日替わり写真


2012年11月30

チーク材でコーナー制作

モーターボートの船尾内側コーナー材を作る為に

合板を切って重ねチーク材の薄板を曲げ付ける型を作る
まだ切り抜いただけで接着はしていない状態

次に巾160ミリ厚味4ミリのチークの薄板を作らねばならない
工房の機械ではとてもそんな巾のチークを製材することは出来ない

製材所のバンドソーでもノコ道や削りしろを考えると
使う材料の2倍くらいのチークを粉々にして捨てることになる
なるべく上手に製材して使う部分を多く残したい

今までにやった曲げの接着と変わらないだろうとたかをくくっていたが
160ミリ巾の薄板を作るところから難問だ

曲げるのに蒸して曲げようと思っているが
1メートルほどある幅の広いチークを蒸す釜など何所にも無い

蒸してきちんと曲げて戻らないようにしておいてから接着するつもり


2012年11月29

オートパイロット

U

友人がオートパイロットが壊れたと送ってきた

「花丸」に持って行ってテストするとどうも電子基板ではなく物理的な問題のようだ

工房に帰って腰を据えて分解してみる
初めてだったので防備がたりなかった
手が海用のグリスと金属の粉で直ぐに真っ黒になった
作業服を着ていなかったので最悪の状態

結局解ったのは最後までシャフトを引き込んだ時に衝撃を弱めるゴムがへたって
薄くなったゴムが引き込んだシャフトと受けの間に挟まって次が出ていかないと言う事になっていた

全部分解しないと入らない部分なので完全に分解してゴムを取り出し
手持ちのゴム板を切ってそれらしい緩衝材を作る

分解してみて学んだこと

オートパイロットは出しいっぱいや引きいっぱいでモーターを滑らさない事
ベルトがギザギザ付きベルトと歯車なのでそれを繰り返すとモーターの力の伝達部分がだめになる

引き一杯のシャフトエンドには緩衝ゴムが入っているが引きいっぱいにしなければ傷まない

仕舞う時も使う時もシャフトは出や引きをいっぱいにしてはいけない
電子スイッチで簡単に引ききらない出し切らない様に制御できると思うがやっていない機械だ
その辺りを知った上で大切に使おう

風の無い機走の時にじっと舵を持ってコンパスとにらめっこで走るなんて言うのは
過ぎ去った昔のやり方だ
ヨットで機走中にやりたい事は他に沢山有る

 

