76 いよいよ夏がやってきたか?(2003/07/22) 

今年の梅雨には泣かされた。

受けていた仕事がエポキシを使うオズモシス修理なので、
雨とその翌日は全く施工できない。

おまけに私の32フィートもいよいよ接着にかかろうという矢先に梅雨入りした。

気持ちばかり焦るが、
全く天候には手も足も出ない。

ヨットを作り始めて以来ずっとエポキシを使っているが、
雨の日とその翌日にエポキシを使うのは寝ているよりもずっと分の悪い仕事だと身にしみて解っている。

それなのに意地悪く今年の梅雨は24時間全く降らなかったというのは梅雨入りした後2日目の一回だけで、
後は必ず24時間以内には雨が降った。

イライラして胃の痛くなるような毎日だった。



でも梅雨寒(つゆざむ)と言う言葉が当てはまるくらいの雨がここ二三日続いている。
雨 風 雷、
日中も降っている時は肌寒く感じた。

いよいよ梅雨も上がりそうな気配だ。

松山ではもう10日以上前から夕方には蝉の声が聞こえるようになった。

いよいよ暑い暑い命をすり減らすような夏がやってきたようだ。

若いときは炎天下で裸で居ても平気だったが、
今はそんな事をした日には次の日は寝込まないといけないくらい疲れるようになった。

暑い中 ビールを浴びるほど飲んで と言う事も滅多になくなった。

子供の時のように夏が待ち遠しくてたまらないと言う事も勿論無い。

ヨットに必要な風が無くなるので、
夏はあまり歓迎できないと言う思いが強い。

南太平洋のあのカーッと焼けるような日差しの中では、
一日3時間くらいしか頭が回転していないように思えた。


52歳の私はいくら長くヨットに乗っても後18年が限界だろう。

逆算するとこの夏に接着を進めて出来るだけ早く自分の船を浮かべる必要がある。
エポキシが使える気温が高くて雨が降らない夏はヨット作りに必要なのである。


話は変わりますが


最近になって全く存じ上げないホームページ購読者からのメールをよくいただくようになった。

色々質問されて、
皆さん修理や制作の初歩的な事で困っていらっしゃるんだなあと言う 思いを強くした。

私のところは ある人に言わせると敷居が高いそうですが、
そんな事はありません。

自分が最初に結論を持っていてそれを私に押しつけようとするような質問は質問ではないからはねつける事だってあるでしょう。

でも できるだけ相手の身になって最良のアドバイスをするように勤めています。
真っ白な気持ちで何でもお問い合わせ下さい。

解らない事は調べますし、
より詳しい人を知っているときはその人を紹介します。

時間の許す限りどんな質問にも親切丁寧にお答えします。

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