日替わり写真
2013年07月31日
セールドライブ穴
バラスト後端すぐ後ろに有るセールドライブのドライブを船外に出す穴
これがくせ者で今回の大仕事となった
暗岩にバラストを乗り上げた時にエンジンベットと一体のセールドライブ穴が船体外皮と外れた
この部分で接着出来ているのは上手くやってもほんの20ミリくらいの穴周りだけだったので簡単にはずれたようだ今度は船体とドライブシャフトの通る水溜は積層とパテとで接着した上に
接着面を削っておいて外からも4層積層したエンジンベットから後ろの補強も確実に船体と一体になるように二次接着
そう簡単にはバラスト後ろが凹んだりはしない今度バラストをぶつけるような事故を起こせばバラストの前船体が口を開けるだろう
色々な人に聞いてみたがバラストを当てたことがあるヨット乗りは多いようだ
重りを船底にぶら下げて走っているヨットではよくある話しらしい
確実に自分がいる位置の深さを知って航行すると言う事の大切さを思う
昔と違いデジタルチャートの上に自船位置が出るのだからそれをきちんと見ておく必要がある
詳しいチャートが出ないような簡易電子海図は航海に使用しない事
2013年07月30日
Y-15mark3
ミラベル375の船内床補強を修復している
朝一番に活性炭マスクの吸収缶を取り替え
大げさだが決死の覚悟で船内に入るしたたる汗をぬぐいながらパテを付けては乾かない内に積層していく
補強の逆Uの字を元に戻すのは大変で高さと前後左右を合わせておいて
仮積層で固定しその後船体にL字に2回に分け8層して固定やっている内にだんだん足の置き場が無くなり変な体勢になる
腰痛持ちの僕はすぐに腰痛が出てギブアップ樹脂が硬化する時に揮発するスチレンモノマーという重い気体を扇風機で吹き飛ばすようにしてひとまず退散
昼から又補強の積層にかかると言うことの繰り返しゆっくりではあるが確実に仕事は進んでいる
昨日は16:00工房に帰り仕上がり寸前のY-15mrak3のサンディング
ミラベル船内写真は汗だくの上に手は手袋をしているし頭はあまり働いていないのでよく忘れる
今日は写真を撮ると言うのを頭に置いて船内に入ろう
2013年07月29日
マストカラー
昨日は腰痛と大雨で「花丸」の出港を見合わせた
何もしないで一日中本を読んだり古い写真を見たりのんびりと過ごす
写真はミラベル375スルーマストのマストとデッキの隙間を埋めるマストカラー
雨水が入って腐っていた部分は取り除き
新しくロシアンバーチ合板で12ミリと4ミリをエポキシ接着して足したこれを乾かしてエバデュアーという防腐剤入りの超低粘度エポキシで塗り固めるつもり
今度は少々雨水が浸入しても腐らないだろうさて今日からエンジンベットから後ろの補強を元に戻す仕事に戻る
かがみ仕事が続くので腰痛に十分注意する必要がある
2013年07月28日
切り出した補強
この写真は一昨日のものです
マストステップから前の(写真上側)補強を元に戻した積層上面を
パテで平らにしているところですその上にゴチャゴチャと乗っかっているのは
エンジンベットから後方に取り付ける補強です残り3ピースを固定して取り付け二次接着をすれば補強床板はほぼ完成です
昨日はあまりに腰が痛くなり寝込んではいけないので休みました
実家の東にある皿が峰という山の中腹へ車で避暑にいきました風穴という冷気が吹き出す穴がありヒマラヤの高山植物が育っています
久々に行きましたが涼しくて綺麗な所でした
諒を求め沢山の人達が来ていました今日は日曜日なのに朝から大雨です
松山ピンポイント天気予報では一日中雨が降るようです
2013年07月27日
エンジンベット固定
前後方向には糸を張り
左右方向は真っ直ぐな材木を当ててみて
上下方向はこれも材木の平面に合わせ固定したエンジンベットを二次接着用のビニエステル樹脂で積層補強
前側とエンジンの下と左右は2回に分けて8層ガラスを積層
切断する以前より強くなったと思う積層の後はスチレンガスを飛ばすために扇風機をかけて軟らかく風を送る
昼と夕方と2回仕事が終わった時に活性炭入りマスクを外すと強烈な臭いを嗅ぐことになる
