内装工事   (2006年4月


2006/04/30(晴れ)

作り貯めた桟木や根太を接着する

温度が低く接着してから3日くらい放置する必要がある
夏の接着と違い面倒だが仕方がない

今日は松山市会議員の選挙
ここ一週間くらい選挙カーが走り回りうるさかった

朝一番に選挙に行き
クルージングに出かける予定で居る
大崎上島経由で大三島へ行こうかという話しになっている

2日くらい日替わり写真はお休みする


 

2006/04/29(曇り)

トランサムの幅広デッキビームを積層接着した

写真上の船尾はまだきちんとした平滑面を出していない
マイクロバルーンエポキシパテを凹んだ部分に付けては
板磨りを繰り返し平面を出そうとしている

いよいよ大型連休が始まる
昨日花丸に20リットルの燃料を入れに行く
春の大潮のせいか今まで柳原で見た最高の引き潮だった

今日は曇りのち雨だそうだ
雨が降るまで接着を頑張ろうと思う


2006/04/28(曇り)

昨日も接着が出来ないので
今日接着する部品を作り貯める

仮の床材をしいたら作業が随分楽になった

船尾に取りつける幅広のデッキビームを作るために
コンパネを使って120みり巾3500Rデッキビーム型を作った

接着するマホガニー材も製材したので
今日は一気に接着する

いよいよ明日から連休に入る
長男真澄人も山梨県から帰ってってくるので
花丸で2・3日のショートクルーズをしようと考えている


2006/04/27(曇り)

昨日は15:00から雨が降り始めた

それまでは造り貯めていたコクピットの根太や
デッキビームやバースの根太を接着

その後フィレットを次々と付けていたところで雨となりストップ

床材の上に借りの通路になる板を置いたので
少しは仕事が楽になった


2006/04/26(晴れ)

雨が降り湿度が上がったので停滞していた
接着とマイクロバルーンエポキシフィレット付けを一気に進める

船体の曲面に無理やり立ってする仕事は
一日やるとふくらはぎの筋肉が疲れる

早く床や寝床の平面を作ろう

スパローのマスト中ぐりは今日昼から雨だというので
雨が降り始めたらそれをやるつもりだ
今日中には終わるだろう


2006/04/25(晴れ)

6.6メートル船台の直ぐ横で
スパロー13フィートディンギーのマストを作っている

今はグルーブや軽く強くするための中ぐりの段階である

スプルース材のマストは
同じ重量だと アルミのマストより強いんだと
昔お世話になったヨット作りの棟梁に聞いた

スパローのマストは船が小さいせいもあるだろうが
今まで作ったもマストより 圧倒的に細い

これで本当に大丈夫かなと思う

2006/04/24(曇り)

船首部分

床材にエポキシフィレットを付け
船首デッキの部品が付く部分を補強板で埋める
バウパルピットやバウチョックやクリートの来る位置である

デッキビームと船体のつなぎ目シアーの位置には
ニーを接着した
これにも今日エポキシフィレットを付けるつもり


2006/04/23(霧)

船体中央バラストボルト付近の補強

バラストボルトを止めるワッシャーは
L型ステンレス鋼を使いキールを左右にまたがるようにする

こうするとキールを裂くような横向きの力は分散されて
バラストと船体は圧倒的に強い接合となる

FRPの船もバラストの固定には大型ワッシャーだけの船が多いが
もっとナットにかかる力を分散する方法を使った方がよいだろう

バラスト脱落という事態はヨットにとって致命傷となる


2006/04/22(曇り)

船尾部分のフィレット付け

トランサムや左右の繋ぎ材に大きくフィレットを付けた

写真の赤茶色の部分で
低粘度エポキシにマイクロバルーンとアエロジルを入れて作る

ただエポキシ接着をするだけより圧倒的に強度が増す
エポキシ接着のみだと
破壊試験をすると接着面から破壊されることが多いが
フィレットを付けると
接着面でなく材料破壊がおきる

ウエスト工法の最重要要素がフィレット付けである


2006/04/21(晴れ)

サンディング
ラストリムーバー
サンディング
拭き取り
シーカプライマー
インタープロテクト
マイクロバルーンエポキシパテ
インタープロテクト

と言う順番で バラストを片面仕上げた

結構手間のかかるやり方だが
鉄バラストの表面仕上げはこの方法が今のところ一番良い

今日は引き続き船内部品などの接着をする



2006/04/20(晴れ)

