出航準備 (2007/08)


2007/08/31  (曇り)

(柳原漁港)

毎日のように柳原漁港にある「花丸」に行く

進水から3年も経ったので大体出来上がってきたが
まだ行くたびにあれもやりたいこれもやりたいという所が気になる

テンダーもぼろぼろになったのでそろそろ作り替える時期だ

 

今日は屋久島で知り合いになった名古屋の「ホーネット」が
松山に来るかも知れない
久しぶりの再会楽しみだ


2007/08/30  (曇り)

(古い木造和船)

過去の写真を調べていて今年二神島で写した木造船の写真を見つけた

どれも木造船だが船の内外にFRP積層を施してある
もう木造船を発注する人もいなくなり作る造船所もなくなった
写真の船達も使われている形跡がない

きっとこの船達が朽ち果ててしまう頃には
瀬戸内海から和船が無くなるのだろう

最近土日は大馬力のエンジンを付けた釣り船が
集団で同じ獲物を釣っているのをよく見る

プロの漁師さん達も漁をするよりお客を乗せて釣らせた方が金になるようだ

 

昨日は「四国総合通信局」と言うところへ行き
イーパブと、双方向無線機の情報を仕入れた

 


2007/08/29  (晴れ)

(帆走写真)

青森県の猪股さんが携帯カメラで写したものを
4枚メールで送ってくれた中の一枚

機帆走で6ノットくらいで走っている時の物だ

外洋だとすることがないから多くの時間をセール調整に使える
ジブセール のもっと大きいのを張ったり
ミズンステースルを張ったりしてみたい物だ

まだ一度も開いた事がないセールがある


2007/08/28  (晴れ)

(船籍証明)

今日は国土交通省へ船籍証明を取りに行こうと思っている

船尾、船首右、船首左から写した写真が必要なので
帆走写真も加えて4枚の写真をA4フォト用紙に焼いて切り抜き

提出用の写真を作った


2007/08/27  (晴れ)

(ハンマーヘッドシャーク)

工房内を色々と掃除していたら
30年前の航海時南太平洋マルケサス諸島でもらった木彫りの鮫が出てきた

身体はパン(Bread fruit)の木で出来ており
口には本物の鮫の歯が埋め込んである

捕まえて死んでしまうとこんなに格好良くないが
水の中で生きている時はこの通りで
しゃんとしてスマートで実に格好の良い魚だ

しかしどうして目の部分が左右に飛び出したのだろう

この夏どこか日本の海水浴場でこの鮫が沢山現れ大騒ぎをしたのを思い出した

ハンマーヘッドシャークは人を襲う事もあるそうだが
圧倒的に人に捕まって食べられる方が多いだろう


2007/08/26  (晴れ)

(ちびまる)

水が無くなったので給水のため興居島の泊港に入る

三津港の真ん中当たり造船所側に泊めてあるヨット「ちびまる」
が入港してきた

今年からオーナーになりましたという丸山さんとしばらく話す
商船大学出だそうだ

ヨットの事は解らないので今から勉強するという事で
朝井さんが色々な質問を受ける

実は二人はご近所同士だという事が解った


2007/08/25  (晴れ)

(現図場)

工房の二階現図場がまるで物置のように散らかった

棄てられる物は棄てて少し片づけないといけない

9月2日から1週間ヨット工作教室を開く事になった

1週間で現図作業を終わらせ
マイラー紙で部品としての材料の型を作り
何時でも制作にかかる事が出来る一歩手前までの仕事をする

僕も初心に返り現図引きの楽しさを思い出す

頭領として一番大切な仕事が現図引きです


2007/08/24  (晴れ)

(本)

沢山のヨット関係の本を廃棄処分することにした

3年使わないものは全部棄てようと言う気になった

あまりに物が増えすぎてどうにもならないと感じるようになる
今からは増やさないで出来るだけ棄てる事にする

ヨットだと重量に関係するのでなるべく不要な物は積まない様にしているが
家や工場だと10年も触っていない物があちこちに存在する

生きている内に自分で何とかしないといけないと思う


2007/08/23 (雨・雷)

(鉋)

