整備(2007/03/29)


2007/08/06 (晴れ)

4日土曜日の昼から連れ合いと二人で怒和島へ行く

中島と怒和の間に6knotもの潮流があるのを知らなかった

C−mapにも出ていたが実際に潮の流れの真ん中へ行くと
花丸は全く進まない状況になった

30分ほどエンジン回転数を3000回転まで上げて
やっとの思いで潮を乗り切る

おそらく松山近辺で一番潮の速い所だろう

瀬戸内海の夏は風より潮を読まなければクルージングもままならない

「海の広場」を更新しました


2007/08/04 (曇り)

結局台風5号は豊後水道へは入らないで
松山にはなんの被害も出なかったようだ

松山の水瓶(よく水が無くなる)石手川ダムの水が満水になって
放流されるという良いニュースが入ったくらいだ

台風増し舫のために船首左右から2本ずつ取っていた
太い舫綱を今朝取り外しに行った

一気に両方は運べない様な太いロープだ

台風が来なかったから良かったが
来ても良いかまえだけはしておいたので安心だった

「海の広場」を更新しました


2007/08/03 (台風5号の吹き返し雨)

写真は松の木の左に一艇だけ残っている本船

堀江湾は台風の度に沢山の本船が台風避難で集まる

それぞれに長いアンカーを打ってエンジンをかけて台風をやり過ごす

昨夜も本船の光が沢山見えたが
今朝はもう台風5号も通りすぎみんないなくなった

「花丸」の増し舫をしたり
工房の扉の前に土嚢を積んだり考えられるかぎりの台風対策をした

すると台風は豊後水道に入るのではなく宮崎県に上陸し
堀江の前は全く被害はなかった

 


2007/08/02 (曇り)

台風5号がどうも豊後水道に入るらしい
今度の台風は昔松山に大被害をもたらした19号のコースと似ている

昨日の夕方柳原漁港へ台風のための増し舫に行く

マリーナではないので自分たちで台風対策をしないといけない

写真で黄色く空中にぶら下がっているのは
海鳥の糞害を防ぐためにステーに張った釣り用のテグスを巻き取っている糸巻き

テグスが見えない海鳥は何度もテグスにぶつかる内に学習して寄りつかなくなる
これをしなかったらデッキ中が鳥の糞だらけと言う事になる

 


2007/08/01 (晴れ)

「ボヌール」の田中さんと猪股さんを松山観光にお連れした

先ずは松山城にロープーウェイで登った
3年ほど改修工事をしていた城全体が綺麗になり
晴れて暑い日だったが 天守閣に登ると良い風が吹いて気持ちが良かった
道後平野が一望でき喜んで頂けた

その後は石手寺

そして子規堂

僕はほとんど堀江から出ないので松山の事は全く解っていない
僕も観光客になった一日だった


2007/07/31 (曇り)

九州一周でお世話になった「ボヌール」が北条港へやってきた
左が艇長の田中さん右が今回はクルーをしている青森の猪股さん

風が無くとんでもない暑さの 昼くらいに入港

早速松山の道後温泉へお連れした

後は工房の二階海が見える部屋で一日中酒を飲んで
色々な話しをした

明日はどこかへ行くような話しだったが覚えていない
まあ今から北条へ行ってみる事にする

海の広場を昨日更新しました


2007/07/30 (曇り)

昨日は日曜日一週間ぶりに「花丸」に乗った

エンジン修理中の「サンデー2」朝井さんを誘い上蒲刈島へ行く

時々行く県民の浜の反対側に長い浮き桟橋を持つ海の駅がある

朝井さんが先週ヤスで突いたと言う冷凍の大きなタコを持ってきてくれた
タコ飯とタコ刺し
それに僕たちが釣ったメバルの刺身
暑い一日だったが上蒲刈島を一周して12時間のクルーズを終えた

長距離航海も良いが知っているところをのんびりとというのは
たいした緊張もなくらくちんだ

今日は九州一周で随分お世話になった「ボヌール」の二人が北条港にはいる
道後温泉にお連れしようかと思っている

海の広場を昨日更新しました


2007/07/29 (曇り)

長男 真澄人が彫金をやっているが
ステッカーを僕の車に張らせて欲しいというので了解

3日後くらいからホームページのURLを短くするそうです
今はまだ前の長いURLのままみたいです

今日は一週間ぶりに「花丸」に乗るので
昨日 期日前投票に市役所の堀江支所へ選挙に行った

手続きはきわめて簡単で
選挙日にわざわざ駐車場を気にしながらよりもずっと気が楽だ

今度から選挙は自分の好きな時に行ける期日前投票にかぎるなあ

海の広場を昨日更新しました


2007/07/28 (晴れ)

今朝05:00の堀江海岸

工房の二階から海を見たところ

3年間ずっと工事中で海にはいる事が出来なかったが
フェンスを取り払いやっと海まで行けるようになった

松林と散歩道とどこか外国から入れた綺麗な砂
以前のゴミだらけの海水浴場から一見綺麗な海岸になった

これが何時まで続くのか僕には解らないが
10年に一度来るような台風が来れば全てが無くなるような気がする

瀬戸内海は穏やかな海だから
いったん強烈な台風が来ると酷い被害を受ける


2007/07/27 (晴れ)

「花丸」のエンジンは3GM30Fと言う間接冷却のエンジンだ

以前に海水冷却水ポンプ部分をアッセンブリーで買っていたものを
そろそろ交換してやろうと思い取りだして付けようとしたが
取り付け部分の金具が違い全く取り付けることが出来ない

早速ヤンマーへ行き色々調べてもらった

結果はヤンマーの部品表のミスだと解った
取り付け金具は別に買うことにする

何でもやってみて間違いないことを確かめておかないと
外洋へ出るのは怖い事だと改めて思う


2007/07/26 (晴れ)

昨日の写真が夕日の写真で
今日は門司港を出航してしばらく走ったところで見た朝日の写真

どうして朝日と夕日はこうも違うのだろうか

同じ太陽でも夕日の方が大きくて赤くて綺麗な気がする

昨日は疲れてほとんど一日昼寝をしていた
車の運転は眠くて危なかった

今日は「花丸」の片づけに行こう


2007/07/25 (曇り)

新田さんに頂いた関門海峡の潮見表で
朝早く05:26が潮が瀬戸内に入り始める時刻だと知ったので
朝早く起床ホームページを更新して直ぐに出航
05:20に関門海峡の橋の下を通過

それから直ぐにインナージブとメインセールを上げたが全く風がなく
エンジン2500回転で東進

眠くて堪らなかったが停泊予定の周防大島を通り越して
「花丸」の母港松山市柳原港に22:25入港

出発が6月27日だたのでほぼ1ヶ月の航海だったが無事に終了した

大きな問題は起きなかったが何日も続く曇天で
ソーラー発電が充分役目を果たさなかった
エンジンジェネレーターでの充電を考える必要がありそうだ

発電機は重量とガソリンの恐怖と
スタートしなかった時の腹立たしさからあきらめる事にした

 


2007/07/24 (晴れ)

関門海峡の門司側に入港

めかり公園展望台へひびき帆走クラブの新田さんが連れて行ってくれて写した写真

中央より右手前に見えている船は海上保安庁の船

左一番奥の桟橋右側の先に泊まっている白い船が花丸

北九州の竹内さんというヨット乗りも御夫婦で遊びに来た

 


2007/07/23 (曇り)

「ボヌール」の田中さんが携帯電話で写してくれた
「花丸」の4枚張りセール

外から見るとなかなか格好が良いのだが
乗っている僕は10分くらい大奮闘で汗まみれになる

「ボヌール」と別れた「花丸」は追っ手の良い風に恵まれ
宗像市 神の湊という素晴らしい名前の漁港に入港

永島さんという親切な方が車に燃料タンクを積んで運んでくれ
無事に50リットルの燃料を買うことが出来た

そうでなければ日曜日なのでガソリンスタンドは配達をしてくれないところだった

行く先々でいろんな人にお世話になる
その人に直接お返しすることは出来ないが
僕も困っている人には親切にしなければと言う気持ちになる


2007/07/21 (曇り)

