日替わり写真


2013年12月31日

木工小物の塗り

木工部品を工房に持ち帰ってサンドペーパーで研いてウレタンクリヤーを塗る

他には取りつけ部品を持ち帰り取りつけることが出来る様に加工

今日はいよいよ大晦日で長男の真澄人君と真君が友達と餅つきをするそうだ
今までは餅つきというと僕たちが主体で準備したり片付けたりして居たが
もう子供達も大きくなったので僕たちは見ていると言うことにした

今年は良い年でしたか

来年こそは皆さんにとって良い年になりますように・・・


2013年12月30日

入り口階段部分

昨日から冬休みという事にして「花丸」で出航しようとしたが
あまりに風が強くて一人では出航も入港も難しそうなので出なかった

船内でエンジンスタート専用バッテリーのボルトメーターを取りつけた
ついでに船内暖房のテストもしたがあっという間に暖まった

家に帰ってからやはり気になる「PUKARI」の入り口部分の木工部品を持ち帰った

桟を取りつけたりウレタンクリヤーを塗ったり細かい仕事がいくらでもある

もうあまりホコリもたたないし汚れることもないだろうと船内全体のマスキングシートを取り除く

エンジンに関してはいよいよ細かい部品取りつけや調整の仕事が主になってきた
それとバラストのフェアーリングとオズモシス対策を終わらせたら全て終了と言う事になる

そう工房に預かっているPUKARIの備品積み込みやメインセールのセットも一仕事だ


2013年12月29日

エンジン部品取りつけ

エンジンの部品を取りつけている

PSSシールの頭に付けたプラスチックの箱は
シャフト回転時に最初に一滴か二滴入ってくる海水を飛び散らない様に受ける箱
これがあるとエンジン後ろのカップリングなどに海水が飛び散らないのでエンジン後部は何時までも綺麗だ

手前に見えているのは排気のウォーターロック

向こう側の壁にある白い物は燃料の油水分離器

右から左に通っているのはエンジンコントロールワイヤー2本で
一本はアクセルもう一本はクラッチに繋がっている

後は入り口階段部分の木工と船底のオズモシス修理が主な仕事として残っている
細かいことは色々あるが一応「PUKARI」も目処が立ったようだ


2013年12月28日

エンジンカバー入り口階段

エンジンルーム前側を塞ぐ箱に階段をつけ出入りが出来るようにした

この階段ステップが滑ってけがをした人も居るので足踏み部分にはチーク材を張った

まだ床の受け材が出来ていないし
上フタの受けも出来ていない

そのフタの後ろ壁も固定していない

エンジン部品の取り付けは大分完了
後は電気系統の配線をしてエンジンオイルとロングライフクーラントを入れエンジンをかけてみるとしよう

来年早々にはエンジン据え付けの方は終わりそうだ

天気待ちのオズモシス修理の方が厄介だ
バラストのフェアーリングと三回目のインタープロテクト塗りが残っている

プロペラの防汚材ペラクリンと防蝕亜鉛それに船底塗料を塗ればほぼPUKARIの仕事も終わりとなる
来年早々にはテスト走行をして引き渡しが出来そうです


2013年12月27日

左舷クォーターバース

昨日は雨で朝の内2時間だけ仕事

クォーターバース床板を入れてその上にクッション材を切り出す
これが端が船体内側に沿って斜めなのでなかなかやりにくい

後はエンジンルームの防音材をエンジンルームに潜り込んで内側から貼り付け
エンジンルームへアプローチの扉にも防音材を張る

防音材はコクピット床の裏側に張るのがあるがこれは採寸して後から張る事にした

いよいよ今年も年末が迫ってきた
何をしていたのかはっきりしないまま一年が過ぎたように思う

PUKARIの仕事も先が見えて来た


2013年12月26日

フェザーリングプロペラ取り付け

ダイヤ(直径)330ミリのフェザーリングプロペラをシャフトに取り付ける

僕の「花丸」のときは非常に厄介だったが
PUKARIは真君が手伝ってくれているので手が4本もあり空中で組み立てるのもずっと楽だった

3カ所の点や線の印とアルファベット文字とを本に書いていある表の通りに組み立てると角度が決まる
今まで取り付けてデーターを持っている4艇の角度から
PUKARIは先ず22度から始めることにした