再度「花丸」に持って行って正常に動くことを確認して直ぐに送り返した
今週末のセーリングに間に合った


2012年11月28

チークコーミング天板

徳島の仕事はモーターボートの船尾コーミング天板チークの張り替え

25ミリくらい有ったチークがサンディグで12ミリくらいしか無くなり
チーク板を止めていた木ネジの頭が飛び出しているので新しくチークを張り替えるという仕事

難問はいくつかあるがまあ今までやってきたヨットのチーク張りと比べると
物が大きいだけでそんなに難しい仕事とは思えない

屋大工さんではちょっと無理があるが
このくらいの仕事なら何年かチーク材を扱った事があるヨット屋なら出来るだろう

何しろ船の世界はプラスチック全盛で木造船がない
木造船を造る職人も歳を取り造れる人が居なくなった

今までに造った木造船を維持するのさえ日本では難しくなってきている
そんなことで良いのだろうかとは思うが現実はそうなのです



僕にとって行きと帰りの徳島までの車の運転が一番しんどい仕事になりそう


2012年11月27

「瀬戸一丸」

僕の中学校の一級先輩 野中さんが作った「瀬戸一丸」
自作艇とは思えない素晴らしい8メートルカッター

野中さんのお爺さんが孫のために植えた檜を山から切り出すところから始まり
14年がかりの大作

ストリッププランキング工法だが一材一材場所ごとの角度を変えて
全く隙間のないストリッププランキングになっているのには恐れ入った

大抵は夜作業している船内から光が漏れたと言うようなざっとした造りだが
「瀬戸一丸」はどのストリップ材も場所によって角度が変えてあるので密着していた

昨日工房中二階に吊っていたカタマランをアンカレッジマリーナに預かってもらい
「瀬戸一丸」全面塗り替えのため工房に持ち込んだ

今日は出張仕事の下見で徳島県鳴門市へ出張です
車の運転が得意でない僕にとって鳴門は遠い

でもこの間通過した鳴門の渦を陸上から見ると言うのも面白そう



2012年11月26

8艇9人

中島大浦の桟橋に8艇のヨットが集まり総勢9人

朝井さんが7匹のカワハギを突き料理してくれた

流石に一人で9人分の食事の世話は出来ないので
それぞれの艇が何か持ち寄り大宴会

カワハギは薄造り・握り・カルパッチョ・肝ダレ・アラの湯通しなどの料理をしてくれて
最高に美味かった

今回 僕は一匹も魚を突くことが出来なかった
昨日は11月も終盤とは思えない暖かい一日だった


2012年11月25

パソコンスクリーンの写真

僕のパソコンは右側にあるMacのノートパソコンです
左にある24インチスクリーンは右のパソコンから表示させます

スクリーントップの写真を先日Omegaさんが写してくれた
大阪から帰ってきて柳原港へ入港寸前の「花丸」写真にしました

僕のホームページトップ左端の「海のリンク」をクリックして
一番下の「だるま夕日」newの所にあります

「花丸」の母港柳原港を基点に綺麗なだるま夕日の写真を撮り続けている人です

たまにはデスクトップ写真を変えてみるのも良いものです



昨日は福井県から来た長男の友達家族と「花丸」に乗りましたが寒かった

今日は一人で又もや朝井さんを追っかけようかと思っています


2012年11月23

チェーンプレートカバー取り付けー3

時間切れで一個だけ出来なかったチェーンプレート防水補修を昨日やり終えた

これでしばらくはチェーンプレートから漏水の心配はなくなった

何でも基本が大事ですね
シーカフレックスはうっすらとでも油があれば接着出来ません
だから金属やチーク面にシーカフレックスを使う場合アセトンで徹底的に油抜きをしないといけない

以前にも苦労してチェーンプレートをつけ替えたのを思いだした

今度はしんどい思いをしたので決してそのことを忘れないでしょう



写真右に見える赤い印は船をスリングで吊り上げる時の位置マークです



2012年11月23

チェーンプレートカバー取り付けー2

左舷メインマストを支えるチェーンプレート

右側がアッパーシュラウドを止めたところ
左はロワーシュラウド前

 

この写真はミズンマスト左舷の前側チェーンプレート

全てのステーはターンバックルではなくデッドアイで止めている
帆船と同じような3箇所に穴の開いた木を上下に取り付け
その穴にロープを通してテークルを作って締め付ける方法です