ハウステンボスを潮に合わせて08:00出航

平戸まで連れ潮追い風で13:29入港
フェリー桟橋の反対側に着けた

「ボヌール」の田中さんと猪股さんも一緒なので気楽な旅だ

写真は桟橋の直ぐ上にあるホテルの露天風呂から写したもので
ボヌールが桟橋側花丸がその外に着けている

今日は何処まで行けるか解らないがとにかく今日からは一人旅になる
ボヌールは島巡りに出発
花丸は九州本土伝いに下関を目指す


2007/07/21 (曇り)

写真のようなレンガ造りのオランダ風建物の前にあるバースに泊めた

よくこれほどのものを造った物だと感心する

一階はショッピングモール
二階から上はホテル

だだっ広い敷地にレンガ造りの建物が建ち並ぶ
お客さんはほとんど外国人で台湾の人中国の人韓国の人達が主な利用客だ

日本語もちらほらは聞くがまあ外国人の方が多いと思う

又昨夜も花火とレーザービームと強力な光の演出があった
どうも毎夜やるらしい
オランダは静かなところだと聞くがここはどうなっているんだろう

今日は潮止まりに合わせ08:00過ぎに出航する


2007/07/20 (曇り)

「秋風」のオーナー猪股さんが写してくれた「花丸」の写真

猪股さんは函館で御一緒した時は自分の船だったが
今回は「ボヌール」のクルーで東京から石垣島往復の航海に参加

ハウステンボスに入るには大隅湾入り口の水路の潮時間に合わせる必要がある
エンジンを使ってインナーセールとミズンセールで大急ぎ
結局潮の満ち込み時間より少し早く到着して無事に通過

ハウステンボスはまるで未だにバブルが続いている様なおとぎの世界だ
夜は盛大な花火と光の演出があった

ハウステンボスの係船料金は日本一周艇は一日1000円だ
花丸は九州一周なのでその倍以上の料金になった
おとぎの国に係船するには日本一周艇にする必要がありそうだ


2007/07/19 (晴れ)

一度ハウステンボスにも行ってみたいと言うことになり
阿久根と大隅湾の中間くらいにある高島と言うところに入港

桟橋に船を着けようとしたが断られ
護岸に「ボヌール」が接岸し「花丸」はそれに抱かせてもらった

丁度目の前に100円の風呂があった

三菱炭坑があった島で今もリゾートマンションのような社宅がある

今日は07:00出航予定


 

 

2007/07/18 (晴れ)

朝串木野港でガソリンスタンドが開くのを待って給油

08:35出航

のんびりと阿久根へ向かった
14:00くらいに後方に屋久島以来一緒だった「ボヌール」が追いついてきた

一緒に阿久根に入港
野村建設工業(株)と書いた作業船に横抱きさせてもらった

米次さんというヨットをする人がこの会社におられ連絡を受けて来艇
直ぐに銭湯へみんなを連れて行ってくれた
ヨット乗りにとって風呂は何よりのごちそうだ
おまけに阿久根の焼酎までプレゼントされた

夜は「ボヌール」の田中船長のおごりで寿司屋で一杯
まあたまにはこんな事も有りかと思う

台風4号では大変ご心配をかけましたが全て無事で異常有りません


 

 

2007/07/17

昨日は3艇そろって山川港を出港

僕の花丸は夕方まで走って串木野港の漁船溜まりに着けた

本当は僕も早く入港したかったが港湾案内を持たないので
何時も走れるだけ走って行き当たりばったりで小さい港に入る

他の二艇は15:00くらいに良い港に入ったようだ


今から燃料を入れて北上する予定だ

台風4号では大変ご心配をかけましたが全て無事で異常有りません

2007/07/15(曇り)

今朝の山川港にもやった「花丸」

昨日は台風の目が丁度山川港の上を通過し
15分くらい無風の不思議な時間があった

あとは大風大雨なので朝から酒を飲んで「花丸」には行かなかった
台風で様子を見に行って命を落としては元も子もない

最善を尽くして天命を待つしかないだろう


2007/07/14(台風4号の大荒れ)

台風避難でお世話になった民宿(MOMO)のご主人左端
55歳でリタイアして農業を始めたそうだ

スナップエンドウやサツマイモをつくっている

そして奥さんが民宿をされている

ご主人は酒好きで焼酎の一升瓶を持ってやってきた

本当に台風のご縁でした


2007/07/13(曇り)

台風対策で隣の「ボヌール」はキャノピーを取り外し
コクピットオーニングもしまった

「HONET」もメインセールを取り外した

花丸はセールを外すのは半日仕事なので
そのままオーニングの上からロープをぐるぐる巻きにした

漁船の人たちも朝から出てきて対岸までロープを次々に引いている
これでこの港に他の船が入港するのは不可能になった

早めに台風避難していて良かった


2007/07/12(曇り嵐の前の静けさ)

名古屋からやってきたHOWNETと

東京からやってきたボヌールと

そして愛媛の花丸が台風避難で山川港に入り
台風繋ぎをした

本職の漁船が泊めている反対側のコーナーで
この近辺では一番安全と言われる所です

台風はどうなったのか今から米軍の台風情報で調べます

 


2007/07/11(土砂降りの雨風雷)

昨日は朝05:00出航で鹿児島県の山川漁港に台風避難

東京湾マリーナの「ボヌール」と一緒におよそ60マイルを走る

あとから出航したカーボンマストのレース艇が僕たちを追い抜いて先に入港した

彼らが入港寸前に鰹を釣ったというので
ボヌールで刺身をごちそうになる

朝から土砂降りなのは困ったものだ
買い物もしないと新鮮な食料が底をつく

台風は何処にいるのか今からネットで調べる

 


2007/07/10(晴れ)

漁港の奥から見たヨットのある方向

台風4号が発生し
どうも沖縄の南当たりで北に進路を変える様なので
鹿児島県の山川という避難港へ今朝から移動することにした

笠井さんという漁師さんの薦めを
他のヨット達も素直に受け入れみんなで移動することになった

避難港で4日くらいは動けないんだろう

 

 


2007/07/09(土砂降りの大雨&雷)

写真はフェリーターミナルから写したもの

大きな建物はパチンコ屋さんで
その建物が終わって直ぐ右に見えているのが「花丸」の二本マスト

建物の左から1/3くらいにあるマストが
東京湾マリーナから来た35フィート

前にある堤防が外海からの波を防いでくれている

昨日は梅雨前線が屋久島の真上に居座り
バケツをひっくり返したような雨と雷で夕方らか朝まで続いた

花丸を泊めている護岸から滝のような水が海に降り注いだ
こんなことは初めてだ

雷も所かまわず落ちている
近いものは光ると同時にとんでもない音で船を揺り動かす

 

梅雨前線が頭上にある

 


2007/07/08(土砂降りの大雨&強風)

昨日は大雨風で動きが取れず
ずっと船の中にこもりっきりになった

東京湾マリーナから来た「BONHEUR]ボヌールというヨットのオーナー田中さん
に誘われて15:00から地元の漁師さん達も交えて
大宴会となる

去年「花丸」が北海道函館に行った時函館でお会いした船で
その時青森県からDEHLERと言う艇種のヨットで来ていた猪股さんという人が
今回はBONHEURのクルーとして乗っていた

 

2007/07/07(土砂降りの大雨&強風)

昨日は大雨風で動きが取れず
ずっと船の中にこもりっきりになった

東京湾マリーナから来た「BONHEUR]ボヌールというヨットのオーナー田中さん
に誘われて15:00から地元の漁師さん達も交えて
大宴会となる

去年「花丸」が北海道函館に行った時函館でお会いした船で
その時青森県からDEHLERと言う艇種のヨットで来ていた猪股さんという人が
今回はBONHEURのクルーとして乗っていた

 


2007/07/07(土砂降りの大雨&強風)