エンジンを最高回転数まで回せてなおかつ巡航速度では黒煙が出ないと言うプロペラ角度を探る
プロペラ角度変更は必ず上架しないと出来ない仕事なので出来れば一発で一番良い角度を得られるとうれしい

フェザーリングプロペラはプロペラ翼の角度を変えて推進効率を変える事が出来る
その上 帆走時には水の抵抗が最小になるように翼を水平に出来る
出来るというか水の抵抗で勝手に翼が角度を持たなくなる

もう一つ重大なメリットはソリッドプロペラよりも後進が良く効く
翼の前端がくるっと180度回転して後進の時にも一番水をかき易くなる翼の先端で水をかく

船型とエンジンとプロペラは非常に難解な組み合わせなので
少々高いが最初からプロペラ角度を2度刻みで設定できるフェザーリングプロペラを買うのが正解だと思う

「花丸」のプロペラは3代目です
最初からフェザーリングプロペラなら一度に10枚以上のプロペラを買ったと同じ事になる
コストも安く必ず船型とエンジンとプロペラをマッチさせ最高の走りを得ることが出来る


2013年12月25日

エンジン固定

いよいよエンジンがエンジンベットに乗った

冷却水取り入れ口も取りつけてレバーがかろうじて開閉できる位置で固定
海水濾し器は配管したが固定はまだ

燃料ホースの配管と戻り燃料の配管は終わった

今日は左舷クォーターバースの縦板を二次接着しようと考えている
明日から又天気が崩れ寒くなるらしいから樹脂を使えるのは今日だけだろう

後エンジンに関しては一つずつ部品を取りつけて行くだけだ
エンジンコントロールワイヤーは採寸して注文した

さあいよいよ最後の仕上げにかかろう


2013年12月24日

パラフィン入りゲルコートを塗る

エンジンベットの切り取って新しく取り付け直したり 積層をし直した左右のつなぎに
パラフィン入りゲルコートを塗る

ラバーマウントの足を止める穴はマスキング用の巾の広いテープでマスキング

今日は確実にエンジンを据えつける予定

エンジンベットをナット一個分下げるための大仕事だった

エンジンが付いたら冷却水取り入れ口(キングストン)を取りつけ
フェザーリングプロペラをセットする

フェザーリング翼角度の基準はマックス回転までエンジンの回転が上がること
巡航回転でエンジン排気が黒煙にならないこと
何度かフェザーリングプロペラの角度を調整する事になるだろう

最初はダイヤ330・2YM15・プロペラ角度は24度かなと思っている


2013年12月23日

エンジンベット上部を元に戻す

10ミリほど下げるために切り取っていたエンジンベットの上部を元に戻して二次接着

エンジン自体が下がって当たりそうになるエンジンベット左右の繋ぎを切って凹ませる

今日は祝日なので昨日から花丸に泊まっていた
去年から始めた船内暖房のやり方をもう一度試してみるため

昨夜はどうもクッキングストーブ(武井バーナー301Aセット)の調子が悪く
何度か点け直しても直ぐに消えた
面倒なのでそのまま寝てしまって朝になり燃料がほとんど無くなっているのに気がついた

何のために一泊して暖房テストをしていたのか解らない

朝は別系統でソーラーパネル充電をしているエンジンスタート専用のバッテリーのバッテリーターミナルを取り替えた
何時も満充電のはずなのに時々カチッとセルモーターのピンが出る音だけでセルモーターが回らないことがある

