デッキ張り(2003/05/01)

2003/05/31


スターン左物入れの穴の回りに置いたコクピットベンチの部材

250ミリピッチで各ステーションの部分のベンチや背もたれ
(コクピットコーミング)
の形を作った

クォーターバースが仕上がったらこれらをデッキフレームに固定して
コクピットを仕上げる事が出来る

でもなかなかクォーターバースが仕上がらない

フィレット付けや棚表板取り付けやエバデュアーの塗りをしないといけない

 

 

 


2003/05/30


ドッグハウス入り口に立って船内船首側を写す

左下隅にクォーターバース入り口ベンチの背もたれ棚
その前が昨日の写真のオーブンレンジを ジンバルで吊すスペース
ノミが置いてあるのは調理台
そして2くちシンク

天井まではないバルクヘッドの向こうに
メインキャビン中央テーブルが見えている

テーブルの左には4人掛けのベンチ兼バースと
もう一段高いバースがある
右側はバース兼ベンチと背もたれは全面物入れ

右側手前にはトイレ&シャワーの仕切スペースがある

 

 

 


2003/05/29


工房一番奥の1.2メートル×2.4メートルの作業台の上に
扉や穴が開く棚の表面板を並べたところ

もう一週間ほどこのままで手つかずだ

扉には小さな蝶番とストッパーを操作する穴が開くので
額縁を入れる必要がある

とにかく船を軽くしたいので
棚の表面板は4ミリを使い

額縁は厚味7ミリ幅20ミリの薄いマホガニー板を前後から張り付けた

角の止めの開きは1ミリ以内は良しとした
ずさんな内装工事だが船の性能には影響はないし
物入れとしての役目は充分果たす

 

 


2003/05/28


左クォーターバースを前から後ろに向かって写したところ

コクピットベンチを造って空間をふさぐ前に
あらゆる部分のフィレット付けや
棚板取り付けをやってからコクピットベンチにかかるつもりだ

コクピット両サイドのクォーターバースは
普通の人ではゆっくり過ぎるほどのサイズがある
ダブルバースでは少々きつそうだが
シングルではヒールしたらごろごろ転がりそうだ

仕事がストップしたので
次々と目新しい写真をお見せする事が出来なくなった

後1週間くらいすると自分の船の仕事に戻る事が出来る

 

 


2003/05/27


中央の凹みがガスオーブンをジンバルに吊して揺らすスペース
波に揺れるヨットではコンロ全体を揺らすようにし
常に水平を保てるようにしないとお湯さえ沸かす事は出来ない

船用のガスオーブンレンジをもらったのでそれを積む事にした

ノミを置いてある方が 船首でそこは炊事場の調理台となる部分
その直ぐ前は二口の深い流しが来る

全部で1.5メートルの横幅があるL字形の台所となる

金儲けの仕事を始めたので撮り貯めてある写真をアップする事にする

 

 


2003/05/26


トイレとホールディングタンクと給排水バルブ

どこに取り付けようかと現物を持ってきてあちこちに合わせてみる

船のトイレにも直接外に排水しないように
ホールディングタンクを付けるのが当たり前になりつつある

ハーバーなどでの汚水の排出は厳禁
開けた海なら自然浄化で何の事はない
それでタンクに一時貯めて置いて
外海に出たら排出と言う事になる

 

 


2003/05/25


これが大活躍の仮止め釘打ち機と仮止め釘抜き

釘打ち機はアルカポネ時代のマシンガンのように
プラスチックのベルトでつながった仮止め釘を
ぐるぐると巻いて釘打ち機の先に装着する

「とめ吉」という 会社が開発した物で
一本一本金槌で打つ事を思えば
10倍以上の早さで打つ事が出来る

ところが仮止め釘抜きの方は只のあごの出たペンチで
その出っ張りを支点に挟んで引き抜く

これで大量の仮止め釘を抜き取ると
必ず手のひらが豆だらけになる

私は「とめ吉」に釘抜きの方も開発して欲しいと言ったが
そちらの方の需要はないと言う事である

 

 

 