昨日は白谷雲水峡と言うところへ行った

こけむした森の中に巨大な杉が時々出現する

まるで「もののけ姫」の世界である

鹿が途中のバス道に現れほとんど逃げようともしない
ニホンザルより少し小さい屋久島の屋久ザルというのもいた

今日は朝から雨風で宮乃浦漁港に閉じこめられている
あと二三日出航できそうもない

 

2007/07/60(土砂降りの大雨)

「花丸」より先に横浜から来た「放浪」の勢能(せのう)さんと
バスを乗り継いで屋久杉ランドという巨大すぎの林を見に行く

大きな杉にはみんな名前が付いているが
名前が付いていなくても結構大きな見たこともないようなのがある

写真は名前もない大杉で上の部分が台風で折れて
うろが出来た杉

合同庁舎のロビーにあった切り株のついたての年輪を数えてみるとおよそ500年
そんなのは小杉と呼ぶそうだ

土砂降りの中3時間ほどの山歩きだったが標高が高く濡れると寒かった


2007/07/05(曇り)

日本の豪華客船「日本丸」が屋久島に来ていた

ほんの一日だったがお客さん達は満足できたのだろうか

なかなか梅雨が明けなくて
強烈な西風が収まらず 当分出航できそうもない


2007/07/04(曇り時々雨)

楠川温泉と言う小さくて古い温泉のところまで歩いていった
およそ1時間20分ほどかかった

ずっと海にいたので歩くのが遅くなっている
僕より遅く歩いている人にはなかなかお目にかからない

温泉の受付に親切なおじさんがいて
ひげ剃りはくれるし石けんもタオルも貸してくれた
もっと大きな温泉を考えていたので何もかも買うつもりで手ぶらだった

湯ぶねから見える所を小川が流れ線質も良くて僕一人ゆっくりと湯につかった
屋久島 の緑が生い茂るのを見ながら温泉というのも海とは違う良さがある

潜水をする観光客がウエットスーツのままで温泉に来ていた


2007/07/03(晴れ)

僕の花丸よりも先に流浪「さすらい」という船が横浜から来ていた

本人は縄文杉を見に行ったそうだ
地元の漁師さんが今朝教えてくれた

作業船のようなロングキールの3枚プロペラを持った船で

ケッチだったが船の頑丈さの割にはマスト類は細くて低かった

前後にアンカーローラーを備え操舵室は計器類で埋め尽くされていた
30フィートくらいに見えるが相当金のかかった船だ

沖縄の帰りだそうだがほとんど機走だろうなと思う

僕も今度の航海はここまでほとんど機走だが
帰りは向かい風にはならないし潮も追い潮のはずだ
思いきり帆走したいと思う


2007/07/02(晴れ)

種子島から屋久島の宮乃浦までずっとスターボードタックの登り

写真ではそんなに吹いているようには見えないが
風力5くらいまでになったこともあった

波が崩れた先が白い泡となって海面に筋が出来るのを見ると
過去のしんどかった航海が思い出され楽しくはない

インナージブとツーポイントリーフのミズンセールで何とか快調に進んだ
もちろんエンジンも使った
向かい潮2ノットの上に向かい風ではどうしようもない

13:25無事に入港して舫を取った
シャワーを二回も浴びて気分よく眠ることにする


2007/07/01(曇り)

鹿児島県種子島西之表漁港の岸壁の一番手前に停泊
ここなら明日漁船が来て荷揚げを始めても邪魔にならない

一番の引き潮で(満月に近い)マストが二本見えるだけの花丸

内之浦を05:00出航して向かい風の中エンジンで
14:00には入港できた

久々の早い入港なので鉄砲館という所まで歩いていった
30年前Canal 25フィート鴎盟(おうめい)で来たことを思い出す

その時のメンバー小林さん青木さん中本さんみんな元気だ
最近連絡していないなあ


2007/06/30(曇り)

鹿児島県志布志湾入り口の内之浦漁港

湾内にしかけた定置網を上げて
漁協の競り市場に下ろしている

一艘の船に10人くらいの人が当たって魚の選別
そして建物の中にトロ箱で持ち込み競りが始まる

定置網だけでなく養殖の生け簀からも魚が持ち込まれていた

一本釣りの魚は見かけなかった

巻き網をする船は内之浦では消費しきれないほど捕れるので
他の市場に荷揚げするそうだ

ほとんどが瀬戸内海でも見かける魚だった
少なくなったと言われる鰯も沢山上がっていた

 


2007/06/27(曇り)

一気に15時間機帆走で大分県梶寄(かじよせ)
と言う小さな漁港まで来た

僕は全く知らない港でも明るい内なら何処へでも入港する

潮や風の加減で予定通りに行かないのがヨットの旅だ

それでも一日目一杯走りたいから
どうしても小さい聞いたこともないような港に入ることになる
何処でもみんな漁師さんは親切だ

 

2007/06/28(曇り)


写真は途中で釣れたシイラ

今日は夕方暗くなってから宮崎港に入港した

その北にある港に入ろうとして
浅いからだめだと漁師さんが親切に港の入り口で止めてくれた
何メートルだと聞くと1.8メートルというので
僕のヨットは喫水1.3メートルしかない と言ったが
だめだという(多分船の割に喫水が浅いというのを理解してもらえなかった)

それで次の宮崎に入ることになり真っ暗の入港になったが

やっとここでエアーヘッジが繋がったので
昨日の分も一緒に更新する


2007/06/26(曇り)

工房前の海岸

まだ立ち入り禁止の看板があるが
簡単に超えることが出来るロープを張っているだけなので
犬の散歩とか子供が遊んでいるとか見かけるようになった

堀江港の方を向かって写真を写した

右端松林の向こうに白いものが見えるのが工房の入り口
最近毎朝深い霧で近距離の堀江港さえまともに見えない

 


2007/06/25(曇り)

一昨日停泊した怒和島

漁船の作業桟橋が入って直ぐ右にあり
その長い桟橋の一番手前に停泊した

高速艇の桟橋は奥側も漁船が停泊していて泊めることが出来なかった

この港を出てすぐ前の中島との間の水道を
戦艦大和が沖縄方面に向かったのを子供の時目撃したという漁師と話す

一昨日も2隻の軍艦がこの水道を通った
どうして懲りもしないで軍艦など走らせるのか
漁船が釣りをしている間を縫ってどこかへ出ていった

呉港が近いからか今でも自衛隊の艦艇をよく見かけるそうだ


2007/06/24(曇り)

昨日は能美島に行ったが停泊場所を見つけることが出来なくて

そのまま怒和島まで行って雨の中舫を取った

港の中でメバルが沢山釣れた(30匹くらい)
帯広の田中さんとのクルーズではたった一匹だったのに残念だ

その帰り朝井さんの居る船越に寄り
朝井さんが手モリで突いたカワハギの薄造りをごちそうになる

坂田さんが家族総出で台風に備えて定置アンカーを入れていた
僕の柳原港は台風で大きな被害を被ったことがない
母港は出来るだけ安全な港が良いなと思う

この写真は船越からエアーヘッジでアップします


2007/06/23(曇り)

ワイドコンバーター付きカメラで写した今朝の堀江海岸

昨日やっと工事用のフェンスを取り払い
3年振りで海岸へ入っていけるようになった

海面・砂・セメントの階段・遊歩道・松の植木・護岸道路
そして工房・家と続く

今度こそ波返しがないので
台風の波が この遊歩道を越えるだろうなという予感がする

夏になったら花火もうるさいだろう
そろそろ引っ越しを考えないといけないかな?

