日替わり写真


2010年02月28日

船内変更箇所を手直し

メインキャビンのバース高さを変更
船首バルクヘッドの扉位置を変更
ギャレー前バルクヘッドの高さを変更

整ったら全部を取り外して中二階のフロアーに出す

今日はニューポート28の仕事をする
船尾物入れの床をFRPで作る為に
工房で下準備の積層をしておいて
新居浜に行ってプラスチックの仕事をするつもりだ


2010年02月27日

バウチョックとスターンフェアリーダー

左側にある二つは傷や塗りを磨き落としただけの物
右の二つは使う右舷側のもので何種類もの磨きをかけた天城の部品

これらは舫ロープやアンカーロープの擦れ止め金具です

雨が降ってニューポート28の仕事が出来ないので
今日も天城の仕事を続行する


2010年02月26日

新居浜のニューポート28テーブル

昨日は新居浜へ出張
今日と明日は雨という天気予報だったので考えた末屋外作業になる新居浜の出張仕事を先にやることにした

準備を整えて車で2時間走り新居浜マリーナに着く
次々に依頼された仕事を終わらせ
工房での準備のための採寸や新調するためにテーブルを取り外し持ち帰る
写真は持ち帰った折りたたみテーブル

次の出張までに新しいのを作りたい

今日は大雨なので天城の船内変更部分を手直しする予定
出来たらエポキシライニングも硬化したので船内造作を取り外しておいてサンディングにもかかりたい
明日は又雨だそうなのでサンディングで一日終わるだろう


2010年02月25日

船体ガラスクロスライニング

一昨日昨日と船尾船体にガラスクロスを低粘度エポキシでライニング

船尾側の釣り下げスリングベルトを取り外し
昔の船大工のようにつづと呼ばれる棒と三角の矢で船の倒れを支えておいて
一気に後ろまでライニングを進める

今日は船内バルクヘッドとメインキャビンバース高さ変更の仕事をするつもりだ
船体サンディング前にはガラスの粉が飛び散るので船内造作をみんな取り外したい

新居浜マリーナで見積もりをしたニューポート28の仕事も受けたので
明日あたりから3日ほどそちらの仕事もやることになる
天気予報が雨になっているので外の仕事は予定が変わるかもしれない


2010年02月24日

3YM30ヤンマーディーゼルエンジン

エンジンを調べて燃料の油水分離器や
冷却水取り入れ口などを注文する

花丸に乗せた3GM30と比べると大分変わってきている

トイレや給排水のスルハル・バルブ・エルボなども一緒に発注

夕方には砥部焼きを見に行っていた渡辺さんご夫妻も帰られて
飛行機の時間までほんの短い間だったが酒を飲んだ
愛媛が随分気に入られたようで又天城を見に来るそうだ


2010年02月23日

オーナーと打ち合わせ

渡辺さんご夫妻が来られて天城が進水した当時の写真や資料をを見せて頂く
非常に上手に整理してあり日本ヨット史の資料としても価値のある物だ
渡辺修治さんという設計者の几帳面な性格が伺える

昨日は確実な打ち合わせをするために朝早く起きて
エポキシガラスサンディングでガラスのホコリが付かないように取り外していた船内部品を組み直す

昼前に打ち合わせ開始
大きく3つのことが変更になった
1--船首バルクヘッドに取りつける扉を100ミリ下に下げる
2--メインキャビンベンチを50ミリ下げる
3--メインキャビンとギャレー・チャートテーブルを仕切るバルクヘッドの高さを下げる

エンジンカバーを仮に細い木で組んでサイズを確認(写真中央)
エンジンは昔より高馬力で随分小さくなりチャートテーブル側の通路が広くなった
とは実際に長く天城に乗っていた渡辺康夫さんの言
チャートワークは進行方向に座って作業しないとやりにくいとも話された

