部品取りつけ・進水  (2006年10月)


2006/10/31(晴れ)

アンカレッジマリーナへ6.6メートルを移動

マストを仮に立てたが部品が不足しておりワイヤーが張れない
シート類で仮止めして昨日はあきらめた

不足部品を拾い出して大急ぎで発注
明日か明後日には進水できる状態になるだろう

メインセールをセットして
リーフラインを通してみるという仕事もある
進水は11月5日オーナーが来られてすることに決定した


2006/10/30(晴れ)

5馬力4サイクルエンジン取りつけ

いよいよ今日は出荷
アンカレッジマリーナへ運んでマストを立てる

忘れ物はないか最後の点検


2006/10/29(晴れ)

花丸の隣の船の隅田さんが
最後の仕上げを見たいと夕方工房を訪ねてきた

彼はかなりウインドーズパソコンに詳しく
僕はMacで全くだめなので
丁度良い機会だとばかりに

AC/DCコンバーターでオーナーが送ってきたパソコンを動かしてみる
C-mapの作動を確かめたが
あいにく工房の1階ではGPSが衛星の電波をつかめず
連動を確かめることは出来なかった

GPSもバッテリー電源で作動するように12Vコンセントを付ける

電源類はみんな正常に働いた


2006/10/28(晴れ)

この写真は今朝工房奥の作業机に脚立を立てて写した

昨日はウインドベーンの
水中翼と空中翼を連結するプッシュプルロッドを製作

残っている仕事は大掃除と備品の積み込み

アンカーラインのスプライス

細かい部分の手直し

これでマストが立てば何時でも帆走できる


2006/10/27(曇り)

ライフラインを取りつけ
航海灯も配線して点灯確認

船名も付いた

船首金具とステムバンドも取りつけた
ステムバンドは設計にはないが
航海中避けられなかった流木などが船首を傷つけるので必要

いよいよ今日は最終仕上げ
30日にはアンカレッジマリーナに運びマストを立てる

 


2006/10/26(晴れ)

船首尾のパルピット(落ち止め枠)取りつけ

船尾パルピットにはウインドベーン空中翼が付いている

船名も貼り付けた
「どんぐり 7」
オーナーにとって7艇目の船で
退職後乗り始める究極のヨットだそうです

今日はライフラインと
航海灯の配線
後は大掃除をして船内のクッションを入れほぼ仕上がり

 


2006/10/25(晴れ)

船検のオーダーメイド新造船に適用される測度というのを受けた

元 本船の造船設計にいたという検査官で
図面と船体のことがよく解っており
下調べも充分なので「花丸」の時より随分手早く検査終了

自己点火灯という備品が足りないと言われ直ぐに注文
そして赤灯二個に配線とつり下げロープを付ける

 


2006/10/24(晴れ)

オープントランサムからコクピットを見た写真

船尾物入れの鍵金具も取りつけた

昨日 小型船舶検査機構へ行き
船舶検査申請書を出した

新造船なので測度という基本の長さを計る検査がある
普通市販されているFRPの船では最初の一艇だけが受ける検査である
それを今日することに決まった
花丸では大方一日中かかった検査だ

 


2006/10/23(雨)

昨日は花丸クルーズ

期せずして6艇の船が興居島に集まり
桟橋で魚釣りの後釣った魚を料理して
花丸で大宴会になった

コクピットいっぱいの人でもトランサムは水面より浮いていたので
もっと 荷物を積んでも大丈夫かなと変な所で安心する

ちょっと飲み過ぎて家に帰り着いたのは21:00前だった

今日は小型船舶へ新規登録申請に行く

 


2006/10/22(晴れ)

小型船舶打刻というのをする

国土交通省四国運輸局愛媛運輸支局
と言う長ったらしい名前の役所に届け出て
池川ヨット工房は新船に小型船舶の船体識別番号の打刻
というのが出来る造船所となっている

今度の6.6メートルJOGは

JP−QIC00002J606
と言う番号になった

仕事はウインドベーンの空中翼製作と
空中翼と水中のトリムタブを結ぶプッシュプルロッド製作

パルピットと航海灯が付いたら工房での全ての仕事は終わる

 


2006/10/21(晴れ)

