New Zealand - Opua 3(2008/02/20〜2008/02/25)

2月24日

港での嵐は外海よりもずっと怖い
アンカーだけが頼りで回りは障害物だらけだ

おまけに荒れてきたらエンジンを使っても思うようには走れない

一夜明けて全くの凪
気圧は下がったままだが風はそよりとも吹かない
幻想的な風景の夜明だ


2月23日

アンカーが引けたCINDELERAと言うドイツの39フィートの直ぐ近く

暗くなり風も吹きつのるのでもうアンカーを打ち直すのをあきらめオールナイトワッチ
昼前に風が和らいだ少しの間を使ってアンカーを打ち直しへとへとに疲れて眠る

雨で川の水が濁り黄色い土色の海になった

2月22日

低気圧が迫ってきている
風が吹きつのり小雨が降ったりやんだりだ

カタマランで変わったマストを持った船が近くに来た

ステー(マストを支えるワイヤー)が無くて しかも左右に2本マスト
そのマストは翼型断面の平たいマストだ

ブームも短くてジブが無く細長いメインセール2枚だけで走る

2月21日

Opuaの港に上陸して昼のサンドイッチとジュースを買って 海から向かって左側の海岸を散歩

少しでも平地があると別荘が建っている

その前の海には沢山のヨットが停泊している
海岸は個人の物ではないので沢山のディンギーが海岸線に置いてある

 

海岸を歩いた後丘の方に入り主要道まで歩いて登る

以前にスーパーマーケットの前でお会いした日本人に会い
Bay of Island が一望できる涼しい部屋でジュースをご馳走になる

帰りにOpua入り口に立っているOpuaの看板の前で写真を撮る

 

丘に上がってこの写真の坂を下りきるとOpuaのマリーナ

 

2月20日

Opuaに入港直前に面白い物を見つけて上陸してから確かめに来た
小型船専門の浮きドライドック

ドック全体を沈めておいて間に船を入れて固定し
エアーを送ってドックを浮き上がらせる事によって船底を整備する

本船でも中型の船まではこんな方法でのドライドックも見た事がある

 

隣に碇泊しているポーランドから来たカタマラン

一番右の人がWojtekさんというこの船の持ち主

その左のペアーがドイツ人夫婦で世界を一周半して南太平洋にもう5年も居るという
毎年サイクロンを避けてニュージーランドで半年暮らすという

二人ともニュージーランドで半年間の仕事をしているそうだ

その左はドイツ人の奥さんでバヌアツの人

そして僕たち

写真を撮ったのはポーランドの船の奥さん