日替わり写真(2008/08)


2008年08月31日

ウインドベーン空中翼2回目の低粘度エポキシ塗り

逆さまに吊ってあるが金具に取り付ける写真で上の部分は
6ミリ厚みの耐水合板を3層して削った部分で
少し重くて丈夫になった

それから下の部分は全部軽くて目の通ったスプルース材で
全体にマイラー紙を張って
軽くて敏感なウインドベーン空中翼を作る


2008年08月30日

ニューカレドニアから来たフランスの船「Shitan」

今はアンカレッジマリーナの隅っこに上架してある
ロランさんとソニアさんがシベリア鉄道でヨーロッパへ向かってからもう一月半

今から台風シーズン少し心配です


2008年08月29日

昨日は丁度引き潮の時に花丸に行ったので
前の船立て場が出ていて箱テンダーまで歩いて行けた

今はいりこ作りの最盛期で
小魚をゆでた汁が港に流れ込み港の中が白い泡だらけ


2008年08月28日

ウインドベーンの空中翼

雨の後で湿度は高かったが
布団乾燥機で材料全体を乾燥させておいて
一気にエポキシ接着

そのまま布団乾燥機をかけ続けて3時間 後はそのまま放置
今朝はカチンカチンに接着が終了していた

今日はこれの翼型断面削りの予定


2008年08月27日

あちこち錆びていた船台に新しいペイントを塗り
次の使用まで出来るだけ錆びない様に
工場での仕事のじゃまにならない様に天井に吊り上げた

地震でもあって落下するとまずいので
チェーンブロックで吊り上げた後四隅からロープを取りC型鋼に結ぶ

次の船を造って作業船台が必要になる日はいつかな?


2008年08月26日

手動ウインドラスとアンカーチェーン引き込み口

左のチェーン擦れ止めチーク材が少し見えている方が船首

ウインドラスカバーを取り付けるためにチーク材を切った跡が残った

これでチェーン入り口から荒れたときに海水が入るのを防ぐことが出来る
外枠の箱をデッキに向かって押しつけるのは箱の中につり革の様なものを作り
チェーンの重さで下に引く事にした

非力なウインドラスなのでアンカーラインを全てチェーンにすることは出来ない
全チェーンでないとテーブル珊瑚だらけの環礁ラグーンではアンカーは打てない
南太平洋へ行くときは又別の方法を考えよう


