日替わり写真(2009/01)


2009年01月31日

マスト材料不足分製材

昨夜から雨で今朝もよく降っている

接着が出来ないので昨日は手に入れたスプルースでマスト材料の不足分を製材

全長6.5メートルほどのマストだがそんな長い木は売っていないので
3.7メートルのスプルースを買ってスカーフで継ぎ足す事にする

厚み方向には6材を接着する事にして
全体では6.5メートル×6+スカーフ分の長さの木を製材した

 


2009年01月30日

マスト・ブーム材料

昨日は雨が降る前に接着をと思っていたが湿度計が70%

接着準備をしている内に雨が降り一気に85%に跳ね上がる

接着はあきらめて外部の仕事の見積もりをする

不足のマスト材料スプルースが届いた
少し余分に買ったかなと言うくらいだった
これでマスト・ブーム・ウイスカポール・ティラー・ティラーエクステンション
全ての長物の材料はそろった

今度雨が当たり湿度が下がるのは2月1日の日曜日以降だろう

 


2009年01月29日

湿度が高い

昨日はセンターボードケースを仮組みしてさあ接着をと思ったが
湿度が高くて取りやめ

接着準備が出来ているものが大分たまってきた

今日は昼から雨という天気予報だが昼までなら接着が出来そうだ


2009年01月28日

暖房

サンディング後の小物達に再び防水エポキシを塗る

センターボード・センターボードケース内側左右・ラダー
これらを塗った後簡易暖房設備の中に入れ
一晩中石油ファンヒーターで暖房

3時間おきに再点火のボタンを押しに来る
室内用の暖房機なので安全のため3時間で一度切れる

工業用のバーナーなら温度設定は出来るし暖房時間も設定できるが
クルーザー 全体を暖めるなら良いが小物を暖房するには大きすぎて使えない

布団乾燥機で暖めるには大きすぎる


2009年01月27日

サンディング

塗りが硬化した小物のサンディング

エポキシは堅くてエアーサンダーのサンドペーパーが沢山必要

湿度が高いので次の塗りは後回しにして
マスト材の注文や他の細々とした仕事をする

寒いので今の時期なかなか仕事がはかどらない
夏も暑くて仕事がはかどらない
そんな事を言っていたらいつ仕事するんだと言われそうだ


2009年01月26日

「花丸」のエンジンを駆ける

昨日15:00過ぎに柳原漁港へ行き花丸のエンジンを駆ける
毎週行くが夏のように簡単にはかからない

少し長めにセルモーターを回す事になる
一度かかれば後はスムースに回っていて何の問題もない

湿度が高く接着の仕事が出来ない
ティラーやウイスカポールやブームの材料を切り出す

次に晴れて湿度が下がったら接着できる準備を進めた


2009年01月25日

暖房

簡易暖房装置で低粘度エポキシを塗った小物を暖める

センターボードとラダーには防水エポキシを塗り一番上からぶら下げる
二段目にはセンターボードケースの片面と船首区画のフタ枚
三段目にはセンターボードケースのもう一方の面とラダーキャップ左右

と言う具合に並べておいてブルーシートをかけ石油ファンヒーターで暖房

昨日は松山でも暖かい堀江町にも雪が降りほんの一瞬積もった
あっという間に溶けたが寒い一日だった

 


2009年01月24日

センターボード回転芯

センターボードとセンターボードケースの回転芯に
内径10ミリのステンレスパイプを埋め込む

これで回転によって10ミリ回転軸の回りの木が傷まなくなる

いよいよセンターボードケースを組み立てないと仕事が進まなくなった

それとマストの材料を手配しておかないといけない

海の広場を更新しました
147 Earth-Marathon

 


2009年01月23日

フレーム切りかぎ

外板底板に張ったバテンが当たる部分のフレームを切りかぐ
ノミでやると衝撃が他の部分を壊してはいけないのでベルトサンダーで凹ませる

キールも上下方向に半分に割いて片方を裏返して接着したので
ほぼ真っ直ぐなキールになった

センターボードケースをキールに取りつけないといけないが
まだ雨で内塗りが終わっていない

現図を引き初めてもう一ヶ月と17日になる
ディンギーでも結構な時間がかかる

 