土日は中島の北にある倉橋島あたりへ行ってみようかと考えている

 


2007/06/22(曇り)

柳原漁港へ「花丸」の給油に行く

道路で使用しない免税軽油を買っているので
多少安い燃料が買える
今回は30リットル2577円だった

帰りに対岸の漁船が出航していて空きがあったので
ヨットだけの良い写真が撮れた

船体は8艇
マストは9本
「花丸」のマストが2本有るからだ


2007/06/21(曇り)


「花丸」 船内でクッキングを手伝ってくれる田中さん御夫妻

田中さん達は北海道十勝平野でキャンプを楽しむベテランだ

去年僕たちが帯広を訪ねた時もキャンプに連れて行ってくれた
心に残る思い出のキャンプ

今度は僕が「花丸」の瀬戸内海航海を
田中さん御夫妻にプレゼント

実は僕は料理が下手
来るべき長期航海のために
もう少しちゃんとした食事を作る訓練が必要だ


2007/06/20(曇り)


18日朝柳原を出航
上蒲刈島の広島県民の浜へ到着

行きは風が無く全部機走だったが
帰りは全て帆走
しかも久々に10ノット以上をマーク

クォーターリー(斜め追ってからの風)で
フルメインとインナージブのみで安定した走り
オートパイロット任せでサバニ船型の良さをしみじみと味わった

12日から来てくれた田中さん御夫妻の滞在も今日で終わり
楽しい時はあっと言う間に過ぎ去った

ここ二三日内に父と二人屋久島へ行こうと思っている


2007/06/18(曇り)


松山市大街道「ギャラリー田中」にて

真澄人君の同級生 
古屋野夫婦が「ラブバードテルアキ」さんの個展を見に来た

僕の同級生やヨットの友達や仕事関係の人たちもやってきた

わざわざ宇和島から来てくれた人たちも居た

一番遠くから来てくれたのは北海道帯広から僕に会いに来てくれた
ラブバードテルアキ 展をした田中さん自身だ

こんな事でもなければ僕が松山市内に出ることなどまず無い
人酔いか少々疲れたが心地よい疲れだった

今日明日と田中さん御夫婦と「花丸」に乗る


2007/06/17(曇り)


松山市大街道「ギャラリー田中」にて
田中輝顕さんと右が奥様 祥子さん

左は10年前の個展でギャラリー田中のスタッフだった寺尾さん
退職されていたがわざ訪ねて来てくれた

今日は日曜日なので知り合いが沢山来てくれるだろう
僕は写真係だからみんなの笑顔を写真に残す

 


2007/06/16(曇り)

昨日は曇天 時々雨で風はないという天気だったが
連れ潮でエンジン2500回転
インナージブセールとメインセールを上げ
大三島大社から4時間で柳原港に帰港した
(行きは逆潮で6時間かかった)

この写真は田中さんのワイドコンバーター付きカメラで
僕がバウスプリットの先端から撮ったものです

僕のワイドコンバーター付きカメラは
頂き物だし余りに高価なものなのでヨットに持ってきたことはない

ヨットでは生活防水のポケットデジカメを使っている

 


2007/06/15(雨)

6月15日 田中さんの誕生日
大三島の朝

港近くの魚行商人の人から生きたワタリガニ3匹を買う
ゆでないで蒸すと最高に美味いカニだった

ワタリガニをつまみに酒一筋を 飲みながら
柳原に帰る

北海道帯広から来て個展をするというのを口実に
ヨットと酒と美味い魚で
田中さん御夫婦と楽しい時間を過ごした



2007/06/14(雨)

「ラブバード」の個展がいよいよ今日10:30から
大街道三越近くのギャラリー田中で始まる

昨日は真澄人君と僕とで展示の応援をした

10年前と比べシンプルだが
一度自宅で展示した物をパソコンで写真に取り込み
それを再現するだけなので迷いもなく展示はスムーズに進んだ

作家の田中輝顕さんは土日ギャラリー田中に居るそうです
僕も土日には行くと思います

今日と明日は「花丸」で大三島です

 


2007/06/13(晴れ)

そういえば

宇和島出航の時「花丸」が宇和島港の桟橋を離れたとたん
宇和島で一番大きい造船所で進水式があり
写真の赤い船が船台から滑り降りて
一時宇和島港の出入りは閉鎖されてしまった

そんなのあり?
と言うことでタッグボートがこの赤船をどこかへ運ぶまで
出航した桟橋の前で10分以上も漂っていた

これは宇和島ヨットクラブの為栗さんが取ってくれた写真

昨夜は久しぶりに北海道の田中さんに合い
ちょっと飲み過ぎです


2007/06/12(晴れ)

工房の前の海岸

もう3年にわたり工事中だが今年は海水浴シーズン中
7月8月と工事をストップしてフェンスを外すそうだ

今 毎日のようにクレーンの付いたガット船が砂を満載して来て
海に投げ込んで砂浜を造っている

ガット船のクレーンとバックホーンと押しブルの音で砂浜はうるさい
人造の砂浜はあっと言う間に砂が流れ出すだろう

公共工事というのはこんな物かと
自然破壊と税金の無駄使いを嘆くが・・・・・

 


2007/06/11(晴れ)

6月4日宇和島湾口を出ていく「花丸」

ホクレアのお見送りを全帆でエンジン3200回転で伴走したときの写真

宇和島ヨットクラブの為栗さんが送ってくれた

この写真ではインナージブとミズンセールだけだが
この直ぐあとヤンキージブを上げメインセールも上げて
ほとんどフルスロットルに近いエンジンも使って
やっとホクレア曳航されるのに追いついていくと言う状態だった

それにしても自分の船の写真は少ない
皆さんどこかで「花丸」を見かけたら写真を写して送って下さい
よろしくお願いします


2007/06/010(晴れ)

土曜日から出航
中島の高速艇桟橋に一泊

朝早く興居島へ移動
あとは宴会モードになり
朝井さんがヤスで突いたカワハギを薄造りにしてくれ
タコも久々に生きたままの足の刺身をごちそうになった

明日は為栗さんが送ってくれた宇和島の写真を載せることにする


2007/06/09(曇り)

広島から自分のヨットで先日の土井さんがやってきた

島根県浜田へクルージングをしたいそうだ

29フィートとは思えないビームがあり
船内がとても広い船だった

ロングキールだが機走で6時間ちょっとで広島から来るというのは
結構船足は速いようだ

今朝04:00には出帆するそうだ


2007/06/08(曇り)

今度の航海中三瓶港でお会いした八幡浜の中野さん

今月中には海外へ向けて出航する

潜りがしたいと言うことでコンプレッサーからエアーを送って
その先にレギュレーターを取り付け潜るそうだ

船尾のソーラーパネルを乗せるタワーは友人にもらった材料を
自分が溶接して作ったと言うことだった

内装外装ともに思い切った改造をしてある船だ

単独行だそうだが奥さん曰く
「行くんだったら思いきり楽しんできて」と言うことで彼もその気になっていた
ヨット乗りは誰しもそんな奥さんをと思うんだろうなあ・・・・


2007/06/07(晴れ)

佐田岬半島最先端の佐田岬灯台

三瓶を朝04:50出航三瓶ヨットクラブのメンバーに挨拶をする間もなかった

豊後水道の潮が瀬戸内海に満ち込んでいる最終時刻には
潮に乗って瀬戸内に入ることが出来た

2600回転のエンジンで7.5ノットをキープ
この写真のように風が無くても何とか時間通りに豊後水道を通過する

後は眠い時間が長く続いた

松山に近づいた青島当たりから興居島まで柔らかな風が吹き始め
機帆走で8ノットくらいになる

柳原に到着したのは17:50分くらいだった
6日間の航海で又やらなければならないことがいっぱい追加になった


2007/06/06(晴れ)

三瓶町の桟橋に入港

三瓶帆走クラブの会長井上さん花田さん中野さんに迎えられる

釣りたてのアジの刺身と作りたてのにぎり寿司をごちそうになる

夕方には自分の船を見下ろすホテルの展望浴場に入れてもらい
ご機嫌で眠りにつく

どうもパソコンの調子が悪い
トップページを更新したら直ぐに出航する

今夕までには松山に帰り着くことが出来るだろう


2007/06/05(晴れ)