船内に臭いがこもり工房でやる積層と違い圧倒的な臭さですマスクをしていなかったらおそらく数分でギブアップでしょう
2013年07月26日
エンジンベット周り積層
写真の下が船首側
セールドライブ穴の所でエンジンベットと船体を接着した後
最後尾のバラストボルトが出ているエンジン真下の積層開始
エンジンベットと一体になっていた左右の補強を繋いでいる部分を切ったので積層して繋ぎ直すセールドライブの穴も船体外側から内側を繋ぐ積層をした
これはかなり鋭角なので難しいなと思っていたが
僕が内側 真君が外側からローラーを転がし上手く行った真夏の船内積層作業は地獄です
サンディングもとんでもない仕事だったが
積層は活性炭入りのマスクをしても臭いがこもります
外に出て海風に当たると生き返った気分になりますかがみ仕事でおまけに足場が悪い
不自然な姿勢を長く続けているとやはり腰に来ます
そろそろ休憩を取らないと続かなくなります
2013年07月25日
エンジンベット接着
いよいよ昨日が今度の仕事の折り返し点
エンジンベットとセールドライブのドライブを船外に突き出す穴を接着しました補修の最重要部分でこれを失敗したのでは元も子もありません
ガラスマットを3層とビニエステルパテを使い接着
後はエンジンベットの高さを合わせ前後左右を合わせて固定そこまでが朝の仕事で昼からは少しずつエンジンベットを切り取った部分の積層にかかる
この穴も内側からパテを入れて積層したいがそんな構造にはなっていない
接着部分を斜めに落としちょっと難しい鋭角の積層を外からする事にした鋭角の積層ではすぐに空気が入り脱泡が非常に難しいが
積層した上からラップをかけてローラーで押さえれば上手く行く
2013年07月24日
補強下トップコート塗り
写真上が船首側
補強の逆Uの字を固定する下側にトップコートを塗る
この部分はビルジが流れるのでガラス積層の白化を止めるため
この後エンジンベットを入れて高さと前後左右を合わせるがなかなか合わない
増し積層をした部分の何処かが当たっているのと
切り取ったのでセールドライブの穴だけでは直立しない昨日はあまりの暑さに退散したが
今日の朝涼しい内には元の位置に合わせたいと思っている
2013年07月23日
エンジンベット位置合わせ
エンジンベットの4角の高さと
補強としての前後方向の直線と
左右方向直線の繋がりを合わせようとするがセールドライブを外に突き出す穴が少しだけ引っかかりなかなか合わない
削っては入れて定規を当て糸を引いては直線を見る床全面を4層増し積層したのとエンジンベット裏側を増し積層したので
どうしても何処か少しだけ当たっている部分が有るなかなか合わなくて昨日はいったんあきらめた
まだ出来ていないバラスト底後方の深い傷をパテ埋めしサンディングした
2013年07月22日
二段目のスプレッダー塗り
スプレッダー根本が曲がっていたのを
アルミなので熱をかけてゆっくりと元に戻す塗りにバーナーで焼いた跡が残り
サンディングして近い色のウレタンを塗る・
昨日は興居島に5人が集まりアジ釣りの後
握り寿司を作ったもう温かくなったので潜ってジンクやプロペラを確認する人も居た
7月も半ばを過ぎたのに例年だとうるさくてたまらない蝉の声が殆ど聞かれない
魚が釣れ出すのも遅かったしやはり異常気象かなあ等と話す
2013年07月21日
エンジンベットを船内に
船体をMRMR(マット・ロービング・マット・ロービング)
と積層しておいてエンジンベットを入れて見るエンジンベットの部分は補強して重くなったのでアンカレッジ・マリーナのユニックを借りて積み込む
回りの補強高さとエンジンベットの高さが合わない
セールドライブが出る部分が当たっているようだ
前の部分も少し高さが違う
これをきちんと合わせておかないと床が入らないことになるバラストボルト後端の2本は問題無く締め込むことが出来た
2013年07月20日
上段スプレッダー
上段スプレッダーが下方に根本から曲がっている
右側が11度・左が8度根本は10ミリ厚味のアルミ板で200ミリ外の所から溶接して薄くなっている
