日替わり写真
2016年01月31日
チーク材成形
昼までは雨が降ったり止んだり
風が強くて出かける気になりません
バルチック40のジブシートレールをカバーしていたチークバテンを持ち帰り
合わせながら新しいチークバテンを作りました
出来上がった物の角を落とし見える面をサンディングです
斜めになっているのと細くて曲がるのでサンディングに機械が使えません
仕方無く久しぶりに手でサンディングしました
・
昨日は僕達の長男 真澄人君の誕生日でした
僕達が29歳の時に東京都大田区で生まれました
月日はあっという間に過ぎ去り真澄人君も35歳のいいおじさんになりました
2016年01月29日
一日中雨
一日中雨が降りました
気ばかり焦って何も出来ない一日でした
工具は持って帰るのも面倒なのでドジャーの下に入れました
こうしてみるとドジャーは必要ですね
雨からも飛沫からも寒い風からも乗組員を守ってくれます
このバルチック40にはドジャーが2つあります
船室入り口がマストの近く(船の中央)当たりにありコクピットは最後尾です
その間をメインシートトラベラーが仕切っています
どうしてそんな設計になったのか不明ですが
出来れば普通のヨットのようにコクピットから直ぐに出入り口というのが理想ですね
そうなっているのは全体的な強度やエンジン配置の関係かなと思います
2016年01月28日
チークデッキ
雨が降りそうなので13:20まで頑張ったがついに雨でストップした
写真は降り始めた雨の痕がついたデッキ
シブシート引き込み位置調整用のレールを左右から保護している三角のチーク材
取り外したら木ネジだけではなくエポキシ接着との併用だった
チークデッキがデッキ洗いでこすれて4ミリくらい凹んだので
保護材の部分だけが盛り上がっている
チーク材の接着はたとえエポキシを使ったとしても非常に難しく半分は接着出来ないと考えた方がよい
チーク材はチーク油を含んでおり接着には向かない
だから腐りにくく紫外線にも強くて雨風にさらされるところでも長持ちする
ジブシートリーダー保護材があった下のエポキシをノミを直角に立てて刮ぎ取る
あっという間にノミの刃が丸まってしまい午後から全部のノミを研ぎ直す
・
毎朝夕 ラダーブレードのオズモシスを擦り込んだ凹みを水洗いしては乾かす
あの強烈な臭いもしなくなった
2016年01月28日
チークデッキ シーム
今日から雨だと言うので昨日は一日中チークデッキシームの補正をした
巾を揃えて上から切り込んでおいてシーム部分だけ幅の狭いノミで掘り取る
けっこう細かい気を遣う仕事だ
チークデッキを擦りすぎてシーム部分が盛り上がりところどころ無くなってしまったところがある
凹ませておいて両端にマスキングテープを貼り
凹んだ部分をアセトンで脱脂してから黒色シーカフレックスを注入
今日から雨だと言うのでジブシートレール両側にあったチークのカバーを取り外し
新しいチーク板から作り直すことにした
あまりにも磨り減って止めている木ネジ頭を凹ませることが出来ない 新しく作るしかないと判断した
2016年01月27日
Yannck
http://ikegawa-yacht.com/20uminohiroba/umi50.html
フランス人ヨット乗りYannckさんが71歳で亡くなった
白血病になって20年間骨髄移植も無しに良く生きたと思う
僕達が最初に会ったのは僕が26歳の時マルケサス諸島でだった
その後彼女は日本に来て4年間日本に滞在した
日本人の知り合いもたくさん居るのでその事を知ったら悲しむ人も多いだろう
僕にヤニックさんが亡くなったと知らせてくれたのはニュージーランドでヤニックさんの家の近くに住む日本人浪岡良徳さん(ヨシ)だった
(昨日ニュージーランドへ30分ほど電話して彼にヤニックさんの最後を聞いた)
僕が「花丸」シェークダウンの行き先をニュージーランドにしたのは彼女がニュージーランドに住んでいたからだ
彼女は1970年代の最も優れたヨット乗りの一人だろう
彼女ほどのヨット乗りを僕は知らない
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211 WEST-2
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2016年01月26日
Teak Wonder
昨日は沢山の人からステンレスクリップに関するお知らせを頂き感謝します
日本の特許だそうです
手に入れるところは漁業組合の購買部かな?
