梅雨に入ってしまった(2004年6月)

2004/06/30

11:30くらいに松山ヤンマーの人が来てくれた

冷却水を入れクーラントを入れて
エンジンオイルとギヤーオイルを注入する

そして燃料をエンジンまで引き込み
燃料ホースのエアー抜きをして
エンジンスタート

スタート前に全くオイル分が抜けているので
5秒ほどデコンプを引いたままエンジンを回転させて
オイルをエンジンに回す

そして気持ちよくエンジンはかかった
さすが三気筒エンジン静かなものだ
ヤンマー3GMにして良かったなあと思う

エンジンの冷却水を使ってシャワーの清水を暖める装置から
ほんの少しだが水漏れがあり今日はそれを直すことにした

エンジン周りは一応これで終了となる


2004/06/29

トップページの更新を1週間以上ご無沙汰しておりました
それにもかかわらず沢山の人にアクセスして頂きありがとうございました

今日から又日替わり写真とショートセンテンスの復活です

今日は松山ヤンマーの技術者が
エンジンの試運転に来てくれることになっています

階段下のエンジンボックスを取り払い
3GM(3気筒)エンジンを見えるようにしました

昨日は燃料をタンクに入れ
エンジンマウントを固定し
冷却水と排気の工場内での試運転準備

エンジンについてはほとんど初心者と言っても良いくらいで
燃料のエアー抜きと燃料フィルターの入れ替え
冷却水ポンプのインペラー入れ替え
防蝕亜鉛の交換
エンジンとギヤーオイルの交換
エンジンオイルフィルターの交換
やっとそのくらいが出来るという感じです

今日はしっかりエンジンの勉強をしようと思います


2004/06/20

更新したのはは6月20日朝です

この写真はバラスト取り付け部分にマイクロバルーンエポキシフィレットを付け
それを研いてインタープロテクトを塗るのに
船台の一部が邪魔になるので
船全体を持ち上げて10センチメートルほど船台を前にずらしたところ

工房をそのような造りにしたので
船を持ち上げたりひっくり返したりするのは
一人で簡単に出来る


6月21日から27日まで所用があり日替わり写真はお休みとなります

台風6号が来ている
超大型で真っ直ぐこちらに向かっていると言う予報だ
今朝は嵐の前の静けさか昨夜よりも静かな朝で雲の動きだけが早い


2004/06/19

キャビン入り口差し板の上にスリットを付け
鍵ががかかるようにした

足で踏む部分も磨れ止めのステンレス板を取り付けた

昨日夕方インタープロテクトというエポキシを
ラダーやスケグや管導材などのフィレット部分に塗ったので
工房中がとんでもない悪臭で外に避難した

大型台風6号が接近中なので
昼から萬丸の台風増し舫に行く事にする

6月20日から27日まで所用があり日替わり写真はお休みとなります


2004/06/18

 


2004/06/17

昨日は朝早くから広島へ出張

32フィートガフケッチは全く進まなかった

写真は完全に取り付けが終わったスケグ
いかに横幅(厚味)が薄いかが解る

船体との接合面に図面にはない大きなフィレットを付けたが
先の方は足で押すと曲がっているのが解る

今日はバラストとスケグのマイクロバルーンパテを削る処から始めよう
水面下はきちんとした面を出しておこうと思う

来月20日くらいまでに船体を工房から出す予定である
マスト造りは遅れている


2004/06/16

バラスト右舷
右下にあるのはバラストの木型である

船体との取り付け角に大きなマイクロバルーンエポキシフィレットを付ける
取り付けボルトのナット穴もマイクロバルーンパテで埋める

船体真ん中当たりに有る小さな穴はトイレの吸水穴

マイクロバルーンフィレットの直ぐ横にある黒い丸は
測深計の音波が出る部分

スケグやラダーの金具凹みも3回目のパテ付けで大分スムーズな面がでた

船体全面に渡りマホガニーの外板と隙間のエポキシ
外板を止め付けたビス跡を埋めたエポキシが
木と違う動きをして筋とあばたが出来た

木造艇は3回くらい船体を塗り直すまで木の動きが見えるそうだ
刷毛でペンキを塗ればそんなことは気にならなくなる
次回から船体は刷毛塗りにしよう


2004/06/15

スケグは船体に取り付けた
ラダーは金具部分の凹みにマイクロバルーンエポキシを入れて
研ぎ出しをしている

その後にある白い板がウインドベーンの水中翼

ペンデュラム方式ではなくトリムタブ方式の水中翼である

ラダー面積に比べて極端に小さいので作り直そうと考えている
ノラ21という以前に持っていた船用に作った物で
32フィートガフケッチにはもっと大きい水中翼が必要だろう

