日替わり写真


2011年10月30

被災したヨット達



宮城県宮城郡七ヶ浜

ヨットはまあ無くてもすぐに生活に支障を来す様なものではないが
それにしてもよくこんなに沢山のヨットが破壊されたものだ

もちろん海に近い場所なので被災して基礎のセメント枠だけになった家の跡があちこちにある

漁船を舫っている岸壁もヒビが入り沈みかけまともではない
水の中に沈んでいる瓦礫が有り航行しないようにブイが浮いていたりする

もう震災から半年以上経つというのにまだまだ復興したと言うにはほど遠い

毎週のように長距離バスに乗ってボランティアがやってくるが
宿泊設備がないので日帰りで長距離バスに乗ってそのまま帰っていくそうだ

僕も急な出張で宿は取れず
古い知り合い(33年前の知り合い)我妻(あがつま)さんのヨットに泊めてもらった
彼はSale Yachtと言うヨット屋さんをしていた
家も事務所もみんな流れてしまい今は陸に上げたカタマランに住んでいた


2011年10月30

震災被害を受けた貴婦人 ー 竜王



宮城県宮城郡七ヶ浜と言うところへ28日朝から出張

「竜王」(古いヨット乗りなら名前を知らない人は居ない)という木造艇を見に行く

今度の震災とその後起こった大津波できれいに整備していた竜王は大被害を被った
それでも浮いていたので直して欲しいと言う依頼があった

「天城」レストアの仕事をやり終えた後で少し遊ぼうと思った矢先だった

木造艇は脊椎動物にたとえられる
脊椎に当たるキールが腐ったら直しようがない

あばら骨に当たるフレーム等なら入れ替えたり補強したりして直すことが出来る
皮膚に当たる外板なら簡単に張り替えれば良いだけだ

キールが腐っている可能性のある写真を見せていただいていたので
修理をすることになるかあきらめて解体するかは五分五分だなと思って慎重に調べた

何と45年前の竜王のキールは完全に生きていた
腐っていたのは下から2枚ほどの外板だった

それにしても陸の船台に乗っていた竜王が
津波で流されながらも港の中に浮かんでいたというのは奇跡に近いことだろう
浮かんでいた船でも流されたり沈んだりして生き残ったのは半分以下だそうだ

船体にも船底にも無数の傷があり水線から上には3箇所ほど船内に達する傷がある

ラダーも写真の様に折れ曲がっている

本当に僕の技術で直すことが出来るのかなあと心配になるが
オーナーのあまりの熱意に動かされ引き受けることにした

日本ヨット史に残る名艇だという事もありやるとなると身が引き締まる思いだ


2011年10月28

ソフトドジャーの金具



左はドッグハウス上に取り付けるパイプの回転軸

ドッグハウスは平面ではないのでドッグハウスキャンバーに会うように斜めに倒れている

真ん中の4個はパイプの先端に取り付ける金具

右はパイプの途中に付ける回転軸

これらの金具と曲げたパイプを組み合わせてドジャーの骨組みを作る

その上にキャンバスを型取りして製品を作りピンと張る様に留める

ドジャーは操船者の体を雨風から守り太陽の紫外線からも守る
圧倒的に航海が楽になる
昔の潮をかぶりっぱなし太陽光を浴びっぱなしの航海はもう考えられない

ドジャーは今や長距離航海の必需品です


2011年10月27

動物も笑うのかな?



昨日は一日殆ど何もしなかった

捜し物をして一日が終わってしまったように思う

あまりに面白い写真なのでアメリカの友人にもらったバースデーカードをUPする気になった
コルクボードにピンで留めていたのだが
これを見ると毎日彼の笑い顔を思い出す

オットセイでしょうか満足そうな顔ですね

明日から二日間宮城県に行きます
又もや大震災・大津波の爪痕を見る事になるでしょう

たまたまその時空に居合わせたものとしてしっかり見て来ようと思う


2011年10月26

花丸の込み入ったロープ類



メインセールを上げるには2本のハリヤードを使う
ガフブームを上げるハリヤードと
ガフジョウーの根本を上げるハリヤードがある

インナージブを上げるハリヤードと
フォアーセールを上げるハリヤード
メインマストのセールを上げるロープだけでも普通のヨットの倍はある

おまけにミズンマストにはミズンセールだけでなくミズンステースル用のハリヤードまである

それらのセールを上げ下げするハリヤード類(ロープ)だけでなく
マストを真っ直ぐに立てておくためのワイヤーが沢山マストに取り付けられている

上げたセールを調整するロープ類も付いている

これだけ複雑なロープ類を使いこなすにはやはり慣れしかない
頭で解っていても使いこなせない

しかしパワフルで大きいメインセールはかなり痛んでいる
次回長距離航海に出かけるまでには新しく作り替える必要がある
破れている部分を縫っているので問題無いのだが
布地自体が紫外線で老化している

