240 スペイン領カナリア諸島Calero港-2 (2020/09/30)

 Calero港に入港して2ヶ月半が過ぎました。

毎日何もこれといってすることがない日々です。

今までも入港してその港になれてしまえば何もすることが無くなります。

Calero港では入港翌翌日にWi-Fi電波が良く入る事務所近くの桟橋に移動できたのでラッキーでした。

船の中に居てパソコンが出来ます。

調子が良ければYouTubeの動画を見ることも出来、Laine で日本の友人と途切れながらもおしゃべりも出来ました。


 YouTube動画では色んな事を学びました。

今まで随分長い間テレビや新聞などの大手マスコミの思うがままに思考を操られていたのだなと言う事がよく解りました。

何故そんな事になってしまったのかよく考える機会でした。

でも今からはテレビなど以上に個人が力を持って発信できる世の中になりますね。

偽物の情報も沢山出てくるでしょうが今までの様に一方的に1つの所からだけの情報を何度も何度も吹き込まれるのとは違います。

嘘も1000回繰り返せば本当になると言う様なことは無くなりつつあります。


 武漢ウイルスは世界中を不幸のどん底に落とし入れました。

ウイルスそのものは平年の風邪とあまり変わらないかそれよりも弱い物だと言うことがだんだん解ってきていますが、

それで世界中の人がマスコミに踊らされてお互いを見張ったりマスクをしていないと罰金だと警察に言われたり辛い思いをしました。

科学的にマスクの有効性は無いと証明されながら未だに一度マスクをせよと決めたことから抜け出せないで居ます。

僕達はここスペインにおいて警察が見回りをしていて もしマスクをしていなければ200ユーロ(およそ24000円)の罰金を取られるのが嫌なのでマスクをあごにかけて散歩に出ます。

実際にこのマリーナの中で罰金を払わされた人が居ると聞きました。

嫌ですがそれが現実です。


 今Calero港には超大型のセーリングヨットが1艇と大型モーターヨットが1艇入って居ます。

モーターヨットの方は最近入ってきました。

白い綺麗な大型船で40メートルくらいは楽にありそうです。

どちらもとても1人では動かせないので沢山のクルーが乗っています。

オーナーらしき人は見ないのでもしかするとクルーだけで回航中かも知れません。

それにしては長く滞在するなと思ったらヨットの方はエンジンに問題が起きて修理中です。

自分で何もかもできない船は僕が望む船ではありませんが まあ気にして見ていることにしています。


 いよいよ出港の日が近づいて来ました、

7月16日に入港したのだから10月15日で3ヶ月になります。

それまでには出港したいと思っています。

僕の誕生月はエンジンのオイル交換を毎年していますのでオイルを交換します。

そして出港届けをして15日までと考えて居ますがあまりぎりぎりではなく12日月曜日か13日火曜日くらいに出港したいと思っています。

問題は武漢ウイルスの蔓延があって3ヶ月の滞在期間がもう3ヶ月延長され3月4日にスペインに入った僕達の滞在期間は9月3日には切れていることになります。

ここはスペイン領なので多分別の国としてではなくスペインへの滞在期間に入ると思うのですがその辺りの事がよく解っていません。

明日10月1日に出港手続きをどうすればよいのかマリーナ事務所に相談してみるつもりです。

日本だったらイミグレ(出入国管理事務所)とカスタム(税関)へ行かないといけないはずです。

ここではどうなるのかよく解りません。


 さあいよいよ出港です。

次はカーボベルデ(アフリカ最西端の10個の島から成る島国)ミンデロに向けて行くつもりです。

まだ武漢ウイルスの為に港が閉鎖されて居て到着しても沖にアンカーリングでミンデロのマリーナには入港できないそうです。

僕達はそれでも行こうと思っています。

今は世界中の港がそんな風でどのヨットも沖にアンカーリングして14日とか経って始めて入国手続きだそうです。



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