日替わり写真(2008/09


2008年09月30日

何日か前に津軽海峡太平洋側でのメカジキ突きん棒漁をテレビで見た

おそらくもう寒くて海が荒れ始めるので漁期も終わると思うが勇壮な漁だった

僕は小笠原諸島父島の古い友人 正栄丸の中島さんに
メカジキ釣りに連れて行ってもらったのを思い出した(写真)

この大きさのメカジキになると最後に船に取り込むのが一苦労だ

600メートルの深みからクラッチ付きの油圧ウインチで船側まで引き上げる
電気ショッカーで気絶させてからでないと暴れて危ない

最後は大きなフックをかけて電動ウインチで吊り上げる

セーリングで安全な時を選んで遊んでいるのとは訳が違う漁師は命がけだ


2008年09月29日

頑丈な海用のソーラーパネルを真澄人君が友人にもらった
元々花丸に取り付けてあるソーラーパネル一枚の1/3くらいの大きさ

さあ何処へ取り付けようかと考えるが
じゃまにならなくて 足で踏まないところで  日光がよく当たる場所

そんな場所はヨットには沢山ありそうでそんなに無い
結局ハードドジャーの上に落ち着く 配線は後の仕事にする


2008年09月28日

毎日のように「花丸」へ行く

昨日は丁度引き潮時で船の前にある船立て場が干上がっていた
ほんの40年くらい前 木造船の時代
満ち潮時にこの船立て場に船を持ってきておいて 船底を燻し
木造船の外板を食い荒らす船食い虫を退治していた

今はほとんどの船がファイバーグラスの船になった
船食い虫はFRPを食わないが今度はオズモシスという現象が船底を痛める

それにしても松山近辺の干満の差は大きい普通の潮時でも3メートルを超える


2008年09月27日

工房から10分ほど歩いたところにある散歩コースの船溜まり

ここは河口でこの写真ずっと左奥の川上にも
100艇ぐらいのモーターボートやヨットが泊められている

良く稼働しているのは釣り船だけで
ヨットなどは平日はほとんど動いているのを見ない

夕方になるとボラがよく跳ねている
真水と海水が混じり合う汽水域だ


2008年09月26日

連れ合いと真澄人君(長男)がテニスに行ったので

僕は一人でいつものコースを散歩

”カ〜ラ〜ス なぜ泣くの〜”
と歌いながら誰もいない砂浜を歩く

いつもは足を鍛える早歩きだが一人だとゆっくりと
今更のように あちこちを見ながら 何か発見する為の散歩になった

「花丸」の整備は一応終わった 後は乗るだけ
風が強くなり海水温は暖かい今からが本当のヨットの季節だ


2008年09月25日

バウスプリットの先端から船首の波切りを見るのが最高に好き

さっと波に乗ってスプレーを飛ばしながら波を切る
出来た波が船尾で収束して引き波は小さくまとまる

サバニ船型の引き波は小さく
船は出来るだけ引き波を出さない方が軽快に走る

海の広場を更新しました


2008年09月24日

昨日は 興居島(ごごしま)由良港に4艇集まる

朝の内に釣った魚を持ち寄り桟橋で宴会となる

タコ飯・アジの刺身・カワハギの刺身・タコ刺し・鯖のフライ
あっという間に無くなった

釣りをするのはよいが後の始末が大変です
連れ合いは家に帰ってからも1時間くらい魚をさばいていた

 
興居島へ行くまでの機帆走
揺れる船首バウスプリットの先で 船首波の動画を撮る

これでYou Tubeに上げた動画は5本
もう少し長くきれいな動画を撮れるようになりたい


2008年09月23日

ウインドーズパソコンにC-mapを表示させたところ

真ん中当たりに桟橋が見えるのは松山観光港
左下端が今日の松山の潮汐
右側のボックスは位置と艇速や進行方向が現れるところ

桟橋の右に停泊しているか左かはっきりと解ります
まちがいなくGPSの精度は上がってきました
天測・紙チャート・山立て・推測航法の時代に比べると隔世の感があります

しかも1万円から2万円の中古パソコンと1万円そこそこのGPS
それにインストールにこつが必要ですが 電子海図「C-map」は無料です

おまけにC-mapは長距離航海が可能な世界中のチャートが入っています


2008年09月22日

昨日は「花丸」に12インチのパソコンとGPSを持っていき
12ボルトバッテリーのコンセントに直接繋いで起動テスト
パソコンは問題なく動きUSBから給電するGPSも連動して動いた