ウインドベーンのトリムタブを取りつけた
回転が渋かったので何度も調整し
軽く回るようになった

船尾ハッチも取りつけ

ランニングバックステーを止めるUボルトも取りつけた

残るは前後のパルピットとそれに取りつける航海灯くらいか
いよいよ部品取りつけも終了間近


2006/10/20(曇り)

コンロの上と右舷テーブルの上に室内灯取りつけ
テーブル上の明かりはLEDにした
夜間用の赤色に切り替えることも出来るライト
で電気の消費が少ない

左舷のライトは食品の色が解るように
小さいが白熱灯にした

配電盤の配線も終わり
後はマストトップのアンカーライトと
船首の両色灯と船尾のスターンライトを結線すれば電気関係は終了


2006/10/19(晴れ)

バッテリー
バッテリースイッチ
ソーラーパネルからの電流制御器

大きなヨットだとエンジンが座る場所にこれらを配置

必要な電線を右舷スイッチパネルまで這わせる

船内配線をしたが面倒なのは「花丸」と変わらなかった
最後まで行かず今日も半日は配線だろう


2006/10/18(晴れ)

ジブシートレールを取りつけた
アクリル窓のはみ出したシリコン内外を綺麗に掃除
ラダーとウインドベーントリムタブにインタープロテクトも塗った

いよいよ船内

先ずは電線を配線して全てを配電盤に集める所から始める

パソコンを使うためのAC-DCコンバーターを
配電盤の中に取りつけた

 


2006/10/17(晴れ)

連れ合いに手伝ってもらって窓とグラブレールを取りつける

左舷ジンバルの直ぐ上の窓だけはオープンポートにした
後の窓は9ミリアクリル

この船は小さいが限定ではなく沿海で船検を受ける
船検備品を山のように積まないといけない事になる

小さい船にとって物を積むと言うことは
それだけでスピードに影響する

後一週間くらいで部品取りつけも終わるだろう

11月初めには臨時航行の検査手帳が発給されるだろう
そして11月中には本検査も通り
沿海区域を自由に走ることが出来るヨットとしてデビューする

 


2006/10/16(晴れ)

マイクロバルーンエポキシパテで
乱流が起きないように ラダーのガジョンピンドルの金具を埋める

昨日で3回目
サンディングしてはフェアーなラインになるようにパテ盛り
ほとんど仕上がり今日はサンディングしてインタープロテクトを塗る

昨日は昼まで仕事をしたバッテリーを固定し
ソーラーパネルとコントローラーを介して結線

昼からは花丸に訪問者有り
単身赴任で関東圏から松山に来たが
ヨットに乗るにはどうしたらよいかという相談

考えてみるに年に数回しか活動していない船がほとんどだ

 


2006/10/15(晴れ)

一日中部品取りつけ

半日は連れ合いに手伝ってもらって
ドライバーを持ってもらっておいてナットを船内から締める

後の半日は写真のオートパイロットを取りつけたり
船尾クリートやチョックを取りつけた

オートパイロットは足を取りつける部分の関係から
プッシュプルロッドの長さが不足しているので
エクステンションを買い足した

取りつけ後オーナーから送られてきたバッテリーで試しに動かしてみた


2006/10/14(晴れ)

サイパンから関さんという人がヨット工房を訪れた

今からヨットをやろうという61歳

「花丸」にも案内したが
昨日は風が強いが霧が深いというおかしな天気で
結局出航しなかった

二人で一ヶ月くらいの旅が出来る中古艇を探しているそうだ
素直な横山サバニのそんな船が有るとは思えない

レースを無視した何でも有りのロングキールで重たい船も困るし
レーサークルーザーというのも一人で操るには骨が折れる

最新の横山サバニで8メートル前後
船内機のFRP船で適当な値段のヨットはないものかと思う

もしそんな船が有ればこれからの需要は見込めるだろう

 


2006/10/13(晴れ)

昨日はエンジンベットと

コクピット入り口船外と船内に取りつけるハンドレール取りつけ
なかなかボルトが通らず時間がかかった

その他にアクリル窓を取りつける準備をした

コクピットウインチの取りつけ準備も整った

 


2006/10/12(晴れ)

落とし戸のルーバーベンチレーターを取りつける

コンパス取りつけ

スピードと測深計取りつけ
センサーを船底に取りつけた

オートパイロットは取りつけ位置がティラーから遠いので
ロッドを長くする為の延長棒を入れた

ラダーも本取りつけ
後1週間もすれば部品取りつけも終わるだろう

船検の準備をしなければならない

 