天城修復の仕事では天城の設計図を頂き
随分長期間寝かせた使い時のケヤキ板を頂き
渡辺さんにはお世話になりっぱなし


2010年02月22日

船首左右ガラスクロスエポキシライニング

昨日はオーナーご夫妻が来られる予定なので
朝早くから船首部分のライニングにかかる

13:00過ぎにライニングが終わったところで
オーナーが来られて打ち合わせが始まる

船首バルクヘッドの扉の位置が高すぎると言うことで作り替える事になる
今日の昼までにメインキャビンのバースの高さが問題になるかもしれないので
もう一度取り外した船内床とバース天板を入れるところまでやっておくことになる

昼からは天城を設計された渡辺修治さんの息子さんご夫妻が逗子から来られることになっている


2010年02月21日

ニューポート28の船底を確認

新居浜マリーナでニューポート28を上架
古い船なので船底がオズモシスでふくれているかと思ったが
ほとんどオズモシスらしき物は見つからなかった

新居浜にはちゃんとしたマリーナが有るのに松山にはない
愛媛国体のヨット部門は新居浜マリーナで行われるそうだ

若かりしころ横浜で7年半艇長をしたエリエールが新居浜マリーナに浮かんでいた
きちんと世話をしていないのかボロボロに見える
僕が乗っていたときはハワイやグアム等へも行ったがもう外洋へ出るのは無理だろう
ヨットをベストの状態に保つのは至難の業だ


2010年02月20日

サンディング

昨日は朝から雨でエポキシが使えなかった

完全硬化した右舷はみ出たガラスをカット
サンディングをした

FRPで造るヨットの痒さを思い出した
木造船のライニングどころではなく大量のガラスをカット・サンディングする船を造ったのは
もう30年以上も前のことだ

僕は木型やFRP雌型は作るが大量生産のヨットを造る元気はもう無い

今日は別のヨットの修理見積もりで新居浜マリーナへ行くことになった


2010年02月19日

船体左舷エポキシライニング

船体を吊している前側のスリングベルトをエポキシライニングのために外してある
なるべく早くベルトを掛けたいので左舷の半分から前のライニングを始める

1040ミリのガラス巾3枚分をライニングした時点で雨が降り始めた

昼からはエポキシが使えなくなったのでネジ屋さんへ直径16ミリのボルトを買いに行く


2010年02月18日

船体エポキシライニング

湿度がやっと下がった
ガラスクロスを低粘度エポキシでライニング
先ずは右舷中央から船首に向かって1メートル巾のガラスを3枚

低粘度エポキシとはいえ普通のポリエステル樹脂に比べ粘度が高い
なかなか染みこまないので木に張り付かない
オーバーハング部分のレイアップには画鋲を使って仮留めする

天井から船を吊している前側のスリングを外しているので
今日は一気に右舷のライニングにかかることにする


2010年02月17日

使える部品の掃除

湿度が高すぎて昨日もエポキシが使えなかった

取り外してそのまま保存していた部品で使える物を掃除したり磨いたり
直ぐに使えるように準備する

テーブルの上に乗っているのは
船首と船尾のチョック・チークブロック・バッテリースイッチ・ビルジポンプ等
綺麗になり直ぐにでも取りつけることが出来る

今日はヤンマーから3YM30エンジンが届く


2010年02月16日

コンロ・ジンバルの打ち合わせ

 

ヨットの炊事コンロは船が揺れるので水平を保つために全体を吊ってある

湯沸かしのヤカンから鍋やフライパンまで火にかける物はみんな水平を保てるようにしないと危ない

船がいくら揺れても火とその上の調理器具が水平を保つための装置を作る
打ち合わせや図面のやりとりにはパソコンが大活躍する

図面と写真でオーナーと細かいところまで考えを一致させる
便利な世の中になった物だ
こんな事は文章や言葉でいくら説明しても同じ物をイメージするのは難しい

雨が上がった
体調を整えて今日からは又楽しい仕事をやることにする


2010年02月16日

「天城」休み

朝から雨で天城の仕事はお休み


2010年02月14日

船尾補修


写真は船尾部分を下から見上げたところ

トランサムに何層にも重ねて張ったチーク板と外板の最後とに段差があった
サンディングをして段差を落としマイクロバルーンエポキシパテで隙間を埋める

パテを作ったついでにトイレ給排水や測深計の為に開けられた穴を埋め木する

今日は日曜でもあるし休むつもり
工房にじっとしているとついつい仕事がしたくなるので何処かへ行こう

 