そこで大雨が降り始め船に閉じこめられる
新しく取り付けたチェーンプレートの漏水テストに良い機会だから
もの入れの扉を開いてみんな触ってみる
水漏れ無し シーカフレックスは完全に機能していた

ただ一カ所レーダーアンテナ線の引き込み口から水漏れ
明日にでも直そうと思う


2008年09月21日

舟艇用合板とマホガニーで木取りしたパソコン台

「花丸」のC-mapパソコンチャート用のパソコン取り付け台

今までのパソコンは12ボルトバッテリーからの電源を
一度AC/DCコンバーターでAC100ボルト(家庭のコンセントと同じ)に変換
それをパソコンの電源ACアダプターで又DC19ボルトとかに変換して使う

その変換器はそれぞれ発熱して元の60%くらいしか電気を取り出せない

そこで12ボルトで動く小さい画面の(12インチ)パソコンを使うことにした
そのパソコンをバルクヘッドに取り付けるための台を造った

雨の後で湿度が高く接着は出来なかった


2008年09月20日

New Caledoniaから来た 「Shaitan」

アンカレッジマリーナで初めて日本の台風を経験することになる
幸いにして松山はそれてくれたが前日(17日)には台風準備に行った

船台の支えをみんな起こして締め付け
マストからロープを取って固定した

「花丸」の台風準備もあって17日は大変だった

そして昨日は台風舫の解除
汗びっしょりになり1時間くらい舫ロープと格闘
今年最初の松山に影響を与えそうな台風はやり過ごした

早くも次の低気圧がフィリピン近くに現れた


2008年09月19日

キャナル19

どなたか欲しい人居ませんか
無料でお譲りしますと言うことです

欲しい人は連絡ください


2008年09月18日

この写真は16日4枚のセールで帆走したときのもの

左からヤンキージブ・インナージブ・メインセール
そして写っていないカメラの後ろがミズンセール

微風だったので瀬戸内海の潮に流されたが
久しぶりの気持ちよい帆走だった

昨日は台風準備
アンカレッジマリーナに上架しているロランさんの「シャイタン」と
柳原の「花丸」 2艇分の世話でけっこう忙しく写真を写す暇がなかった


2008年09月17日

広島県民の浜(上蒲刈島)で真澄人君が15匹以上のカワハギを釣る

小さいタコも釣れた

僕は釣りはあまり得意ではないが
宇和島水産高校へ行った真澄人君は釣りが好きで魚のことには詳しい

連れ合いは次々に上がってくるカワハギを料理するのに忙しかった


2008年09月16日

14日の夜は台風の影響で北東の風が強く
花丸は浮き桟橋に押しつけられて
船尾がバタンバタンと波をたたき寝苦しかった

15日朝は風が少し弱くなり雨が降り出した
台風情報を見ていないので慌ててホームポートへ帰ることにした

真追っ手の微風雨の中 
霞んだように視界が悪いのでレーダーを付けてワッチ
雨に濡れてティラーを握るのも嫌なのでオートパイロット任せ

7ノット二時間で柳原へ到着 昼には家に帰り着いた

心配していた台風はまだまだ遠い


2008年09月15日

「花丸」で昨日から上蒲刈島まで出かけた

連休で釣り人が沢山浮き桟橋に居た
僕たちも釣りをしたがほとんど釣れなかった

今日は朝から雨が降り始めもしかしたら台風の影響が始まったのかと直ぐに帰る

ずぶ濡れで昼過ぎに家にたどり着いた
直ぐに温かい風呂に入ってホームページを更新する


2008年09月14日

「花丸」トイレの後ろ側の壁に航海の為の機器を集中させている

レーダー、アマチュア無線、それにC-mapパソコン

ラップトップパソコンを差し込むためのステンレス枠を取り付けている
これで紙のチャートは必要なくなり