先日から寒波が関西方面まで南下し
雪が降ったり強烈な西風が吹いたりします
風邪を引いては何にもならないのでしばらくはラダーのオズモシス削り部分を朝夕水洗いだけにしていました
寒波が行き過ぎればデッキシームの彫り込み
黒色シーカフレックス注入・磨きだしを終わらせ
写真のTeak Wanderでチークデッキを洗って蘇らせたいと思って居ます
少なくともデッキ表面に出ていた皿木ネジはみんな抜いたので素足で歩いても怪我をすることはないでしょう
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2016年01月25日
集魚フラッシュライト
週末は寒くて大荒れという天気予報なので何所へも行かず家で過ごす
上の写真は魚を集める為の集魚灯です
単三乾電池が入っています
夜だと非常に明るい閃光が出ます
水中600メートルの強烈な防水仕様です
海底600メートルというと昼でも光が届かず暗いそうです
外洋航海の時にフラッグラインでメインスプレッダーの下に吊します
航海灯よりよほど目立つでしょう
外洋で一番恐ろしいのは本船です
本船のブリッジでワッチしている人にここにヨットがあると言うことを知ってもらうのが一番大切です
赤灯・青灯・前照灯・船尾灯という自分の船がどちらに向かって進んでいるか
等と言うことはスピードの速い本船にとっては全く関係のないことだと思います
このフラッシュライトの取り付けに使う漁師さんが多用する安全ピンのようなステンレス金物
誰か名前を知っている人が居れば教えて頂けないでしょうか
非常に便利なフックなのです
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209 オズモシス
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2016年01月24日
コーキングやり直し
右舷デッキのコーキングが無くなった所
ノミで溝を彫り込んでコーキングを入れ直しています
シアーライン側があまり傷んでいないのはスピンポールを常時固定していたためです
スピンポールの下だった部分だけ埋め木も残っておりデッキ磨きがあまり出来なかったのかチークも凹んでいません
細かい仕事でずっと屈みっぱなしなので腰痛がいよいよ危ない段階です
昨日今日と天気が良くないという予報なので父と一緒に温泉へ行くことにしました
実家近くの桜の湯です
暖まってそのまま帰り昼寝をしました
逆さぶら下がりをしたり背中にローラーをかけたり肩たたき機を使ったり
寝込んでしまわないように用心しています
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209 オズモシス
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2016年01月23日
チークデッキコーキング
船首ハッチに続いてコーキング剤が外れてしまった部分
ノミで彫り込んで新しくSF-290DC(デッキコーキング剤)を注入しました
ずっと屈み仕事なので又もや腰が怪しくなりかけています
16:00くらいから早くも寒くなったので工房に帰りチーク材を加工する仕事をしました
ジブシートをコントロールするジブレール両側に取りつけていきなり足先がジブレールに当たらないようにするものです
元々取りつけてあった物がデッキ洗いで擦りすぎて薄くなり折れていたので総入れ替えです
長尺物の板から6本の材料を作りました
木ネジ頭を埋めるほどの厚味は無いので取りつけ方法を考えないといけません
2016年01月22日
船首ハッチ
j
船首ハッチの磨り減ってシームが無くなった所を彫り込んで
マスキングをして置いてシーカフレックスSF-290DC(デッキコーキング剤)を注入しました
チーク材が長年のデッキ磨きで磨り減ってしまって溝を彫り込む時に下のFRPが出て来た部分もありました
一番薄いところは3ミリくらいしか有りません
最初は何ミリだったのか知りたいところです
