2001/4/9 ヨット工作教室

 春ですね。この不況にも関わらず、なんだか色々と仕事の話が来るようになりました。

 そして、ヨット工作教室にも又 生徒になろうという人が現れました。坂本晃章さんと言います。

 私のホームページのヨット工作教室のおすすめの文が解りづらいのか、必ずすでに書いてある内容を問い合わせてきます。近い内にヨット工作教室の案内も書き直さないといけないと思っています。

 それはそれとして、私のヨット工作教室に新しく入学れた方は教えるのがプロの先生でした。私が教えるのが上手くなったので‥‥‥ とは決して思えないのですが、凄い早さで教えることを全て吸収する能力を持った人でした。7日間というプログラムを殆ど5日くらいで仕上げてしまいました。

 Y−14と言う横山晃さん設計のディンギーの現図書きと部品図をマイラー紙に書き取るまでの仕事ですが、始めてのスミツボ使いに始まり、サシガネやメジャーの使い方もあっという間に覚えてしまいました。ヨット工作の専門用語も私など問題にならない早さでマスターしていました。

 どうしてそんなに出来るのに、一人でやろうとしないのかというと やはりヨット工作は何も知らない人にはハードルが高いのだそうです。まあそういわれてみれば私が自力でヨットを作り始めたときの何年分かくらいの進みをたった5日ほどで経験していただき、しかもありとあらゆる自作に関する情報の提供をこれからもするというのですから、坂本さんの使った時間とお金は安いと言えば安いものです。私がヨットを作ろうと決断したときにヨット工作教室があったなら即入学していたでしょうから。

 それにしても腰が痛くなりました。膝が痛くなりました。慣れない体勢の仕事は疲れます。坂本さんが早く疲れを回復して、次の実際の工作にかかることを願っています。彼なら何でも出来ると信じています。情報収集能力とやる気を揃え持った人で、これからが楽しみです。Y-14を作り上げて、のんびり船内に座り込んでビールを片手にヨットを走らせる坂本さんが見えるようです。

側面図と平面図を関連づける為の点を拾っている坂本さん。

このくらい進めるともう腰は痛いは、膝はがくがくになるはで、現図引きのつらさが解ってきたところのようです。

真剣な顔で一ミリの違いを追っかけています。

現図が違うと全てが違ってくるので真剣そのものです。

現図の作業は全て終わり、記念写真です。ほっとして笑顔も見えました。

今からやらねばならないことは全て解ってもらい、型紙も作ってさあ次の段階にと気を引き締めている坂本さん。

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