湿度が一気に下がっていたので
昨日は接着とフィレット付けを出来るだけ沢山こなした

バラストボルト穴にも下側にガムテープを貼り
低粘度エポキシを何度も染み込ませる

バルクヘッドが少ない船なので出来るだけ大きいフィレットを付けた

スパローのマスト中ぐりも少し進めた

昨夜も雨で今は強風が吹いている
今日はエポキシを使う仕事は出来ない


2006/04/19(曇り)

フロアー材やバラストワッシャー左右繋ぎ材の
水通し(リンバーホール)を接着前に塗っているところ

接着してしまうと見えなくなり
低粘度エポキシを塗ることが出来なくなるので
先に塗ってから接着する

久々にエポキシが使えるので船内のバルクヘッド等
今まで接着待ちだった部分を一気に接着

スパローのマストは工房1階に下ろしたが
せっかくの接着日和なので全く手を付けることが出来なかった

マストの中ぐりは雨の日の仕事にする


2006/04/18(曇り)

13フィートディンギー スパローのマスト
雨が上がり湿度が急降下したので接着

6メートルのマストにおよそ80本のクランプを使用
中ぐり前の左右半分ずつのマスト材をエポキシ接着

場所は工房二階のマスト接着用に準備したH鋼の上
今まで作った木造マストはみんなこのH鋼の上で接着している

他のやり方もあるが腰を曲げない高さの
真っ直ぐなH鋼はマストを作るときには絶大な威力を発揮する

今日は工房下に下ろして中ぐりにかかる
中ぐりをしてパイプにした方が重量当たりの強度は強くなる


2006/04/17(晴れ)

ワイヤーブラシと
ラストリムーバーと
シーカプライマーで
バラスト表面のサビを取り 加工前の処理をしている

鉄のバラストは結構難しい

海水が侵入すると表面全体が浮き上がる

傷が付いて一カ所が錆びても損傷がその部分だけで
他に広がっていかないような処理をしないといけない


2006/04/16(晴れ)

今朝は久しぶりの晴れで気持ちがよい

船台枠上に乗っているのは右が造り貯めていたドッグハウスビーム

写真真ん中はデッキフレームとハルとをつなぐニー

今日は湿度が今年最高の89%まで上がった

のんびり花丸に乗って湿度が下がるのを待つことにする


2006/04/15(雨)

毎日のように雨が降り仕事がストップ

マイクロバルーンエポキシパテで盛りつけをしたトランサムに
あて板を当てたボードサンディングをする

高いところはみごとに削り落とされ
低い部分がはっきりしてきた

雨が上がったらもう一度パテ盛りをして平滑な面を作ることにする

エポキシを使えないので次に進めないというのは困ったものだ


2006/04/14(曇り)

鋳鉄のバラストが届いた

鋳造会社が木型も一緒に送り返してくれたが
割方なのに歪んでおらず全くそのままのコピーという感じ

運送中少し雨に当てたようでサビが浮いた部分がある
洗浄剤でサビを取る必要がある

梅雨入りかと思うくらいしばらく雨が続いたので
全く湿度が下がらず
接着をしないと次に進めない仕事ばかりになり
昨日は仕事を休んでしまった


2006/04/13(雨)

雨続きでデッキビームの接着も出来ていないのに
ビームを切りかいでデッキロンジを入れた

雨が上がって湿度が下がったら一気に接着するつもり

今朝も小雨が降っている

船内に関する作業を始めたというように湿度が下がらない日が続く

今日はバラストが到着する予定

バラストやスケグやラダーの固定は
船の性能に関係のある一番大切な仕事だ

 


2006/04/12(曇り)

船体中央バラスト部分の左右繋ぎ材

合計7本のバラストボルトに会わせ
キールをまたいで左右をつなぐようなL型鋼のワッシャーを入れる
そのためのベースを作っている

大型ワッシャーくらいでは
キールをこねて割り バラストが抜け落ちる可能性もあるが
左右の船体をつなぐようなL型鋼をワッシャーとするならそんな心配はない

アマチュアビルダーが考え出したやり方だが
素晴らしいアイデアだと思う

FRPの船もこうすればキールの脱落事故などは無くなるだろう

 