繋いだ部分から先へ上下から別の薄いアルミをかぶせてある
今は一体ものが殆どだがこの当時はこんな難しいやり方だったようだ
元に戻すためにしっかりバーナーで炙っておいてゆっくりと戻す
炙っておかないとヒビが入って折れるそうだ
2013年07月19日
バラスト外面仕上げ
セールドライブのプロペラが出る穴を残して
バラスト底とバラストと船体の繋ぎ部分と以前のシャフトドライブの穴を仕上げるバラストと船体の繋ぎ部分は樹脂パテで大きいフィレットを付けておいて
硬化しない内にガラスを積層硬化後その表面をパテで仕上げた
高い所をサンディングしては低いところにパテ盛り
の繰り返しでフェアーなカーブにしてその上にゲルコートを塗る船内作業が暑くて堪えられなくなった時の外の作業は
たとえ上向きのサンディングでも日陰で涼しい海風に吹かれ極楽です
2013年07月18日
バラスト前部
切り取ってサンディングしてみたが
バラスト前部に樹脂とガラスが外れて白化した部分は無かった増し張りしておいて切り取った横方向の補強を元に戻し
バラストボルト3本を思い切り締め込んでおいて
元通りに上から積層したその後凹んだ部分にはグレーに色合わせしたトップコートを塗る
これで床板を受ける茶色の部分の平面出しをすればバラスト前の部分FRP工事は仕上がり
ビルジを通すリンバーホールを開けるのを忘れていた
2013年07月17日
エンジンベット
工房で裏側を補強していたエンジンベットを表返し
二次接着のために積層部分をサンディングエンジン取り付けボルト等は補強積層前にボルト穴が埋まらないように別のボルトを刺しておいた
右側の4本ずつのボルトがエンジン前側を支えるボルトで
写真一番左の2本の大きいボルトがエンジン後ろをドライブごと支えるボルト
エンジンはこの3点でエンジンベットに止められている丸い穴はドライブを船外に突き出すための穴で
ここまでは海水が入ってくる
ドライブを差し込む丸い穴の周りにある小さめのボルトは
海水浸入を防ぐゴムパッキンをおさえる金具を留めるボルト右側の四角い穴はエンジンの丁度真下で
ここにバラスト最後尾のバラストボルト2本を留め二次接着でボルト頭を埋めている
2013年07月16日
バラスト内側船首部分増し積層
バラスト前端の3本の留めボルトをマスキングしておいてボルト位置に差し込み
樹脂やパテがバラストボルト穴に入らないようにしてから増し積層黄色く光っている部分はバラスト先端から前の船体外側ゲルコートを削り取った部分
ゲルコートは外側補強が仕上がってから再び塗る
ゲルコートを塗ると光が遮られて他の部分と同じく暗い色に見える様になる積層の後扇風機をかけて樹脂から揮発するスチレンモノマーを飛ばしている
スチレンモノマーは重い気体なので風を流してやらないと樹脂の表面に溜まって硬化を妨げる・
昨日は一家で「花丸」に乗って近くの島へ釣りに行ったのですが
あまりに釣れすぎてその料理や昼食作りを僕がしたので忙しくて一枚も写真が無い朝井さんに習って握り寿司をしたかったが釣れ始めたのは既に山菜ご飯を仕掛けた後だった
「海の広場」 を更新しました
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2013年07月15日
バラスト周り積層
バラスト周りのガラス積層を剥ぎ取り船体が白化していない事を確かめた
元に戻すのに以前と同じではもったいないどうせやるならと
船体とバラストの繋ぎ目に大きなフィレットを付け強度を増したその上にビニエステル樹脂でガラスを4層 積層
積層の後ビニエステルパテで凹凸を無くしているところたとえ上向きの積層でも外の作業は風もあり楽ちんです
衝突で傷ついたバラスト底の積層も元通りにした・
今日は海の日とかで全国的にお休み
ファミリー全員で「花丸」に乗る予定です「海の広場」 を更新しました
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2013年07月14日
船内サンディング
痒い・暑い・臭い
