船台の上に正立内装にかかる (2006年3月)
2006/03/29(晴れ)

昨日は湿度も60%気温も18度もある

100本のクランプを使い一気に内シアーを接着した
その後花冷えになったが今朝はカチンカチンに硬化している

 

3月29日今日から4月3日まで出張で日替わり写真はこのままになります

 

 


2006/03/28(晴れ)

二階マスト積層用に工房の柱に固定している10メートルのH鋼の上で
シアー材をスカーフ接着した
8メートルほどになったのでこれを1階に下ろすのは一人では無理だ
工房海側の窓から抜き取らねばならない

st.8のバルクヘッドもスカーフ接着して大きくなったので
階段から下ろすことが出来なくなった
二階の窓を2つ取り外して下に下ろすことにする

10度を割り込まなくなったらシアー材を接着しよう


2006/03/27(曇り)

時間が無くて他に何も手に付かずやっと間に合わせた
7.8メートル改造の仕事が終わりやはり土日は休むことにした

一昨日に続き昨日の日曜日も朝から一人でセーリング

松山観光港の前の興居島と釣島をぐるっと一周した

ほとんどセーリングだったが途中で雨が降り出したり
無風になったり
入港前には海面に白波が立ったり
結構色々なことがあった

ヤンキージブというバウスプリットから揚げるジブセールも上げ
セールは4枚張りで 落ち着いた走りを楽しんだ

セーリングの最速が6.5knot最低は0で潮に押されて移動した
瀬戸内海では潮を読むのがコースを引く前に大事なことだ


2006/03/26(曇り)

時間が無くて他に何も手に付かずやっと間に合わせた
7.8メートル改造の仕事が終わりやはり土日は休むことにした

昼から一人で半年ぶりの帆走
堀江湾を横断 縦断と微風でも結構早く 滑った

あれもしたいこれもしたいと思いながら
「花丸」のことは放ったらかしだったが
今からは土日は集中して整備にかかることにする

今週は40フィートの納艇サポートで
横浜方面への出張がある今の内にしっかり花丸に乗っておこう


2006/03/25(晴れ)

それぞれの部分に入る隔壁(バルクヘッド)を切り出した

今までの船と比べ非常に数が少ない

昨日の大仕事はシアー材(船体とデッキの接合部分)のスカーフ繋ぎ
長さが7メートル近くあるので長手方向に材料をつないだ

st.8バルクヘッドのスカーフ継ぎもしたかったが
まだこの寒さではエポキシ接着は暖房の必要がある
布団乾燥機は一つしかないので
それは今日の大きな仕事になった

関東の人から注文されたバウスプリットは
吹きつけが終わり月曜日にでも送るつもりだ

 


2006/03/24(晴れ)

st.8の位置のバルクヘッドを切り出す
各ステーションを写し取ったマイラー紙から耐水合板に罫書きを入れ
クォーターバースへの穴も空けた

他に全体を仕切るようなバルクヘッドがあるのは
st.4で船室と船尾の物入れを仕切るものである

あとはチェーンプレートのちょっとした補強や
ジンバルをつるすための棚や
小さいテーブルの壁のみだ

6.6メートルは非常にシンプルな船で
これなら出帆回数は増えそうだ


2006/03/23(曇り)

昨日は雨でほとんど仕事が進まなかった

基準になるステーション10番を船内側に罫書こうと糸を張り
モールドから印を付けた10番の位置と会わせている所

早くシアー材を接着したいが
雨がとぎれとぎれに降り湿度が下がらないのでスカーフ接着も出来ない

 

今日は
シアー取り付けが終わったら直ぐに内装工事にかかることが出来るように
それぞれの位置のバルクヘッドを切り出す仕事をしようと思う

今日も湿度は80%を超えている

 


2006/03/22(曇り)

右がスライドハッチの戸袋天板
左はスライドハッチ

これも暖房ついでに作り貯めていたもの

4ミリ厚みの耐水合板それぞれ3層で強度は出ている

昨日はまだまだ寒い春分の日だった

 


2006/03/21(曇り)