ウーンまたまたお金がいる仕事でもするか


2011年10月25

呉港



昨日は古い友人に会いに呉へ車に乗ってフェリーで行った

中央少し右に見えている煉瓦色の建物がヤマトミュージアム
その右に見えるドームがが呉旅客船ターミナル

中央左にある黒いものが海のクジラと呼ばれる現役を引退した潜水艦
陸に上げると結構大きいですね

呉は大和などの戦艦を作った軍港でもある
今でもあちこちに自衛艦が見える

フェリーの船旅は楽ちんで良い

ワッチもしないでずっと眠って居れる
昨日は良い天気だったが多少荒れてきても何もしなくて良いと言うのは最高です

そろそろ遊びにも飽きてきた仕事をしようかという気になっている
それとも遊ぶなら花丸で少し長距離クルージングをやりたい


2011年10月24

花丸セーリング



昨日は朝08:00に家を出て上蒲刈島へ

真澄人君と友人の古屋野君と一緒にショートクルーズ

最初は登りだが結構風があった
だんだん風が衰え安居島当たりから機帆走

広島県民の浜で温泉に入り弁当を食べ釣りをする
釣りは疑似餌で二人がイカを狙ったようだが釣れなかった

帰りは追っ手の風でインナージブとフルメインセール
風が衰え5knotがやっと

柳原漁港に帰り着いた時には航海灯を点けないといけない暗さになって居た
二人に手伝ってもらって後片付けをし
家に帰り着いたのは18時も過ぎていた

メインセールの下二つ新しく取り付けたMast Foopは巧く働き全く問題無かった

次はジェノアジブのファーラーをセットして試してみようと考えている


2011年10月23

TIKI−21

TIKI−21を整備して一度乗ってみたいと船内にあるものを全て降ろし
痛んでいる部分がないか確かめる

船体は殆どの部分がしっかりしているようだ

ハッチが少し腐っている部分が有る

2年間天城レストアの間通路に放ったらかしだったにしてはしっかりしている

木造船の傷む原因は真水と木が接して木にバクテリアが繁殖し木を腐らせる事にある
海に浮かべている木造船は船体はしっかりしているが
雨でデッキが腐り放置するとだんだんデッキ部分からだめになる

邪魔になるので船台を分解して通路に放り出し
船体は天井に吊り上げ片方ずつ先ずはサンディングして塗り直すことから始めることにした

今日は久しぶりに真澄人君と彼の友達古屋野君と「花丸」に乗る予定です


2011年10月22

チークデッキ

散らかりっぱなしだった工房を片付け
チークデッキを張るためのチーク材を製材

黒色シーカフレックスを入れるシーム部分も加工した

これは材料だけを買って自分で施工するという人のために
チークの板を製材したものだ

木工やシーカフレックスの使い方さえ解ればやれないことではないが
普通のヨット乗りにはちょっと手が出ない大仕事となるだろう

僕はこの間からそのことを大いに考えている

オーナーがチークを張りたい部分の型取りをしたものを僕に送り
僕がチークを貼り付けシームを入れて表面を平らにし
周りの面取りをしてそのままデッキに張れば良いところまで仕上げ
それをオーナーがデッキに貼り付けると言うスタイルを考えている