夏の船内サンディングは人間のやる仕事ではないサンダー3台が熱で暑くなるのを順番に入れ替えながらのサンディング
汗が噴き出してもFRP専用のつなぎ服を脱ぐ訳にはいかないバラスト上に乗っていたエンジンベットからコンパニオンウェー階段下までサンディングを終えた
バラスト先端部分の左右繋ぎビームを切り取った所も
3本のバラストボルトを抜いて全面サンディング細かい部分は後からするとして大まかなサンディングは終了した
どの部分にも衝突の衝撃によるFRPの白化は見られなかった
補強の増し積層をしっかりやりながら全てを元に戻すことにする
2013年07月13日
エンジンベット裏側増し積層
元々シャフトドライブのエンジンベットだったものを
切り取ってセールドライブ用のエンジンベットを埋め込んであった衝突の衝撃でセールドライブ用エンジンベットの繋ぎ目にみんなヒビが入った
二度と手の届かないところだから裏返して繋ぎ目を裏から繋いで積層接着
これで以前よりも大分強度が増す一気に積層厚味を上げると熱で焼けるので今日もう一度ヒビの部分を増し積層する
これを以前と同じ場所に同じ様に固定する方法を考え中
暑くて暑くて考えが進まない
2013年07月12日
船内補強サンディング
船内の補強を元に戻す前に接着積層部分をサンディングし始めた
工房でのサンディングでは
サンディングの粉をオバキュー集塵機で吸わせ
風の流れを扇風機と吹きつけ引き抜きブースで作るのでそんなに苦痛ではないヨットの中でのサンディングは送排風機で吸わせはするが
それだけではガラスの粉が舞い上がるので
FRP専用のガラスの粉を通さないつなぎ服を着る
ガラスの粉は通さないが空気も通さないので暑いことこの上ない真夏に完全防備でのサンディングは1時間が限度
何度も休みながら次の場所へと移動
だんだんサンディングを済ませた面積が多くなって居る
2013年07月11日
船外バラスト前部
バラスト周りをサンディングしてみた
バラスト前端にも後端にも樹脂とガラスが剥離した白化は見られない
今度の暗岩とバラストの衝突事故で
バラストの前にぽっかりと口が開いたように見えたのは二次接着が外れた部分バラスト後端から後ろ1.5メートルくらいが凹んだのはその部分の補強が衝撃で船体から外れた事による
海水は何処から船内に浸入したかというと
セールドライブの海水溜まりと船体が外れた事によるヒビからインナーモールドの下に入った後付けのセールドライブ
エンジンベットも二次接着が完全ではなく周りにヒビが入ってエンジンが動いているバラスト前の補強とエンジンベット再取り付けとバラスト後の補強を入れ直すのが今からの大仕事
あまりに暑いので船内の仕事は明け方にやろうかと想ったりする
2013年07月10日
船内バラスト前部
補強の逆Uの字を切り取り船内側からバラスト前部が見えるようにした
二次接着で補強を船体に止めている部分にあるボルト頭を掘り出した
まさに土木工事のような道具を使いFRPの積層を剥がしていく沢山作ったケヤキの矢を打ち込んではFRPを剥ぎ取る
ボルト頭を積層したのは何故か
おそらく周り止めのためだろうがハマタイトががっちり入っておりそう簡単には回せない
ボルト頭の積層は必要なかったと想う昨日もとんでもない暑さで船内作業は熱射病寸前
1人で倒れ込んだら終わりだろうから真君がいてくれるのは助かる
2013年07月09日
ディーゼルエンジンと船外機
先日アンカーラインが切れて船首部分を岸壁に当て修理した「ながと5」
1GMディーゼルエンジンと船外機と2つのエンジンを備えている
27フィートで1GMだけだと5ノット出ないそうです
それで船外機と両方だと6ノットを超えると言うことでした所が船外機新しいのを買ったら前のエンジンベットに乗せられなくなった
今までの船外機は2サイクルエンジンで新しいものは4サイクル
同じ馬力でも随分頭が大きくなり引き上げて前に倒しプロペラ部分を海から離しておくことが出来ないと言う事で船外機のエンジンベットを取り替えることになった
来週には乗って帰るそうです
しまなみ街道の四国側 波方と言う所から来ました
来島海峡のすぐ手前なので機走能力が必要です