2008年08月25日

New Zealand から帰って花丸の整備ばかりしていたが
やっと重要箇所の補修は終わり久々の帆走

最初は白波が立つ寸前くらいの風が有ったので
2ポイントリーフメインセールから始める

だんだん風力も落ち下蒲刈島にある広島県民の浜へ
そこで昼食
帰りには風向は反対になりほとんど凪の状態だった

エンジンも快調で巡航回転数2600回転では6.9ノット

久々の海の上は涼しくて何処にも入道雲がないもう秋の気配だ


2008年08月24日

工房東にある通路に分解して持ち帰ったテンダーの残骸を乾かす

床板にしていた板はあまりに重くて運べなかったので
丸鋸で二つに切って運んだ

カキや黒いムール貝のようなものが沢山付いていたので
腐って異臭を放つ様になった

早く乾かして焼却処分にしよう


2008年08月23日

無事に柳原漁港の定位置に停泊した花丸

一日の干満差が普通でも3メートルくらいあり
大潮の時には4メートルを超える瀬戸内です

船に乗るのに足船が必要だったり電気も水道もないのですが
台風にも強く漁師さん達も親切で恵まれた環境の泊地です

現在8艇のヨットが停泊しています
物理的にこれ以上は泊められない状態です

ヨット同士の緩い連帯というか普段は独立独歩で
みんなのカチッとしたまとまりがないのも魅力です


2008年08月22日

船台を分解してサンダーがけしてさびを取り
緑と白のペイントを調合して淡い緑を作り塗り始めた

図らずも僕のホームページ背景の色と似た様な色になった

エメラルドグリーンの南の海
白い砂浜
椰子の木にそよぐ涼しい風
などをイメージして決めた背景の色でした


2008年08月21日

前の足船に使っていた浮力体をそのまま使って
木造の部分だけ新しい箱テンダーを作った

真澄人君に手伝ってもらって古いテンダーを解体し

近くの「モリキヨ水産」さんから電気をお借りし
コンプレッサーを動かしエアードリルを使える様にして

新しく工房で作った部材を運び現場で組み立てた

3時間がかりの大仕事だったが一件落着
これで何年かは足船のことは考えなくて良くなるだろう


2008年08月20日

テンダー制作の方が一段落したので
昨日は船首ウインドラスのカバーを作ることにした

アンカーチェーンの引き込み口からチェーンロッカーに水が入る
それで航海中は船首アンカーはチェーンと切り離すことにした

これでウインドラスとチェーン引き込み口を覆う箱が出来る
水止め枠とカバーの箱を材料取りした

今日は接着をする


2008年08月19日

昨日の続きでテンダーのパーツにペイント塗り

エポキシよりはましだが工房全体がペイントの臭いに包まれる

曇ったり晴れたりの天気だったが
湿度が高くて暑い一日になった

世間一般ではお盆も終わった様で
昨日からホームページへのアクセス数が一気に上昇した


2008年08月18日

工房内で組み立てたテンダーの部品に低粘度エポキシを塗る

小さい合板の切れ端に釘を打ったものの上に塗りたいものを乗せて
裏表を一度に塗る

活性炭マスクをしていてもエポキシの嫌なにおいに疲れ果てた

一晩経って今朝も酷い臭いが収まらないので工房の窓と扉を開け放す

今朝も曇り空 雨が降らなければよいがと思う


2008年08月17日

柳原漁港のヨットは船を岸まで引きつけることが出来ないので
テンダー(足船)を使ってそれぞれの船に渡る

雨が降っても水をかい出しに行かなくて済む様に
浮力体を合板で挟んで周りをロープで縛った上に
四方に水抜きの穴が付いた箱を乗せてテンダーにしている

僕のテンダーはもう朽ちかけてきたので新しく作ることにした

最初に合板や材木を加工して材料作りから始めた
しばらく木工の仕事をしていなかったので気持ちの良い汗をかいた

今日は朝から雨で接着が出来ない


2008年08月16日

3代目のオートパイロットカバーを作った

雨やスプレーから機械を守ると同時に
太陽の暑い光を反射して吸収しないアルミを使った
台所のグリルカバーです

ボタンの所は透明のファイルカバーを切り両面テープで貼りました
薄いピンクの色つきしかなかったのでそれを使いました

熱がこもるので下側は完全にオープンです
簡単に出来てオートパイロットを長持ちさせるカバーです


2008年08月15日

無事に柳原漁港に係留
元の位置に納まった「花丸」

Google earth で調べていただくと解るが
半年ここに存在しなかった花丸が航海中もずっと有った
田舎の写真はしょっちゅう新しくしているわけではない様だ

合板で出来た箱のテンダーも衛星写真ではっきりと見える

海の広場を更新しました


2008年08月14日

新品の様になったコクピットチーク部分
昨日一日磨いてチーク保護液を塗った

今日は朝からエンジンオイル交換

昼からは真澄人君と和江さんと僕の3人で興居島へ給水に行く

水はほとんど空っぽだったので300リットル入れると
花丸は100リットルタンクが二つ右側にあるので右に傾いた
実に軽い船なのである

2日間の単独クルージングを終えて由良港に給水に来ていた朝井さんに会う
一人でも大勢でもいつもヨットを楽しんでいる

暑い今の時期は夜走りが涼しくて最高だそうだ


2008年08月13日

ワイヤーが木に食い込んで割れかけたデッドアイを交換

そんなことも有ろうかと余分に予備のものを作っていたので
ただワイヤーを取り外して新しいものに付け替え
ロープを通し直して締めただけで完成

右ロアーステー後ろ側
ランニングバックステーを張らないと1番力がかかるステーだ

1ポイントリーフしたらランニングバックステーを張る
というのでは遅すぎる
常にメインセールを上げたら風上側ランニングバックステーを張ることにしよう


2008年08月12日

2ヶ月も上架して整備したのですが完全とは言えないまま下架

ほんの10分ほどの柳原漁港へ帰るまでに
アクセルレバーが戻らないことを発見
手で戻せば戻るのでデッドスローで他の入港中の漁船に待ってもらいながら
花丸係留の定位置に無事入港

それから汗だくになってスロットルワイヤーの先に付いている
金具の部分のスプリングの張り具合を直す

上架後に浮かせたときは必ず床板をはぐってビルジを確認する
ビックリ仰天 清水プレッシャーポンプ直ぐ後のホースが抜けて
床下浸水になっていた
ホースジョイント部分も一度総点検した方が良さそうだ

海の広場を更新しました


2008年08月11日


トリムタブ方式のウインドベーン

最上部でスイングする空中翼の力を
上下運動の押し引きの力に変え(写真左のSUS棒)
それをトリムタブを左右に動かす回転運動に変える

10ノットを超すようなスピードでは強烈な力がかかるので
そのジョイント部分(写真の三角のSUS板)がよくねじ曲げられた

それで金具を1.5ミリ厚みにして三角形に変更して強度を持たせた

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今日は昼から「花丸」を下架してホームポートの柳原漁港に戻します