せめてコクピットの座席の部分だけでもチークにすると座り心地はぐっと良くなる
それに味気ないFRPデッキの見栄えも良くなる

30フィートクラスのコクピット座席で15万円前後なら
コクピット座席にチークを張ろうというオーナーは多いのではないだろうか


2011年10月21

花丸マスト

花丸メインマスト下部

普通のヨットではマストにグルーブがあり
それにボルトロープを通すかスライダーでメインセールを上げ下げする

花丸はガフリグなのでMast Hoopと言う輪っかをセールに取り付けセールをマストに沿わせる

一番下とその上のMast Hoopを前後方向に切断してボルト留めし新しく付け足した

下の二つをロープにしていたのだがマストに取り付けたステンレスガードの角が引っかかり
それを補正しようと手を出すと怪我をしそうで危なかった

これで一安心今度の日曜日には試してみることにする

昨日はよく晴れて穏やかな一日だったが今日辺りから天気は下り坂
そろそろ本気でセーリングをする時期になりそうです


2011年10月20

花丸ラダー

9月16日にアンカレッジマリーナで下架した時の写真
ドジャーがなければまるでお皿のような平たい船です

ラダーの船底塗料 色が違うのが解るでしょうか
実験のためにインタープロテクトというエポキシの上に塗りつけた銅の粉です

降ろした時からきちんと付いていなくて大分剥がれたのですが
昨日ウインドベーンの翼を木造のものに取り替えに行くと
随分剥がれうっすらと藻が生えている部分が有る

よく見ると銅が残っている部分には何も付いていないようだ

それならきちんと銅の粉を船体に貼り付ける方法を検討すれば良い
何か良い方法はないかなと考えている

昨日は友人がパソコンを送ってきてC-mapを入れましたが大分慣れてきて
GPSのセットも上手になりました

C-mapを見ていると又もや近場でなく少し遠くまで行きたいなと言う気になりました



2011年10月19

TIKI-21

工房に入れたTIKI-21

さあ整備を始めようと思ったところで
しばらく遊んでいたつけが回ってきてやらないといけないことがドット押し寄せてきた

先日から資料を取り寄せ見積もりをしていたドジャーを付ける仕事が決まり
他にも次々と小さい仕事が出てきた

花丸の整備もまだ終わっていないのでそちらにも気を取られる

何もなくて暇で困るよりはまあ良いことだと思い頑張ろう

だんだん風が冷たくなり花丸に乗る機会も少なくなるだろう
溜まっている仕事をするのも良いかも知れない



2011年10月18

通路のTIKI-21を工房に入れる

工房東にある通路に長く置きっぱなしだったTIKI-21を工房に入れた

Y-15-マーク3 の方はそのまま通路に戻す

移動は隣のシーホース(原)さんと真澄人君に手伝ってもらった

あまりに草ボウボウだったので草取りをする
45リットルナイロン袋に6袋もの草を抜いた

通行不能だった通路がやっと通れるようになった


2011年10月17

多々羅大橋

大三島から生口島にかかる多々羅大橋

昨日は風が強く花丸を出せないので
連れ合いと車に自転車を積んで今治まで走りしまなみ街道を渡る

大島・伯方島・大三島と渡って多々羅大橋の近くにある多々羅温泉へ行く

あまりに頑張りすぎたので帰りも自転車でと言うのはあきらめ
大三島の宮浦港からフェリーで今治まで引き返す

今治からの島巡りの自転車競技があったようでゼッケンを付けた沢山の自転車と一緒に走る

僕たちはヨットに積む自転車を試してみたかっただけなので
のんびりゆっくりあちこちを見ながら秋を堪能
途中で甘く熟れたアケビを見つけて食べたりした

来島海峡の川のように流れる逆潮で大きな本船が翻弄されているのも橋の上から見えた
瀬戸内の海上交通で来島海峡は難所とされる
ヨットでは潮を読まないととてもではないが通過できない所です


2011年10月16

MARIMBA

興居島に停泊しているブルーヲーター33

僕が去年施工したインタープロテクトが浮いてきたというので
再施工することになった

曇天続きの時に慌てて施工したので剥がれてきたところがあるようです

エポキシの仕事はオーナーがどんな条件を出そうと
かたくなに仕様書通りの乾燥や温度を守ってやる必要がある

今回は晴れの天気が続きそうだし暖かです


2011年10月15

「雅風」興居島由良桟橋に来る

昨日「雅風」というカタマランのオーナー小橋さんから電話が入る

何しろモノハルの船とは大違いの広さで

全く普通の家にいるのと変わらない

3人が乗り組んで僕が先週先々週と航海した当たりを同じように航海して
帰りに寄港したそうだ

父島の話が聞きたいから飲みにおいでというので飲みに行く

 