2003/05/24


ギャレー(炊事場)の蹴込み

家庭用の炊事場と同じく
奥行き6センチ高さ9センチほどの蹴込みを付ける

船内メインキャビンのベンチや
コクピットベンチにも蹴込みを付けた

これらマイナス方向の面はFRPの船にはまねの出来ない良い部分で
木造の船なら多少手間はかかるが思いのままだ

 


2003/05/23


ドッグハウス入り口を降りて直ぐ右の1メートルベンチ

普通ならチャートテーブルが来る位置だ

航海中にこんな狭っ苦しい所でチャートワークなどやらない
メインキャビンのテーブルの上でやるだろう

それでチャートテーブルは廃止して只のベンチにした

航海計器はこの棚の中に取り付ける事になるだろう
ベンチの下は水タンクになる予定だ

通路も広く取れてクォーターバースへの出入りが楽になる

 


2003/05/22


トイレの手洗いも一応セットしてみました

ギャレーのステンレスダブルシンクより大分安いのですが
深さが浅いせいか綺麗な出来です

型で押して作る流しの類は深さに比例して高くなります

昨日は今まで雨でどんどん借り止め付けで作っていた部分を
エポキシ接着しました

接着の途中で小さな加工ミスを見つけると
エポキシと格闘しながら木工もと言う事になり
最悪の事態になります

きちんと確かめてうんこれでいけると解ってから
エポキシを練らないといけません
途中2箇所の手直しで手がエポキシだらけになり情けない事でした

 


 

2003/05/21


18日の写真です

ギャレーの部分がだいぶ格好が付きました

後バラストを固定するための補強を入れておいてから
床板を作らねばなりません

それで船内の大まかな木工は終わります

そうでした
トイレ&シャワー室 の床部分の木工も残っていました

トイレを取り付けて
汚水を直接海に出さないための
ホールディングタンクも固定する予定です


 

2003/05/20


一昨日の写真です

お金儲けのための仕事をしないといけなくなり
32フィートガフケッチはしばらくお休みです

写真は撮り貯めたのがあるので毎日更新します

この写真は右クォーターバース入り口から船尾を見たところです

雨で接着が出来ないで
どんどん借り止めで進んでいましたが
一昨日は接着をしました

 


2003/05/19


これなんだか解りますか???

ギャレーの二槽の流しです(逆さまに置いてある)
ヨット用で家庭の物よりサイズが小さくて深さが深いのです

いよいよ先に部品取り付け穴とか
部品取り付けのための
当て木や台を付けておかないといけなくなり
部品を調達した

特徴的なところでは
トイレの排水は一度ホールディングタンクに貯めてから
外洋で排出するような仕組みにする事にした

 

 


2003/05/18


昨日とは反対に船首上空からメインキャビンを写す

真ん中のテーブルを挟んで
左右にバース兼ベンチ
そして左舷にはもう一段のバースが見える

物入れの入り口穴の部分には背もたれが来てフタになる

奥の方にギャレーや入り口階段が見えている
写真の左隅の壁はトイレ兼シャワールームの仕切バルクヘッド

これで床板を入れたら船内加工も大まかには終わる

 


2003/05/17


仮付けだがメインキャビンの左右バースと物入れを仕上げた

角の丸い穴の物入れ部分には背もたれが付きそれがフタになる
角のある物入れにはその部分から切り抜いたフタを付ける

残るところ船首船室の左右の棚を付ければ
全ての大きな造作は終了する

後は床板を作るのに型どりが有るのみだ

あまりに長く仕事をしなかったので
干上がってしまいそうだ

夏に向けて多少は外部の仕事もこなさなければ・・・

 


2003/05/16


メインキャビン右側のバース天板を作っている

物入れも兼用なので
50センチ幅で4枚取り外せるように作る

一枚ずつ2.5ミリの型板で寸法取りをしておいてから
現物を切り出す
現物が出来たら現場に合わせて微調整をして仕上げる

最近雨が多くてこんな作業の繰り返しで
バースや棚の仮取り付けがどんどん進んでいる
早く晴れて一気に接着をやりたい物だ

 


