日替わり写真


2013年08月31

スライドソー

築27・8年になる家のベランダ手すりが腐って危ないので作り直すことにした

最初の手すりも35歳くらいの時自分で作った
節が沢山ある安いヒノキ材の柱を買って来て製材して作る

半分に割かないといけない所はテーブルソーで半分に挽き割り
そのまま使う柱には途中まで背割りを入れて割れを防ぐ

そして必要な長さと角度に切るには写真のスライドソーを使う
若い時はスライドソーを持っていなかったので全て丸鋸で切った

スライドソーは家大工さんが現場でよく使っている優れもので
切削深さや角度を調整できる
最新の物はレーザーの赤い線がノコ道を示してくれるし
手元を照らすLEDライトも付いている

これらヒノキの部品が出来上がったら以前と同じようにキシラデコールという防腐剤を塗る

ステンレスボルトと大型ワッシャーで組み立てれば又25年ほどは保つはずだ


2013年08月30

ダブルスカル

高校生の競技用二人乗りボートの修理

全てカーボンで出来た細長くて軽い船で
オールクラッチを取り付けるアウトリガーの付け根が折れていた

付け根の縦板は木で出来ていたが無垢材では無く合板だった
目の混んだ素晴らしい合板で日本製では無い

手持ちのロシアンバーチ合板を使うことにして
12ミリと4ミリの合板をエポキシ接着して厚味を上げ材料を作った

これを切り取った元の位置にエポキシ接着して整形し
上をエポキシでライニングすれば出来上がる

あまりにも細かい仕事なのでこれだけで強度が出るかどうか不明
出来るなら金属のUの字型の物をかぶせると強くなるだろうが
高校生の部活用品修理にしては高いものにつきそう


2013年08月29

塗装ブース

塗装ミストや粉塵をシャワーで水槽に沈め
綺麗になった空気を工房の外に排出する引き抜きブースが完成

前面を白色ゲルコートで仕上げ水を流してみる
気持ちよく全体に水が行き渡り滝のように流れる

台所用洗剤を少し入れると泡が立ちより粉塵を綺麗に包み込む

これで安心して塗装やホコリのたつ仕事が出来る

今日からは家のベランダ手すりが腐ってきたのを作り直すことにした
ヒノキの製材から始める


2013年08月28

ステーの調整

予報では台風15号が松山に接近しているのでセールはセットしなかったが
その他のシート類をみんな所定の位置に通した

マストゲートの留めごまを取り付け雨避けのスカートを留めた

ステーも陸上で出来る仮調整だがターンバックルを締めてロックナットで固定

全てが終わってソフトドジャーをたたみ台風準備
30日になれば船を何所に置き陸のリングにどう固定するか解るだろう
今度の台風は松山直撃コースの予報なのでアンカレッジ・マリーナに避難してくるヨットも多いはずだ

台風15号のためオーナーが廻航に松山に来られる日程が二日ほど遅くなった



柳原漁港に停泊している「花丸」の台風準備も気になるところだ


2013年08月27

マスト立て

昨日は09:00からマスト立ての予定でした
朝はずっと雨だったのでどうしようかと思って居たのですが
松山ピンポイント天気予報通りマスト立ての時は雨がやみました

アンカレッジマリーナのスタッフ二人がずっと手伝ってくれて
4人で立てましたが今までと違い結構手間取りました

スルーデッキのデッキ貫通マストだからリギン類をしっかり留めなくても
一応はマストが自立します

それでも大きくて重量があり怖いのでリギン下のターンバックルピンをチェーンプレートに刺したいのですが
リギンが重くてたわみフォアーステーとバックステーのピンがなかなか入りません