今朝もビールをご馳走になり元気に出港していきました

大分まで逆潮だそうですが6〜7時間で帰り着く予定だそうです
僕の花丸なら10時間以上の行程です

VPPという電子パイロットチャートを後ほど送る約束をしました


2011年10月14

滅多に見られない自艇の帆走風景

進水式の日に隅田さんに沢山写してもらって以来滅多に見る事の出来ない帆走写真を
一緒に走った「VENUS 」の西田さんに送ってもらった

機帆走の真向かいからの風なのでセールはあまりきれいな形にはなっていない
それでも機走だけよりはましな走りだった

ハードドジャーから後ろへ続く日よけのキャンバスもきれいに張れている
日陰でコクピットに寝っ転がってワッチするのは楽ちんです

ハードドジャーのフロントアクリルを取り外す事が出来るようにしたので
良い風が吹き込み快適でした

 

さて今日は大分からクルージング帰りのカタマラン・小橋さんがが興居島に入るというので
夕方から興居島へ話しに行こうと思っている



2011年10月13

野本謙作さんの「春一番 2世」

連れ合いと二人興居島の由良桟橋へ
フェリーの水を頂き花丸の水タンク200リットルを満たす

30分ほどのんびり歩いて山越え
由良港の反対側にある北浦港へ

野本謙作さんの春一番を見に行く
久しぶりに見る春一番
形はシングルチャインの日本の漁船そのもの

これがひねもすのたりのたりと微風でもよく走るのです

秋とは言え夏の日差しの残る暑い一日でした


2011年10月12

ソフトドジャー見積もり

写真の船のソフトドジャー見積もり中
シートストッパーが丁度ドジャーの前面をデッキに留めつける当たりに沢山付いており
どうまとめると良いのかちょっと難しそうだ

コクピット前方に座ってドジャーの陰に入ると雨が降っても濡れない空間も欲しい

メインシートトラベラーの位置が後ろの方に有るのは良かった

それとは別にコクピットチーク張りを見積もるという話しもある
コクピットチークはオーナーに張りたい部分を型取りしてもらい
商品として工房でシーム入れ面出し加工して出来上がったものを張るだけと言うシステムを作りたいと思っている

べらぼうに高いチーク合板のデッキもあるのだから
自分の船に合わせて作った正規の12ミリ厚味チークをシーカフレックスで張るだけと言うのは
本物のチークデッキを欲しいオーナーには受け入れられると考えている

世界経済が行き詰まり放置艇が増えている昨今
少しずつ改造して乗り続けようというヨット乗りもいるには居る


2011年10月11

ウインドパイロットの水中翼

ドイツ製ウインドパイロットを花丸に取り付けた

色々な種類の金属で出来ているウインドベーンで
水中に浸かるのはスイングする水中翼のみ

その水中翼はアルミで出来ている

それなら電蝕対策のために水中翼を木で作れば電気の導通が無くなり
電蝕を防ぐことが出来るだろうと水中翼を木で作る事にした

耐水合板を積層して翼型断面の水中翼を作り
それに低粘度エポキシでガラスクロスを二層した

短いヨットシーズンはあっという間に終わる
早くウインドパイロットの調整をしないといけない


2011年10月10

「Sunday2」と「花丸」

昨日は大三島を06:30分くらいに出発

追っ手の風を受けエンジン巡航速度の2600回転で野忽那島へ

向かい潮だったが11:00くらいには野忽那島に到着

朝井さんがSanday2で野忽那島に入っており
昨日網に入ったと言うカレイとクラゲを餌に集めてヤスで突いたというカワハギをご馳走してくれた

カレイの薄造り・肝垂れで食べるカワハギの刺身・そして握り
これがヨットの上かと言うくらい美味しい魚をご馳走になる

熊本の田山さんは大満足で二人とも飲み過ぎ

やっとの思いで柳原にたどり着き1週間分のゴミを片付けて迎えに来てもらった


2011年10月09

「PATEKE

自作とは思えないきれいなヨット ブリストルチャンネルカッター30フィート「PATEKE 」

FENTONさんはゆうこうマリンで働きながら北木島に滞在中

写真中央上の赤い屋根の建物の右に見える白い工場に住んでいる
都会ではと言うか田舎でもなかなか無い自分の船が見える贅沢な暮らし

これ以上の贅沢はない


2011年10月07

「花丸」白石島へ

ゆうこうマリンのコリンさんもFENTONさんもあまりに忙しそうなので
田山さんと白石島の新港へ行く

海水ポンプを桟橋に引いてパンツ一枚で久しぶりにシャワーを浴びる

仕上げのリンスは真水をサンシャワーで少し温かくしたものを浴びる

何時までも若いつもりだが風が強くて体が冷え切り
風邪を引いてしまった

直ぐに北木島に引き返し卵酒を作って汗びっしょりで眠りにつく
散々な60歳の誕生日だった

今朝は楽になり朝食を僕が造った



 