世界中をデジタルチャートで航海できる

精密機器を海上で使うのはリスクを伴う
だからバックアップの予備パソコンを持つ

ニュージーランドへの航海には
友達にもらった分も含め3台の予備を持って行った
3台とも日本に帰り着くまで動いて大きな安心を与えてくれた


2008年09月13日

デジタルチャートC-map
チャートの中央が松山観光港の桟橋

ウインドーズパソコンでしか開くことが出来ないC-map
僕はMac使いなのでウインドーズが解らない

それでもC-mapに関しては沢山のサポートをしてくれる友人のおかげで
インストールも出来るし使える様になった

ニュージーランドでヤニックさんの隣に住んでいるラディンさんという人が
大きなコピー機と世界中のチャートをそろえて(重ねて1メートルほどあったそうだ)
コピーしては外洋航海のヨットに売っていたというのがほんの7・8年前だそうだ

花丸のウインドーズパソコンには
人の背丈の何倍分もの詳細な世界中のチャートが入っている

ただし2000年以前の本船用のチャートで情報が古い
港への入港は必ず明るい内に目視での入港が鉄則である


2008年09月12日

ジンバル(ヨットの左右の傾きに対して振れて水平を保つ道具)

写真左右に6ミリステンレス丸棒の吊り金具を付けた合板
これが一番安くて簡単に作れるジンバルだろう
ステンレス丸棒の先にダイスでネジを切りナットを入れて完成

板の上に乗っているのは吊ったときに振れる支点となるボルトと留め金具

この板の上にコンロを固定しその上に鍋・釜・フライパン等を乗せて調理する

これがないとたとえ港の中でも漁船の引き波などで船が揺れ
熱い鍋がひっくり返ったりするので調理をするのは難しい


2008年09月11日

日本一周中に花丸を見たいと立ち寄られた石川さんご夫婦

http://blog.livedoor.jp/k14kawa/
こちらが石川さんのブログ

愛知県那智勝浦を出て先ずは九州一周一度ホームポートに帰って
もう一度本州一周に出直すそうです

昨日は郡中港に船を停泊 温泉巡りで道後へ
そして次は豊海の駅 大崎下島の予定


2008年09月10日

ウインチを持って花丸に行き
連れ合いに手伝ってもらって取り付けた

8ミリボルトを通すために9ミリの穴を開け
ボルトにシーカフレックスをたっぷり塗って差し込むので
一人では連れ回りして締め付けることが出来ないからだ

古いヨットの友人から海用のグリスよりも
CRCをさして使った方が良いよと教えてもらったが
今回はもう取り付けた後だったので次回はそうすることにしようと思った

グリスと海水から出来た塩が混ざりコテコテになって動かなくなったのだから
海用の高価なグリスよりも CRCの方が良いかもしれない
発想の転換だ
思いつき やってみた友人に教えられた


2008年09月09日

船尾アンカーを上げるために右コクピットコーミングに取り付けていた
22番 ツースピードウインチを取り外す

全く動かなくなっていた原因が解った
ウインチの中に入った海水がどういう弾みか固まりはじめ
塩の固まりが出来たことでますます塩が抜けなくなり
遂に塩田状になった塩がウインチのギヤーを動かなくさせた物らしい

花丸から取り外して工房に持ち帰り分解掃除をして
海用のグリスを挿すことにした


2008年09月08日

32年前に楠さんという習字の先生に書いてもらった
門柱に取り付けた池川ヨット工房の看板が見えなくなったので
木を削って新しい面を出し
連れ合いが一気に書いた

木に墨で書くのは初めてで難しいそうだ
おかしくなったらもう一度削るからと急がせたので
ますます良い字は書けなかった

でも味があって良いかも???