まだ整備は完全に終わっているとはいえない状態です
後10日ほどは柳原で整備をします


2008年08月10日


Before  After

今回一番の大仕事
メインマストを支えるアッパーチェーンプレートを写真左から右に移した

ニュージーランドへのシェークダウンで当然壊れるところはみんな壊れた

メインマストのスプレッダー

ねじ曲げては戻す様な力がかかり続けるステンレス金具(ブームベール)
ステンレスワイヤーも動く部分には使ってはいけない(シートトレベラー)

その他細部に至る防水の大切さ

シェークダウンの大切さを身をもって理解した


2008年08月09日

デッキのノンスリップペイントを塗り替え
すっきりときれいになった

昨日は裂けたセールを補修したので取り外していたセールを取り付ける

ガフセール野場合すループセールのように簡単にはとりつかない
メインセールを取り付けるだけに真澄人君に手伝ってもらって
2時間くらいもかかった

ワイヤーを張る為のデッドアイが一つ割れかけていたのを取り替えた
ワイヤーが木に食い込んでいて
いかにマストに大きな力がかかったかが解る


2008年08月08日

マストが立つとヨットはがぜんヨットらしくなります

マストを立てるための道具を工房に引き上げました

昨日は曇りだったのですが暑くてそうとう日焼けしました

デッキにマスキングテープを貼っておいて
全面のノンスキッドペイント(滑り止め)を塗り替えたからです

ちょっと見たところ新艇のようにきれいなデッキになりました


2008年08月07日

ミズンマストもメインマストも無事に立ちました

ブーム類も取り付けてマストに登りガフハリヤードも通しました

船底塗料二回塗り終了

今日はデッキのノンスリップペイントを塗る予定です

いよいよ再スタート進水間近の花丸です


2008年08月06日

暑い中午前中に連れ合いに手伝ってもらってミズンマストを立てる

15:00から真澄人君に手伝ってもらってメインマストを立てた

メインマストの方は立てた後スプレッダーまで登って
ガフブームのピークハリヤードを通す

今度はアッパーステーのチェーンプレート位置を変えたので
簡単にマストの傾きを調整することが出来る

写真はフォアーステーの張り具合をデッドアイで調節をしているところ


2008年08月05日

トラックを借りてマストをアンカレッジマリーナへ運搬

ミズンマストはスプレッダーを取り付けただけでそのままOK

メインマストはステーを所定の位置に通し
アンカーライトや前照灯を取り付けて配線

マストを立てる準備をする


2008年08月04日

左舷チェーンプレート取り付け位置をデッキ側から見たところ

チェーンプレートステンレスの板圧は5ミリだが
ぎりぎりの穴ではシーカフレックスも薄くて切れてしまうので
大きな穴に開け直した

昨日3時間くらいかかって真澄人君に手伝ってもらい
チェーンプレートを外販から8ミリのボルトでしっかりと固定

今日は船底塗装と
できあがったマストをマリーナまで運ぶ仕事をする


2008年08月03日

左舷チェーンプレート取り付け船内側補強

真ん中にある補強の位置を右(船首)側にフレーム 1本分移動

時計が付いているバルクヘッドにくっつく様に補強が入る

以前の補強はボルト穴を木栓で埋めて船体側はパテ埋めして白ウレタンを塗った

さていよいよ今日は 真澄人君に手伝ってもらってチェーンプレートを取り付ける


2008年08月02日

左舷メインマストのチェーンプレート(マストを支えるワイヤーを船体に止める金具)を止める為のボルト穴

左右の縦に並んでいる穴がロワーシュラウド(マストを支えるワイヤーでスプレッダーの根本から出ているワイヤー)前後を止めるための穴

真ん中写真中央当たりに縦に並んでいるのが
アッパーシュラウド(マストからスプレッダー先端を通ってマストの左右への倒れを支えるワイヤー)を止める為の古いチェーンプレート穴

それを埋めて船首側に26センチ動かした穴が写真左から二つ目の並び
この位置がメインマストの真横の位置になる

マストピークとスプレッダーの先端とマストステップの真横の位置を結んだところ

何故図面が間違っていたのか未だに不明
いずれは直そうと思っていたが
マストを倒してまでする大がかりな補修は滅多にないので
気が付いてからずっとそのままになっていた


2008年08月01日

花丸のミズンマスト

どこも悪くはないので工房東の通路に置いたまま

いよいよ月曜日4日にはトラックに積んでマリーナに持っていく
工房の中にあったメインマストやブームなどは一応仕事が終わった

後は船体側マストを支える金具(チェーンプレート)を取り付けたら
マストを立てることが出来る

やはりマストのないヨットは気が抜けて見える
早くマストを立てたいものだ


過去の日替わり写真

             
             
             
             
             
             
             
             
             
               
               
               

 

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