日替わり写真


2009年08月31日

ノラ21

 

これ以上整備されたノラ21は無いだろうと思われる艇が
志摩ヨットハーバーにある

大型艇ばかりの中で一番小さくてこじんまりした船だが
僕はノラ21を10年にわたって2艇乗り継いできたので言える
走りは典型的な横山サバニ線型で乗り手に優しい船だ

今度リストアする「天城」のオーナーの持ち船です


2009年08月29日

天城 受け入れ準備

Y-15mark3
オーニングを発注やっと間に合い今朝オーニングをセット

工房東側の通路にY-15mark3を移動させる

今から三重県五ヶ所湾へ向かう

明日の日替わり写真はお休みにします


2009年08月28日

天城 受け入れ準備

Y-15mark3もう少しで仕上がるという寸前に
いよいよ「天城」のリストア仕事を受けることになった

とりあえずY-15mark3はきちんとしたオーニングを注文して
工房横の通路で休憩させることにした

「天城」は10メートルの船だ「花丸」よりも400ミリメートル大きい
ヨット工房に入れることが出来る船の限界の長さである

今度の土日 三重県五ヶ所湾へ「天城」のトラック積みに行く
さあいよいよリストアという未知の領域に踏み込むことになる


2009年08月27日

レーザー・ディンギーのセンターボードとラダー

大分朝夕涼しくなってきたが
サンディング→パテ付け→サンディングの繰り返しは汗びっしょりで苦しい

引き抜きブースの前で防塵マスクを付けないでサンディングの粉を吸い取りながらやる

やっと夕方ウレタン色あわせした物を吹き付けるところまで行った
今朝から研ぎ出しに入る

これで終わりとしたいところだが早くもうっすらと下地が透けて見えだした
今日もう一回吹きつけをやることになるだろう


2009年08月25日

レーザー・ディンギーのセンターボードとラダー

レーザーという艇種のディンギー

一枚帆(キャットリグ)で実に不安定なクラスレースのための船

そのセンターボードとラダーを数年間先に力がかかった状態で放置した
そうすると曲がってしまって元に戻らなくなったそうだ

ガラスと樹脂の積層物ではなく
ステンレスの補強材を中に入れて
柔軟性のあるパテだけを固めたような不思議な物だ

もちろん表面は白色が付けてある

これでは先の薄くなったところは弱いはずだ

曲がった部分を削り取った後どうやって補修するかしばらく考えたが
やはり二次接着用のビニルエステル樹脂で両側から積層することにした
これでもう先だけが曲がるという現象は無くなるはずだ


