ドッグハウス制作(2003年11月1日)

2003/11/30

もう10年近くも前の仕事がないときに作り貯めて置いた
ドッグハウスビームを一応みんな仮付けした

よく乾燥してとても軽くなっている

ドッグハウスビームは 3000R
メインデッキビームは6000R
どちらも船のサイズが大きいせいかあまりきついRだとは感じない
このRがきつくて制作中にデッキから下に落ちたというような話も聞く

今月中にキャビントップデッキを張ることは出来ないようだ

今日は誘われてヨットレースに行く予定

島の家借り手が決まりましたので「島の家」のボタンを消しました

情報)  ハイテンスルダンフォースアンカー
35H  16キログラム 新品 売ります
34500円(市価の半額)送料買い主負担

情報) 凹凸のあるノリ付きのエンジンルーム防音材を
特別に作りました
なかなか手に入らないものですので残りを小分けします
1メートル×2メートル一枚が11.430円です

 


2003/11/29

いよいよドッグハウスの天井ビームを入れにかかった

今日の写真が黄色っぽいのは200ボルト水銀灯の色である
まともには見られないほどとても明るいが 夏などは暑い

私の身長は166センチしかないのに
天井ビームは中央部でやっと頭をクリヤーするほどの高さしかない
背の高い人は屈んで居るしかない私のための船です

自分のための設計というのはこういうものです
私のための クルージングしか考えていない設計なのです

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2003/11/28

ドッグハウス縦板に窓穴を開ける
縦板を張るといきなり船内が暗くなったので
先に窓を開けることにした

ギャレーの奥の物入れ棚上蓋も作った

いよいよドッグハウスビームを取り付けにかかろうと思うが
しばらくの間雨だそうだ

やることはいっぱいあるのでエポキシ接着はお預けにしよう

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2003/11/27

ドッグハウス縦板を接着する

天井ビームとの繋ぎの材をクランプ材と言うが
それも一気に接着した

左右有るので接着を押さえるための工具(クランプ)が 足りないので
ステンレス木ビス併用で 接着する
もし接着のエポキシがビスに回って切れたときのことを考えて
ステンレス木ビスを使う

大分船らしくなった

次はデッキビームを支えるハンギングニーとデッキビームを取り付けよう

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2003/11/26

ケヤキの木で作ったジャムクリート

各種サイズのジャムクリートやビレーピンをたくさん作った

これはジブシートをウインチで巻き終えたシートを止めるために
コクピットコーミングに固定するもの

ジャムクリートはロープを固定するのにいちいちクリート結びをしなくても
一度くるっと巻き付けると後側の狭くなった溝にロープが食い込んで止まる優れもの

昨日はドッグハウスの立ち上がり面下地をエポキシ接着
活性炭マスクをしていたがエポキシの臭いを吸ったのか喉が痛い

用語解説)ジャムクリート、ビレーピン
どちらもロープを固定するための部品である
上の写真がジャムクリートでここ100年以内の新しいクリート
ビレーピンとは帆船時代のロープ固定具で単純なただの棒である

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2003/11/25

メインキャビンテーブルを固定するための木のブロックを
キャビン中央のキールの上に固定した

ドッグハウス側壁はまだ接着していない仮取り付けの段階
船内が圧倒的に暗くなった

これで天井を張ったら真っ暗になる

出来るだけ早く明かり取りの窓を開けないといけない

天井を伏せる前にあれもこれもとやることが多い

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2003/11/24

マホガニー材がいよいよ無くなりかけたので
船内グラブレール用材を積層接着して作っています

二階現図場にあるマストを接着するためのH鋼の上で
大量のクランプを使っての貼り付けです

もう寒くなったのでクランプを締め付けたまま48時間放置します

外部のドッグハウス上に取り付けるグラブレールは
腐りを防ぐ意味でチーク材を使うつもりです

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お願い)工房訪問について

今月の日替わり写真

売りたし「萬丸」

7.8メートル
ガフカッターオーナー募集

木造セーリングカヌー

2003/11/23

まだ仮留め付けです
天気は良くなったのですがその前に降った雨が水溜まりを作っています

それでマホガニーの製材や
測深計、スピードメーターの穴部分補強材つくり
などで一日時間を消費しました

今日は接着を始められると良いなと思います

 


2003/11/22

 

 