先ずは太いバッテリーからエンジンへの電線ケーブルの接点を疑った

エンジンがかからなかったことはないが手動は出来ない3気筒エンジンなので
確実にセルでかかる様にしておきたい


2013年12月22日

船内木工

船内に取りつける木工部品を仕上げている

コンパニオンウエーの入り口下にディーゼルエンジンが少しはみ出しているのを
ステップ付きの板で覆うことにして小物部品として木工をしている

ほとんど出来上がったがまだ少し塗りが終わっていない

エンジン据え付けが終わればこれらの部品を持ち込んで取りつけることになる

内側には防音材を貼り付ける

左クォーターバースへのアプローチと
ギャレーストーブのちょうど前なので一番下のステップは斜めに落とした
このステップに腰掛けてクッキングも出来るだろう

後一番問題なのは船体に大量に発生していたオズモシスの最終処理にエポキシを使うが
エポキシは冬場の仕事には向かないと言うことだ

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2013年12月21日

エンジンベットを低くする

エンジンベットをナット一個分低くするために上の部分を切り取った

原因は解っているのだがこんな事になればエンジンベットを下げるしか方法はない
エンジンはラバーマウントの高さも計算に入れぎりぎりで設計されているので
ナットを一つ外せばそれで済むというようなものではない

写真のエンジンベット頭に罫書きを入れて黒いマジックで印を付け
今からカットする

昨日は大荒れの一日で仕事を休みにした

漁師さんが言っていたがこんなに時化が続く12月は珍しいそうだ
出漁していても天気が急変し慌てて帰ってきたら時化が何日か続くと言う事の繰り返しだという

外仕事の時は昨日のように霙や大風は困る
今日も昼から雨風の予報が出ている

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2013年12月20日

オートパイロットST2000

ティラーオートパイロットST2000の壊れて倉庫で眠っているものがあるというので
Snow Goose の山本さんに頂いた

「花丸」でニュージーランドへ行ったとき予備を持って行ったのでかろうじてセーフだったが
サイパン入港時に過負荷で警報音が鳴っているのを聞き逃し一台は壊れてしまった

ウインドベーンがあるとは言えオートパイロットがなければ微風の日はずっと手でティラーを持って操船することになる

けっこう高い値段なのに過負荷がかかると電源を切る装置とかが付いていない

壊れたら何時も隅田さんが直してくれる
弱電にめっぽう強くて機械にも強い僕の隣の船のオーナーです
もちろんニュージーランド航海で壊れた物は基盤の部品を取り替えて直してもらい現在そちらの方を予備にしています

隅田さん曰くオートパイロットを収納するときプッシュプルバーを中央で止め引き込み一杯にしないこと
バーが出るときも目一杯出さないことだそうです

「瀬戸一丸」の野中さんはオートパイロットが警報を鳴らすような過負荷がかかると
その前にテンパールスイッチを入れてありブレーカーが落ちるようにしているとのことでした
何アンペアーのブレーカーがよいのか野中さんに聞いてみようと思っています


2013年12月19日

プロペラシャフトとシャフトブラケット

写真左の壁に見えている白い2本のベルトは燃料タンク固定ベルト

中央下にマスキングしてあるのはプロペラシャフトとPSSシール

中央の補強から上に(後ろに)有るのがプロペラシャフトブラケットの船内側
船首尾方向に長い板なので固定すれば前後方向は動かない
後は上下方向に動くのを10ミリの横穴を開けたところに無垢のステンレス棒を通して固定した

これは他の部分とは違いステンレスで出来ているので電蝕予防のため
電線でマイナスにアースを取る

この床部分もパラフィン入りのトップコート白を塗って仕上げた

昨日は一日休んで温泉に行きゆっくしした
今日からエンジンベットを10ミリほど下げる工事にかかる

今日の昼から明日にかけて雨風が強まる予定なので
実際にエンジンベットを切り下げるのは土曜日だ

2013年12月18日

エンジンコントロールパネル

エンジンコントロールパネルをコクピットの前面に取りつけた

コントロールパネルのすぐ前に仕切り板があって後ろの配線が入らないので
仕切り板に穴を開けたが配線が出っ張ってきたのは20mmほどで
別の合板仕切り板を付けて綺麗にカバーできる