2009年08月24日

朝の堀江

工房二階海に面した真澄人君の彫金工房
Mast Originalの窓から堀江港の方を見たところ

堀江・阿賀フェリー航路が廃止になりずいぶん寂しくなった

朝早くから夜遅くまでキラキラといっぱい電気を点けたフェリーが
行き交った先月までとはずいぶん様子が違う

高速道路・しまなみ街道が土日祭日1000円になった影響はここにもある


2009年08月23日

不在者投票

朝起きて直ぐに昨日吹きつけした分を600#耐水ペーパーから磨き始めた

1000#まで来たところで後ろ側の補修部分にうっすらと下地が現れたのに気がつく
仕方がないのでもう一度マスキングをやり直して
ウレタンを吹き直す

来週の投票日は松山に居ないことが決まっているので
不在者投票に行くことにした

結構多くの人が不在者投票に来ていたのにはびっくりした

選挙公約まもらなくて何が悪いと豪語した馬鹿総理も居た
公約だけでは決めないぞ・・・

政治もヨット造りも口だけなら何とでも言える

海の広場を更新しました
151 小笠原へ青い海を見に−2


2009年08月22日

ディンギーの修理 続き

昨日は横浜と大阪と長崎から集まった僕の従兄弟ファミリーが遊びに来る

花丸に乗って野忽那島を一周
風もあまりなくて初心者にはまあまあの天気

ちょっとだけ音もなく走るヨットの良さに触れてもらった

家に帰り通路の芝生で外昼食
飲み過ぎて僕は花丸に泊まった

今朝は早く家に帰りシーホッパーの二回目の吹きつけをした
これで磨いて終わりにする


2009年08月21日

ディンギーの修理 続き

昨日一日がかりでフェアーな面を出し
ウレタンの色あわせをして吹き付け

テーブルに出ているのは色合わせに使うウレタン各色を入れた箱と
吹きつけとその後始末に使う道具

これでやっと目鼻が付いたという感じで
もう一度研ぎ出しをして色が薄くなったところを吹き付けて
周りとの関係をぼかして終了と言うことになる


2009年08月20日

ディンギーの修理 続き

悪い部分を切り取る前にあらかじめ作っておいたぴったり合うFRP板を
開けた穴から差し込んでその板に開けた小さい穴を通したヒモで
接着が終わるま穴の内側からFRP板を引きつけておく

接着が終わればガラスを積層して
発砲材のクレゲセルをサンドイッチと思ったが1ミリ厚味のクレゲセルを持ち合わせない
僕が持っているのは10ミリ厚味だ
そこで1ミリ厚みのコアーマットをサンドイッチ
その上からマットとガラスクロスを積層した

後は面出しとウレタン色合わせ


2009年08月19日

ディンギーの修理 続き

ヤマハ ホッパーというクラスのディンギー

先ずは悪い部分を切り取る前に穴を開けたときにそれを塞ぐあて板を作る

ガラスマットとロービングクロスの二層を切り取る部分に積層
この後穴を開けその穴の裏から作った薄板をパテを使って接着

その上にサンドイッチ構造のデッキと同じものを積層していく
もちろん使う樹脂は二次接着用のビニルエステル樹脂
これで強度は元のようになる

後はパテを付けて磨き元通りの面を出す
そして色合わせ
これがなかなか難しい仕事だ


2009年08月18日

ディンギーの修理

ヤマハ ホッパーというクラスのディンギー

コクピットとデッキの交わる角の部分に2カ所大きなひび割れ
丸いマジックマーク部分

サンドイッチ構造になっているデッキも内部で剥離してぶよぶよする

オーナーのお望みは重量はそのままに強度を出してというもの
素人がやるようにべたべたと樹脂・ガラスを積層すればよいものではない

デッキは元通りクレゲセルのサンドイッチにして軽くて強度をあげる

こんな小さい船ほど難しいのにお金にはならない
本体が安いのだから仕方がないと言えば仕方がない


2009年08月17日

現在建造中の Y-15mark3

ほとんど出来上がったがまだ塗りと部品取り付けが残っている
外部に移動させないといけないので船体をすっぽり覆うオーニングを作る

コクピットセンターに足つきの棟木を入れ
カバーが垂れて水を溜める事の無いように合板で全体を覆う

その上にオーニングを掛けると全く雨にも紫外線にも当たらない


2009年08月16日

往年の名艇 天城(あまぎ)

先月24日25日と三重県五ヶ所湾へ「天城」を見に行った

中排水量で船長10メートル当時としては最高級の外洋レーサーだった船
全て木造で加藤ボートで出来た船だそうだ

職人の腕の良さが伺える素晴らしい出来の船だが放置されてもう3年
リストアーして蘇らせるという仕事を受けないかという誘いがあった

ヨットに関するいろいろな仕事をしてきた僕だが
リストアーという仕事はやったことがない

前例がなく難しくクリエイティブな仕事ほどファイトが湧く


2009年08月15日

Tiki21カタマラン

今年の初めに大阪の藤田さんから譲り受けたTiki21

暖かくなったら一度浮かべてカタマランのカットビ セーリングを
と思いながら なかなか浮かべることが出来ないで居る

思った以上に大きくその都度上架・下架を繰り返すわけにはいかない
海に浮かべたままにするには海面の場所を確保する必要がある
松山のような田舎でもバースを見つけることはなかなか簡単にできることではない