おまけにマストトップの風見経年変化でプラスチック取り付け部分が折れて落ちました
二回マストに登り手持ちの風見取り付け台に交換して一件落着

ブームを取り付けるまでが昨日の仕事でした

今日はシート類のセットとリギンの調整そしてマストライトの結線です
台風15号が来ているので行き過ぎるまでセールはセットしません


2013年08月26

エンジンカバー

いよいよミラベル375船内仕上がりました

陸上のエンジンテストも無事終わり
エンジンカバー兼メインキャビンテーブルを取り付け

もう一度拭き掃除をした後バースのクッションを入れました

工事期間中フォクスル(前部船室)やオーナーズルームや2つあるトイレに荷物を移動させていましたが
僕がやったのではないので何処に何があったか不明です
使い勝手がよいように乗り手が元の位置に戻してくれるでしょう

さて今日はいよいよマスト立てです
09:00にクレーン車を手配してあります

マストが立てばリギンを張りブームを取り付けシート類を通して最終仕上げです

マスト灯などの配線もあり後はオーナーが来られるのを待つだけです


2013年08月25

スズメバチ

叔母の家の庭草刈りに行きました

暑い日が続いていたのでなかなかやる気になれませんでしたが
昨日は雨なので暑いより濡れる方が良いかとやる気になりました

庭の木の枝を剪定していて直径20センチちょっとのスズメバチの巣を見つけました

色々ネットで調べましたが
どうも普通スズメバチ夜は活動が鈍るようです

そこで今朝03:00に起きてスズメバチ退治です
フルフェイスのバイクヘルメットを真澄人君に借りて出発

先ずは出入り口の穴に凍殺という-85度になると言うスプレーを吹き込みました

続いて蜂の巣がある枝を剪定ばさみで切り取ったのですが
そのまま地面に落としてしまい巣が割れました

スズメバチが沢山出てきたのですが先に凍殺スプレーをかけているので動きが鈍く飛び立ちません
すぐに写真右のハチ・アブ専用の強力殺虫剤をかけてやっつけました

殺虫剤を使わなかったら蜂の子を食べようと思っていたのですが残念

子供の頃アシナガバチですがちょっと位刺されても
蜂の巣を取って蜂の子を食べたものです

小さい頃の蜂の巣取りは男の子の肝試しみたいなものでした


2013年08月24

ボートの修理

久しぶりにダブルスカルという競技用のボート修理が入った

船が長いので三男の荷物が出てせっかく広くなった工房が
又もや使いづらくなった

早く修理して引き取ってもらわないといけない

工房の引き抜き集塵ブースの修理も後2日くらいで終わりそうだ
部品を作っては並べて塗りそれを組み立てると言う事の繰り返し

修理が終わったら又15年くらいは充分保つだろう

今日は曇りか雨という予報なので
おばの家の庭草刈りをしようかと考えている
今まで暑くてとても屋外の仕事は出来なかった
今日なら涼しいだろう


2013年08月23

塗装ブース

15年ほど経った塗装ブースを解体した

樹脂を塗っていたので腐っていない合板部分も有り再利用する

下の方の水に浸かる部分は大方腐っていた

5枚のコンパネを新しく交換しそれを留めていた補助桟はみんなやり替え

このサイズのシャワー塗装ブースを買うと200万円くらいするので
人件費を入れても安い物だ
ヨット工房で一番高い工具と言う事になる

考えてみるとヨットは手作業なので殆どの工具は市販の安物ばかり
全部合わせても200万円はいかないだろう

工房スペースとヨット製作技術が財産だと思う


2013年08月22

艤装スタート

8月24日にオーナーさんが来られて廻航すると言う予定だったので
慌ててマスト立てのクレーンを手配していたのを
1週間予定が伸びたのでクレーンをキャンセル

それでも出来るだけのことはしておこうとドジャーを張ったり
ビミニトップをセットしたりと色々なことをする

デッキに置いていたスポットクーラーも取り外し
送排風機で船内FRPカットやサンディングの粉を船外に出したので汚れたデッキを洗う

後はマスト立てとブームやリギン関係の艤装