エンジンをエンジンベットに乗せてみたが
エンジンマウントに付いているエンジン高さ調整ネジ一個分7mmエンジンベットが高いことが解った

どうしてそうなってしまったのかは理解できたが
さあどうしようかと思案中

今日は一日寒くて雨の予報なので仕事を休んで父と温泉に行く予定


2013年12月17日

インタープロテクト塗り

一昨日に続きインタープロテクトを二回目二度塗り

全体にサッと粗いサンドペーパーをかけ高い部分は削り取った
まだ硬化が進んで居らずこれなら2度目の塗りをそのままやれると判断
二回目の塗りにかかる

今から気温は下がる一方なのでやれる内にやっておく必要がある

いよいよとなれば全体をブルーシートで覆って工業用のバーナーで炙るつもりで居るが
出来るだけ今のままで行きたいと考えている

今日は曇りで明日は雨という予報なので
明日は仕事を休みにしようかと考えている


 

2013年12月16日

晴れたのでエポキシ接着

昨日は晴れて湿度が下がったので日曜日だが仕事をすることにした

朝は布団乾燥機を使って暖房をしながらのエポキシ接着
ずっと作り溜めていた船内小物木工部品を一気に接着した

昼からはアンカレッジ・マリーナへ行ってオズモシス修理の最終仕上げインタープロテクトを船底に塗る
2度塗りだが今回が一回目の塗装

仕上がりの状態を見て3回塗るか4回塗るか決めよう

今日も晴れるという予報なので出来れば2回目の塗りをしたい


2013年12月15日

エンジンベットにラバーマウント取りつけ

コクピット入り口足下の壁にエンジンコントロールパネル取り付けの穴を開けたので
もうエンジンの上で大きな仕事はしなくて良くなり

いよいよエンジンを取りつける準備にかかった

船内にあるエンジン足の部分に角材を挽いておいてラバーマウント4個を取り外し
そのラバーマウントをエンジンベットに取りつけた

見たところ同じみたいだが船首側の2個は船尾側よりも荷重に耐える物が取りつけてあった
ゴムに鋳込んである刻印が船尾は70と船首は100になっていた

エンジンを据え付ける前にこれはしておかねばと言う細かい仕事がいっぱいあり
頭がこんがらがりそうだ
まあひとつずつ片付けて行くしかない

昨日は寒波到来の上に強い西風が吹き寒くて外の仕事はエネルギーを消耗するのを実感した


2013年12月14日

エンジンカバー

エンジンやプロペラシャフトの傾きからエンジンはコクピットの凹みより前に据え付ける事になり
エンジン前面にエンジンカバーが必要になった

船外機のときに着いていた3段のパイプ階段を取り払い
エンジンカバーに階段ステップを取り付ける
まだ接着はしていないがこんな感じに取り付くというので置いてみた

それぞれのステップ間隔はおよそ250ミリで前についていた階段とほぼ同じ

一段目を斜めに切っているのはギャレーや左舷クォーターバースへの出入りの為

左下の穴はキングストン(エンジン冷却水取り入れ口)開閉の為に開けた
もちろんフタをつける

出入り口のステップで滑っては危ないのでこの部分のみチークを張った


2013年12月13日

エンジン計器

ヤンマー2YM15のエンジン計器は回転計が大きく見やすくなった

その他エンジンが動いているときに必要な情報は
回転計の中 中央下側にデジタルで表示され
水温や油圧や発電状況などの情報が切り替えでデジタル表示される

グロースイッチやエンジンスタートなどは右側のボタン

燃料タンクの燃料ゲージは別に取りつけた

僕の「花丸」に積んだ3GM30Fというエンジンに比べ計器盤の大きさは半分くらいです
しかも見やすくなってデジタル化されています

それともう一つエンジンジェネレーターが随分大きくなりました
小さいヨットこそ別の発電機を積めないのだから大きなジェネレーターを必要とすると思う

この計器ボックス上の凹みがある部分に
クリヤーのアクリル蓋に取りつける蝶番のナットが出っ張る
こうすれば計器部分はシール材を回して完全防水にすることが出来る


2013年12月12日

エンジンルーム

「PUKARI」のエンジンルームを作っている

左舷はコクピットの凹み角から真下の船体に向かって仕切りを作り
前側は既にある右舷トイレの壁と左舷の新しく作った仕切りを繋ぐ合板で作った

上下2つに分けて下側の差し板にはキングストンレバーを開閉するための扉を付ける

それぞれ一段ずつの階段を付けることにした

上板と2段の階段で以前と同じ3ステップで船内に入ることが出来る

エンジン冷却水ロングライフクーラントのリザーブタンクと
二次冷却の海水濾し器を取りつける位置が決まったら

そろそろエンジンをエンジンベットに乗せてみようと考えている


2013年12月11日

エンジンコントロールパネル

「PUKARI」のエンジンをグローランプで暖めておいてスタートさせたり
エンジンが回転し始めてからの回転速度を見たり
エンジンの積算使用時間を見たり
冷却水の温度やオイルが適正に回って居るかどうかを見たり
発電機が正常に発電しているかどうかを知る