昨日12:30くらい伴走のヨットに曳航されて出航して行くhokurea

60フィートくらいのヨットだが大馬力のエンジンが付いているようで
花丸の最高速度でやっとついて行けている感じだった

30分くらい一緒に走ったが直ぐにあきらめた

今日は宇和島港で08:30分に燃料を入れて三瓶に向かうつもりだ

三瓶でエアーヘッジが繋がったら又明日の朝も更新できるかも知れない


2007/06/04(晴れ)

昨日一昨日と豊後水道に浮かぶ沖の島古屋野と言う所に停泊

真澄人(長男)の高校の同級生古屋野君の実家にお世話になる

こんな所に停泊できるのかなと言う小さい港で
古屋野君のお父さんが持つボートに横付けさせてもらった

2日に車で来た和江さんと真澄人君と僕3人がお世話になった

丁度古屋野君のお父さんがやっている民宿の海開きで
バーベキューをすると言うので3日はそれに参加

4日の朝04:00出発で宇和島まで帰ってホクレアの出航を見送る

まるで外国に行ってきたような疲れようだ
沖の島は遠いまだまだ日本にも知られざる秘境のような所はあるんだなと感心した


2007/06/02(曇り)

昨日朝05:15出航で宇和島まで走る

ずっとエンジンを2600回転で回していたが
途中でインナージブ、ヤンキージブ、2ポイントリーフメインで
クオーターリー9ノットを1時間くらいマーク快適だった

宇和島の徳田さんに連絡を取りフェリー桟橋で同乗してもらい
その奥の狭い川に停泊した

ホクレアは木ではなくプラスチックの船体だった(ちょっとがっかり)
乗っているクルーはほとんどボランティアの人だそうだ
シーマンシップ(海の技術)など無くても良いようだ

しかし面白い企画だと思う
日本ではこの船では出航することさえ出来ないだろう

昨日はだめだったが
コクピットではエアーヘッジが繋がったので更新する
明日は沖の島だから更新は出来ないだろうと思う


2007/06/01(晴れ)

広島から着てくれた「ぷかぷか4」
原さん土井さん池田さん達は無事に帰航されたと連絡が入る

今朝は今から日替わり写真の更新が終わったら
「花丸」に行き一人で宇和島へ向かう

エアーヘッジが繋がれば航海中もホームページの更新はする予定です

佐田岬半島先豊後水道の潮の加減で今から急いで出航です


2007/05/31(晴れ)

左から原さん土井さん池田さん

昨日の夕方池田さんの「ぷかぷか4」で
3人が広島県からやってきました
和気の島マリンへ入港し工房を見て後は宴会

今朝は起きだして直ぐ朝食を済ませ「花丸」に乗りました

次は土井さんが北条港へ来るそうで北条港を下見した
先ほど昼前に出航して広島を目指し帰っていきました

ご安航を祈ります


2007/05/30(曇り)

町中にある叔母の家
入院しているので雑草が庭中に生い茂った

草刈り機械を持って草を刈りに行く

背丈より高い草に挑んだが面積が広すぎて終わらなかった

丁度一日大方曇りでまあやりやすかったが
汗びっしょりになり内側に着ていたTシャツは乾いて塩を吹いた

緑に包まれて僕にしては珍しい一日だった
又暇を見つけてもう一日全部終わらせようと思う

今日は広島から古い友達の原さんがヨットで池田さんと工房を訪ねてくる予定


2007/05/29(晴れ)

5月27日(日)の広島県上蒲刈島県民の浜

沢山サクラが植えてありサクランボが鈴なりだった
でも売っているような大きなものではなくて
黒く熟したものでもあまり美味しくはなかった

展望台に上がると沢山の鳥の糞があったが
サクランボの種がそのまま糞に混じっていた

黄砂で海は霧がかかったようになり何も展望できなかった
黄砂がなければ安居島や子安居島や遠くに鹿島も見えただろう

2時間くらいその当たりの山を歩き回り疲れた
黄色の野いちごが沢山あったがシマヘビに2匹お目にかかったので
藪に分け入るのは止めにした

 


2007/05/28(晴れ)

土曜日から広島県上蒲刈島の広島県民の浜へ行く

到着して直ぐにセールを紫外線から守るために
UVカット布で作ったセールカバーをおおざっぱにかける

ハードドジャーの後に有るブルーの日除けは
今の時期紫外線を遮り陰を作り快適クルージングの必需品
ミズンセールを上げてセーリング中もずっと張っておくことが出来る

土曜の夜は強風が吹いたが
日曜の昼くらいから風が落ちて太陽が眩しく照りつけた

丁度柳原に帰り着く手前で隣に停泊している「虎丸」とミーティング
ほとんど同時に入港した

 


2007/05/27(晴れ)

土曜日から広島県上蒲刈島の広島県民の浜へ行く

黄砂で瀬戸内海全体がかすんでいた

行きは斜め後ろからの風(クォーターリー)で
インナージブと2ポイントリーフしたメインのみで
ずっと快適に8ノットをマーク
波の先が崩れ始めるくらい風力4くらいの風だった

広島県民の浜へ呉の古い友人平田さんが来てくれた

 


2007/05/25(晴れ)

昨日は久しぶりに一日雨で何も出来なかった

これは一昨日の写真

スターンハッチのチーク
黒いシーカフレックスのシームが切れていた部分があり
古いシーカフレックスを切り出し
マスキングテープを貼って黒色シーカフレックスを入れ直す

今日はお隣に停泊している隅田さんが
船を上架して船底を塗り直すそうだ

僕は昼から出航するつもりだが未だ行き先は決まっていない


2007/05/25(雨)

コクピットチーク部分をきれいにするために
チークワンダーというチーク洗い専用の洗剤で洗う

きれいになった

スターンハッチのチーク
黒いシーカフレックスのシームが切れていた部分があり
マスキングテープを貼って黒色シーカフレックスを入れ直す

昨日も暑い一日
濡れたデッキはあっという間に乾いた


2007/05/24(晴れ)

右舷コクピットコーミングとコクピットベンチ

コーミングに新しく取りつけた22#ウインチと
ジブシート16#ウインチの大きさの違いがよく解る

大きい方はスターンアンカーを上げる為のウインチとして使う

チークデッキの埋め木はみんな終わり
埋め木の先をノミではねてその後にサンドペーパーをかけたので
その部分だけが新しいチークの色になった

見てくれはどうでも良い僕だがここは一度チークを新品同様に蘇らせようと考える
「ブルーシーガル」上田さんのホームページで
チークワンダーという製品が良さそうだと思ったので紹介してもらった


2007/05/23(晴れ)

左舷コクピットコーミングとコクピットベンチ

チーク材を仮止めするための木ビスを抜いた穴を埋め木で埋めた

右舷の埋め木の部分から一カ所水漏れしたので
全部の埋め木にシリコンを入れて埋め木をやり直している所

この後埋め木の頭をノミで飛ばし
チークの部分をデッキブラシできれいになるまで擦る
昔の帆船のやり方だがチークの厚みが薄いので
今ヨットでは薬品を使ってきれいにするそうだ

昨日は暑くて天幕を張って陰での仕事だったが汗が噴き出した


2007/05/22(晴れ)

土日の二神島

港に向かって今回は左側に散歩

海辺に降りて見たが海藻ばかりで貝類が居ない

桟橋にかごをぶら下げてツブ貝を沢山生かしていたが
あの貝は何処で採取してきたのかなと思う

写真の左右に見えている島は
右が中島左が怒和島

今日は花丸でコクピットチークの整備をする


2007/05/21(曇り)

しばらくぶりで二神港に来た

大潮でテングサ採りが解禁だと言うことで
地元の船がひっきりなしにテングサを桟橋に降ろし
桟橋へ軽四輪車が降りてきては収穫物を運んだ

夕方この前には行かなかった桟橋の左側を見物しながら散歩
岬を回った所に小さい小学校を見つけた

子供の見あたらない島だから廃校になったのかな
運動場に草が生えていた
でも校舎の入り口に小さい長靴が3足並べておいてあった

それにしても体育館は立派なものだった

 


2007/05/19(曇り)