やっと今度の大工事目処が立った


2013年08月21

エンジンテスト

エンジンの陸上でのテストが終わりました

桶の水を冷却水ポンプに吸い取らせ桶には水道ホースから給水です

エンジンを吹かして冷却水が沢山必要な時は水道水を沢山送り込み
スローアクセルの時は水道水を絞ります

エンジンベットもきちんと以前より頑丈に固定され
補強の縦横に通ったインナーも浮いていたのが船体に着いたので
エンジンは振動もなく実に静かでした

海に浮かべて実際に走ってみなければ解りませんが
こんなに静かな小型エンジンは初めてですとエンジン屋さんの言です

「海の広場」を更新しました
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2013年08月20

「竜王」二度目の進水式

去年殆ど一年がかり宮城県で震災被害にあった「竜王」を修理しました

その「竜王」松山で出来なかった船体塗装も終わり
船名もそのままに新しいオーナーが決まったそうです

二度目の進水式ですと言う写真をファーストマリンの社長・関口さんから頂きました

「AMAGI」と言い「竜王」と言い木造船は手入れさえ良ければ長持ちするものです
僕が少年時代にあこがれたヨットの姿です

船首も船尾もオーバーハングが長くゾクッとするような美しさです


2013年08月19

中島大浦港

一人「花丸」で大浦港へ行きました
行きはアビームの風メインセールを上げて機帆 走帰りは風が無く機走

停泊すると正面からの風だったので横浜の「蝉丸」さんに頂いた
ウインドスクープという風取り込みバルーンをバウハッチに張りました

心地よい風が船内を吹き抜けビールを飲んで昼寝です
少し寒いくらいでした


その後アルミ7段変速の折りたたみ自転車を組み立て
島の裏側にある大串キャンプ場と海水浴場まで散歩に行きました

中島大浦港の入口から全体が解る動画をアップしましたのでどんなところか見て下さい

http://www.youtube.com/watch?v=qWqThE1KoEQ&feature=youtu.be

久しぶりに完全に一人のショートクルーズでした


2013年08月18

ビルジ溜まり

工房の塗装ブース下の水槽にヨットのビルジ溜まりのような特別凹んだ部分を作る

この中に200Vのポンプを入れて水槽の水を回すことにした

今までは年に一度水槽の底に溜まった吹きつけミストやホコリなどを掃除していたが
これでポンプから出る最初のバケツ一杯を頻繁に捨てることで掃除をする必要は無くなるだろう

年に一度の掃除だとバケツに5杯分ほどのヘドロが溜まっていた

水槽の周りは5センチくらいコンクリートで覆いその上にFRPを3プライしてあったので
その真ん中に丁度バケツが入る穴を開けるのは結構面倒な仕事だった

これで新しく引き抜きブースの枠を作れば完成
今度は表面の水を流す面をFRPでカバーするつもりです


2013年08月17

塗装ブース

15年くらいは経ったであろう工房一番奥の塗装ブースを解体

前面に水を流す仕掛けなので流石に水が合板に染みこみ
合板が浮き上がって表面が凸凹になり水の飛沫が飛び散って工房の床を濡らすようになった

ちょっと触るとあちこち腐った合板が剥がれてくる

遂に解体して悪い所を取り除き新しくすることにした

塗装のミストやFRP切断の吸いきれなかった粉がブース内の壁にへばりついており
もの凄いホコリが出たが危険なので200Vのファンが2つもあるのに回さなかった

汗まみれホコリまみれで仕事を終えた


2013年08月16

「竜王」のボートフック

以前修理した「竜王」のためのボートフックを依頼され

マホガニー材7枚積層で丈夫なボートフックを作る

勿論先は真鍮の鋳物で木造船でないとちょっと似合わないだろう

「竜王」の名を彫り込み なおかつ墨で染めた

塗りはインターナショナルの防腐剤入り低粘度エポキシ・エバデュアーを何度も染みこませた後
UVカット入りのウレタンクリヤーを刷毛塗りで木目が無くなるまで塗り
その後引き抜きブースの前で同じウレタンをガン吹き