オプションで燃料タンクの燃料ゲージも取りつける

それらエンジンのコントロールに必要な計器をこのパネルに取りつけ
コクピットの見やすい扱いやすい部分に取りつける

完全防水なら直接コクピットのFRP面に取りつけることも出来ると思うが
計器類は微妙な物なので生活防水くらいではやはり計器を収納するパネルを作る事になる

あまりに凹凸が沢山有るので簡易雌型ではなく雄型から製品を作ることにした
小さい物なので製作に要する時間はあまり変わらないだろう

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2013年12月10日

Y-15mark3

「PUKARI」のエンジンを積み込むのにチェーンブロックが必要なので
デッキ裏側塗りを仕上げる為にチェーンブロックで吊り上げて伏せていたY−15mark3を反転成立させて船台に乗せる

いよいよセンターボードケースと床のクリアー仕上げの部分を塗れば部品取り付けにかかる

部品点数は多いがクルーザーと比べるとなんと言う事は無い

天気予報では今日は朝から雨という事なのでまた父の所へ行こうかと考えている

その前に僕の船の隣のヨットオーナーで弱電屋さんの隅田さんにオートパイロットを見てもらうために持参しよう

昨日も今日も明日も雨らしい最近にしては珍しい
一雨ごとに寒くなっているから今度こそ真冬日の寒さに突入するのかなあ


2013年12月09日

「葉」の予備燃料タンク入れ

「葉」は船尾がスリムなヨットなので予備燃料タンクを船首デッキに置くことになる

それで燃料タンク置き場を作る事になり
12ミリロシアンバーチ合板で作る事にした

仕切っているのは燃料タンクの前にアンカーチェーンとアンカーロープを格納する場所を確保するため
船首アンカーロッカーが無いのでバウアンカーも固定台を作った

真っ直ぐな作業テーブルの上に置いているので解るが
予備燃料タンク固定の箱デッキに接する面はデッキキャンバーに合わせて凹んでいる

昨日は日曜日で朝の内は風も吹き「花丸」に乗ったが
写真を撮るのを忘れていた


2013年12月08日

船底とバラストのフェアーリング

ウォーターライン下にオズモシス対策のインタープロテクトを塗る準備

バラスト左舷側は半分くらいの面積カバーリングのFRPが浮き上がっていたのでビニエステル樹脂で再積層
その他大きくオズモシスが進んでブリスターが膨らんでいた部分はつぶしてサンディングでえぐり取る

凹んだ部分にはウォータータイトエポキシパテを充填
その後をボードサンディングでフェアーリング

いよいよインタープロテクトを塗る寸前まで仕上がった

今日は天気も良さそうなので「花丸」に行こうと思う
僕は仕事も遊びもヨットで他には何もない


2013年12月07日

クォーターバース

下にあるのが左舷クォーターバースの仕切り板
エンジンルームやカップリングやPSSシーリングの点検窓を開けた

上に乗っているのはクォーターバース床板
それぞれに取り外しの指穴を開ける

その上にあるのは物入れ仕切り兼クォーターバース床板支え

真冬のチリチリするような寒さが来る前にオズモシスの修理を終えたいと思い
船体のフェアーリングや
バラストの整形にも労力を割いている

写真を写せないほど疲れたが船内管導材とシャフトブラケット部分の積層も昨日終わった


2013年12月06日

プロペラ シャフトセット

カットラスベアリング入りのシャフト貫通パイプを船体に合わせて斜めにカット

ステンレスのプロペラシャフトブラケットにも船体に突き出た部分に10πの穴を2つ開けた
ステンレス専用のドリル刃を買ったので今までと違い簡単に開けることが出来た

シャフトを通したままでセットしたので狂いようがない

このまま今日は貫通パイプとプロペラシャフトブラケットを船内からパテとオーバーレイアップで固定する

プロペラシャフトは電蝕のことを考えてJCI認定
高澤製作所と三菱伸鋼が共同開発した真鍮の新素材で作った
ステンレスシャフトは何度も電蝕が進んだのを見たことがあり気をつけないと怖い

