232 スペインAlmerimar 2 (2019/08/11)
Almerimarマリーナに入港して24日目
大分マリーナのことも周辺の事も解ってきました
今までのマリーナとは大分違いマリーナとマリーナ施設とリゾートが一体になってヨットに全く関係のない人も行き来しているマリーナです。
お店などもマリーナに面して沢山あります。
飲食店が主ですが生活に必要なコインランドリーや銀行や薬屋等と一緒に大小のスーパーマーケットも隣接しています。
後ろの陸側は大きなゴルフ場が取り囲んでおり、マリーナの左右海岸は海水浴場になっています。
日本の海水浴場よりも砂浜が広くて人が少ないと言うのが良いですね。
スペインは未だこのAlmerimarしか知りませんが安全でよい所だと思います。
警察以外の人がピストルやライフルを持っているのを見かけないのも日本と変わりません。
南米では自動小銃を普通のガードマンが持って居ました。
何かあればかまわず引き金を引くだろうから 横を通るのも怖かった。
自転車をシャワールームまで持ち込んでいた人も居るので自転車泥棒は居るのでしょうが、アメリカのようにU型ロックをしているのは見ません。
U型ロックでないとワイヤーやチェーンは簡単にクリッパーで切断されるのですが、ここではそれで事足りているようです。
犬はみんなリードを付け飼い主がその先を持って散歩させている犬ばかりで放し飼いや飼われていない野良犬というのを見ません。
おとなしい変わった犬が多いです。
天気は穏やかで暖かく(時には暑く)雨はほとんど降りません。
僕達が入港して雨が降ったのはたった一日それも夜で短時間でした。
人々は親切で場所を聞くとわざわざ案内してくれたりします。
お金はヨーロッパの国と同じでユーロです。
物価は日本より随分安いと思います。
高い物もありますが人件費が安いのでしょう普通に売られている野菜や果物や他の食品などは安いと感じます。
家や売り出されているヨットも日本よりは安いと思います。
物価が安いと言えばこのマリーナに入って居る船の90%は外国の船だそうです。
北欧の冬の寒さを避けるためと、マリーナや物価の安さでそうなるのでしょう。
ただマリーナのWi-Fi事情はあまり良いとは言えないと史さんに教わったので電話を契約してテザリングでネットに繋いでいます。
少々高くても良いから一ヶ月インターネット使い放題の電話契約は無いかと相談したのですがこちらにはそんな契約は無いと言われました。
アメリカではそれが普通のようでしたがどうも上手く行かないネット事情です。
マリーナのトイレ シャワーは快適です。
水の制限はもちろんありません。
温水も熱いくらいの湯がどんどん出ます。
シャワー室は仕切りはないが入り組んだ壁に取り囲まれ、自分の着替えや持ち物はいつも見える所にあると言う配慮が出来て居るシャワーです。
トイレのドアは下に15センチくらいの隙間はありますが内部は広々で今までで一番快適なトイレと言えます。
デポジットのキーを借りてドアを開け閉めします。
人感センサーで入ると自動的にトイレ中の電気が付きます。
花丸の後ろに道がありますが、この道は毎日同じ人が清掃に来ます。
だいたい決まった時間で男女のペア-です。
おはようございます お元気ですか まではスペイン語で言えるのですが後が続きません。
歩道にゴミ箱もありますが道は掃除をしないとゴミが増えるのでしょう。
一番気になるのはタバコの吸い殻です。
そこら中吸い殻だらけです。
若い女性の喫煙も沢山見ます。
タバコを吸う人は平和で良いのかも知れませんが一昔前の日本のと同じでポイ捨てが多いです。
立ち小便は一度も見かけたことがありませんが、明らかにその痕だと思える所で酷い臭いがしている所があります。
大型ゴミ箱の裏です。
きっと誰も見ていない所ではやっています。
最近の日本と変わらないですね。
日本でもある程度の都会では大っぴらに立ち小便をしているのは見なくなりましたが、人が見ていない飲み屋街の夜道とかには相変わらす立ち小便をするようです。
いよいよ近い内にフランスに向けて出航します。
天気予報を見ていますが来週中には出港出来ると思います。
フランスのMidi運河を行くつもりです。
皆さん良い所だと言います。
但し他の運河より浅いそうです。
花丸は設計段階でフランスの運河行きも考え1.3メートルと言う浅い吃水です。
それでもできるだけ吃水は浅い方が安全なのでマストを地中海側の造船所に預けて行って来いの運河航です。
それに9月末からビスケー湾(イギリス側のフランスとスペインに囲まれた湾)は航海が難しいくらい荒れ始めるそうです。
だから北に抜けないでもう一度地中海に戻ってこようと考えました。
さて地中海をフランスまでどんな航海になるのか、
運河航はどうなのか解らない事だらけです。