2010年02月13日

Y-15mark3

一昨日から「天城」の仕事はお休み

昨日はY-15mark3の制作工程をトップページにリンク
まだ完成したわけではないが塗りの仕上げと部品取りつけそしてセール注文で完成する


2010年02月12日

春一番


朝は小雨で普通の一日かと思ったが
昼くらいから雨が強まりおまけに台風並みの風が吹き荒れた

一度も作業服に着替えないで何もしない一日

ホームセンターへ今から必要な物を買いに行ったり花丸を見に行ったりした

大雨風の中工房訪問者が二組
昔「舵誌」で見た天城の実物を見てみたいという古いヨット乗り

昔のヨット船形が綺麗だなあと言う感想
僕が初めて天城を見たときの感想と同じ
でも浮かんでいた方がもっと綺麗だ


2010年02月11日

ガラスクロス切り


長く続いた船体サンディングも昨日で終了
毎日やって居れば先の見えない仕事も必ずいつかは終わる
歳のせいか体が悲鳴を上げているので今日はハードな仕事はお休み

仕事終了前16:00から1時間かけて船体にライニングするガラスクロスをカット

船底は舟食い虫の侵入を防ぎその他の部分は真水の侵入を防ぐ役目
いずれにしろインタープロテクトという防水用のエポキシで水を船体の木から遮断する

いくら薄くてもガラスを使うのは痒くて嫌だが
エポキシを使い1層だけなのでFRP船のようなことはない


2010年02月10日

メインテーブルの材料切り出し

船体サンディングは肩が痛くて腕が上がらなくなったので昼までで中止

雨が降って湿度も高く接着は出来ない

チーク柾目を表面に張ってもらった耐水合板が届いたので
メインテーブルの材料を切り出す気になった
1200×880のチーク合板と同じサイズの下側の合板を切り出し
原寸図を書いて材料を何処にどう使うか決める
太鼓に張るため間に挟む軽い木と足を付ける部分の木を同じ厚味で仕上げる

折れテーブルなので折れる部分には長ちょうばんが付く
その部分はマホガニーを使い
他の部分はもっと軽いスプルースを使う
テーブル回りはチークを回し鉛筆の高さの落ち止めを付ける


2010年02月09日

朝の雨で外板サンディング

接着をと思っていたが朝雨が降ったのであきらめて昨日もサンディング

船体の下を片付けて潜り込んでのサンディング

一日中コンプレッサーを回したので思いついて夕方コンプレッサーオイルを交換
7馬力のコンプレッサーだがダブルアクションエアーツールを使うと回りっぱなしになる

エポキシは硬くて電気のサンダーではどうしようもない

今日も雨が降るという天気予報で暖かい 一日中サンディングか?
早くサンディングを終えてガラスクロスをライニングしたい

 


2010年02月08日

外板サンディング

外板目地に詰め込んだエポキシパテをサンディングで落とす

マイトンと呼ばれるオービダルと回転の両方(ダブルアクション)をこなすエアーサンダーが大活躍
その後チョークで碁盤の目を引いてストレートサンダーで凹凸を取る
碁盤の目が残った部分は凹んでいるのでもう一度パテを盛る事になる

昨日は日曜日だったので珍しく色々な人が訪ねてきた
一日中工房に居たが約束していた人には会えなかった

 