2003/11/21

ホームページ 増殖する写真で一杯になり
この3日ほど修復できないでいました

やっとの事で 無料ホームページ2箇所に大量の写真を移動させ
本体を軽くしましたので当分の間は写真の方も大丈夫です

毎日アクセスしてくださる人にはご迷惑をおかけしました

ヨット工作の方はいよいよ最後の詰めに入ったというのに
気温がどんどん下がってきています

エポキシ接着は
暖かい内海でも暖房が必要なときが 迫っています

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2003/11/19

ドッグハウス コーミング スカーフ 準備
この後ビス止めでスカーフ接着

 

 


2003/11/16

左舷キャビンコーミングを2ミリ合板で型どりしているところ

型を外したら実際に使う耐水9ミリ合板に当てて罫書き
そして切り出す

スカーフは取り付ける前にやらないといけない

長細い9ミリ合板を一気に接着することになる
結構面倒な作業だ

 


2003/11/15

 

昨夜中村技研工業の中村さんが送ってくださった
BBC放送が制作しNHKが放映したという大波のビデオを見た

15メートルくらいの波なら見たことがあるが
たまに起きるという30メートル近い波というのを映像で見ると
船作りに自信を無くしそうだ

北海油田で撮影した映像だそうだ
巨大船が安全でないことはみんな知っているが
あれほどの波ならシェル構造のヨットだって安全といえるかどうか

作り手としての私は自信を無くしそうだ

全体としてがっちりするとはいえ今のドッグハウスの枠を見ていると
何とも心もとない

 


2003/11/14

昨日一昨日と広島に出張
久々でFRPの仕事をする

この写真は一昨日の朝写したもの
コクピットの様子である

スケグとラダーとティラーを取り外した
いよいよエポキシ積層の補強をしようと思う

コクピットにあるドッグハウスビーム材も早く組み立てないといけない
ドッグハウス が見えてきたら
いよいよ船作りも終盤だという気がする

 


2003/11/12

ドッグハウス縦材を入れるための骨組みはほぼ出来上がった

雨が続き接着はまだやっていないがビス止めしてある

左舷は2ミリ厚の型どり用合板を当ててクランプで留め
9ミリ厚の実際に使う合板の型を取っているところ

もう何年も前に作って新聞紙でくるみ
仕舞ってあったドッグハウスビームを取り出してみた

コクピットに置いてあるのがそれである

時間がたっぷりあったときの仕事なので良い仕事をしている

 

 


2003/11/11

 

昨日と同じ位置から写したもの

ドッグハウス側板の骨組みをほぼ切り出した
雨が降ったので接着は出来なかった

前部船室のバルクヘッド近辺が黄色く写っているのは
天井からの水銀灯の光による

水銀灯は明るいが 広い範囲を照らすもので
こんなに近づくと熱い

今日も雨が残り接着は出来そうにないので
デッキビームを仮に渡すという仕事をしようかと考えている

 

