169 Fentonさん と「pateke」 2012/07/02
ニュージーランドからFentonさんが「Pateke」(ニュージーランドの先住民マオリの言葉でアヒル)という自作のヨットで日本に来たのはもう2年ほど前だそうです。
「Pateke」はニュージーランドで農業をしていた彼の敷地内にあった特別大きな木を切り倒しそれで作ったそうです。
艇種はBristol Channel Cutter30フィートです。
上のアドレスに同型艇の写真がいっぱい載っています。
何がどう変わっているのかというと、
船の作りが古典工法のシングルプランキングという技法で作られた木造船です。
外板とフレーム(船のあばら骨に当たる)の接合は銅棒をカシメて止めてあり、
外板同士の隙間にはホーコンを打ち込んで水留めしてあります。
金具類はみんな真鍮でオープンポートもセルフテーリングウインチも今でもそんなの売っているのかと言うような大昔の古い部品でした。
もちろんターンバックルなども真鍮です。
売っていない金具は特別に作ったそうです。
エポキシ接着材を使わない工法なので何処もかも木材が大きく太く重い船です。
僕の「花丸」は9.6メートルの長さで船体重量4トンを切るのに、
「Pateke」は9メートルで8トンを超えるそうです。
良い悪いは別にして重厚で見応えがあり海に出て大波に乗った時の動きはゆっくりで人には優しいと思います。
6月末から「Pateke」が日本一周の航海に出ました。
児島さんという日本女性が同乗してブログを書いています。
http://ameblo.jp/kawaii-rinn/
非常に乗り物に強い女性で一度も乗り物酔いをしたことがないそうです。
6月23日に松山の三津港を出港し、
今朝7月2日朝は島根県浜田にいます。
今から出港して大社に向かうと児島さんからメールが入りました。
日本海を北上し北海道へ向かっています。
帰りは太平洋側を南下予定だそうです。
何処かの漁港で見かけたら声をかけてください。
多分大丈夫だろうとは思いますが困っていることがあればご支援よろしくお願いします。