それに浮かべる前にもう少しきちんと整備をしたい


2009年08月14日

miniトマト

僕はトマトが好きだ
あの青臭いにおいがたまらない

四国一周航海に出発する前に苗を一本買ってきて植木鉢に植えた
それを挿し木で3本に増やしそのまま一ヶ月を超える航海に出た

帰ってからは毎朝5から6個の赤いおいしいミニトマトを食べている

そのために生ゴミとEM菌でで有機肥料も作っている

松山市では週に二回生ゴミを出す日がある
あの水分を含んだ生ゴミを高温の炉で燃やすのは環境に良くないばかりか
石油資源のない日本にとって大きな損失だと思う

生ゴミも資源だと言う考えにみんながなれば
古紙回収のように勝手に持って行かないように と言う条例が出来そうだ


2009年08月13日

今朝の堀江海岸

起床は最近毎朝04:30
起き出すと直ぐに工房二階でパソコンを立ち上げる

ラジオを聞きながらゆっくりと10分ほど体操
メールのチェックと返信の後05:30から写真の堀江海岸の端から端までランニング20分

最初は辛かったが なれると気持ちの良いものだ
ためしてガッテンという番組でスローランニングを勧めていたので
最近は周りを見ながら特にゆっくりと走る

メタボの腹も少しへこんで腹筋が付いてきたような気がする
元気で できるだけ長くヨットに乗りたい僕は
酒も食べ物も良いものを少しにして
頭と体を健康に保ちたいと思うが
なかなか思うようにはいかないのが現実だ


2009年08月12日

新しいMac

4年近く使ったiBookが四国一周航海から帰ったら動かなくなった

電源を入れてもスクリーンの電気さえも付かない状態になりついにあきらめた

この不況で長く仕事をしていない僕としては新しいのを買う気など毛頭なかったのだが
仕方がなくMacBookを買うことになった

買ったは良いが古いMacで使えたソフトが入らず全く使えない状態がしばらく続いた
友達の応援を得てやっと最近使えるようになった
メールもホームページも日記もSkipeも以前の状態に戻った

今度こそ大切に使って長持ちしてほしいと思う


2009年08月11日

昨日の堀江港

2007年九州一周の時屋久島でお会いした「流浪」が堀江に入港艇長は勢能さん
今回は友達の島田さんという三崎マリンにヨット「風来坊」を泊めている人も一緒

横浜ベイサイドマリーナから今回は瀬戸内海巡りだそうです

エンジン冷却ポンプの調子が悪くなり
メーカーからアッセンブリーでポンプを送ってもらったのを僕が受け取り
堀江に入るとともに冷却水ポンプを交換

これで安心と後は道後温泉の湯につかりに行く

昨夜はちょっと飲み過ぎて日替わり写真の更新が遅くなった

 


2009年08月10日

小笠原丸出航風景

小笠原丸の出航は父島の一大イベントだ

小笠原丸が岸壁を離れるとともに20艇くらいの船が後を追う
デッキに鈴なりの船客と父島の思い出をともにした人たちの別れ

片道25000円もするフェリーの旅は
そう度々来ることができるものではない
小笠原に惚れ込んだ旅人でも年に一度か数年に一度という

僕はそんな小笠原にヨットで9度目
外洋航海で1週間くらいの所にある父島はちょっと一休みに丁度良い距離なのだ

 


 

2009年08月07日

本船

日本近海ではこの写真くらいの距離でよく本船を見た

海岸線にある港を出港して・又は入港する 24時間くらい前は眠れない
万が一という確率ではなく本当に衝突するかもしれないなと思う
嵐よりもずっと怖い本船を24時間で7から8艇も見た

連れ合いと一緒の航海の時は外洋でもワッチを欠かさなかった
それで大きな流木も何度か見たし本船も何日かに一度は見つけた
{花丸」くらいの大きさのタンクローリーのタンクだけが流れているのともすれ違った