2010年02月07日

床板角Vカット治具

合板を接着して作ったのがチークの角を斜めに落とす治具
チークは6ミリ厚味で4枚を一セットにプレーナーにかける

治具はプレーナーの送りローラーで進まないように下の台にクランプで固定
斜めに倒れたチーク材の角だけをプレーナーの刃が削っていく

全てを削り終わってチークで丸くなったプレーナーの刃を取り外し研ぎに出す

昨日湿度は60%台だったが工房内でもマイナスの温度でとても接着をする気にはならない
今までに仮止めしていた船内部材をみんな取り外し接着の準備だけをする

船体スルハルの補強板を作り一日が終わる

 


2010年02月06日

ウインドラス下埋め木

船首ビットの斜め前左舷にウインドラス(アンカー巻き上げ機)を取りつけることになり
その部分をフレームの厚味があるマホガニーの無垢材で埋め木をする

これなら船を持ち上げるほどの力がかかってもウインドラスは動かないだろう

それと昨日は船内床板に張るチーク材の角を同じ角度で斜めに切る為の治具を作る
セーリングカヌーの4ミリスプルース外板切断面を台形にする為に治具を作った経験が役に立つ

今日は治具を仕上げてチーク床板を削ってみようと考えている
巧くいったら明日の日替わり写真に使おうと思う

 


2010年02月05日

チーク製材

なんだか一日仕事をストップすると調子が狂ったので昨日はチーク製材
船内床板は9ミリ耐水合板の上に目地付きのチークを張ることになった

厚味は6ミリで巾は40ミリ
床板全体の寸法を出し全面に張ることが出来るチークを割り出す
薄く小さく製材するほど元の板は沢山使う事になる
おそらく最初の半分くらいしか残っていない後は鋸屑とかんな屑と消えた

チーク材はノコは切らせるがカンナは直ぐに刃が丸くなり切れなくなる
だからチークを削ったらプレーナーの刃は直ぐに研ぎに出す必要がある
チークを削った後別の材を削ろうとすると表面がむしれたようになり削ることが出来ない

 


2010年02月04日

ステムヘッド金物

上の物が古い船首に付く金物

下は新しいものでアルゴン溶接で綺麗に溶接してあり強そうだ

強度面も新しい方が補強の仕方も上手で随分強そうに感じる

今日も湿度が下がっていないのでもう一日接着を待とうと思う
今まで接着をしないでどんどん進めていた木工部分を一気に取り外して
バルクヘッドやデッキ下の補強材などから接着をしては暖房と言うことになる

今日はチーク材の製材をする

 


2010年02月03日

エンジンベットボルト

床板を出来るだけ後ろまで伸ばしたらエンジンベットのボルトが出ることになるので
別の方法で止めることにしてボルトを2本切り取る

これだけ床が後ろまで下がればギャレーやチャートテーブルへの出入りが随分楽になる
天城は今時の船のように横幅が広くないスリムな船だ
その分33フィートもある船なのに船内は狭いと感じる

ほんのちょっとした寸法の違いで使い勝手が大幅に違ってくるだろう
エンジンボックスもエンジンが小さい分小さくなり
エンジン両側の通路が広くなるはずだ

今日は野暮用で天城の仕事はお休みにする

 


2010年02月02日

エンジンベット

3YM30というヤンマー3気筒最新のエンジンを積むことになったので
昔のエンジンに比べエンジンベットが大きすぎる

出来るだけ広くフラットな床を作るためにエンジンベットの前1/3くらいを削る
床面根太と水平にしてボルトナットを凹ませてボルト上部を切り取ることにした

床作りもここまでは順調に進んだが
ここからはギャレーやチャートテーブルもあるので先にその部分を作る必要がある
湿度が下がり接着が出来る時までどんどん仮留めで仕事を進めておこう

 


2010年02月01日

床板を型取り切り出し

根太を作りながら床板を2.5ミリポリ合板で型取り
4枚入れて残すところ2枚でメインキャビン床板は終わる

そのまま段差をつけないでギャレーとチャートテーブルの床へと続ける
元の図面とは多少変わるが段差はない方が良いと思う

今日も冬には少ない大雨で暖かいが接着できる日が遠のく

 


過去の日替わり写真

             
             
             
             
             
             
             
             
             
               
               
               

 

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