別に問題は感じないしよく締まっている

この工事をしていてつくづく思った事は
シーカフレックスを付ける前には金具の脱脂は完璧なまでにしておかないといけないと言うことです

力がかかる金具は必ず動きます
シーカフレックスが完全に接着出来ていないと防水性は保てません


後1箇所工事が終わりませんでしたが今日は雨なので出来ません


2012年11月22

チェーンプレートカバー取り付け

以前にチェーンプレートを取りつけた時に
デッキに大穴を開けてチェーンプレートとデッキ合板が接触しないようにしていた

その間に入ったシーカフレックスを取り除くのは大変難しかった

取り除いてみて解ったことは
チェーンプレート金具とシーカフレックスは接着出来ていないと言う事だった

今回はチークのカバーを作って左右から挟み込み
チェーンプレートの回りをシーカフレックスで覆ってしまう作戦

これも問題はシーカフレックスとチェーンプレートのステンレスとの接着だと思うので
チェーンプレートをしっかりとアセトンで拭いてから接着した

何度も水漏れしてはやり直しというしんどい思い 嫌な思いをしているので
今度こそは水漏れしないようにしようと思う


2012年11月21

チェーンプレートカバー

チェーンプレートからの漏水を防ぐために
チークのブロックをくりぬいてチェーンプレートのシーカフレックスカバーを作った

チークといえども紫外線による老化はあるのでさらにウレタンクリヤーを塗った
サンドペーパーをかけては塗りの繰り返しでほぼ仕上がった

現場で2つを合わせて上部のチェーンプレート金具が出てくる部分に穴を開け
デッキの傾きに合わせて2つ合わせたカバーを切るというのも大変な仕事

そこでテーブルの上に6000Rのデッキャンバーを描いておいて
そこに各部のチェーンプレートを描き込み
それに合わせてカバーを切断しほぼ仕上がった状態で船に持っていく事にした

取り付けは微調整で済むだろう


2012年11月20

「竜王」のエンジン



東日本大震災の津波で船台に乗っていたのがあちこちに衝突しながら内陸に流れ込んで
海に浮かんでいた「竜王」

船体に沢山の穴が開き傷だらけで沈まなかったのが不思議なくらいだった

船内にも海水が入りエンジンも吸気口まで浸かったのでエンジン内に海水が入り
エンジン屋さんがこれはどうにもならないとあきらめられたエンジン

僕が興味本位で分解してみることにした
丁度子供の時に目覚まし時計を分解してどうにも組み立てられなくなったような物で
とてもじゃないが最初からその気が無いせいもあり元には戻せません

3個あるピストンの真ん中はぎっしりと塩と錆が詰まっていた
噴射ポンプの先や弁を押すロッドの先まで中央ピストンの部分は錆びていた
その他の海水通路も塩の塊だった

次はオイルを抜いて反対側からばらしてみることにする
変な姿勢で頑張ったので又もや腰がおかしい
今日は腰痛バンドを巻いて休みながらゆっくりとエンジンの仕組みを見てみよう

よくこれで鉄の塊が動く物だと感心する

しかしヨットのエンジン以外の部分より部品点数は多いだろう
流石にエンジンは自作できないだろうなと思う


2012年11月19

中島 大浦港



しめしあわせて朝井さんの「サンディー2」と「花丸」が大浦港へ到着(後ろが花丸)

早速手銛の突きん棒漁に桟橋を見て回る
(桟橋に斜めに置いてあるのは僕のヤス)


僕たちが船を留めた桟橋では突けず別の漁船が多く留まっている桟橋へ移動

秋の大潮で昨日は満ち込みなので魚が沢山見えるはずだったが
そんなでもなくてカワハギ5匹と黒鯛(チヌ)一匹
(その内二匹のカワハギは僕が突いた)




カワハギの刺身をカワハギの肝に酒と醤油を垂らした物で和えて食べる
新鮮な魚のプリプリ感と肝のネットリした美味さが最高

朝井さんは手早くてとても料理が上手です

僕もやっと桟橋から魚が突けるようになったので
今度は料理の方法を習おうと真剣に思っている

 



最後に念願の黒鯛が突けたので
ご飯を炊いて酢飯を造り握りにしてくれた


朝井さんは魚を釣ったり突いたり網で捕ったりするのが抜群に上手です

ヨットの旅でも毎日隣の港に次々と寄りながら獲物を現地調達して
全ての港を見て回るような旅がしたいそうです

日本全国をそんな方法で回るとしたら一生かかるでしょう
瀬戸内海だけでも仕事を辞めたらそうやって回りたいと言うことです
僕も後から付いていって美味いものを食べさせてもらおうかと虫の良い事を考えています


2012年11月18

「竜王」のエンジン

少し時間が出来たので海水に浸かった「竜王」のエンジンを分解してみることにする

基本的に僕は今でもどうしてこんな鉄の塊が動いて力を生み出すのかと不思議に思っている

良い機会なのであちこち分解してみてどんな仕組みになっているのか見てみようと思う



ヨットのディーゼルエンジン運行について僕が知っている事

1−−−−とにかくオイルを切らしてはいけないオイルレベルゲージの
下限と上限の間になるように
常にチェックして不足したら足してやる(オイル4リットルを船に積んでいる)