C-mapを入れたWindows98がおかしくなり
C-map上の数字を表示しなくなった

それは困るので友人にもらったCDで
Windows98の上書きをした

上手くいって使えるようになった

僕はMac派なのでWindowsのことはほとんど解らない
C-mapを使うようになり少しずつ覚えている所だ

 


2007/05/18(曇り)

ミズンブームの上に鴎やゴイサギやコサギが留まって糞をする

コクピットオーニングやデッキが糞だらけになるので
背の高さくらいの位置にマストを支えるステーをぐるっと囲む釣り糸を回す

鳥はテグスが見えないのでそれに突き当たって留まりに来なくなる

簡単な装置だが出航の時に外し忘れないように釣り糸巻き取りの
派手な黄色のプラスチックを端っこにぶら下げた


2007/05/17(曇り)

昨日会った「どんたく」のフェンダーをまねて
サンブレラフェンダーカバーの上にナイロンネットをかける

これで紫外線にもこすれにも強くなった
それにナイロンが滑り擦れたときの音もほとんどしない

カキの貝殻が沢山付いた岸壁に横抱きするときは
このフェンダーの外に歩み板を吊り下げることにする

本当はそんな停泊方法はやりたくないが
どうしてもそうしないといけないときの為に歩み板も必用だろう


2007/05/16(曇り)

昨日会った「どんたく」の工夫箇所

マストに登る足場を自作してあり簡単に登ることが出来るそうだ

スプレッダーから上にはハリヤードが足場に絡まないように
太いテグスでサイドステーと結んである

その他にもありとあらゆる部分に小さくて素晴らしい工夫が有った
オーナーの楢崎さんはまともにクルージングに取り組んでいる人だなと感じた


2007/05/15(晴れ)

昨日会った「どんたく」という沼津のヨットが三津内港に入港した

三津ヤンマーでエンジンベットのラバーマウント取り替えのためだそうだ

艇長の楢崎(ならさき)さんは博多の出身だ
「どんたく」の意味はポルトガル語の日曜日だと聞いた

色々な所に長距離クルージングの為の工夫が見られる
よく整備されきれいに片づいた船だった

写真の風力発電機は英国製エアロゲン発電機
不思議なことに全く風切り音や振動がない風力発電機だった


2007/05/14(曇り)

沈んだ由良桟橋が新しくなり
昨日は日曜日で 5艇のヨットが集まっていた

早速朝井さんの「サンデー2」で釣ったアジの唐揚げ
いつものように宴会が始まった

「どんたく」というヤマハ30
屋久島へ行く途中というヨットも来ていた

長距離航海が長い船で面白い工夫がいっぱい詰め込まれた船だった
今までに見たことがない風切り音がしない風力発電機も備えていた

色々教えてもらったがもっともっと話しがしたい人だった

 


2007/05/13(曇り)

修理中の船にヒヨドリの巣があった

ブームのエンドに5羽の雛がおり
メインセールタック部分には5個の卵があった

淡いグリーンで丁度池川ヨット工房ホームページのバックの色だった
大きさはウズラの卵より少し小さいくらい

やっぱりヨットは毎週のように出航しないといけませんね

今の時期小鳥の巣が出来ているヨットもきっとあると思います


2007/05/12(曇り)

「花丸」の隣の隣に停泊している久さんが
エタップ26「Green flash」を上架し船底掃除

ついでに船体も磨きたいというので
コンパウンドとポリッシャーを貸し出した

きれいに磨いてピカピカの船体になり
コンパウンドを落とすための石けん洗いが済んだ所

船首に流木に当たった傷が沢山出来るので
船首に取りはずすことが出来るFRPカバーを作ることになった


2007/05/11(曇り)

船尾アンカーを上げるために新しく「花丸」に取りつけた
日本製ROMダブルスピード 22#ウインチ

ジブシートウインチでさえ16#だったのだから
相当に大きく見える

これで歳を取っても腰を痛めないでアンカーを上げることが出来る

ヨットに乗っていたい70歳まで後15年しかない

若いときと違い色んなヨット運行の技術を身につけたが
体力の衰えがそろそろ目に見えてきた

 


2007/05/10(曇り)

昼間はだんだん温度が上がり昨日などもう夏かと思う暑さだ

「花丸」の直したい所を手帳に書き出したが
仕事が入ったのでストップ

船尾アンカーを巻き上げるキャプスタンローラーのかわりの
22#ウインチは右コクピットコーミングの後方に取りつけた


2007/05/09(晴れ)

ファイバーグラスでできた船体のヨットで
金属の外付けバラストを持った船は
接合部分に必ずと言って良いくらいヒビが入る

強力な水の力がかかるバラストに対し
歪んで動いて壊れないFRP船体の取りつけ部分がハードスポットとなり

二次接着の積層やパテやあるいはシーカフレックスなどには
ヒビが入るのである

それでも何とかして欲しいという依頼があり
ヒビの部分を削って再度ビニールエステル樹脂を使って
二次接着のやり直しをする

上向きのきつい仕事である


2007/05/07(晴れ)

紫外線にやられてフェンダーが黒くなり船体が汚れるので
サンブレラーのUVカット布でカバーを作った

その残り布で船首舫ロープの入れ物を作る

船首のパルピットにぶら下げてあるのがそれ

筒状の口が締まる袋で下から舫ロープの先を出してクリートしておき
袋の口を締めてある
その中に舫ロープを格納して端は袋の上から少し出してある

使うときは上からロープを引っ張りだしてチョックを通して舷から出し
適当な所でクリートする

これで入港の度に舫ロープの固まりを船首まで持っていく手間が省ける


2007/05/05(曇り)

一日中曇り

連休で三兄弟がそろったが
何処かに遊びにいって誰かが居ない

ヨットに乗ろうよといってもなかなか応じない
まあそんな物だろう

今日はもうそれぞれの所へ帰るというので
見送りをしようと思い今日も家にいることにした


2007/05/04(曇り)

昨日広島からの帰り最初は機走
2500回転で7ノットちょっと

途中から終盤は北北西の風でアビーム(横からの風)
メインセールを1ポイントリーフとインナーステースルで
時々8ノットを超えるスピードが出た

ウインドベーンも気持ちよく働き快適なセーリングだった


2007/05/03(晴れ)

宮島からの帰り

昼くらいに能美島の西の端にある小さな港に入港
(ほとんど地元の人しか知らない)

古いヨットの知り合い広島の原さんの別荘に立ち寄る

港は水が綺麗で底が見えた

広島にもこんな所があるのだ

右側のセメント浮き桟橋に着けていたが
漁船がしょっちゅう出入りしているので堤防にある鉄の桟橋に移動した
ここに来だして3年目だがこんなことは初めてだ

 


2007/05/02(晴れ)

宮島桟橋の西にある小さな桟橋に朝から移動

ヨットを停泊することが出来ていた宮島桟橋は
広島市の太田川からの観光船が着くようになり
おまけに廿日市の新造消防艇まで停泊し
もう沢山のヨットを一日中着けておけるような桟橋ではなくなった

今停泊しているこの西側にある桟橋は今のところ空いているようだ

上陸して直ぐ左に歩くとトンネルがあり
そのトンネルを抜けた所に国民宿舎がある
そこで500円で風呂に入れてもらった

 


2007/05/01(雨)

昨日北条港に「花丸」を見たいと訪ねてきた
岡山の「沙羅」という船と一緒に「花丸」も広島県宮島へ来た

艇長は小原さんという写真中央の人

左が奥さんで右は川上さんという連休中クルーをしているという人

フジケッチ35で程度よく保たれた船だった
朝8時に観光船が着くので出ていって欲しいと言われ
今から神社の西にある小さいポンツーンに移動する


2007/04/30(晴れ)

一級海上特殊無線技師の講習も終わり
(何も身に付いた物はなかった)
(国家試験って何のためにあるんだろう)
しまなみ街道の多島美を味わいながら帰路につく

穏やかな海で
海上を行く船が航跡を残してゆっくりと進む

久しぶりで瀬戸内海の美しさを見直した


2007/04/29(晴れ)