作っていると次々と問題点が浮かび上がり
一つずつ解決しながら進まねばならないので時間を食う

昨日もマスト材プレーナー削りをスタートできなかった

言葉)ウインドベーンの水中翼による呼び名

ペンデュラム方式
ウインドベーンの水中翼で独立して取り付けてある翼を使ったもの
水中で角度が変わることによって左右に強力に振れる力をティラーに伝える物

トリムタブ方式
ラダーの後端に取り付けてある翼を使いラダー角度を変える方式
左右に振れることでラダーの後端を反対側に押して舵を切る

 


2004/06/14

船首デッキにチェーンの磨れ止めを付けることにした

ウインドラス(アンカーラインとチェーンを巻き上げる機械)前方の
デッキはアンカーチェーンで 傷が付くだろうから
チークの薄板でデッキを保護することにした

邪魔にはならないと思うが白いデッキに
ここだけチークというのはいかにも磨れ止めのようだ

船首メインアンカーはバウスプリットにぶら下げて置く訳にも行かない
何とかデッキ上に格納装置を作らないといけないだろう

今はどうしたらよいのか思いつかない


2004/06/13

スケグとラダー金物の調整がいつまで経っても上手く行かないが
それはそれで良しとしてまあまあの所で手を打ち
本式の取り付けをした

パイプに差し込む式のラダー軸なら簡単だが
アウトラダーの場合は必ず手こずる

回転軸になる所にパイプを通して置いて
船体金具を固定する方式が良いなと今頃考えた

それでも二階の床にパイプが当たって引き抜けなくなるから
金具を固定した後の引き抜きの方法まで考える必要がある

金具部分の凹みをマイクロバルーンエポキシパテで埋めた
スケグ船体取り付けの角には大きなフィレットを付けた


2004/06/12

昨日は台風4号の大雨で気分が滅入ってしまい
スケグ&ラダーの取り付けは出来なかった

後から見てみるとスケグやラダーがいかに薄いかが解る
レーサーの様な厚味の船だ

スケグとラダーは金具で繋がっており
横に曲がったままで舵を切ることは出来ないので
ひどく当て舵をしないといけないような登りのときは
直ぐに縮帆しないと破損してしまいそうだ

バラストだけでなくスケグとラダーも揚力を受け持っている
きっと全体を風下に押し流すような横向きの大きな力がかかるだろう

そのために友達にもらったケブラー繊維をエポキシで積層したが
とてもあれだけで持つと思えるような厚味ではない

やってみるしかない実験台だが命がけの冒険は嫌だな・・・


2004/06/11

やっとラダーとスケグの加工が終わり取り付けにかかる

結局昨日は取り付けることが出来なかった

金具が4箇所有るのだが
その回転軸が通らないので微妙に舵切れが渋い

おかしいと思うから金具の角度を変えたり位置をずらしたり
繊細な調整を繰り返すが結局上手く行かない

今日は糸を張って船体側の金具をとにかく固定してしまおうと考えている
今のやり方のままあちこちを触っていてもらちがあかない

スケグを垂直に下ろすこととラダーの回転軸心を通すことに集中するぞ!!