昨日は膨大な時間をかけて何時も使う鉋類を研いだ

工房は海の直ぐそばなので刃物類は直ぐに錆びる

少しぐらいの錆なら直ぐに綺麗になるが
半年も放っておくと錆が鋼の中まで入り込む

だから時には綺麗に研ぐ必要がある

刃に防錆剤をスプレーして元の鉋台に戻す

海の広場を更新しました
130 遊び


2007/08/22 (晴れ)

(軽油引取税免税証)

今日 愛媛県松山地方局へ免税証未使用分を返しに行く

一年間有効で1リットル当たり30数円の免税となる

道路を使わないので道路の使用税が引かれる

去年も今年も1000リットル分もらっていたが
実際に使ったのは600リットルあまりで
後は返却する事になった

去年は本州一周
今年は九州一周だ

去年は船を造る仕事をしていたので土日もなく働いたが
今年は仕事が無く土日も花丸に乗る
それに慣らし運転も終わったので2600回転の巡航速度でエンジンを回す
だから距離の割には燃料を沢山使っている

来年度は出来るだけ帆走をしようと思う


2007/08/21 (晴れ)

昨日の舫の話し結構反応がありました
強風になった時が大切です
きちんと基本を身につけて何も考えなくても出来るようになっておきましょう



柳原漁港のヨット溜まり8艇のヨットがありますが それで限界
右の開いているところは漁船の荷揚場でしょっちゅう船が出入りします

大きいマリーナも良いが柳原漁港のような所も
漁師さんとのコミュニケーションもあり良いと思う

船に乗ろうと思いついたら10分で港15分あれば海の上というのは
都会ではちょっと考えにくい

 

毎日暑い日が続いていますが皆さんいかがお過ごしですか
近況報告などいただけると嬉しいです


2007/08/20 (晴れ)

7月29日上蒲刈島北側の漁港に入った時の写真

ホームページの読者で係留している所の写真を見せて欲しい
という方からメールをもらいこの写真を探し出した

入港時はこの写真では船尾側から風が吹いているので
先ず船尾舫を繋ぎ
次に船首舫を繋ぐ

それが終わったら中央のクリートから船尾と船首に
スプリングラインという船が前後に動くのを防ぐライン取る

出航の時写真と同じように船尾から風を受けていたら
船首の舫から外して最後に船尾の舫を外し出航する
(風の力を受けピンと張っていない緩んでいる舫から外す)

何時もこのように4箇所の舫を取れるとは限りませんが
これが基本でその場その場のアレンジで係船します


2007/08/19 (晴れ)

魚の臭いで船中が臭くなったので
バーベキュー用の炭を水で洗い乾かしてタマネギネットに入れ
花丸の中に持ち込む

炭は臭いと湿気を取り快適なキャビンを作るのに役に立つ
床板の下に炭を沢山入れた船はFRPの船でも
臭いも湿気もなく快適だ

海の広場を更新しました
129 九州一周単独航で思った事-5


2007/08/18 (曇り)

暑かったお盆もやっと終わり堀江海岸もやっと静けさを取り戻した

工事中の仮オープンなので海水浴客が少なく結構静かな夏だった

市街地に近く広くて綺麗な砂浜が出来たのだから
来年辺りからは大変な人出になるだろうなと思う

昔のような喧噪が帰ってきたら夏の間どこかへ引っ越したくなる


2007/08/17 (晴れ)

3日間のクルーズで柳原に帰り着く手前で始めて風が出て
やっとセーリングを始めた「花丸」

写真の風ではこんなに走るわけがないから機帆走みたいだ
それにしてもサバニ船型の引き波は小さい

一緒に走った「サンデー2」26フィートが起こす引き波の方が大きかった

 


2007/08/16 (晴れ)

この3日間で真っ黒に日焼けした
九州一周よりも無防備に日に焼けた

電話をかけ続けてやっと「サンデー2」とミーティング

朝井さんは今まで最大だと言う46センチの次に
続けさまに 50センチのチヌを突いたびっくりする大きさだ

3日間のクルーズ  長野県から真澄人君の友達の岸本君が同乗

生まれて初めてと言う事を沢山経験してもらった

しかし朝井さんのおかげでヨットの上とは思えない豪華メニューを味わった

 


2007/08/14 (晴れ)

工房はガランと空き家の状態だ

もうかれこれ1年近く造船の仕事をしていない
(船作り以外の細かい仕事は時々ある)