長くやっていないのでウレタンの粘度と気温と吹きつけガンの調整が上手く行かず
4度も吹きつけ直してやっと仕上がった

綺麗なボートフックになりました


2013年08月15

Y-15 mark3

池川ヨット工房は今日までお盆休みです

今までは一人でやって居たので好き勝手に仕事をし
休みたかったら何時でも休むという感じでした

3ヶ月ほど前から三男の真君が手伝ってくれるようになり
仕事始めも終わりも時間通り08:00から17:00になった

何時まで手伝ってくれるかは不明

ミラベル375の仕事が終わったら写真のY-15 mrak3を仕上げるつもりだ

木造Wチャインの船で
普通ならチャイン合板の木造艇は自作初心者の入門艇だが
この船はあまりにも難しすぎる

今まで全国で1艇だけ浮かんだそうだが造りが悪くて乗れない状態だそうです
フル装備 オーニングも船台も付いて190万円で売ります
手間がかかりすぎて全く合わないので二度と作る事はないでしょう


2013年08月14

エンジンカバー接着

メインキャビン中央に有るエンジンを囲む様にエンジンカバーがある

今度の座礁による衝撃でエンジンカバーもその上のテーブル周りもコーナーの接着が外れ
そのままだと組み立ててもバラバラになるので接着が外れた角をあちこちエポキシ接着した

以前にも外れたのかエポキシ接着をしたと思われる跡があった

あまり距離がありすぎて端金という締め付けクランプがかからないので
ゴムバンドで何重にも締め付けた

この写真は10日以前のものです
いよいよミラベル補修も終了間近

残すところエンジンテストと船内大掃除
それにクレーンに来てもらってのマスト立てブームなどの組み立てくらいです

昨日は父の所に真澄人君と真帆君と真君3人兄弟がそろったので一緒に行きビールを飲んだ


2013年08月12

「サンデー2」の朝井さんが10日の夜遅く大三島へ来たが
あまりに遅くてそのまま眠る

お盆休みのはずなのに2艇のみで誰も来ない

11日朝から移動
岡村島
御手洗
斉島
と移動してチヌを狙ったが突けないので
下蒲刈島にある広島県民の浜へ

ここでやっと朝井さんがチヌを突いた

 


2013年08月11

ショートクルーズ

一日目は大三島へ

大山住神社の参道が始まる立派な屋根付きの桟橋へ停泊

停泊したのは「花丸」だけで係船料は10円だった
本当は8円だがおつりがないからと10円になった


 

2013年08月10

バラスト底

バラスト底中央部分の傷を治すために
アンカレッジ・マリーナのスタッフに船を持ち上げてもらい
バラスト底中央に当てていた当て木を外し
既に修理したバラスト前後に当て木を入れ直す

水平ではないので当て木の上にケヤキで作った三角の矢を入れて止める

これでバラスト底を修理すれば外部の仕事は全て終わったことになる

先ず今日から出帆して一泊か二泊一人でショートクルーズに出かける予定

お盆休みは10日から15日までと決めた

出来るだけセーリングで遠くへ行こうと思って居る
その前に「花丸」の真水が無くなっているのを補わないといけない

積み込みは冷えたビールと野菜と卵くらいか
後のものは全てそろっている1週間くらいは何時でも生活できる


2013年08月09

フォールディングプロペラ

セールドライブのドライブを突き出す穴はゴムで覆われている

そのゴムが経年劣化で切れている部分が有り補修
きちんとドライブ部分を包み込めるようにしてゴム蓋をする

フォールディングプロペラはシャフトドライブより簡単に取り付ける事が出来た

ヤンマーのセールドライブも似たり寄ったりだろうと思うが
この方式は前進中エンジンラバーマウント前の2本足には足を浮かせるような力がかかる
エンジン後ろの一本足には足を沈ませる方向の力がかかる

シャフトドライブ船とは随分違うなあと思う

バラスト上にエンジンは据えないが今では殆どのFRP船がセールドライブを採用するようになって来ている
シャフトドライブを据え付けるのは職人の技が必要だが
セールドライブなら職人は必要ないからだろう