夕食の後尾道の祭りを見た

尾道駅の近くで海に添った道路に
踊り子達の集団がでてそれぞれの踊りを競った

海沿いの遊歩道には出店が出て
観光客や踊りを見物に来た人たちでごった返していた

海ではヨットが電気装飾を施して祭りを盛り上げていた
そんなヨットの一つに桟橋から別の桟橋まで10分ほど乗せてもらった

海から見る祭りの風景はにぎやかな物だった


2007/04/28(晴れ)


坂の町尾道へ来ています

尾道海技学院で第一級海上特殊無線技師という
免許を取るための講習会です
実に眠たい講習会です

陸から海の駅という所を見ましたがヨットが2艇停泊していました
一泊250えんだそうです
尾道の町も駅も近く風呂も食事をする所もいくらでもありそうです

尾道は海が近く魚が美味しいです
尾道ラーメンというのが有名ですがまだ食べていません


2007/04/27(晴れ)

22#ダブルスピードウインチを手に入れた

スターン(船尾)アンカーの巻き上げウインドラスと
インナーステースル用のシート巻き取りに使う

右舷コクピットコーミングの 一番後ろに取りつけるつもりで
内外のあて板を作った

今日は朝早くから尾道海技学院へ行く
一級海上特殊無線技師の免許を取るために3日間の講習を受ける

出来ればエアーヘッジで日替わり写真の更新はするつもりだ


2007/04/26(晴れ)

昨日実家へ行ったが父は留守だった

入り口にみごとに垂れ下がった満開の藤の花が向かえてくれた

海から20キロ以上有ろうかという内陸だが(東温市見奈良)
周囲の緑に勢いがあり海とは違う気持ちよさを感じた

こんな所で育った僕がどうして海やヨットが大好きになったのか
全く自分でも解らない

変化に富んだ陸地と比べたら
海の表面では一つ一つ波の形は違うんですよ
と言うくらいの事しか言えない単調さだ


2007/04/25(曇り)

写真はアンカレッジマリーナのSea Ward

今日は朝一番に下架して中島へオーナーが廻航する予定

修理したのは古くなったハリヤード類の交換
ステーを全部切りつめてターンバックルで締めることが出来る様にした
補助エンジンのエンジンベット裏にあて板を入れた
そして船底塗料塗り直し

オーナーが船名を張って仕上がった

 


2007/04/24(曇り)

この一週間アンカレッジマリーナで写真の船 Sea Wardを補修していた

ドッグハウスについている窓はみんなステンレスのオープンハッチ

25フィートなのにラット仕様(舵輪で舵を操作)

そしてフィンが付いたバラストは前後に長く非常に浅い

ちょっと日本人の発想では思い浮かばないような船だ
アメリカ人だとトレーラーに積んで保養地へ持っていくのかな?

 


2007/04/23(曇り)

昨日昼前の柳原漁港の写真

雨がぱらぱら降り始めた所

Google Earthの衛星写真を拡大してみると

松山市北条柳原漁港8艇のヨットもはっきりと写っている
ヨットに渡るための箱船さえ見ることが出来る

軍事目的とはいえ人はとんでもない物を作った物だ


2007/04/22(雨)

05:00起床で花丸に乗りに来て
由良港へ水を入れに行った

桟橋は相変わらず沈んだままだったが
明日から修復工事が始まるらしい

柳原に帰り着いたら10:00くらいから雨になった

天気予報の通りだ

水を300リットル積んだので喫水が大分下がった


2007/04/21(曇り)

柳原漁港ヨット溜まりの引き潮

潮が引くとヨットを係船している直ぐ前にある
船立て場が現れる

昔漁船が木造の頃はこの船立て場に満ち潮の時船を入れておいて
潮が引いたら船底掃除をし
船食い虫 が付かないように松の葉を船の下で燃やし
煙でいぶして船食い虫退治をしたという


2007/04/20(曇り)

柳原漁港最大干満の差は4メートルもあるだろうか

昨日は大潮だったようで
前の船立て場からまだ下に1メートル以上潮が引いた

メインセールを取りはずして修理に出していたので
夕方2時間もかかってマスト・ブームに取りつけた

セールを上げてみないと解らないが
まあまあ思った様になったようだ

次回のセーリングが楽しみだ


2007/04/19(曇り)

昨日は朝から雨が降り寒い一日だった

今日の写真は工房入り口から見た海側の写真

ネット付きのフェンスで海へは入れないようになっている

このフェンスは海水浴シーズンの7月1日から9月1日まで取り払われ
工事も一時ストップさせるそうだ

もう3年近く目の前の海に行くことが出来ていない
ずっとフェンスばかり見ていると
何だか陸に閉じこめられたような閉塞感がある

今日はアンカレッジマリーナで上架したSea Wardと言う船のマストを倒す仕事がある


2007/04/18(曇り)

昨日のスコールのような雨風でサクラの花がみんな落ちた
柔らかな新芽の緑だけのサクラも又良いなと思う

今日は港でエンジン温水器をセットした
温水装置があまりに小さいので少量のお湯しか沸かない

まあ真冬にシャワーを浴びることもないだろうからそれでも良いかと思う

インナーステースルのレールは 金具の音がうるさいので
レールごと取りはずした

ハーケン製の高い物だがクルージングに少しでも音を発する物は向かない
問題を最初に発見するのは小さな音を聞き逃さない事だから・・・

写真は昨日の柳原
花丸のミズンマストだけが他の船のマストより後ろに下がっている


2007/04/17(曇り)

昨日は松山市中島町公民館へメキシコ音楽を聴きに行った

写真は楽屋裏通路で撮らせてもらった物

「ロス クラシコス デ メヒコ」というグループ
右からリーダーのガビーノさん
この演奏会を企画した堀江にお住まいの森さん
そして若くて男前のガブリエルさん
ひょうきんなガビーノさん

中島町大浦には考えられないくらい立派な公民館がある

29年振りアカプルコで聴いて以来のメキシコ音楽と
スペイン語の単語を少しずつ思い出した

 


2007/04/16(雨風強し)

昨日の北条柳原漁港
海面にサクラの花びらが浮かび

目の前のサクラの木も葉桜になっていた

いよいよ春らしくなり瀬戸内ではあちこちで色々な花が見られるようになった

北海道は最後の大雪らしい
今頃降る雪は水分を含んで重たいんだろうな

南北に長い日本列島こうも違う物かと感心する

今日は次男 真帆 が滋賀県から帰っていたので出航しなかった
15:30分の高速バスで滋賀へ戻って行った

 


2007/04/15(曇り)

今朝の工房内

「花丸」の荷物もみんな運び出し
いつもは積まない物は工房二階に収納した

ガランとした工房の空間を見ていると
よくこれほどのスペースを確保した物だと思う

長男の彫金と比べ面積当たりの稼働率の悪さにうんざりだ


2007/04/14(曇り)

一昨日鏡のような水面を一路柳原に向かって機走している所

メインセールはカットして調整してもらうことにしてセールメーカーに送った

スライドハッチ戸袋とハードドジャーの天井は
白ウレタン塗りだったがあまりに目にまぶしいので
グレーに塗り替えた
少しは優しい色になった


2007/04/13(曇り)

そんなに積むのと言われながらステーションワゴン4往復の備品を積み
(それでも一度には持ち上げられない重量の不要な荷物を下ろした)

吊り上げてもらって船台の部分の船底塗料を塗り
アンカレッジマリーナを後にした

このエンジンの巡航速度2500回転で耐水スピードが7.3ノットでた
上架前は6ノットが精一杯だったので
船底塗料を塗り替えると言うことがいかに大切か理解できる

久しぶりの柳原漁港は静かだった


2007/04/12(曇り)

メインマストのスプレッダーまで真澄人君に上げてもらった

メインハリヤードロープが太すぎたので交換するためだ

前にはハリヤードロープを束ねて掴み一人で上がったが
相当体力が落ちている
腕が痛くなるし息は上がるし危ないので手伝ってもらうことにした

船内船底部分の低粘度エポキシ塗りもやった

 