30年くらい前に木ネジ頭を木栓で埋める工法の時にはチーク厚味12ミリは必要と言われていたのですが
この船はそれ以後の接着工法だったのに木ネジを残して居ます
最初からチークデッキの厚味は8ミリくらいしか無かったのでしょう
デッキクリーニングをまじめにやったので直ぐに埋め木が飛んで木ネジ頭が現れたのでしょう
あちこちにシーム補修の痕があるのですが上手くいっていません
シームの補修は後からでは大変な事が解ります
2016年01月21日
ラダー水洗い乾燥
昨日は寒い寒い一日でした
朝一番にラダーの水洗い
埋め木の頭切りをしました
体を動かさない仕事なので寒くて溜まらず早々に引き上げました
夕方再度ダラー水洗いに来た時の写真です
マリーナは連休でしたが何人か人が来ていました
モーターボートの船体をポリッシャーで研いている人も居ました
2016年01月20日
右舷船尾デッキ
昨日はみぞれ混じりの強風で全く仕事はできませんでした
アンカレッジ・マリーナへの海に面する道に波が打ち上げられ
車の窓が潮で白くなりました
船に登る為の脚立を風で飛ばされないように船尾スイミングラダーにロープで縛り付けて船に上がり
揺れてキャノピーにゴツンゴツンと当たっていたブームを固定しました
車で走っていても揺れて怖い思いをしましたが
風であおられて人が吹っ飛んだでは困るので早々に退散です
写真は右舷船尾の方から打ち込み始めた埋め木です
この部分はコクピット側に体を入れて施工しましたが
それから船の前方に向かって後ずさりしながら一列ずつビスを抜いては埋め木の繰り返しです
昨日の強風は台風並みで堀江湾には2隻の本船がアンカーリングしていました
2016年01月19日
オズモシス
ラダーの左右にオズモシス(FRPの癌)発見
オーナーの半田さんに相談すると直して欲しいと言うことなので
早速船底塗料を落としブリスター(海水を吸って膨れた部分)を削り取りました
昨日はほとんど一日ラダーの削りでした
水養生みたいに毎朝 毎夕 水をかけては乾かすと言う事を繰り返して
溶液の濃度を薄めながら乾かすと早く確実に乾かすことが出来ます
木のヨットを造る時の外板に使う板なども水をかけて乾かすと言うのを繰り返すと早く乾きます
木の樹脂分が抜けて早く乾く様です
今度のオズモシスも上架期間をなるべく短くするために出来るだけ早く水をかける所まで進めたかったのです
ぱっと見て解っていたのは左舷3箇所 右舷2箇所でしたが
実際に船底塗料を擦り落とすと左舷には小さいブリスターが沢山あり
右舷には結構大きくなった物や小さいのも沢山有りました
全て削り込んで何とも言えない酷く臭い液体を出して水洗い1回目をやりました
2016年01月18日
左舷埋め木頭を削る
バルチック40フィート左舷デッキの埋め木頭を削り終えました
頭を削るには先ず4ミリくらい上の部分をノミを使って飛ばします
その切れた面の木の繊維がどちら向きになっているかでノミが下に向かって入っていかない方向を見つけ
何度かに分けて残った埋め木頭を削り取ります
木目の方向を見誤ると埋め木頭がデッキ面より低くまで削れてしまい失敗でやり直しです
これだけの数を打って左舷で3個失敗しました
右舷の木ネジを抜き取ってシーカフレックスで接着しながらの埋め木も大分進みました
放置して接着が硬化してから埋め木頭を飛ばします
天気予報では今日から3日ほど強風の上に雨やミゾレで仕事は出来そうにありません
この週末に仕事を進めたのは正解のようです
2016年01月17日
左舷埋め木終了
バルチック40フィート左舷デッキの埋め木がやっと終了した
船尾の狭いところを変な体勢で木ネジ頭のエポキシを取り除き抜き取り
木工キリで下穴を凹ませておいてはシーカフレックスを着け木栓を打ち込む
という作業の繰り返しいよいよ腰痛が始まりだした
寝込むほどの腰痛にならない内に朝夕逆さぶら下がり機で背筋を伸ばす
来週はいよいよ寒波がやってくると言うので吹きさらしの屋外では仕事は進まないだろう
今日昼までは雨が降らない予報なので出来るだけ早くマリーナへ行き埋め木を進める事にしよう