最近工房を訪問したいと言う方が急増しています
どうか下のお願いを読んでメールでアポを取ってからいらしてください

お願い)工房訪問について


2003/11/10

いよいよドッグハウス天井作りにかかる

先ずはメインデッキを張るときと同じように
デッキビームなどの骨組みを固定しなければならない

ドッグハウスサイド(よく窓がある部分)の縦材を固定する縦木を切り合わせる

クランプ(万力)でカーリン材に留めている細い木だ

用語)カーリン材
デッキとドッグハウス立ち上がりの角の部分に前後に入れる材木

ヨットでは操船のための専門用語も多いが
制作の方でも各部材に普通の人は使ったことがない専門の名前が付いている



2003/11/09

今日は雨の天気予報だがまだ降り始めていない
昨夜は大きな満月が雲の陰に見え隠れしていた

いよいよドッグハウスの部分を作ることにして
材料作りにかかった

ドッグハウスビームは既に何年も前積層して制作し
新聞紙にくるんでしまってあった のを出してきた

ドッグハウス側板と天井を繋ぐ部分の前後材(クランプ材)を
工房二階現図場の10メートルH鋼の上で真っ直ぐにスカーフ継ぎしている写真

用語)スカーフ継ぎ
繋ぐ材料どうしの端を長手方向に材料厚味の12倍の斜め切りをして
その部分に接着剤を塗り 
同じ厚味 同じ強度のまま長手方向に材料を繋ぐやり方

普通の木材は4メートルの長さまでの定尺で売られていることが多いので
それより長い材料が欲しい場合はスカーフ継ぎで繋いで使う

正しい施工をすると繋ぎの部分は材料破壊が起きるまで剥がれることはない


2003/11/08

昨日と反対に左側シュラウドを支えるチェーンプレート

左側に写っているのが後側のロワーシュラウドを支える
右側のチェーンプレートはアッパーシュラウドを支える

そして船首船室を仕切るバルクヘッドの前
見えない部分に前側のロワーシュラウドを支えるチェーンプレートがある

左舷側はベンチの後は物入れだが穴の部分には背もたれが来る
その上は寝台になる
狭いが帆走中はごろごろしないし何も落ちてこない安全なバース(寝床)となる

ベンチの部分も寝台になるので
右側ベンチに一人と
左には二人分の寝台がある ことになる

船首船室に一人
クオーターバース左右に一人ずつ
この船には最大で合計6人分のバースがある

いつもはクオーターバースの二人分しか使わない


2003/11/07

毎日ヨットの進み具合を見に来てくれるヨット自作の友人から
昨日の写真は私がそこに立っていなければ見たい部分が見えたのに
と言うブーイングをもらった

これからも意地悪く時々自分が大きく現れて彼の見たい部分を隠すことにしよう

今日の写真はメインキャビン右ロッカー内のチェーンプレート二つを写したものだ

一番左に写っているのが船首船室を仕切るバルクヘッド(仕切り板)だ
その前にロワーシュラウド前側を支えるチェーンプレートがある

用語)ロワーシュラウド
マストを横方向に支えるワイヤーで
マストトップからではなくマストの途中からサイドデッキに固定したワイヤー

アッパーシュラウドという言葉もあり
それはマストトップから横方向にマストを支えるワイヤーである

前後にマストを支えるのは前がフォアーステー後がバックステー

シュラウドとは静策(動かないワイヤー)のことである

動くのはハリヤード(動策)セールを上げたり下ろしたりするための策具


2003/11/06

ワイドコンバーターレンズでアップだと短い足がますます短く見える

これは一昨日の写真

昨日は雨で何も出来なかった

 


2003/11/05

ギャレーの奥に作る棚を接着しているところ

そろそろ内装もある程度出来たので
ドッグハウス天井にかかろうと考えている

今日はラダーとスケグを取り外した
スケグの取り付けボルトが
ガジョン ピンドル のところで見えているので
ラダー金具の電飾防止は容易になった

スケグ取り付けボルトから
バッテリーのマイナスに電線を繋ぐのみだ

用語)ガジョン ピンドル
ラダーと船体を繋ぐ金具で
普通は船体側がガジョンで差し込み穴があり
ラダー側がピンドルで棒状の突起がある
ラダーが回転するような仕組みになっている

 


2003/11/04

トイレ シャワールームからギャレーを見たところ

調理台の上に置いてある青いバケツの向こう側に棚を作る準備をした
雨が降っていて接着が出来ないので材料の切り出しのみだった

いよいよ各棚の表面板を接着することになるが
その前にデッキを貫通して
棚の中から船体表面に取り付ける
チェーンプレートの仮取り付けをしておく必要がある

ここ3日ほど天気予報が当たり雨なので接着が出来ない

用語)チェーンプレート
マストを支えるワイヤーを船体に強固に取り付ける為
船体にボルト止めしてある 
穴の開いた金属の板

 


2003/11/03

いよいよ本式に取り付けても良くなった部品を置いてみる

昨日今日と雨なので暖かいが接着は出来ない

今日はドッグハウス天井制作準備をする

ラダー スケグ も取り外して積層準備だ

船内にはいると使い勝手のことを考えて手が止まっていることが多くなった
まるでアマチュアのヨット造りだ

急ぎの仕事もないし楽しみながらの仕事も良いだろう

 


2003/11/02

これは一昨日写した写真

メインキャビン入り口の階段を下りて
直ぐ右舷側に1メートルの長椅子がある
これがないとその後に入り口の穴が開いているクォーターバースに入りづらい

普通の船ならチャートテーブルや
計器盤が来る位置である

キャビン入り口のスライドハッチ回りは本当に嵐になったら
びしょ濡れになってしまう位置だから
チャートテーブルや計器盤にはふさわしくない

左舷にも幅50センチの椅子がある
その直ぐ船首側がオーブンコンロの位置である

いよいよ天井を早く作らないと
寒さがだんだん厳しくなってきていると感じる

 


2003/11/01

ギャレーの天板の上に立ってメインキャビンを写す

中央のテーブルは入れていないが
その両側の床板は入れた

クランプで留め付けてあるのはベンチクッションの落ち止めモール
これらは座ったときに膝の内側に当たらないように
クッションよりやや低くしてある

久しぶりに製材からの仕事となった
製材やプレーナーかけはうるさくて緊張する仕事だ

今月はドッグハウスとスケグラダーを中心に仕事を進める

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