2009年01月22日

センターボードケース

ケースの内側を何度も低粘度エポキシを塗ってはサンドペーパーをかけて磨く

そろそろ仕上げの塗りをして組み立てようと考えている

写真奥の 右脚立の上に置いてあるセンターボードとラダーも
防水エポキシを塗って仕上げないといけない

今日は雨でエポキシの仕事は出来ない

今日は接着したキール材が硬化したのでその加工と取りつけ準備をしようと思う

 


2009年01月21日

キール材接着

曲がったキール材を上下方向に半分に挽き割り
片方を反転させ曲がりをお互いに打ち消す方向で積層接着

キール材なので真っ直ぐな所で接着したい
「花丸」マストを接着するために工房二階に設置した10メートル H鋼の上で圧締め接着
マスキングシートでクランプごとカバーを掛けて 布団乾燥機で暖房

布団乾燥機のタイマーがスイッチを切らないようにタイマー部分にガムテープを貼った

 


2009年01月20日

外板底板バテン

外板底板のバテン接着完全硬化

中段外板も接着終了

いよいよセンターボードケースを組み立てキールに接着したものを
トランサム・フレーム・ステム材に接着しないと仕事が進まなくなった

マストを造る事も考えないといけない
小さい船だと毎日8時間の仕事が硬化待ちなどで出来なくなるのが問題だ

 


2009年01月19日

外板中段接着

かろうじて雨が降り出す前に外板中段を接着
直ぐにハイポリシートを被せ石油ファンヒーターで暖房
熱気が逃げないように全体に毛布を被せる

キール材が曲がっているので上下方向に半分に切り
片方を裏返して接着し曲がりを修正するというのはグッドアイデアだと思うが
巾が80ミリもあるし長いのでよほど慎重にやらないと真半分に割くのは難しい

キールとセンターボードケースを接着して
フレームに固定しないと次の船底外板は張る事が出来ない
組み立ててからでは手の届かない所の塗りもありまだまだ先の長い話だ

 


2009年01月18日

船内船首側を見る

中段外板のバテン部分フレームを凹ませて外板がきちんと取りつけられるようにする

船首部分のひねりがきつくてバテンを張ると益々あわせにくくなった

昨日は二階で船底部分外板にバテンを接着した

 


2009年01月17日

中段外板合わせ

中段外板の外板バテンが通っている部分フレームを凹ませる作業

普通なら丸ノミと普通の角ノミを使ってやるところだが
あまりにもフレームが細いので衝撃を加えると壊れそう
そこでドリルとベルトサンダーでバテン部分の凹みを作る

中段外板もやっと取りつけ準備完了

所が大問題発生

キールが一材なのでほんの少しだがカーブしている
しかもセンターボードケースが来るセンターボード穴の空いた部分
これでは真っ直ぐにセンターボードを固定する事が出来ない

昨夜思案の末クルーザーのように積層キールにする事にした

考えてみれば巾80・高さ25・長さ5000近いマホガニー材
どんなに良いものでも 真っ直ぐなものが取れるはずがない

 


2009年01月16日

上段左右外板接着

外板バテンが通っている部分のフレームを凹ませる作業は
ベルトサンダーを使いフレームに衝撃を与えないようにして一気に終わらせる

昼までには左右のシアーに接する上段外板の仮合わせが終わった
昼から接着にかかる

エピグルーをフレーム側と外板側に塗っておいてクランプで仮止め
エアードリルで80ミリ間隔くらいに仮止め木ビスをねじ込んで留める

左右の外板を留め終わったらブルーシートを被せその上に毛布も被せて
船首側より灯油ファンヒーターで船全体を暖める

 


