106 「花丸」に乗りたい (2005/10/15)

いよいよ制作中の7.8メートルカッター先が見えてきた。

とたんに「花丸」に乗りたくなった。

時には身体が不調の時に気分転換に乗ったが、
頭で思い描くシェークダウンの1/100も乗れなかった。

仕事の予定があるのでほとんど機走で、
ヨットもあんな長時間の機走にも耐えるエンジンを積んで居るんだなあと言うことが解った。
巡航回転数の60%くらいの回転数なら燃料消費も圧倒的に押さえることが出来る事も体感した。

今までの乗り方は出入港以外はエンジンを使わず、
風がない時は漂っている様な乗り方で、
土日は大抵海の上というような感じのデイセーリングだった。

今度の「花丸」は最終目的が外洋航海なので、
今までのデイセーリングの乗り方とは違うシェークダウンの必要がある。
日本一周とか 瀬戸内海を抜け出したら夜中のセーリングも含む何日かは寄港しないでセーリングというのをやりたいと思う。

外洋のうねりの中で人もヨットもシェイクしてみる必要がある。

人が壊れては航海自体をあきらめるしかないが、
「花丸」の船体や使い勝手は壊れたら直し 悪いところは修正し 自分の物にしていく必要がある。

未だに一度もリーフしたことが無く、
ヒーブツーで漂ったこともない。

それでも既にヨットの老化は始まっている。
進水した時の状態を保ちながら、
より使い勝手の良い船に育て上げていくシェークダウンを出来るだけ早く始めたいと思う。

海の広場に戻る

homeに戻る