2004/06/10

メインキャビン入り口右側に消火器を取り付けた

キャビン内で一番火災が起きそうなコンロの反対側で
室内からでも外のコクピットからでも手が届く位置である

もう一つはスターンハッチを開けると
直ぐに取り出すことが出来るところに取り付けた

船舶検査備品の中で一番必要と思われる物だ

船の火災は回り中水だらけで
逃げ場がないし消防車も来ないので
自分で消火するしかないのである


2004/06/09


昼くらいまで見積や雑用に追われ
昼からラダー&スケグを取り付けにかかった

4箇所有る金具のセンターが会わないので
回転軸のピンが入らない

ちょっと休憩して頭を冷やすことにし
オートパイロットとティラーの取り合わせを見ることにした

こちらにも問題が発生し
どうしてもティラーを少し持ち上げ気味にしないと
オートパイロットを取り付けることが出来ない

そこでティラーに少々角度を付けオートパイロットの
ティラー側取り付け特殊金具を買うことにした


2004/06/08


本格的な梅雨入りみたいで今朝も雨

昨日の朝は濃霧で本船の汽笛がしきりに鳴り
海のそばの工房はまるで海の中に有るような不思議な感じになった

いよいよマストやブームやセール
それらを取り扱う滑車やロープ (ブロックやシート)
を図面から拾い出しにかかった

滑車とロープ類だけで30万円くらい必要だ
まだまだ今から100万円以上の大金が必要なことが解る

この写真は新しく取り付けたドッグハウス上のクリート4個を写したもの
メインシート(メインセールを操るロープ)を留める手製クリートである


2004/06/07


小型船舶用粉末消火器二本の取り付け台を作る

直ぐに手の届くところに無ければいけないが
けっこう重いので時化で勝手に暴れ出したら凶器となる
そこできちんとした取り付け台を作ることにした

メインシートを止めるためのクリートを
ドッグハウスの上に取り付ける準備もした

梅雨に入って晴れていたのに
夕方から土砂降りの雨となった


2004/06/06


今日もラダーとスケグの写真

インタープロテクトを二度塗りした
とてつもない悪臭を放つエポキシで
活性炭入りマスクを外すと工房内に居ることは出来ない

いよいよこれらを取り付けると
完璧ではないが船体はできあがりと言うことになる

昨日は船内のあらゆる水線下にある金属を
銅線で結んでバッテリーのマイナスに導くという仕事もした


2004/06/05


スケグラダーにガラスクロスを巻き
マイクロバルーンエポキシで凹凸を無くすように仕上げ
その上にハイテック9000と言う
水中に浸けて置いても良いというエポキシを塗った

この後インタープロテクトというやはり水中で大丈夫なエポキシを塗る

ラダーとスケグの取り付けは
ガジョンとピンドルという金具が 4箇所有るが
いかに回転軸を真っ直ぐに通すかというのが大変

大抵の船は4箇所もあると回転が渋くなる
それで今ではパイプの中にラダーシャフトを通す方式が多い


2004/06/04


研磨した刃が届いたので工房の二階にプレーナーを持ち上げた

階段ぎりぎりで重くてたまらなかった
案の定今日は腰が痛い
もう無理は出来ない年になっている

いよいよマストを始めようと思う

昨日はスケグとラダーのサンディング
その後ハイテック9000と言うヲーターライン下でも使える
エポキシを塗った

プロペラが突き出ている管導材周辺の仕上げにもかかった

 


2004/06/03


ステッチアンドグルーで組み立てかけたハードドジャー

4ミリ合板は少し硬すぎるようである
考えていた曲がりが出ないので3ミリに変更しようと考えている

どちらにしても今組み立ててしまっては大きすぎて場所を取るので
実際に組み立てるのは船が工房から出てからにしよう

その下に写っている新聞紙の上に置いたスケグは
ガラスクロスの積層が終わった
ガラスの前にケブラーを積層してあるので随分丈夫だ


2004/06/02


やっと晴れた

いよいよ工房から出すことを考える
二階の現図場とデッキの隙間は500ミリくらいしかない
それで船台にキャスターを取り付けると出来ないことが出てくる

ドジャーやブームギャローの取り付けである
先に採寸して作って取り外し
工房を出て下ろす前にもう一度取り付けることになる

パルピットやスタンションも 船を運搬するのに
トラック積みして4メートル以下の高さにする為に取り外す

写真は手前でテーブルに乗っているスケグと
その後にぶら下げてあるラダーにケブラー繊維の上に
さらにガラスクロスを低粘度エポキシで積層しようとしているところ

言葉)ドジャー&ブームギャロー
ドジャーはヨット乗りなら知っている
コクピットの前方を覆う飛沫避け

ブームギャローはトッピングリフトを下げて
ブームを載せて完全に固定するブームの枕のような物


 

2004/06/01


昨日は雨降りの一日

メインキャビンの背もたれクッション兼物入れのフタを取り付けた

クッションには連れ合いが安い布地を買ってきて
みんな手縫いでカバーを付けてくれた
なかなか豪華に見える

クッション材は旭化成のエサフォームと言う弾力のある
独立発砲体を使った
独立発砲なので水を吸わないし
結構密度の濃い発砲体なので
少々座ったり寝ころんだりしても凹まない

応接セットのような柔らかいクッションでは眠ると腰が痛くなる

 

過去の日替わり写真

             
             
             
             
             
             
             
             
             
               
               
               

 

2001/01
2007/01
2008/01
2001/02
2002/02
2007/02
2008/02
2001/03
2002/03
2007/03
2008/03
2001/04
2002/04
2007/04
2008/04
2001/05
2002/05
2007/05
2008/05
2001/06
2002/06
2007/06
2001/07
2002/07
2007/09
2001/08
2002/08
2001/09
2001/10
2001/11
2007/11
2001/12
2006/12
2007/12