2008年09月07日

昨日から学生時代の友人が広島から犬を連れて遊びに来ている

いつもの様にちょっと飲み過ぎて
朝起きて食事の後堀江海岸を散歩

胃ガンで胃を切除した平田さんは相変わらず痩せている
腰痛で手術をした小林さんは手術の痕を見せてくれた

航海中の写真をパソコンのスライドショーで見てもらう
もっと大きなスクリーンで見たい物だ

最近講演などで使われるデジタル写真の映像をスクリーンに映す機械が
もう少し安くなれば欲しいと思う


2008年09月06日

壊れたMacのハードディスクから画像を取り出した
長い時間をかけて度々のフリーズを回復させながら
ニュージーランド往復航海の画像は全て外付けハードディスクに取り込んだ

この写真はお気に入りの一枚で
ニュージーランドからニューカレドニアへ快走中の写真

斜め追っ手から風力5から6の風を受け
ウインドベーンに舵を任せて プレーニング(滑走)を繰り返す花丸

最初こそ気持ちが悪くて怖かったが
慣れるともっと早く走って欲しいという気になった
1000マイルを6日と10時間で走った


2008年09月05日

(松山)堀江・(呉市)阿賀フェリー
朝04:30くらいから1時間おきに出航していたのが
燃料重油の値段高騰で午前中は08:30と11:00の二便だけになった
それで工房前の堀江湾に停泊して休んでいる船がある

今日は朝から非常に風が強い
家の屋上から写真を撮った

 

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堀江港動画2008/08/05

今日は非常に風が強い
家の屋上から堀江港に入港するフェリーを撮影

 


2008年09月04日

花丸へC-mapを入れたパソコンの調整に行く

どうしてもUSBコネクターからのコメットというGPSを認識してくれない

僕はMacのパソコンなら多少は解るが
ウインドーズはからっきしだめだ
それでもC-mapはウインドーズ用の電子海図なので仕方が無い

GPSを認識させる COMポート情報 
パソコンをネットにつないでダウンロードせよ
とパソコンが言ってきたので お手上げ

花丸からの帰りに空を見たらもう秋の空になっていた
そう言えばあんなにうるさかった蝉の声もいつの間にか聞かなくなった


2008年09月03日

日替わり写真に乗せる映像がなかったので朝写真を撮りに表に出た

工房の窓から海を写したり海側から工房を写したり

20枚くらいの写真の中から選んだのがこの写真

20年以上経ったので門柱にある「池川ヨット工房」の看板の字が消えかけている

新しく書き直すことにした


2008年09月02日

ウインドベーン空中翼最後の仕上げ

真新しいマイラー紙をシーカフレックスで張り付け

硬化したら周りをカッターナイフで切り取り出来上がり

今からはデイクルーズでもオートパイロットでなく
ウインドベーンでなるべく手放し帆走をやる

先ずはセール面積・セール角度と風向・風力を会わせるのが第一
その上でウインドベーンに舵を取ってもらう

外洋ではウインドベーンがまともに働くかどうかは
楽な航海が出来るかどうかに大きく関わる

長距離航海では自分の手で舵を取る時間は
全行程の1%くらいなものだろう
ニュージーランド航海でもトータル10時間も舵を握っていない

ウインドベーン任せでベストの走りが出来るまで船の性能を引き出す必要がある

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柳原港動画2008/08/02

 


2008年09月01日

昨日は野忽那島(のぐつなじま)へ行く予定だったが
港の入り口まで行くと大きな観光船のような船が入っているのが見え
入港をあきらめて中島の大浦というところへ行く

ブームジョウがマストに当たる部分にステンレスの擦れ止めを入れたのは大正解
メインセールの上げ下ろしが引っかからないで非常に楽になった

帰りはエンジン2600回転の巡航速度で一気に柳原を目指す
下ろしたところで船底がきれいなせいか7ノットをキープ
瀬戸内の多島美を眺めながらあっという間に帰り着いた


過去の日替わり写真

             
             
             
             
             
             
             
             
             
               
               
               

 

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