2−−−−燃料タンクに溜まったゴミや水は油水分離器をチェックして常に抜く
もちろんエンジンの燃料こし器は規定通りに交換する

3−−−−船の燃料タンクは常に満タンになるように予備タンクから補う(結露でタンク内に水を溜めない)

4−−−−冷却水インペラーは定期的に交換する

5−−−−発電と冷却水ポンプを回しているVベルトは時々張りを点検し調整する

6−−−−ミキシングエルボ・Vベルト・冷却水インペラー・等はシールも含め予備を持つ

7−−−−燃料のエアー抜きは何時でもやれるように練習しておく

8−−−−エンジンを使ったら港に入港する前に5分ほど最大速力で走らせカーボンを飛ばす


これくらいが僕がヨットのディーゼルエンジン運航に付いて気をつけていることです
大切な事が抜け落ちていたらご指摘頂けると有り難いです

9−−−−奥の手としてエンジンに詳しい友達や親しいエンジン屋さんの電話番号を持っています


2012年11月17

久しぶりの木工

チェーンプレートからの漏水を止める方法を
大分県の小橋さんという人に教えて頂いた

今僕がやっているのはチェーンプレートのつばを含め
シーカフレックスをこってりとチェーンプレート回りに盛り上げる

そうするとしばらくする内にシーカフレックスが紫外線に犯されて又水漏れが始まるそれの繰り返しで今まで来たが

紫外線老化を解消する方法として
最初シーカフレックスを付ける時に回りをチークで覆って紫外線を当てないという方法

これは上手い方法だと思いチェーンプレートのチークカバーを作り始めた

まだ開けていないが2つのチークの真ん中にチェーンプレートが通る穴を開け
シーカフレックスで凹んだ部分を満たしておいて両方からチェーンプレートを挟み込みデッキに接着する

元々シーカフレックスは5ミリ以上の隙間を開けて接着するのが一番良い接着材だと言う事を忘れていた
チェーンプレート頭左右1センチメートルくらいシーカフレックスが盛れるようなチークの覆いを作った



シーカフレックス接着の注意点

1−−−水や油を完全に拭き取る
2−−−5ミリ以上出来れば1センチくらい接着物を離しておく
3−−−接着は接着時点から温度が下がる時に施工する


2012年11月16

右クォーターバース読書灯

スイッチが壊れて点灯しなくなっていた読書灯を取り外し
2本蛍光灯が入った明るい蛍光ランプを取り付けた

大きすぎて以前の位置には取り付けられないので
縦に少し寄せた位置になったがこれはかえって良かった
スイッチパネルの表示が読みやすくなった

クォーターバースの天井は
あぐらをかいてバースに座って頭がつかえない高さが必要だ
あまり低いと潜り込んでから向きを変えられないので
足先から入って行かざるを得なくなる

「花丸」はぎりぎり頭から入って向きを変えることが出来る高さがある


2012年11月15

エンジンブロアースイッチ

左クォーターバースの奥に取り付けていたエンジンブロアースイッチを
入口階段の横に移動させる
エンジンのメインスイッチを入れないと作動しないブロアースイッチ
これで忘れずにエンジンをかけた時には使うようになるだろう

その下にあるのはアンカーローラーのメインスイッチで
これもエンジンのメインスイッチを入れないと入らないようにしている

アンカーローラーを巻いたり出したりするスイッチは
バウハッチから手が届くところに置いてあり
電線を余分に2メートルほど余らせているので
バウハッチから取り出してアンカーを見ながら巻き上げる事が出来るようになっている

