100 インターネット (2005/05/24) 

最近の仕事はみんなインターネットからの仕事だ。

「舵」の宣伝も止めてもう長くなる。
1/8ページなど何を宣伝しても見る人は少ない。
第一私自身が見ないのだ。(他の宣伝も宣伝ページは見ない事にしている)
そうすると記事は何ページもなくなる。

毎月数万円でも宣伝料は船価に反映されるのでなるべく宣伝など出さない方が良いに決まっている。

ぎりぎりの値段でヨットを作っているはずなのにカラーや大きなページでの宣伝など出したら船の値段をその分値上げするか
手抜きをして作るかしかない。

私はどちらも嫌だと思う。

その点インターネットでの宣伝はは安い物だ。

宣伝その物のホームページは見るのも嫌になる物もあるが、
宣伝でなく言いたい放題を書く「海の広場」のこのページなどは結構見に来てくれる人は多い

「日替わり写真」も宣伝のつもりはないので失敗談も書くし 写真も前の日に仕事をした所を載せる

そこで疑問な点があればあちこちから質問のメールが入る。
忙しいが時間の許すかぎりなるべく丁寧に答える事にしている。

毎日350人近くが私のホームページを訪ねてくれている。
それで色々なメールが来るが 時には見積依頼なども入る。

もう3年以上以前から舵の宣伝を見て電話していますと言う連絡はなくなった。
今ではメールでほとんどの仕事を受ける。

メールの嫌な点は顔が見えない相手なのでお互いに誤解が生じるとそれを解消出来ない点だ。
特に忙しく働いている時は夜も昼も今現在取り組んでいる難解な仕事の部分しか頭の中になくなる。
何を言われても上の空で、
メールの文章も適当になってくる。

そこで何人かと何回か誤解が生じた。

ヨット馬鹿だから作っている時はそれ以外の事は考えられないのだ。
枝葉の事は見ない。
素晴らしいと私が考えているヨットを作る事に集中する。
プロの仕事師とはそんな物だろうと思う。

出来上がった物が良いか悪いかの答えは海が出してくれる。
その時に命をかけて乗っているのはオーナーなのだから私は作る事に集中してその信頼に応える必要がある。

毎朝15分ほどのトップページ更新の時間が昨日の仕事を顧みる事と今日の仕事を考えるかけがえのない時間になっている。

余裕が出来たら
「花丸」に乗る時に色々な情報を仕入れる手段としてもインターネットを使いたいと思っている。

先日「宇和島パールカップレース」への行き帰りの航海でもパソコンは大いに役目を果たしてくれた。
ネットにつないだらもっと力強い味方になってくれるだろう。

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