2013年07月08日
バラスト先端と後端
バラストと船体取り付け部分はそのままだと必ずヒビが入る
目に見えるヒビ自体には問題はないが見栄えが悪いのでガラス樹脂で積層していた
この二次接着も前後が衝突の衝撃で剥がれかけていたのをノミとケヤキの矢を入れて無理やり剥がしてしまう
先端部分は二次接着が大きく口を開けいかにも船体が割れているように見えていたが
それは二次接着の部分だけで船体そのものは割れていない結局衝突後に海水が入っていたのはセールドライブのドライブベットと船体が外れて出来た隙間からだったようです
バラスト先端の方には樹脂とガラスが剥離して真っ白になる白化部分も殆ど無いように見える
写真で白く見えているのはゲルコートの色です船尾側の方はセールドライブの穴があるのでその穴から前がどうも怪しい
・バラストボルトを抜くための大型レンチボックス19ミリ角・37ミリ
松山であちこち探したがホームセンターにも大型工具店にも売って居らずネット注文した
外すのは無理やりスパナで外したが締めるのは大型レンチの柄に鉄パイプを入れて
これ以上締まらない所まで締め込む
2013年07月07日
送排風機
ミラベル375は船内FRP工事が主な仕事なので
送排風機という機械に300ミリ蛇腹を付けてサンディングやカットのFRP粉を外に排出するそのまま排出するとFRPの粉でその辺りが真っ白になるので
排出口にはシーツで作った袋を取り付けた袋の中には粉がいっぱい溜まって下の部分が重くなっているが
送られてきた粉混じりの空気は上手い具合に布地の目から抜けている昨日はバラスト周りの船体への二次接着を外から剥がした
海水が入って鉄のバラストが錆びているが
鉄バラストをFRPでコーティングしたものは接着が剥がれた部分はそうなる今度はもっと大きなRを付けてから二次接着をしようと考えている
バラスト前端にも後端にもそんなに大きく白化した部分は無い
他が動いて衝突の衝撃を逃がしたようで
スポットで力を受けてガラスと樹脂が剥離してしまった白化現象は非常に少ない
2013年07月06日
外から見たバラスト後端
バラスト後端も船体とバラストが当たっている部分への積層が剥がれかけている
バラスト後端の直ぐ後に見える長方形の穴がセールドライブのプロペラが出てくる穴
写真中央部に見える穴は以前シャフトドライブだった時にシャフトが通っていた穴で
今回その上の二次接着部分をはつり取ったので穴が開いてしまった
今度は内外から積層接着して完全に塞いでしまうバラストボルトはみんな上からオーバーレイアップをして見えなくなっていたのを
二次接着積層をはつり取って後端バラストボルト2本を抜いてみた防水材として昔使っていたハマタイト(横浜ゴム)でボルト止めしてありなかなか抜けなかった
おそらくここ20年以上ボルトを抜いたことは無いだろう
今回はシーカフレックスで留めることにする・
FRP用の風を通さないつなぎ服での船内作業は実にサウナ風呂状態
大量の汗をかき昼までと夕方と2回作業着を替える
体重も丁度ダイエットに最適でどんどん落ちてきている
ビールを飲む前 昨夜の体重は63.9キロでした仕事が終わって手伝ってくれている三男 真(まこと)君と飲むビールが最高に美味い
2013年07月05日
二次接着積層取り外し
写真手前側の四角く白くなっている部分に補強の逆U字ハットを留める積層がされていた
補強を切り出した後ケヤキの矢を作ってたたき込み二次接着した部分を剥がす
良く引っ付いていて剥がすのは一苦労だった剥がした後そのままひっくり返したものが写真上の白い四角
丁度剥がしたものと剥がした跡の間に以前シャフトドライブだった時のシャフトの通り道が見える
シャフト穴は単純に樹脂を流し込んで埋められていたこの部分を剥ぎ取る時に後から入れた樹脂もはずれて船底に穴が開いた
きちんと積層して埋める事にする船尾側から汚れた補強跡をサンディングしてきているが今のところ今回の衝突による樹脂とガラスの剥離現象は見られない