2006/10/11(晴れ)

ノンスリップペイント二回目塗り

塗りの前にノンスリップペイント塗りをしても関係のない
バウハッチ取り付けと
スライドハッチとハッチカバー取りつけを済ませる

いよいよ部品取りつけにかかるので
取りつけ部品を中二階に並べる
結構な部品数だ

今日はマスキングを剥がし
出来る所から部品を取りつけていくことにする

 


2006/10/10(晴れ)

大阪から航海中に立ち寄った人たちに
船の割に大きなコクピットですねと感心されたコクピット

それはそうですどんなサイズの船も
乗る人間のサイズはほとんど同じですから

いよいよデッキの足で踏む部分にノンスリップペイントを塗っている
今日二度目を塗りマスキングテープを取れば仕上がる

後は部品を取りつけるのみ

 


2006/10/09(晴れ)

船体とデッキ側面の吹きつけが終わり
マスキングシートを剥ぎ
吹きつけネットを下ろした

船首が斜めに見えているのはカメラワイドレンズのいたずら
本当はほとんど直立ステムに近い

昨夜は大阪から「ブルーシーガル」
上田さんご一行が北条港へ入港
工房見学に来る

その後大宴会となり少々起きるのが遅くなった


2006/10/08(晴れ)

デッキ側をマスキングして船体全体を吹き付け
3箇所ほど垂らした

今日はデッキ側の吹きつけをやるつもりである

少し黒色を混ぜて柔らかいグレーにし
夏の強い陽射しから目を守る

ノンスリップペイントも熱を吸収しない程度の
柔らかいグレーにして太陽から目を守る

吹きつけの後ウインドベーンの水中翼に
ガラスクロスを積層した

 


2006/10/07(曇り)

同じような写真が毎日続いているが
これはサフェーサー二度目の吹きつけ

後ろのバーにつるしてあるのは
ウインドベーンのトリムタブ
先に作っていたのはどうも小さいという気がしたので
30センチくらい大きく作り替えた

いよいよ進水が近い
進水したら近くのアンカレッジマリーナに置いて
シェークダウンを繰り返す段取りだ

 


2006/10/06(曇り)

一日中かかって連れ合いと二人で吹き付け部分をサンディング

まだまだ凹凸が沢山残っているので
凹みをパテ埋めして
もう一度サフェーサーを吹き付けることを決断した

サフェーサーを吹いたらもう一度磨いて
次はパーフェクション仕上げ塗料を吹き付けることが出来るだろう


2006/10/05(曇り)

船体とデッキのウレタン塗装部分にサフェーサー吹きつけ

3.5リットルのネタを圧送ガンで1時間ほどで吹き終えた

工房中にシンナーの臭いが充満し
直ぐに仕事を止めた

こんな事をしていたら明らかに長生きは出来ないなと言う酷い臭いだ


2006/10/04(曇り)

いよいよ全体を吹き付けるために
船全体のマスキングをした

工房も塗装ネットで覆った

船台の前側船体に当たる部分が
ウォーターラインより上に出ていたので
合板で新しく船側が吹きつけできる物を仮に作った

いよいよ今日はサフェーサーの吹きつけが出来るだろう


2006/10/03(曇り)

これはスライドハッチカバー
その他小物にサフェーサーを吹き付けた

自作の回転台の上に乗せて
吹きつけブースに向かって吹き付けるので
全くミストが舞わず
快適な吹きつけ環境だ

明日は船体の吹きつけをやろうと考えている


2006/10/02(曇り)

グラブレールと入り口落とし戸は仕上がった

スターンハッチにはインタープロテクトを塗り
次はサフェーサーを吹き付け
ウレタンとノンスリップペイントで仕上げる

いよいよ最終段階に来た

昨日は南米好きの友人が来て楽しく飲んだ


2006/10/01(雨)

昨日柳原ヨットクラブの飲み会が港であり
今朝二日酔いの状態で帰宅

インタープロテクトを塗って白くなったデッキの写真を撮る

今日は雨だし今からもう一度眠ることにしよう


過去の日替わり写真

             
             
             
             
             
             
             
             
             
               
               
               

 

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