チェーンブロック4個で船を吊り上げ
船台を除けておいて床に降ろし
シアーをカットした

丸鋸で切ろうとしたが余りに危険なのでジグソーで切り
プレーナーをかけ
最終は手がんなで仕上げた

今日は春分の日まだまだ寒いが
いよいよ接着にも暖房が必要なくなるだろう

 


2006/03/20(晴れ)

作り貯めていたデッキビームとドッグハウスビーム

1800Rがドッグハウスビームで
3500Rがデッキビーム
小さい船ほどRがきつくなる

型は2つで暖房費は同じようにかかるのだからと
少しずつ作り貯めていた

全部を船台の下に収納してみると結構な量になった


2006/03/19(曇り)


右は注文を受けたチークのバウスプリット
塗り終えたら部品を取りつけて送り返すことになる
おそらく今月末には完成するだろう

左は6.6メートルのティラー
チークとスプルースの積層ティラーを作った
外部でこの部分のみウレタンクリヤー塗装とする

塗装ブースの前でウレタンを吹き付けてはサンディング
という仕事の繰り返しとなる

ワイドコンバーターレンズをカメラに取りつけているので
真っ直ぐなものも歪んで見える

 

 


2006/03/18(雨)

船首と船尾には頭をぶつけないように赤い布をぶら下げた

船内のサンディングは2日がかりでやっと終わった

次の仕事はシヤーラインのカットで
船台に乗せた高い位置ではやりにくい
もう一度船台から下ろして床に置きカットをしようと
チェーンブロック4個とスリングをセットしたところ

6.6メートルのオーナーは今までの出来に満足してくださったようだ

内装、デッキ張り、艤装と 残り2/3の仕事がある
単発の仕事も一切断らないつもりなので
出来上がりは9月か10月になるだろう


2006/03/17(曇り)

昨日は暖房ブースも分解した
反転成立させるとカバーが掛からなくなるので暖房も出来ない

今からの船内暖房はしばらくの間石油ファンヒーターでやる

もうしばらくなので暖房をしないで出来る仕事を優先させようと思う

今日明日は千葉県からオーナーが訪ねてくる日である
コクピットや船内の変更部分について
きちんと打ち合わせをしないといけない


2006/03/16(雨)

コールドモールドを壊して反転正立

型を取り壊すのは力のいる仕事だった
夕方にはくたくたに疲れていた

船体を水平に固定する前に
船内のサンディングを始めた

回転とオービダル両方の動きをする強力なエアーサンダーで
内側にはみ出てきているエピグルーを削った
あっという間にサンドペーパーがだめになる
やはりエポキシは硬い


2006/03/15(晴れ)

工房の西側壁面

200Vと100Vのそれぞれ粒子の違うグラインダーや
バイスやエアーホースや大型集塵機をおいている

1メートル巾の中二階は材料置き場で
色々なサイズの木や樹脂類をおいている

今日はいよいよ船を反転正立させる
6.6メートルと小さい船の割には3層張りで時間を食った

船体塗装は出荷間際にすることにした
木が動いて何時も出荷前にもう一度吹き直す事になるからだ

木造艇は3年くらいごとに船体吹きつけをやり
10年くらい経つと動きが止まるそうだ

 


2006/03/14(晴れ)

船体全面に防水エポキシのインタープロテクトを塗る

6.6メートルは今までより随分小さいので
白鯨と言うにはちょっとかわい過ぎる
でっかい白イルカという感じだ

ラダーとスケグにも低粘度エポキシでガラスクロスを3層した

遠方からの注文のチークバウスプリットは
やっと仕上がって最初の低粘度エポキシを塗った

 


2006/03/13(晴れ)

滅多に写さない角度からの工房内写真

写真左上二階に上がる急な階段の手前
中二階の通路奥にラダーとスケグを吊ってあるのが見える
部品やそれを取りつけるボルトナットをおいてある棚があり
一番右は作業台になっている

通路は1メートルくらいの巾だが
船を反転正立させるとこの通路から
直接船の中に入ることが出来る高さに船の方を調節する
足場を組んだりするよりもよほど楽に仕事が出来るようになる

今日から集中して6.6メートル制作にかかる
今日は二回目のインタープロテクトを船全体に塗る予定だ

 


2006/03/09(曇り)