防水スイッチではないのでタッパーウェアーの中に入れて
ふたの上からスイッチを入れる事が出来るようにした

高い防水のスイッチをデッキにセットするよりは紫外線に当たらずこの方が良いと思う

「花丸」改造は楽しい仕事です
やりたいことをメモしておいては終わったら消していく様にしてだんだんと仕上げていく


2012年11月14

フォクスル天井

「花丸」の先端船内左にあったバースはクッションを取り除き物入れにした
左右にある青いセールバックにはそれぞれアルミの組み立て自転車を入れて居る

青いロープが付いているのはコクピットのテーブル

真ん中にアンカーチェーンが降りてきている
赤黒の太い電線はウインドラスの給電線

その右には薄いクッションに銀紙を貼った市販の断熱材


フォクスルバースは止めにしたので扇風機は取り外した

その他にもコクピットのハードドジャーから後ろに続くオーニングや
岸壁に舫う時のフェンダー外に付ける牡蠣からフェンダーを守る材木
そしてフォクスルハッチから風を入れるウインドスクープ等を収納している

本当は物入れでなく個室にしたい場所だが
必要な積み荷が多すぎる


2012年11月13

アクリル窓

先日の木造船ヨットレースでメインシートが引っかかって割れたアクリル窓を作る

メインシートが通る穴を小さく開けたばかりに
弱い部分にシートが引っかかり2ミリのアクリルは簡単に割れた

今度はシートが通る部分を大きくして取りつけ直す

昨日は風が強くてアクリル窓取り替えの仕事は難しかった

先の木造船レースのための10日間
大阪までの航海でみつかった補修箇所は殆ど補修が終わった

チェーンプレートの水漏れについては外付けにしないで直す方法を教わった
なるほどなという方法で今度補修が終わったらご紹介します


2012年11月12

灯油バーナー

世界を航海するには燃料としてプロパンガスは不向きです
タンクの使用許可年月日が平成では何処の国にも通用しません
それに根本的にガスを注入する口金のネジが世界中まちまちです

と言う事でプロパンオーブンガスレンジは日本だけにして
灯油バーナーを持っていく事にしました

高校生の時父に買ってもらった古い灯油バーナーに火を点けてみました
単純な仕組みで決して壊れないだろうバーナーは
見事に燃えました

こんなのが世界中を航海するには向いているのかもしれません

火の加減はタンクの圧力を左のネジを緩めて抜く事で調整します
強火にする時は右のポンピングで思い切りタンクに圧力をかけます

写真左の下にあるのはノズルを掃除する針
その上はノズルのあるナットを抜くための自在レンチ
そしてその上がポンプ弁の予備弁3個です


2012年11月11

花丸のチェーンプレート

今朝は朝から雨です

昨日は「花丸」に一日中こもって整備をしました
瀬戸内海でも酷く荒れた時にはデッキに海水が川の様に流れます
それでマストを支えるワイヤーを留めているチェーンプレートから水漏れです

追っ手を主に走るつもりの「花丸」のチェーンプレートを
ほんの5センチ船体中央に寄せたばかりに何時も水漏れを気にしないといけなくなっています

思い切ってチェーンプレートを船体外側に取り付け様かと思案中です

昨日はそのままシーカフレックスでチェーンプレートの頭を埋めてしまいました
しばらくは雨漏れしないでしょうが
シーカフレックスは紫外線に弱いのでひび割れしてきて又雨漏れが始まります