2003/05/15


メインキャビン左二段の座席兼バース(寝床)が出来た

梅雨入りしたとも聞かないのにしょっちゅう雨が降るので
みんな仮止めだ
もう何日もエポキシを触っていない

メインテーブルを左に寄せて
昨日は右側のバースを作り始め
これも
仮止め

それが出来上がったら
床下のバラスト補強を入れ
床材を作り出そうと思っている

大まかな仕切は一応終わったようなので
接着の後マイクロバルーンエポキシのフィレットを入れ

これからは各部の細かい仕上げ をすることになる

 


2003/05/14


右舷クォーターバースの入り口

トイレ&シャワールームの 角から
船尾に向かって写した写真

全部仮止めだがそれぞれの棚の取り出し口が出来上がった

角のあるのはフタを付けるもので
四隅が丸くなっている物入れはフタ無しでショックコードとネットで止める

こんな船側につく物入れが40箇所もある船だ
手間はかかるがそれだけ物が沢山はいる

やっぱり船が大きすぎたような気がしている

 

 


2003/05/13


メインキャビン左のベンチ兼バース(寝床)

前後のバルクヘッドに根太を接着しておいて
そこから糸を張って50センチおきに仕切を入れる

船体側は固定だが 船内側は物入れのフタとなる
この上にもう一段の物入れとバース を作らねばならない

ベンチはプラスチック船と違ってきちんと座りやすいように
蹴込みを付けた

残り右側のベンチ兼バースを作ると
船内造作の大まかなところは終わりとなり
細部に渡る仕上げにかかる事が出来る

船内に取り付ける部品との取り合わせで
細かい仕事が山積みだ

 


2003/05/12


コクピット床からクォーターバースを見たところ

クォーターバースの床と棚を仕上げてから
コクピットベンチや背もたれコーミングを仕上げるつもりだ

回りがオープンになっているうちでないと
エポキシパテフィレットや低粘度防腐剤入りエポキシの塗りは
体に非常に悪い

ギャレーやトイレ&シャワールームの棚も大分出来上がった
後手つかずなのはメインキャビンのベンチと物入れ棚
それらが出来たら一応大まかな船内一般配置は終わる

今月中にはフィレット付けや塗りにかかる予定だ

 

 


2003/05/11


コンロをぶら下げるスペース

船のコンロはジンバルに吊して左右に揺れるようになっていないと使えない

左ギャレーの一番後ろが座席と物入れ棚
その次が写真中央に写っているコンロのスペースです

コンロは船用のオーブンレンジ付き2口コンロ
幅が50センチしかありありませんが重くてしっかりした物です
連れ合いがパンを焼くのが趣味なので積む事にしました

10年ほど前に大きなハウスボートを解体し
そのときに捨てると言われた物をとっておいたのです

昨日は一日中接着をしたが
夕方から早くも雨で
今朝も雨
又当分の間部品作りに励む事になるだろう

今日はいよいよメインキャビンの座席から作っていく事にする

 

 


2003/05/10


昨日も根太と合板で棚を作った

全部仮止めでどんどん仕上げておいた

今日は雨が降り終わって2日経つので接着だ

充分一日中接着してもやり終わらないくらいの量の仮止めが出来ている
活性炭吸収缶入りのマスクはうっとうしいが
身を守るためには仕方がない

 


2003/05/09


何年も前に作りためてあったデッドアイなど

右の方に見えている3個の穴が開いた丸いのもがデッドアイ3種類
ターンバックルの代わりをする物

マストを支えるステーを締める為の物である

真ん中に色が違って見えているのはビレーピン

左側に見えているのはジャムックリート5種類

ほとんどがケヤキで出来ている

これを作るだけでも膨大な時間を使った
随分前だが夢中になって作ったのを思い出す

今からこれらの部品を腐らないように
亜麻仁油を染み込ませないといけない

図面によると三日三晩亜麻仁油の中に漬けて煮込むのだそうだ

今となっては帆船時代の遺物とも見えるが
これが充分役に立つ物である


2003/05/08

コクピット床から
右クォーターバース入り口を通して
前方を見たところ

シャワートイレの後方バルクヘッドに
1メートル幅のベンチと
上下二段の棚の根太が見えている

この部分はキャビン階段を下りて直ぐ右の
普通ならチャートテーブルになる部分だが
使わないチャートテーブルは廃止して
ベンチと棚にした

チャートワークはキャビンの大きなテーブルかコクピットでやるだろう

細かい作業で体勢が悪いので
だんだん腰が痛くなってきた

 