今度の航海はシングルハンドの僕一人
陸が近づいたら眠ることができない

どうしても眠くてたまらなくなるとレーダーで16マイル360度を見回しておいて
何も居ないのを確認してからキッチンタイマーを10分に仕掛け
2から3回小刻みに眠ると眠くなくなる
キッチンタイマーはコクピットの必需品となる

 


2009年08月06日

さらば小笠原父島また来る日まで

7月6日次々にスコールが来て雨が降り風も安定しない日
予定通り父島を離れた

その日一日は進路が定まらず中々眠りにつくことができなかった

父島に住む友達のことを思いまた逢えることがあるのだろうかと考える
入港はどこへ行っても期待でわくわく
出港はなんだか別れの辛さで胸が締め付けられる

おまけに雨風が目まぐるしく変わる中
あっという間に雲に覆われ島影は見えなくなった

 


2009年08月05日

小笠原父島の風景

小笠原父島の道路は
こんなところへ人は滅多に来ないだろうと思う山の中まで舗装されている

メインストリートの両側にある歩道には
写真のような小笠原独特の植物や動物などを描いたタイルが
20メートルくらいの間隔で 埋め込まれている

それらの絵を見て歩くのも中々楽しい
しかし日中の暑さはたまらないので朝早くがよいでしょう

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2日 日曜日 宇和島からお客さんが3人来ての「花丸」

http://ksk.i-yoblog.com/
宇和島 徳田さんのブログです

 


2009年08月04日

小笠原父島の風景

父島二見港に面した道路のすぐ内側に戦争中の防空壕跡がある

写真奥に一度空が見えてまたその向こうにもう一つトンネルがある

外が焼け付くような暑さなのでこのトンネルに入るとヒンヤリと気持ちがよい

横穴も掘られているが今は鉄格子が入って進入できないようになっている

写真右に信号が見える
父島には何カ所か信号がある
そして車が来ていなくてもみんなきちんと信号を守る

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2日 日曜日 宇和島からお客さんが3人来ての「花丸」

http://ksk.i-yoblog.com/
宇和島 徳田さんのブログです

 


2009年08月03日

小笠原父島の風景

写真の中央に有る2本マストの船が「花丸」

花丸が泊まっている長いゴムフェンダーが付いた岸壁が避難岸壁

父島以外から来た船はみんなここに着ける
着けるとすぐに保安庁が来て船の書類が整っているかどうか調べる

右に見える緑の屋根が老人介護施設兼図書館兼ふれあい施設
クーラーがよく効いていて気持ちがよいので一日一度は涼みに行った

建物の手前に写っているのが小笠原ヨットクラブ会長管野さんのヨット「おいこす」

この写真は僕の友達中島船長の家がある漁港の方から反対側を写したものです
時々この二見港の一番奥まで2メートルを超すサメが入ってきたり
3メートルは優にあろうかというマンタが泳いでいたりする

 


2009年08月02日

小笠原父島の風景

小港海水浴場入り口でUターンする村営バスの道に沿って結構大きな川がある

もちろんこれだけの真水を集めるのだから原生林の深い山もある

川の上流には上水道へ水を導くためのダム湖もある
ダム湖の水が滞って腐らないために湖内で水を撹拌する為
見たこともないような装置で湖の真ん中あたりにボコボコと時々泡が出ていた

モーターで水そのものを動かす装置ではないので格段に安くて
100年も壊れないのだそうだ

それはコンプレッサーが有れば簡単にできそうな気がする
間欠泉のように空気の泡が時々吹き出す仕掛けだった

 


2009年08月01日

小笠原父島の風景

昼寝をしに行った小港海水浴場

シーズンだというのにきれいな真っ白の砂浜には10人ほどの人が居ただけだった
海は底がはっきり見えるきれいなコバルトブルー
そのまま外洋へ続いている

若かりし頃 南太平洋のどこかの島で見たような風景だ

洋上から見ても小笠原の島々は他の日本の島には無い雰囲気を持っている


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