2006/04/11(雨)

右端が工房奥の入り口扉
入ってすぐの所に5馬力の船外機を立ててある

船外機を手に入れるのはまだ早いのだが
現物でエンジンベットの上下と
プロペラの位置を会わせる必要があったので買った

プロペラの位置と舵板のかねあいも大切だ

2サイクルエンジンから4サイクルになったからか
昔よりサイズが大きくなったかなと思う

 


2006/04/10(雨)

船台を持ち上げて4隅にコマを入れ船を水平に据えた写真

昨日は日曜日なので休んで一人で花丸に乗った
なるべく頻繁に出航できるように
前後のクリート4箇所をクリート結びをしなくても良いようにした

フェンダーは下の部分をロープで縛り一気に上がるようにしてあるし
後はセールカバーをかけるのが面倒だなと思うくらいか

紫外線のことを考えるとセールカバーは是非とも必要だ
もっと簡単にバサッとかけたら終わりと言うようなのが良かったかと思う

台風に備えて準備するときだけ
ロープで上からぐるぐる巻きにすれば問題ないだろう

今日は雨で接着は無理だ
さて何をしようかな

 


2006/04/09(晴れ)

キールを挟む左右の繋ぎ材に
リンバーホールという穴を空けた

もしも水が入った場合
リンバーホールを伝わって一番低いところに溜まる
それをスポンジで排出する

床を超えるような大量の水が入れば
ビルジポンプを使っての排出だろうが
少量の水の時には
一区切りごとに出すのは面倒なものだ

最近のビルジの浅い船は
コップ一杯の水でもすぐに排出しておかないと
ヒールの度に船内船側を駆け上がり
船全体を濡らすことになる

 


2006/04/08(晴れ)

昨日は今までに造り貯めていたバルクヘッドや
キール左右繋ぎ材や
デッキビーム材を仮に入れてみた

船台の上に乗った中身のない船穀だけの船は
横幅を広げてしまうのでベルトで3箇所を締めて
その部分に入るバルクヘッドを仮止め

圧倒的に沢山の接着箇所が出来たが
今朝も湿度が高いので接着は出来ない
天気の変わり目の風が吹いているので
明日以降は湿度が下がるだろう

 


2006/04/07(晴れ)

スパロー13フィートディンギーのマスト制作

今造っている6.6メートルのオーナーからの依頼で
スパローのマストを受注した

6メートルという長さの材料は手に入らないので
スカーフ繋ぎで長手方向を繋ぎ足し6メートルの材にしたところ

船体の方は自作で既に出来上がっているので
大急ぎでマストを造る必要がある

今日は雨上がりの朝で湿度が高く接着は出来ない
湿度が下がったら一気に左右半分ずつのマスト材を貼り付け
中ぐりにかかるつもりだ

 


2006/04/06(晴れ)

5馬力ロングの船外機が来て
右舷トランサムに補強合板を造った

船外機取りつけベットは上下する事が出来る
丈夫なものにした

チルトアップしたときに取り外しが楽で収納に手間取らない
と言うのも大切なことだ

気楽に出航を思いつこうと思ったら
決まり切った仕事をなるべく簡単にできるようにしておく必要がある

船のサイズも6.6メートルなら軽くて
ディンギー感覚で毎日出航しても苦にならないだろう


2006/04/05(曇り)

フロアー材というのかキールと左右の船体をつなぐ材を入れている

フレームレスなので型どりしながら一つ一つ作り出す
結構手間を取る仕事だ

内装をある程度仕上げてからデッキビームを取りつけようと思う
その方が仕事が楽だ

今日は朝から雨だったが昼過ぎの現在太陽が照り始めた


2006/04/04(曇り)


逗子マリーナで40フィートの艤装サポート

関西圏と違い関東の船は大きいのが多い
しかもレーサーもクルーザーも極端だ

松山で工房にこもってずっと木造艇ばかり造っていたので
最近のヨット界の流れを見る機会がなかった

艇が大型化した分
普通の人からますますヨットが遠ざかったような気がする

都会では置き場事情がネックで
金持ちでないとヨット遊びは出来ない
だったら仕事をやめて田舎に引っ越すしかない
定年後の話しだ

 

 

 


過去の日替わり写真

             
             
             
             
             
             
             
             
             
               
               
               

 

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