ウーンどうしようか 船体外側にチェーンプレートを新しく取り付けるのも面倒です


2012年11月10

工房内掃除

工房の中が仕事にならないくらい散らかっていたので
何もかも本来の場所に戻し
床を大型集塵機で綺麗に吸わせ何時でも仕事にかかれるようにする

28フィート木造自作ヨットの船体とデッキの塗り仕事が予約されている

多分やり始めたら1ヶ月以内には終わるであろう仕事です

10年以上乗って大分傷んできたのでもう10年は安心して乗れる塗りをして欲しいとのこと
傷の部分を平面に補修する事から始めないといけない

デッキの凹凸部分の補修もある

デッキはマスキングだけでも面倒な仕事だ

出来るだけ早く終わらせないと寒い寒い冬が直ぐそこまで来ている
ウレタン塗装も真冬にはやらない方が良いに決まっている


2012年11月09

工房の外

工房前の遊歩道斜面に植えた松の木が随分大きくなった

以前はコンクリートの波返しがあったが
今は海から砂浜・階段を経て遊歩道そして松の植木です

風の強い日には随分松葉が溜まります



喉が痛くて堪らなくなり赤十字病院へ行って精密検査
そして薬を受け取りました

その薬が眠いのなんの 飲んで直ぐに眠くて堪らなくなります
日頃薬など飲んだことがないので非常によく効いています

でも今日こそは工房内を片付けます


2012年11月08

工房内

今朝の工房内写真

次は28フィート木造自作艇の船体とデッキを下地処理して塗装すると言う仕事が入っている

工房内があまりに散らかっているのでこれを片付けるのが一仕事
中二階の天井にぶら下げているカタマランも移動する必要がある

今日は少し片付をやろうと思う

毎朝喉が痛くて堪らない日が続いたので病院へ行き薬をもらった
その薬は眠くなる薬で昨日は殆ど一日ボーッと寝て過ごした

ミニバンクラスの安い中古車を出張用に探しています

初めてまじめに中古車販売やヤフーオークションを見ましたが
初心者の僕の手に負えるような物ではありませんでした

若者はよくオークションを利用して安くて良いものを手に入れているようですが
ホームページの更新が主なパソコンタイムの僕は疲れただけでした


2012年11月07

写真

 


Wooden Boat in Awajii


2012年11月06

淡路島

滅多にお目にかかれない「花丸」の写真

自分の船の帆走写真はなかなか手に入れにくい

今度のWooden Boat Race in Awajiでは綺麗な写真を何枚も頂いた




2012年11月05

柳原漁港

昨日は一人で「花丸」を出港させ興居島(ごごしま)へ

例の通り「Sunday 2」の朝井さんが朝釣った魚をふるまってくれる
アジの刺身・丸々と太ったイワシの煮付け・サヨリの一夜干し塩焼き

最後には防波堤の上から入れ食いに近いメバルを
その場でさばいて空揚げにしてくれて大満足
次々に港を変える航海も良いが
近場のよく知った港でのんびりというのも有りでしょう

柳原漁港でだるま夕日の写真を撮り続けている方が
2日夕方母港に帰る花丸を写してくれました

ヨットは乗るものでは無い遠くから見る物だとは名言だと思います


2012年11月04

インナーステースル

花丸のインナージブをフィッティング解除して昨日工房に持ち帰った

おそらく花丸のセールの中で一番紫外線にさらし続けたセールで
形は留めているがセールクロスはもろくなりちょっとした刺激で繊維が裂ける

普通は縫い目の部分が裂けるのだが
はなまるのセールは縫い目に関係なくクロス自体が弱っている

今度長期航海に行く前にはこのインナーステースルと
メインセールとミズンセールは新調する必要がある

ニュージーランドへの往復航海で
普通の週末デイクルーズヨットの20年分くらいは紫外線を浴びたようだ

柳原漁港でだるま夕日の写真を撮り続けている方が
2日夕方母港に帰る花丸を写してくれました

ヨットは乗るものでは無い遠くから見る物だとは名言だと思います


2012年11月03

瀬戸大橋通過

11月1日この辺りから西の強風に変わりおまけに向かい潮となり
パンチングが激しくてなかなか進まなくなった

インナージブがズタズタに裂けてしまう


佐柳(さなぎ)島へ逃げ込む

ついに全く進まなくなり
自分で引いた航路を外れて佐柳島の風下に逃げ込む

フェリーの桟橋に這々の体で横付け
風に押しつけられもう移動することなど出来なくなった

地元の人に聞くとその場所は今日は何も来ないので大丈夫だと言われる
増しフェンダーと増し舫をしっかりとして
風圧で花丸は常に傾いていたが疲れ果て朝までぐっすりと眠る

11月2日朝には昨日の強風が嘘のように穏やかな海となり
エンジン巡航2600回転で6.5ノット
弓削島で燃料を補給してそのまま母港の柳原漁港へ
潮にも風にも恵まれメインセールを上げて11時間の航海で無事に帰り着いた






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