174 船内でパソコン 2013/03/01

Mobile Wi-Fiを買ってそれにスーパーマーケットイオンで買った白ロムというのを買いセット。
暗証番号を入れると5台までパソコンやiPhoneやiPadを繋ぐ事が出来る事になった。
毎月の支払いは一番遅い契約で1000円以下です。
昔 電話回線でネットに繋いでいたくらいのスピードだと思います。
ヨットの上では時間はたっぷりあるので問題有りません。
但しYouTubeなどの動画を見るには少々遅いようです。

NTTの携帯無線が届くところなら何所でも繋がる。
勿論「花丸」を係留している柳原漁港は繋ぐ事が出来る。

おそらく瀬戸内海一円 いや殆ど日本の人が住んでいる範囲なら繋がるはずです。

それを試すのと 腰痛の安静と もう一度冬が終わる前にストーブの暖房テスト をしたいのとで朝から「花丸」に来ています。

今日は曇りで昼から雨という予報です。
北っ気の風が西南に変わりだんだん風が強まりました。
予報通り12時を過ぎた頃雨が降り始めました。

どうしてヨットに来てまでインターネットに繋ぎたがるかというと、
別にネットサーフィンがしたい訳ではなくて船舶にとって海図と同じ様に大切な気象を現在の地点ばかりではなく、
今から移動して進む場所の未来の気象情報が知りたいからなのです。

昔と違い天気予報は格段によく当たるようになりました。

クジや八卦ではあるまいに当たってくれないと困ります。
気象庁に勤めていた友人に「天気予報が外れたちゃんと当ててくれないと・・・・」と言うと、
「外れたのではない、ずれたのだ」とよく反論されました。
本当に予報は少し前後にずれる事があります。

それはよいとしても自分が進む方面の天気予報が3日くらい先まで読めたらヨットにとってこれほど都合の良い話しはありません。

昔の航海者は古い調べの紙の海図上に天測をして1マイルや2マイルは誤差があると思われる位置を便りに航海をしました。
もっと古い航海者達は海図を自分たちで作りながら進んだのです。

気象に関しては高価な気象ファックスを備えた船も有りましたが、
それで受け取った天気図から自分の進む方向がどんな気象になるか先の先まではとても読めない状態で航海しました。

今や海図は電子海図C-mapに殆どの場所が詳しく乗っています。
後は船の安全に直結する気象情報が解れば鬼に金棒です。

と言う事でJeffersonのC-mapチャートと今船が居る地点を中心にその回り300マイルくらいの現在から未来の気象情報を組み合わせたiPhoneとiPadの
動き具合のテストです。


 

「花丸」に到着した時は瀬戸内海では寒いなあと思う9度でしたが、
殆ど3時間の暖房で今は22度まで船内温度が上がりました。

風向きが変わったので煙突の吐きだし口から風が逆流してコンロの炎が下を向くと言うアクシデントも有りましたが、
煙突の向きを変えて一件落着。
煙突の先にH型の吹き出し口を付ければ全く問題無くなるでしょうが直径75ミリのそんな物を売っているかどうか疑問です。
売っていない物は何でも自作するのがヨットマンです。 

後は煙突の船内配管を横に這わせないで下方向に邪魔にならないところを這わせて暖房すると言うのを考えたらストーブの暖房については一応納得です。


 

腰痛は船内にこもって雨を見ている分には変な体勢で力を入れたりしないので少しは良くなる事でしょう。

去年の今頃は「竜王」の修理で花粉症に苦しみながら一生懸命でした。

春一番の強烈な風も2回くらい吹いたと日記には書いてある。
今年はどうなるか解らないが春一番が吹き仕事が入らなければ少し瀬戸内海を巡ってみたいと思っている。

 


海の広場に戻る

homeに戻る