137 New Karedonia 2008/06/09
New Karedoniaは全くフランスその物
南太平洋の島にいきなり文明を持ち込んだらこうなると言う見本のような島だ
貧富の差が大きくこんなに良い自然環境なのに都会には浮浪者があふれている
マリーナの近くにも顔見知りになってボンジュールと挨拶する浮浪者が5・6人は居た
どうも僕たちは金持ちの観光客には見えないようだ
New Zealand ほどではないが沢山のクルージングヨットがサイクロンを避けて12月から翌年の5月ぐらいまで滞在している
マリーナには各国のヨットが集まり世界的な社交場の感がある
一週間しか居ないと決めていたし
係船料も一日2000円くらいとそれほど高くはないのでマリーナに係留した
(ゴムボートの底板が湿気でバラバラになりとても乗れる状態ではなかったと言うのもマリーナに入った原因です)
電気(但し230V) 水道 付きで快適その物
挨拶はボンジュールだが後は 英語、スペイン語、フランス語など 少なくともこの 3カ国語は毎日のように耳にする
直ぐ近くに博物館がありその入り口には先住民族の木彫像と長距離航海をした古代帆走カヌーモデルが置いてあった
出航3日前にYannickさんの御主人Henlyさんの先妻の子供 Ivanさんに合い彼の船に夕食に誘われる
Ivanさんの彼女がフランスからNew Karedoniaへ働きに来ていて4人で夕食
彼女は全く英語がわからずIvanさんが通訳をした
翌日は僕たちが彼らを「花丸」での夕食に招待
僕たちが出航間際になって一週間前から一生懸命整備していた40フィートの鉄製ヨットがハーバーを出てマリーナに上架すると言う
日本に今から来るというので色々と日本の情報を伝えていた船です
ロランさんというフランス人の御主人と
ソニアさんというチリ人の奥さんと
その子供達二人の4人で来るそうだ
出航前夜には彼らがよく行くスペイン料理のレストランで
夕食と楽しい音楽を聴かせてくれた
彼らが早く日本に来ないかとよく連れ合いと話しをする
ロシアまで行ってそこにヨットを置いて大陸縦断鉄道で一時フランスへ帰る計画だという
と言う事は早く日本海を北上しないと台風の季節がやってくる
冬になるとそれどころではないとても無謀な航海になるだろう
とにかくNew Karedoniaの1週間は超特急で過ぎた