7.8メートルアンカレッジマリーナ朝一番で進水させる

トイレ、測深計、その他点検しないといけないところを点検
無事に中島へ向かって出航した

写真は工房の通路に組み立てた船台

ドブ漬け亜鉛メッキ
船体に当たる部分は船体からFRP型を抜いた

キャスターはバラスト部分を100ミリ下げて出来るだけ大きいのを取りつけた


2006/03/08(晴れ)

7.8メートルアンカレッジマリーナで改造をしている仕事を終えてから
工房に帰り船底下に一回目のインタープロテクトをローラー刷毛で塗った

インタープロテクトは水を通さない船底下に塗るエポキシで
木造艇の水線下防水や
FRP艇のオズモシス対策に有効だ

6.6メートル一週間もストップしたと思うと気が焦る

チークバウスプリットを作る仕事もあるし
40フィートのFRPフットバーを作る仕事もある

期限のある物から大急ぎで終わらせないといけない


2006/03/07(曇り)

7.8メートルスループ

コクピットに全てのラインを導くことになったがデッキオーガナイザーが使えない
仕方がないのでチークブロックを少しずつ位置をずらしながら左右に3個ずつ取りつけた

マストヒールのブロックスタンドアップスプリングも不足している

期限を切られている仕事なので外注品の調達等にも気を遣う

船籍証明や遠洋の小型船舶登録など書類上のことも時間を取られる
やっと昨日何とか9日進水の目処が立った


2006/03/06(曇り)

7.8メートルスループ

コクピットに全てのラインを導くことになり
部品の位置をチェックして取りつけ穴を空け
下に補強を入れてボルトの長さを計った

今日は大急ぎでボルトナットを買いに行く
午後から雨だそうだが
雨が降る前に取り付けをしたい


2006/03/05(晴れ)


久しぶりにアンカレッジマリーナに上架した7.8メートル(咲良丸)

2ヶ月ほど松山市中島に停泊していた
船底はほとんど汚れていないが海藻の胞子が沢山付いているはずだ

船内外を色々と改造してもう一度テストをするそうだ

船台の直ぐ後ろにあるのは遠洋用のライフラフト
こんなに重いものを(二人でやっと持ち上がる)
小さいヨットに積まないと外洋に出てはいけいない
というのはおかしな決まりだ


2006/03/04(晴れ)

この写真は3月1日朝の物です

昨日は忙しくてマリーナでの仕事をカメラに納めるのを忘れていました

船台があった部分も磨いてマイクロバルーンエポキシパテを付けています
6.6メートルは少しの間このままストップです

細かい仕事が沢山あるので漏れ落ちがあってはいけないと
書き出して外注する物を先ず外注
そして一つずつ時間がかかりそうな物から片づけている


2006/03/03(晴れ)

工房横の通路にドブ漬け亜鉛メッキのマリーナ用船台が届いた

6.6メートル専用の船台である

今日から一週間アンカレッジマリーナで
先に進水した7.8メートルの改造工事をする

6.6メートルやバウスプリットを作る仕事はしばらくお休み
およそ60項目の仕事をこなさなければならない

3月9日から12日まで長野県に出張が決まったので
日替わり写真はその間お休みします


2006/03/02(曇り)

腐ったバウスプリットをチーク材で作るという仕事が入った
台の中央に乗っているのが腐ったバウスプリット
どうも杉のようだ
杉は赤みの部分は腐りにくいが白い部分は直ぐに腐る
どうしてバウスプリットなどにそんな材料を使ったのだろう

その向こうに写っているのが4材積層接着で作ったチークの物
これなら腐ることはない

手前にある細いのはスプルースとチークを交互に積層した
6.6メートルのティラー


2006/03/01(雨)

船台船体に当たる部分が出来上がり
船体から取り外してトリミング

そして防水のために白色ゲルコートを塗った
今日はひっくり返して合板側を塗る

船台のあった部分の船体へマイクロバルーンエポキシパテを塗った

チークとスプルースを交互に接着した
バームクーヘンのような色のティラー材も接着完了

今日は雨なのでエポキシを使う仕事は出来ない


過去の日替わり写真

             
             
             
             
             
             
             
             
             
               
               
               

 

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