船体が白なので船底も白色ゲルコートになっており白く見えているが樹脂とガラスが剥離した白化ではないバラスト最後端のバラストボルトを抜いて汚れをサンディングしてみれば何処まで白化が進んでいるか見えるはず
この調子だと想ったよりも船体FRPの状態は悪くない気がする
もしかするとバラスト先端部分の船体FRPと後端部分のFRPが傷んでいるだけかも知れない
インナー補強と船底が剥がれたのでバラスト後端部分が1メートル角くらい大きく凹んだと考えられる
今日は最後尾のバラストボルト2本を抜く事にする
2013年07月04日
床下補強
写真上が船尾側
細切れにして切り出した床下逆Uの字型の補強です大きく四角に分かれていますが船体に触ることが出来る部分は良く二次接着されているのに
逆Uの字の立ち上がり面はサンディングもして居らず殆どの部分で接着出来ていません逆Uの字から出ているフランジ面には船体との間にパテが入っていますが
これもパテが少なく船体に届いていなくて接着の役目を果たしていませんエンジンベット部分は後からセールドライブに載せ替えたようです
型から起こしたものではなく手作りで後からの積層です
以前のエンジンのものだと想われる必要のない穴が写真左に3箇所開いていました
セールドライブとエンジンの取り合わせは切り取ってもう一度入れ直したらずれてはいけないので
切り取らないで一体で取り出しました取り付けた時には出来なかった裏面からの補強をしっかりやって元に戻すつもりです
エンジン真下の四角に積層接着したFRPをサンディングして落とすと
バラスト後端の留めボルト・ナットが2本出てきました
このナットを取り外してどのくらいの部分が衝突の衝撃で白化しているのか見てみます「海の広場」を更新しました
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2013年07月03日
雨の日は磨き
雨が降ると
Y−15mark3を仕上げるために磨きをする
低粘度エポキシなので硬くて磨きにくい船体内側船底のバテンを沢山入れた底板は工具が使えないので手でサンディング
スノコやティラーやティラーエクステンションはエアーサンダーでサンディング出来るので楽
今日はいよいよ「K&K2」を下架します
時々松山に来られていましたが初めて2ヶ月も松山に居ました
台風シーズンに入るので九州へは向かわず一度大阪に帰るそうです改めて秋になったらクルージングに出ると言うことでした
2013年07月02日
ノミが折れた
ミラベル375FRP補強を切り出すためにサンダーの刃が入らない角の部分は
ノミと中ハンマーで切る
鉄工ヤスリで作ったノミが折れてしまった普通の大工用のノミだと刃が硬すぎてFRPに使うとすぐに割れたり欠けたりしてしまうので
鉄工用の細目巾広のヤスリをグラインダーで形を整えFRP専用ノミにする
刃が欠けようが割れようが惜しげ無く使えるのでFRP作業には重宝する
今度の物で3本目だったが折れてしまったので金物屋さんにヤスリを買いに行って作る事にしたあまりに長すぎるので200ミリくらい残して先をライトカッターで切る事から始める
後は冷やしながらグラインダーで削ってノミの形にする
前のノミ柄にぴったりと収まった良く遊んだ さて今日からミラベル補修に専念します
2013年07月01日
スポットクーラー
ミラベル375船内FRP作業はあまりに暑いのでスポットクーラーを着ける
マストを抜いた穴から蛇腹を延長して冷気を送り込むキャビン中央スカイライトハッチから送排風機の排気ダクトを入れ
FRPカットやサンディングの粉塵を吸い出す全体を銀色の太陽光を遮るシートで覆い
なるべく熱がこもらないようにした昨日は休みで「花丸」に乗ったが遊びに忙しくて写真を撮るのを忘れた
今日は11年目の母の命日で仕事は休みにして父に会いに行く
明日は「K&K2」の石田さんが大阪から出航準備に来られる予定
後はミラベル375に集中して出来るだけ早く元通りの強度に戻そう
想ったより強度を失って白化している部分が少ないのが救いだ
過去の日替わり写真
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