2009年01月15日

冬の接着

工房二階の現図場で中段外板にバテンを張る

バテン材が不足していたので製材・プレーナーかけをしてバテン材を作り
それを中段外板の上に並べて木取り
切り取った端の部分にRをつけて仕上げる

外板とバテンにそれぞれエピグルーを塗って所定の位置に置き上から重りで固定
全部のバテンを固定し終えたらマスキングシートで覆い
片方から布団乾燥機の暖気を送り込み
反対側に排気穴をもうけて暖気を全体に行き渡らせる

今日は一昨日バテンを接着したシアーに接する外板を船に当てて張る準備をする

 


2009年01月14日

外板バテン接着

工房二階の現図場で外板バテンを張る

バテンにエポキシを塗った後上に重りを置いて
全体をマスキングシートで覆い
片方の端から布団乾燥機の熱風を吹き込む

5メートル近くあり吹き出し口の空気はほとんど冷えている
一晩暖房したがまだ硬化が完全とは言えない状態だ
今日一日暖房を続ける事にした


2009年01月13日

センターボードとラダーをサンディング

ラダーキャップやセンターボードケースに低粘度エポキシを塗っていたのもサンディング

外板底板 長手方向のスカーフ繋ぎも終わり

いよいよ外板にバテン材を張る事にしたがバテン材料がこれでは1/3くらいしかない
それで今日はバテン材料の切り出しと
シアー部分の外板にバテンをエポキシ接着しようと思っている

平らで長い場所が必要なので
外板は二階に上げてバテン張りをすることにした

 


2009年01月12日

ダブルチャイン艇の一番底板長手方向スカーフ繋ぎ

底板になる外板をテーブルの上で左右2枚一度にスカーフ接着

接着部分にH鋼と鉛の重りを載せて暖房
ブルーのハイポリシートで覆った上に毛布を3枚重ね
布団乾燥機で一晩中暖房したのでカリカリに硬化していた

ガラスクロスを低粘度エポキシ積層したラダーとセンターボードをエアーサンダーで磨く
エポキシをサンディングするのは堅いので電気のサンダーではちょっと苦しい

 


2009年01月11日

センターボードとラダーに低粘度エポキシでガラスクロスを巻く

小さい脚立二つの間にバーを渡し
センターボードとラダーに低粘度エポキシで薄いガラスクロスを巻いた物を吊す

その上からハイポリシートを被せて石油ファンヒーターで暖房
今朝にはもうカチンカチンに固まっていた

ラダーキャップやセンターボードケースなども
その暖房ブースの上に低粘度エポキシを塗って並べ一緒に暖めた

それぞれのチャインごとの長手方向合板をスカーフ繋ぎをして6枚作った
それぞれの合板に補強のためにバテン材を接着すると言う仕事が残っている

 


2009年01月10日

右舷中段の外板合わせ

3枚の合板をスカーフ繋ぎで長手方向に接着しておいて
現場に合わせて回りをトリミング
何時でも接着できる形に仕上げる

天気が悪くなるそうだが湿度計を見ながら接着が出来るようなら
他の段の接着もやろうと思っている

それよりもセンターボードケース内部を塗って組み立てが出来るようにするのが先だ
キールとセンターボードケースを接着して中央に落とし込まなければ
外板接着はスタート出来ない

 


2009年01月09日

センターボードにガラスクロス

センターボードとラダーに低粘度エポキシでガラスクロスを巻く為に
暖房を考えて脚立の上に木のバーを渡して吊す

今日は低粘度エポキシで積層したら直ぐに暖房するつもりだ

外板のスカーフ接着もやろうと考えている
4ミリ厚みの合板を12倍の48ミリに斜めに落とすのは非常に難しかった

 


2009年01月08日

センターボードケース中塗り

センターボードケースを張り合わせるための下準備
低粘度エポキシを塗っては硬化させサンディングを繰り返す

右に見えるラダーキャップも組み立てる前に何度も低粘度エポキシを塗る
最後は防水の為にインタープロテクトを塗ろうと考えている

写真右上ブルーシートの上に重ねてあるのは外板を木取りしたもの
1500×2100の合板3枚と半分くらいを使って
左右3枚ずつの外板に使う合板を切り出した

縦方向に3枚をスカーフ繋ぎで繋ぎ合わせないと長さが取れない
スカーフ接着の時の暖房をどうしようかと考え中

 

