも位置を決め穴開け

船内に燃料ゲージも取りつけた

タンクはどう固定するか実際に場所を決めるため色々当ててみたが
なかなか良い方法を思いつかない

水タンクの方は小さいので直ぐにこうやろうと決定することが出来た


2006/12/02(晴れ)

スライドハッチの部分から船内真下を見た所

昨日は接着が終わったエンジンベットの角に
マイクロバルーンエポキシフィレットを付けて暖房した

ついでにエンジン計器板の部品を接着して
それらも中に入れて暖房する

昨夕燃料タンクと燃料ゲージが届いた
今日はそれらを固定するための仕事が出来る

小型船舶用消火器も届いた


2006/12/01(晴れ)

チェーンソーで切り出したというエンジンベット
切り出した跡を平らに削り
新しいエンジンベットを接着した

接着の後温度を保つためにマスキングシートで被いをして
布団乾燥機で暖房

今朝には完全に硬化していた
今日はエンジンベットにフィレット付けと

エンジン計器板を固定するボックスを作ることにする


2006/11/30(曇り)

久しぶりで布団乾燥機を使って暖房接着

コツはエポキシ接着剤を暖めながら混ぜることと

暖気を接着したい物全体に行き渡らせるために
温風送り込み口の反対側に温風を抜く穴を開けておくこと
その穴はカバーが丁度ふくらみきるくらいの大きさにすること

いよいよ11月も今日で終わる
12月中にはエンジン据え付けの仕事を終えたいと思っている


2006/11/29(曇り)

新艇の時とは違い途中で切り取ったエンジンベットに
必要な上の部分だけを接着するのだから
接着前に全ての加工を終わらせておく必要がある

3材積層の継ぎ足し部分だが
先にフレキシブルマウントを止めるための穴を開け
ナットを下から入れる横穴も開けた

 

船体にエンジン冷却水取り入れ口の
スルハル穴を開けたが
スルハルの後に取りつけるボールバルブとストレートニップルで
随分高い位置になるので
エルボを買って先をエンジン冷却水取り入れ口の方に曲げることにした


2006/11/28(曇り)

スターンチューブ、プロペラシャフト、プロペラ以外
ほとんどの部品がそろった

エンジンから後の部品はみんなオーダーなので
採寸して寸法が入った図面を書き
特殊加工の出来る所に注文した

雨が降りエンジンベット材料を切り出したが
接着は出来なかった

エンジンが座れば今までのシンクやコンロの位置が使えなくなるので
それらの物を取りはずして部品として別の位置に組み直すことになる
綺麗に取りはずすのに結構手間取った


2006/11/27(曇り)

今朝の智丸の様子

土曜日に船内側から管導材の中を削ったときの集塵ホースもそのまま

コクピット物入れハッチを磨いた後もそのまま

昨日は「花丸」の水が無くなったので
水を入れるために興居島へ行った
朝井さんに生きている魚の刺身をご馳走になりビールを飲んで良い気分になる
そして雨風が強くなりそのまま由良港に一泊

今朝03:50起床で柳原へは真っ暗な内に帰り着いた

さあ今から朝食そして仕事だ


2006/11/26(小雨)

管導材の穴完全に掃除してエポキシや木材を削りだし
プロペラシャフトに合わせて糸を張ってみた

これでエンジンベットの高さが解る

PSS(パックレスシーリングシステム)というシャフトの水止めを使うので
管導材出口とエンジンのカップリングの距離が長くなり
前のエンジン位置とは据え付け位置が変わってくる 可能性がある

何度も寸法を測りプロペラシャフトの長さを決めた


2006/11/24(曇り)

昨日は大雨で一日何も出来なかった

よく見ると智丸のウインドベーン空中翼を挟むステンレス金物が壊れている
どうもウインドベーンを使うような走り方はしていなかったようだ

今朝はいよいよ「どんぐり7」トラック積み
千葉に向けて出発する

 


2006/11/23(曇り)

コクピットベンチチークの部分をサンディングのために取りはずした

取りつけボルト穴の合板が一カ所雨水を吸って腐っていた
それを修理するついでにチーク部分をサンディングして
新しく木目をよみがえらせることになった

チークは木が生きていたときの樹液が硅砂となり
ナイフやカンナの歯が痛むので加工はやりにくいが

油分が多くてほとんど水を寄せ付けないので
雨ざらし日ざらしの 所に使う木材としては腐らず最高である

油分の多いチーク材は接着を多用する現在の造船には
造作材としては使われなくなっている


2006/11/22(晴れ)

やっとの思いで以前のスターンチューブを掘り出した

白ラワンとエポキシがごってり詰まっていた

エンジンを固定する足に防震ゴムを取りつけ
足の高さとシャフト回転軸の高さを出して

いよいよチェーンソーで切り取ったというエンジンベット製作にかかる
せまっくるしい場所なので思った以上に手間取りそうだ

温度が20度を切っている日が多いので
接着には暖房が必要になる


2006/11/20(曇り)

写真は智丸の内側から細くて長いドリルで
以前の管導材を埋めた部分を貫いた所

今度はその穴を少しずつ大きくしていくために
長いシャフトを付けたドリルを使う

ドリルの回転を止めてしまうほどのテンションがかかることがある
注意しながら穴を抜くことになる

今日からいよいよ本腰を入れて智丸のエンジン据え付けにかかる


2006/11/17(晴れ)

納期100日の1GMヤンマーエンジンが到着

早速木箱をばらし中身を点検
エンジン回転数をカウントするためのセンサーが付いていない事を発見
直ぐに手配して付けてくれるそうだ

しかしエンジンも小さくなった物だ
一人でも持ち上げるだけなら持ち上げることも出来そうだ

今日はアンカレッジマリーナで
「どんぐり7」のマスト倒し
そして送るための荷造り仕事がある


2006/11/16(晴れ)

昨日オーナーと一緒に取りはずしたバウハッチアクリル

リューマのオーシャンゴーイングハッチで
黒色シーカフレックスで周りのアルミ枠としっかり固定されていて
シーカフレックスを取り除くのに苦労した

10年以上も経ってまだ手に粘つく部分があり
アセトンではなかなか溶けなかったが
塗料シンナーで簡単に溶けたとオーナーからメールが入った

黒色シーカフレックス待ちで作業はストップした

昨日はアンカレッジマリーナで「どんぐり7」のブームを取りはずした
運送の準備である


2006/11/15(曇り)

智丸の船外機ブラケットを取りはずした
左舷後端に取りつけていた練り櫂固定の輪っかも取りはずした

リューマのバウハッチが水漏れするので直して欲しいという仕事が入る
オーナーと一緒にシーカフレックスを取り除いたが
大変手間のかかる仕事だった

それだけシリコンなどよりもしっかり防水できていると言うことだろう
それにしても10年以上も雨風太陽にさらしていると補修は必要になる

こまめにメンテをしない船はどんどんだめになっていくと言うことだ

 


2006/11/14(雨)

 

中二階の通路にジンバルやシンク
それにチークベンチを取りはずして並べた

エンジンが付くとジンバルやシンクは全く作り替えないといけない
寸法ぎりぎりだからきわどい作業になる
以前のように上手くいくかどうか解らない

 

 


2006/11/12(晴れ)

智丸のエンジンベット周りの部品を取りはずした

シャフトが通っていた管導材の頭をエポキシで固めていたので
シャフト芯が来る部分に 穴を開けた

 

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