 


2003/05/07

クォーターバースを左舷斜め前上から写したところ

右の床や棚を作った合板を取り外して
それを型に左床や棚を作った

結構正確に左右が合うものである

夕方から雨の予報だったので
雨が降らない内に接着をしようと仕事を急いだが
昼過ぎには小雨が降り始め
これで少なくとも2日は接着が出来ない事になった

トランサム物入れのハッチ穴も左右に開けた

今は後ろの方からだんだんに仕上がって行っている

今日は船首部分をやろうと思う

 


2003/05/06

左クォーターバース

エンジンルームへの扉と
その後ろの物入れの扉二つ
それにスターン物入れへの大きな扉が見えている

スターンへは人もそのまま入れるくらいの穴を開けて
スターンハッチを開けると大量の風が取り込めるようにした

クォーターバースが寝苦しいのは
通風が悪いからだと思うので
この大きな開口部は役に立ってくれるだろう

昨日は右クォーターバースの床と
船側のこ物入れ棚を作った
今日は左側だ

超特急で手抜き作業だがなかなか目に見えては進まない

 


2003/05/05

コクピット床をエポキシ接着

これで船内への出入りが非常に楽になった

ドッグハウスへの入り口下に
エンジンコントロールパネルを取り付けるための穴を開け
透明のふたが出来るように凹んだ取り付け部を作った

コクピットベンチやコーミングは
クォーターバースが完全に仕上がってから取りかかる

その前にトランサムデッキを張ってしまってとか
いや待てよバウから仕上げていく方が理にかなっているかな
とか考えるが
何れにしても一人仕事なので
好きなところからやって問題無い内は気の向くままの仕事となる

 


2003/05/04

エンジンルームの塗りを終えて
点検用の穴にふたを作った

クォーターバース左右から
エンジンとシャフトを繋いでいる部分を見る事が出来る

ふたを固定するための枠を借り止め釘を使って
エポキシ接着しているところ

だんだん気温が上がってきたので
活性炭吸収缶付きのマスクをするのが苦しくなった

昨日は朝早くにコックピット床板を接着したので
船への出入りが今日から格段に楽になる

何と言っても仕事は段取りだ
クォーターバース内の仕事が終わってから
コクピットの座席や背もたれコーミングを取り付ける事にする

 

 


2003/05/03

エンジンルームの塗りを終えて
点検用の穴にふたを作った

クォーターバース左右から
エンジンとシャフトを繋いでいる部分を見る事が出来る

エンジンカバーの階段は塗りをするとあまりにきつくなった
何処が当たっているか確かめて削る必要がありそうだ

一気にコックピットをと思ったが
クォーターバースのサイド物入れや
床を仕上げてからコクピットを作った方が合理的だろう

デッキを接着するのもサイドのもの入れなどを仕上げてからにしよう

それよりも先に
バラストが来たら取り付けられるように
バラストボルト部分の補強をする必要がある

 


2003/05/02

チェーンプレート船内補強

メインマストを支える為のステンレスの板(チェーンプレート)
を船側に取り付ける下準備にかかる

最近の船のようにドッグハウス サイドではなく
船体側に付く
その方が格段に強いが
ジブセールの引き込み角度が浅くなる
長距離航海にはさして影響はない

画面右に見えているのは
バルクヘッドに取り付けたメインマストの船内マストサポート
結構大きいがスプルースで出来ているので軽い

 


2003/05/01

デッキを借りあわせした

3ミリ型取り用の合板で
型を作っては実際にデッキになる9ミリ合板を切り出した

9ミリ合板が無くなってしまった

下地が出来たら
なるべく早くデッキを止め付けたいものだ

 

昨日はエンジン据え付けもやりかけた

船内も船外もゆっくりだが
全体的にあちこちがじわじわと仕上がっている
一人仕事だからどこからやってもやらねばならない事ががいっぱいあり
仕事が ストップするおそれはない

過去の日替わり写真

             
             
             
             
             
             
             
             
             
               
               
               

 

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