船底に穴を開けてエンジンベットを固定し船外機のようなドライブを突き出せばそれで終わり


2013年08月08

エンジン周り

iPadでエンジン周りを解体した時の写真を見ながら組み立て

エンジンを据えた後もエンジンには色々な装置が付いているのを復旧しないといけない
燃料を送るパイプや燃料戻りパイプ
電装ハーネス
エンジンスターターへの太い電線とアース線
エンジンコントロールワイヤー
エンジンストッパー
ギヤーコントロールワイヤー
一次冷却水パイプ・二次冷却水パイプ
そしてミキシングエルボからの排気ホース

理屈は解っていてもこれらを前の通りに接続するにはやはり解体した時の写真があった方が楽です

ギヤーオイルやエンジンオイルやロングライフクーラントを入れて
エンジンの試運転はエンジン屋さんにやってもらうつもりです
何処かおかしいところがあれば直してもらいます


2013年08月07

エンジン据え付け

ヨット屋は何でも屋なのでエンジン据え付けもこなします

エンジン本体とセールドライブのドライブ部分をエンジンを吊り下げた状態で空中組み立てです

エンジンは前側の2本足と
セールドライブ一番後ろに付いた1本足の合計3本の足で止まっています

セールドライブ部分をエンジンに組み付けてからではドライブを穴から船外に突き出すことが出来ません
そこでセールドライブ部分を組み立てるのはドライブを外に出した状態で空中組み立てとなります

船体とエンジンを固定して冷却水配管・エンジンコントロールワイヤー接続
電装関係と来た所で解らなくなりました

過去の写真をiPadで確かめ何処にどう繋がっていたか確認しながら結線します

今日は残りの部分を組み立てて床材などを入れるつもりです
取り外す時に壊れてしまった右舷前側の座席も元に戻さないといけません

コンパニオンウェー階段一番下の箱に付いている蝶番もねじ切れていたので交換します

エンジンカバー兼メインテーブルも相当なダメージがあります
これを直しながら固定するのが大仕事です


2013年08月06

引き波

昨日は仕事の写真を撮り忘れたのでこれは一昨日日曜日の写真です

引き波とは船が走った時に船尾に出来る波のことです

大きな本船でもモーターボートでもヨットでも何でも水面上を移動すると引き波が後ろに出来ます

引き波を大きく作って走る船は走ること以外に波を作る事にも力を使っていると言う事になります
エンジンにしろ帆で走るにしろ出来るだけ走ることに力を使いたいのが船の推進力です

ところが船が走ると先ず船首に水が持ち上がり波が出来ます
その波が船側を通り最後に船尾から離れる時大きな波を作るか小さくて済むかで船の走りに大きく影響します

本船のすぐそばを走れば解りますが
船によって荷物を積んでいるか空船かにもよりますが大きな波を立てる船と殆ど波を立てないで走る船があります

外洋で大荒れになって大きな波をいくつも見た時
風の持つ もの凄い力を見せつけられます
その波の1/100の大きさでも船がエンジンで走ることで波を作るのはパワーのロスです

ましてや非力なセールの力で走るヨットでは波など作っている余裕はありません
走ることに全ての力を使いたいのです

「花丸」のセーリング状態での引き波は水線長速度というマックススピード当たりまで殆どありません
セールの力を走ることに主に使って居ると言う事になります
これが花丸の設計者 横山晃さんの言うサバニ船型の良さだと思います

最近本船も引き波が小さい船が随分多くなりました
昔の本船はどんぶらこどんぶらこと大きな引き波を残して通り過ぎたものです


2013年08月05

帆走

朝井さんの「サンデー2」と二艇で水深3メートルくらいの所へアンカーリングしてアジ釣り
最近毎週のようにバウアンカーを打つので上手に手早くアンカーを下ろせるようになった