2011年10月06

[PATEKE]と並んだ「花丸」

ニュージーランドから来た自作ヨット「PATEKE」

ブリストルチャンネルカッター30フィートの後ろに「花丸」を廻す

昨夜はFENTONさんを花丸に招いて夕食
僕はインスタントラーメンくらいしか作れないので田山さんが大活躍
鶏肉入りの野菜炒めを作ってくれる

世界を廻るヨットの話しで夜遅くまで話は尽きない
明日の仕事に差し支えるからとFENNTONさんが席を立つまで
時間はあっという間に過ぎ去った


2011年10月05

FENTONさんと田山さん

ニュージーランドから自作ヨットで日本に来たFENTONさん

ブリストルチャンネルカッター30フィート
シングルプランキング
素晴らしい出来映えのオールドスタイル

27フィートを9年がかりで自作した田山さんは
こんな船を見る事が出来るとは思わなかったと大興奮

直ぐに打ち解けて自作者同士色々と話しをしていた


2011年10月04

弓削海の駅

花丸の先に入港していた「秋津洲」という34フィートが前にある

脇坂さんという人がオーナーの銅合金でできたヨット
珍しい材料で作った船でハワイまで行ってきたそうだ

夕暮れにはお好み焼き屋さんに行きビールとお好み焼きを食べた

船に帰って秋津洲へ行き3人で酒を飲む

どうして日本のヨットは男ばかりなの
しかもおじさんばかりではないか
これでは若者はヨットの世界に入って来にくい


2011年10月03

「Sunday-2」朝井さん

「花丸」に清水を入れるために興居島(ごごしま)の由良桟橋へ
管野さんと田山さんと三人で行く

朝井さんがアジと鯖を沢山釣ってコクピットに置いたタライに海水を汲み上げ生かしておいてくれる

朝井さんはヨットの腕もたいしたものだが料理はプロで
生きたアジや鯖を一気にその場でさばいて刺身にしてくれた

その美味いこと生きている魚は大根を切るように骨ごと輪切りにした刺身が一番美味いと言う事も教えてもらう
一気に締めた魚の骨は柔らかく軟骨状態で実に美味かった

5艇のヨットが集まり昼には桟橋で
持ち寄った弁当と朝井さんの活き作り刺身とその場で揚げながら天ぷらまでご馳走になった

管野さんも大満足してくれ17:00には松山空港へ送った

 

さて今日から遠洋航海に出る予定の田山さんと1週間くらい瀬戸内海の航海に出る


2011年10月02

道後温泉

数えてみると僕はヨットで9回小笠原父島へ行っている
父島で毎回お世話になる小笠原ヨットクラブの会長 菅野 さんが初めて松山に来た

ヨットに乗ろうと誘ったがヨットなど何時でも乗れるそれより日本最古の温泉 道後温泉へ行きたい
と言うので道後温泉へ行く

写真左が管野さん
右端は古い友人の田山さん
田山さんは早期リタイヤして熊本県から遊びに来た

若いころに自作した27フィートのヨットを整備して今から外洋へ出るというので
是非管野さんを紹介すると言って急遽松山へ来てもらった

中の二人は真澄人君と道後温泉を宣伝しているマドンナ嬢
すっかり観光客になって道後を楽しんだ

でも今日は3人で「花丸」に乗ることにしている
管野さんの飛行機の時間17:00までだが思い切り瀬戸内海を楽しんでもらう




2011年10月01

ボースンバード

白石島で会った「ボースンバード」というカナダの船
27フィートの船で世界就航中

整備されたコンパクトな船で昔の航海者の雰囲気を持っている二人でした
ケープホーンやマゼラン海峡の様子も話してくれた

もう時期が悪いので来春まで日本に居るそうですが
彼らなら何処へ行っても素晴らしいヨットライフを送れることでしょう

ウインドベーン
風力発電機
二人が隠れることが出来るソフトドジャー
ソーラー発電
衛星電話

そして今でもGPS以外に天測も出来る様に六分儀と天測計算表を持ち時々試しているそうです

久々に見る本物のヨット乗りニックさんとジェニーさん
嬉しくなりました


過去の日替わり写真

             
             
             
             
             
             
             
             
             
               
               
               

 

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