船を造りたいなと思うが注文もないし遊びほうけている

今日は長男の友達が長野県から来るというので
「花丸」を出して瀬戸内海を堪能してもらう


潮の流れから言うと朝は登りの潮だ
来島水道方面へ行く事にしよう
瀬戸内海ではヨットも風よりも 潮に従わねば動けない

 


2007/08/13 (晴れ)

能美島海の駅には僕たち「花丸」の後 
朝井さんと広島の26フィートがやってきた

日曜日の朝 朝井さんがでっかいチヌを手モリで仕留め早速刺身とすまし汁をいただく

とても人間業とは思えない確率で見つけた魚はヤスで突く
この後も大きな馬面ハギを見つけそれもみごとに仕留める

廿日市から来たという26フィート艇のエンジンが故障して
いったん帰ると出航していったがまたもや海の駅に引き返してきた

エンジン排気と冷却水のミキシングエルボから水漏れ船内床5センチ上まで水浸し
エンジンを止めたとたんに排気管から冷却水がエンジン内に入ってピストンが固着

朝井さんと僕で色々やったが全く整備をした事がないようなエンジンで
あっちもこっちも問題がありお手上げ

その後僕たちは朝井さんと別れ帰途につく

朝井さんは行く先を決めない気ままな旅だと言って
能美島を時計回りで北上していった

僕たちが柳原港に帰港したのは丁度暗くなる寸前の18:00過ぎだった

 


2007/08/12 (晴れ)

土曜日昼過ぎから能美島(広島県の愛媛に一番近い島)を目指す

海の駅というのがあると聞いて行ってみる事にした

花丸の前に40フィートの「ルイーズ」という船が入っており
いきなりウエルカムと来た

聞いてみるとこの前の九州一周航海の時に
鹿児島県で強風の中すれ違った船だった変わったヨットだった

土屋さんという人でヨットの中に工業用ミシンを積んで
セール屋をしているという話しだった

世の中には色々な人がいる物だ

 


2007/08/11 (晴れ)

工房海側のドアには「池川よっと工房」のロゴを
カッティングシートで張ってある

家に近い奥のドアに長男 真澄人君が
Mast Originalという彼のロゴを張った

彼はジュエリー屋さんだ

見ていると僕が独立したての頃と同じで
田舎に引っ込んで仕事がないので手持ちぶさたみたいだ

車をいじったり
家事を手伝ったり
釣りに行ったり

僕は彼の作品はとても出来ないが
彼は中学校の時から手伝わせたのでヨットを造る事も出来る

 


2007/08/10 (晴れ)

工房東側にある海岸と裏の道を繋ぐ通路に
草が生い茂っている

昔ちょっとだけもらってきて植えた芝がほとんどの部分を覆った

でも人が歩く中央を残し伸び放題なので
刈り払い機で芝刈りをした

西欧人は庭を芝で覆うのが好きだがその世話は大変である
お父さんは毎週のように芝刈り機を動かす事になる

 


2007/08/09 (晴れ)

コクピットチーク部分の大掃除

これでもかと言うくらい綺麗になりました
まるで新品の時のようです

九州一周から帰ってエンジンオイルとオイルこし器の交換をしたのですが
ギヤーオイルの交換を忘れていました

それでギヤーオイルも交換
ほとんど汚れていなかった

「海の広場」を更新しました


2007/08/08 (晴れ)

工房真っ正面の松林を通り過ぎ遊歩道まで上がって写真を写しました

海岸左側にはまだ仮設の砂利船を着ける堤防があります

堀江海水浴場の工事は完全には終わっていなくて又夏を過ぎたら始めるようです

今朝は朝からアブラゼミが鳴きじっとりと汗が出そうな感じがします

花丸の整備に行きます

「海の広場」を更新しました


2007/08/07 (晴れ)

昨日は入院している叔母の家の草刈り

今回は6月初めにやっていたので一日でほぼ終わった

草が無くなり隠れ家を奪われた虫たちが
その辺り一面に飛び出してきたので
それを食べるトンボが沢山集まりトンボだらけの庭になった

沢山の蚊もあの量のトンボだったら
あっと言う間に食べる事が出来ただろう

「海の広場」を更新しました


過去の日替わり写真

             
             
             
             
             
             
             
             
             
               
               
               

 

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