アジは10匹ほどしか釣れず不漁
それでも二人分の握り寿司は出来た

その他に釣りの餌に集まったサヨリを朝井さんがヤスで突いて刺身を食べた

昨日は午後から久々に良い風が吹き
興居島の帰りファーリングゼノアを展開

5ノットから6ノットであっという間に柳原港に帰り着いた

今度は少し遠くまで走ってみようかと思っている
やっぱりヨットはセーリングがよい



2013年08月04

セールドライブ

セールドライブの船内水溜まりに入って見えない部分の塗りが剥げていた
ボロボロと剥げてアルミの下地が見える様になって居たので補修

ワイヤーブラシで綺麗に剥げた塗りを取ってしまいました
塗りだけでなくその下のアルミ自体が電蝕を受けている

シーカフレックスのアルミ・ステンレス用プライマー シーカ210を塗る
乾いてからインタープロテクトというウォーターライン下で防水の役目を果たすエポキシを塗った

これで普通に船底塗料を塗ってからエンジンと組み立てようと思っている

プロペラ部分の防蝕亜鉛は充分に残っていたが
何故セールドライブの水溜まりの中しかも上の部分だけが電蝕を起こしたのか不明

原因追及した方が良いように思うが果たして何年この部分を見ていないのか
10年以上も経過していたのなら今度の塗りで今から軽く10年は問題無いと思われる


2013年08月03

床下インナー補強

FRPの道具を持ち込んで床下補強の天 床板に当たる部分を平滑にしている

エンジンベットの後ろ側の補強はセールドライブがあるので特に頑丈に補強積層した

床板と当たる天の面を平滑にする必要があり二次接着の後樹脂パテで平面を作っている
最後の小さい凹凸はポリパテで取るしかない

その後床材と当たる面にはブラウンゲルコート
凹んだ面にはグレーのゲルコートを塗る

FRP仕事が終わったら船内天井まで一日かけてやったマスキングを剥がす

そしていよいよエンジン積み込みか
その前にセールドライブの電蝕で剥げたアルミ面の塗装をやり直す必要がある
エンジンを取り外した時の大量の写真を見ながら取り付け方法を確認する事にしよう


2013年08月02

セールドライブ穴

セールドライブが船外に出てくる穴の中や修理したバラスト部分に船底塗料を塗る

ドライブ穴の外側には穴に水流が起きないようにゴムの覆いが付くので
その部分は接着をするためにゲルコートのまま残してある

太陽光が入らないので穴の中で牡蠣やフジツボが大きく育つというのは考えにくいが
後では手が届きにくい所なので一応船底塗料を塗っておくことにした

バラスト底の傷については前後は修理したが
船体を船台の当たる所だけで支えるのは問題なので
バラストの底真ん中当たりに当て木をしてバラストの重さを分散させて持たせてある

今の当て木部分は一度船を持ち上げて前後に当て木を当て直してから補修する必要がある
マリーナのクレーンが空いた時に船を移動して吊り上げてもらおう

船外作業はエンジンを取り付けてセールドライブ穴から出てきたドライブにゴムの覆いをし
後はフォールディングプロペラを取りつけたら終了と言うことになる

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2013年08月01

エンジンベット前後

写真上がエンジンベット周り
下はセールドライブの穴に続く後ろの補強床材受け

一気に積層厚味を上げると樹脂が熱を持って強度が落ちるので
毎日少しずつあちらこちらと増し積層をしてだんだん全体的に厚味を上げた

積層しては硬化時に揮発するスチレンモノマーという重い気体を飛ばすために扇風機をかけて帰る
スチレンが溜まっているとずっと樹脂が硬化しないので凹んだ面の積層は気を使う

大きな積層は昨日で一応目処が立った
後は補強の縦横繋ぎ面の面出しとトップコート塗り

そろそろエンジン屋さんと打ち合わせてエンジンを据える準備もしないといけない
エンジンを取りつけることが出来たら船台上で一度試運転をしてみる必要がある

右舷バース前方の取り除いたチーク合板の箱を元に戻すことや
エンジンカバー兼メインキャビンのテーブルもかなり傷んでいるので木工もある

臭くて体力を使う荒っぽい仕事は大体終わったが
今から繊細な仕上げの仕事が残っている
一つ一つ問題を解決していくしか無い



過去の日替わり写真

             
             
             
             
             
             
             
             
             
               
               
               

 

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