シャフトブラケットは船内でアースを取り電蝕を防ぐ


2013年12月05日

シャフトが通る穴

50ミリチップ付きのロングホールソーでやっとこの長い斜めのシャフトを通す穴を開ける

船内側の方は先に開けた細い穴が補強の板に開いていたので
簡単にホールソーの軸を固定するドリルが真っ直ぐに刺さっていったが
船体から出る部分ではどうしてもホールソーが切削抵抗で下に向く

そんなにして開けた穴を真っ直ぐに直すために
50πの鉄パイプにノリ付きロールサンドペーパーを巻き付け
内外で前後にサンディングする

何とかエンジンベットから糸を張って納得のいける穴にした

今日はカットラスベアリング入りのシャフト貫通パイプをセットし
シャフトを通してシャフトブラケットの位置決めをする


2013年12月04日

シャフトブラケット

出来上がったエンジンシャフトブラケットに
コックボードを発注して
回転しないように6角レンチで締め付ける特殊なボルトを買いに行く

船体の方は丁度良い位置と角度が決まったら
支えているステンレス板に穴を開けステンレス丸棒を2本差し込んで船体に積層する

横方向のぶれと縦方向の固定を狙っている

量産艇は金型を作って特殊合金の鋳込みでフランジ付きのブラケットだが
PUKARI一艇の為だけにそんなことをすると偉く高いものになるので
今回は僕が寸法入りの絵を描いてこんな感じで行く

昨日はこれだけのことで半日以上かかった


2013年12月03

PUKARIプロペラ

PUKARIのプロペラが届きました

右からカップリング
25ミリシャフト
真鍮 50.8X350 スタンパイプ 軸25φゴムメタル入り
そしてD=330フェザーリングプロペラ

これらが巧く設置できたらエンジンの積み込みにかかります

その前にエンジンに関するあらゆる部品の設置場所を決めておかなければいけません

今日はこの写真に不足しているシャフトブラケットを入手します
シャフトブラケットの中にもカットラスベアリングを入れる必要があります


 

2013年12月02

「葉」で御手洗(みたらい)へ

昨日は朝井さんの魚料理を求めて興居島へ

釣って生けすで泳がしている鯖のせごしという薄いぶつ切りの刺身をご馳走になる
カワハギの薄造りも肝ダレで最高でした
新鮮なみどりに輝く鰯の煮付けも美味かった

暗くならない内にと逆潮の中広島県大崎下島御手洗に向かいましたが
結局夕暮れを通り越して暗くなってから御手洗桟橋に泊めた

追っ手の風と機走も併用で7ノットを超えて走りましたが
ほとんどはオートパイロット任せで楽な航海でした

4年ほど前に出来たという脇坂屋という海鮮料理の店で
おいしい頑固豆腐という本当のにがりで作ったという豆腐を食べました

今朝は快調な寝覚めです


2013年12月01

部品

エンジン周りの小物を作っている最中にエンジンに関する注文部品が届く
全部引っ張りだして検収

PSSシャフトシールが無いのに気がつき問い合わせる

エンジンの排気口は船尾ではなく右舷船側に開ける事になったので
それに見合うスルハルとエルボやブッシュリングやタケノコストレートを船具屋さんに買いにいく
これらは実際に目で見て合わせてみて買わないとまず組み立てる事ができない

どうしてあんなにいろいろなネジの種類や呼び方があるのか不思議だ
世界標準は無いみたいだ

今日から2日ほどクルーズに出る
「花丸」ではなく整備をしていた「葉」に乗せてもらう事になった

オーナーはファーストマリンの社長関口さん
廻航で瀬戸内も何度も通過しているがゆっくりと腰を据えて味わった事が無いというのでご案内


 

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