2007/04/11(曇り)

サンブレラと呼ばれる紫外線カットの生地でフェンダーカバーを作る

真澄人君がカットとミシン掛けをしてくれた

いよいよ「花丸」を浮かべる準備にかからないといけない

残りの仕事を紙に書き出しチェックを入れて消していく


2007/04/10(曇り)

バラスト補修部分を残して船底塗料赤色を塗った

ノリ刷毛で塗ったが塗り重なった部分が光りそうでない部分は光らない
昨日の写真で船底が凸凹して見えたのはそんなわけで
実は船底は船体よりもスムーズなラインを出している

見てくれより実質の性能の方に重点を置いて作ったつもりだ

 

ヨットに詳しい人でも「花丸」のワイヤーやロープ類を見て
蜘蛛の巣を張ったようでどれが何かさっぱり解らないという人もいる

でも結局はマストを支えるワイヤーと
セールを上げ下ろしするロープと
上がったセールを調節するロープが主たる物で

後はセール面積を縮めたり広げたり
ブームを引き下げたりその他細かい調整をするためのロープです

二枚帆のディンギーの事が解れば理解できる内容なのです

 


2007/04/09(曇り)

バラスト補修部分にマイクロバルーンエポキシパテを付け

それ以外の所に赤色船底塗料を塗った

船底塗料を塗ってもほとんど衣服を汚すことはなかったが
今回はローラー塗りをやめて刷毛塗りにしたので
多少袖口に塗料の赤色が付いた

巾広のノリ刷毛で塗ると綺麗に早く塗ることが出来る

船内船首船室にも低粘度エポキシを塗る
アンカーウインチ収納口から水が入って
アンカー収納スペースに水が溜まってカビが生えたからだ

 

 


2007/04/08(晴れ)

花丸の床板をみんな外して工房に持ち帰り塗り直し

自分の船なので塗りは後でしっかりやればよいと思っていたが
2年半も経つと床は油だらけで
サンドペーパーをかけて塗ってもブツブツに低粘度エポキシがはじいた

後でやろうなどと思うことはもうしないと思うに等しい
ヨット作りは浮かべるまでが勝負だと気が付く

もっとたっぷり時間とお金があればずっと長持ちする船が出来ただろう

取り外せる部分はまだ良いが船体内側の塗りはどうしようもない

 


2007/04/07(雨)

船体水線から上にコンパウンドをかけ
船用のUVカットワックスを塗った

コンパウンドで磨くと綺麗になったが
雨の跡が黒く残ったので
やはりワックスもやらないといけない様だ

今日はバラストをマイクロバルーンエポキシパテで成形しようと思ったが
朝からあいにくの雨が降っている

船内敷き板をサンディングすることにしよう

昨日は工場の引き抜きブースの前で
2時間くらいエアーサンダーを使ってサンディングをしたので耳鳴りがした

マリーナでの仕事が出来ないので
船から降ろした物を仕分けして必要な物だけをより出そう

 


2007/04/06(曇り)

鉛バラスト左舷側

プライマー処理をしていなかったので
マイクロバルーンエポキシパテがみんな剥げ落ちた

右舷は大丈夫と言うことは船に取りつける前に
寝かせた状態で違う日にパテを施工したので
その日の湿度とかが影響したのだろう

剥げ落ちた部分にサンダーをかけて荒らしておいて
エッチプライマーというシーカフレックスが出している
金属プライマーを薄く塗った

ペラクリンの最初に塗る黄色の液体エポキシとほとんど同じ物だ

今日はこの上にインタープロテクトを施工する

 


2007/04/05(晴れ)

昨日は春の嵐か松山でも一時雪が舞った

びしょ濡れになりながら船底塗料を水研ぎした
あまりにも凸凹なので水の摩擦抵抗を減らすために平らにした

しかし寒い一日だった

 

白色の船底塗料は見てくれはよいと思うが
どうも魚の腹に見えそうな感じなのでシャチにおそわれては嫌だ
次は赤い船底塗料にしようと考えている

赤色船底塗料は大型船も塗っているし
最もオーソドックスな色で
船底塗料としての役割も一番強いように思う

今日はバラスト部分の剥がれたエポキシを塗り直そうと考えている

 


2007/04/04(晴れ)

防蝕亜鉛をシャフトに取りつける

フォールディングプロペラ側から新しい防蝕亜鉛2つ

フットボールのような丸いのがアメリカ製
次のが日本製25ミリシャフト用

その後の3つは古い物をそのまま残した
もうボロボロだが役目は果たしているのでそのまま残す

そして最後の一つは日本製の防蝕亜鉛

これで船尾に出ているシャフトをみんな防蝕亜鉛で覆ったことになった

 


2007/04/03(雨)

昨日は次々とお客さんが来たのでマリーナへはついに行けなかった

これは一昨日の写真

リギンの下にあるデッドアイというターンバックルの替わりの締め具で
マストを支えるワイヤー類を締め直した

真澄人君に手伝ってもらっていたが
スプレッダーまで素手でハリヤードを伝って一人上がったら
息が切れて何もしたくなくなった

ちょっと太りすぎたか体力が無くなったか
身体を鍛え直さないとヨットどころではなくなる

 


2007/04/02(曇り)

昨日の由良桟橋

停泊して一晩過ごしたこともあるが
まさか桟橋が沈むことがあろうとは考えても見なかった

フェリーくらいのサイズの船ならそんなこともないだろうが
ヨットだと気が付かなければ海に引き込まれる恐れがある

昨日は仕事で中島へSEA WARDと言う艇種のヨットを見に行った
なかなかかわいい個性的な船だった

 


2007/04/01(曇り)

3回塗り重ねたので少し凸凹してきた船底を
120#の耐水ペーパーでなめらかにしている

セルフポリッシング船底塗料は自分が溶けて海藻や貝を付かないようにする
だからかどうか塗ったときよりも上架した時の方が凸凹している

その上に毎年塗り足すのだから凸凹はますます酷くなる
これでは走らないので時には平滑な面を作る必要がある

メインセールは少し Luff(マストに添う部分)が長いので
切りつめることにして取りはずす

昨日も真澄人君が手伝ってくれた

 


2007/03/31(曇り)


花丸の船尾部分

白い船底塗料は何故か水に浸かっていない部分が緑色に変色している
水に浸かった部分と使っていない部分がはっきり解る

一番後ろの汚れている所は緑色の海藻が生えている所
普段は水から上にあるが波が来るとどしんどしんと波を叩く

この部分も船速が早くなると水が盛り上がってくる部分なので
抵抗になる海藻は綺麗に取っておくことにした

アースをしていないウインドベーンのトリムタブ取りつけボルトが
電蝕で頭が無くなっていた

プロペラシャフトに取りつけた防蝕亜鉛3個もボロボロに腐食していた

 


2007/03/30(雨)

花丸の船内を塗りたいので
船内にある物をみんな工房に運んだ

ワゴン車で後部座席を折りたたんで三往復
工房床は荷物でいっぱいになった

知らない間に次々と不要な物を積み込むのがいけない
どうしてヨットにこんな物をと言うような物がいっぱいある

気をつけているつもりでもこうだ

今度積み込みをするときは不要な物はみんな下ろす
そして積まないと言うことにしよう

 


2007/03/29(曇り)

アンカレッジマリーナへ車を置いておいて
真澄人君に彼の車で柳原まで送ってもらい
「花丸」を一人で廻航して上架してもらった

ポンツーンに着けるときにバックが効きにくいなと思ったら
流れ藻がプロペラに引っかかっていた

バラストのエポキシが大部分はげ落ちた
プライマーを施さないで施工したのがいけなかった

もう一度全部剥がしてやり直しだ

一度全部荷物を下ろして船内をきちんと塗り直そうと考えている
自分の船だからと船内には一度も塗っていない木の部分もある

 

 

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