国会答弁を聞きながらY-15を造る


2009年01月07日

ベベル削り

キールを除いて縦通材をみんな取りつけたので
外板を張る事が出来るように縦通材の中央からフレームに合わせて不要な材を削り取る

フレーム自体のベベルも削る

ベベルというのは各フレームに厚みがあるので外板を張る時に
船の中央から後ろは後ろ側 前は前側が外板に先に当たる
それをフレームの厚さ全体が外板に接触するように斜めに削り取る部分の事

ベベル削りは接着だけで船を組み立てて行くには重要な仕事だ


2009年01月06日

第一チャイン

シヤー材と第二チャイン材を先に接着してステムを固めておいてから
第一チャイン材を接着した

フレーム4と5の間当たりから船首に向かってテーパーに落として曲がりやすくした材に
クランプを取りつけそれを捻って船台からロープで固定して接着
その当たりのやり方は図面には出ていない創意工夫だ

船首部分は全ての材が集まってくるので非常に強固になる
だから縦通材も曲がらないなら厚みを半分に落としても良い
半分の厚みの材でないと図面通りには曲がらない

写真左上 中二階の床に
今までに造った船の現図をマイラー紙に写し取ったものを丸めて挿してある
今度Y-15mark3の現図も加わる事になる

 


2009年01月05日

接着

冬とは思えない良い天気で「花丸」に行ったが
風が吹くとテンダーが引っかかる隣近所の舫にブロックの重りをつけて沈めたのみ

今日こそは接着をしないといけないと思っていたので
両舷のシアー材と第二チャイン材をエポキシ接着

それぞれのステムニーを入れ それも接着の後

初めての石油ファンヒーターとハイポリシートによる暖房
上手く行って今朝はパリッと良い硬化をしている

これでクルーザーを造る時使っている工業用 のどでかいヒーターを点けないで済む
あまりに大がかりすぎて場所を取るし燃料が沢山必要になるので
ディンギーくらいだとファンヒーターで充分だと思う

 


2009年01月04日

各フレームの縦通材が通る凹みのベベルをとっている

フレーム4から後ろは後ろ方向にベベル取り
フレーム5から前は前方向にベベルを取る

シアーはほぼ仕上がった

今日は第二チャインが通る部分のベベルを取り
石油ファンヒーターによる初めての接着をやってみようと思う

 


2009年01月03日

昨日はチャイン材やシアー材など縦通材の曲がりにくい部分
フレーム4と5の間から船首側に向かって材の厚みを斜めに落とし
船首部分では半分の厚みにして曲げたりひねったりやりやすい様にした

夕方ブルーシートをかけて石油ファンヒーターで全体が暖房できるように
試しに全体を暖めてみる
少しハイポリシートの長さが不足したので別の小さいサイズを縫い足した
これで全体の接着が出来るようになった

 


2009年01月02日

フレーム間隔550を固定し前後の倒れを無くしてから
チャイン材4本とシアー材2本とキールを仮に入れてみる

キール材は以前と変わらない大きさだが
フレームやチャイン材やシアー材は半分くらいの大きさだ

まるで模型の船造りみたい
これではアマチュアビルダーが最初に造る船としては難しすぎるだろう
設計されて23年も経っているのに浮かんだのは一艇のみ
それもプロが造ったものらしい

年賀状をくださった皆さんあけましておめでとうございます
そして ありがとうございました

僕は50歳の時に年賀状を出さない宣言をしてもう7年
どなたにも年賀のお便りは出しておりません悪しからずご了承ください

 


2009年01月01日

年末も押し迫って昨日各フレームを本格的に船台に固定

ステム材も含め9箇所にフレームが立ち船の形が見えた

ウォーターライン下の一番深い部分は前から2/3の所にあるサバニ船型だ
思ったよりも船尾が絞られていてプレーニングをねらった船ではないようだ

もっと全体を固定しなければ何もかもが細いので形が保てそうもない

今日は正月だ のんびりとゆっくりと各フレームの固定補強でもやろう


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