週末も仕事をするのは来週の寒波で嫌でも仕事が出来ない日が有ると思うからだ
2016年01月16日
職場見学会
昨日はえひめ若者サポートステーションと言う所の職場見学会というので僕の工房をお見せしました
ヨット乗りとしてヨット作りとして若者達の質問にもお答えしました
多分普通の人とは大分かけ離れているので参考になったとは思えませんが・・・
仕事をしたいのに職に就けない若者が本当に日本に居るんですね
事情はそれぞれ違うのでしょうが僕達の若者時代は就職難等というのは考えられませんでした
額に汗して働くと言うことは人生にとって大切なことのひとつだと思います
昨日僕の工房に来てくれた若者達が無事に職に就き楽しく生きて行って欲しいと思いました
目標を持って努力してやり遂げるとか
人の評価で報われるとかがきらいでほとんど好きなように楽しく生きている僕ですから若者に伝えることはありません
地位も名誉も金も一切が通用しない(海では技術と智恵だけが有効)ヨット乗りの世界を知った僕には
彼らくらいの若さがあっても就職は無理だろうなと思います
珍しく僕が世間一般に接した1時間30分でした
2016年01月15日
マスト前
昨日は寒かった 鼻水を垂らしながらシーカフレックスを付けては埋め木を打ち込む
ステンレス木ネジの頭 +部分に入った古いエポキシを畳針で取り除いて
インパクトドライバーで抜き取り
木栓を打つためのドリルでチークに穴を開け
それからチーク木栓をたたき込む
細かい仕事だから手袋をすることが出来ない
西風が強くて体感温度は − だと感じた
頑張ったが16:00になるとついに寒くて絶えられなくなり逃げ帰った
風邪を引いて寝込むよりはましだ
帰って直ぐに風呂に入り暖まってから冷酒を飲んだ
アスレチックジムへ行こうという考えは萎えてしまった
2016年01月14日
木締め
昨日は雨でした
時々アラレも降り寒い日でした
そこで一日中工房で埋め木作りです
大量に作りましたがこれだけではまだ不足だと思いますもう一回か二回は作らないといけないでしょう
木工キリで明けた穴に木栓を打ち込むのですが
抜けてはいけないのでぴったりのサイズの木栓をたたき込むのです
そこで木栓の端を木締めして角をつぼめないと入っていきません
昔は木栓を金属の上で転がしながら角をハンマーでコツコツと斜めから叩いて細くしました
僕が思いついたのは右の鉄板と鉄の重りで木締めをする方法です
木栓を鉄板の上に乗せて右手で鉄の重りを斜めに持って木栓の端を締めるように転がすのです
ところが昨日彫金師真澄人君が面白いアイデアをくれました
彫金では小さい金属の板を三次曲面に曲げるのに凹みのある鉄のサイコロと矢坊主という頭の丸くなった鉄でやるそうです
(もちろん凹みのサイズに合わせ矢坊主の頭は大きいのから小さいものまであります)
左にあるさいころのような金床を使って木締めする方法です
写真のサイコロ左端の穴が木栓のサイズにぴったりでした(写真上側に木栓を置いてある穴です)
その穴に木栓を入れておいてハンマーで一撃すれば木締めが出来上がります
左の入れ物に残っているのが一昨日使った残りで
昨日作ったのが右の入れ物の分です
久しぶりに工房で一日中細かい立ち仕事で 寒くて足が疲れました
2016年01月13日
埋め木開始
バルチック40チークデッキの修理を始めました
最初チークデッキの厚味は8ミリメートルだったと思います
今はチークを留めつけた木ネジ頭が出て来て
そのステンレス木ネジ頭よりもチークの部分が凹んでいます
残りのチーク厚味は頭が出る寸前で4ミリ
頭が出て周りが凹んだところは3ミリくらいしか残っていないと思われます
チーク自体は良くFRPデッキ部分に接着されています
最初に埋め木が飛ばないように木ネジ頭にエポキシを入れて埋め木をしたみたいで
先ず+ドライバーの先が木ネジ頭に入るように畳針で木ネジ + 頭に入ったエポキシを取り除きます
その後シーカフレックスSF290iというFRPとチークを接着するためのシーカフレックスを入れて埋め木を打ち込みます
船首ハッチ部分を軽く研いてみるとチークの間に入れた黒いシーカフレックスが無くなた部分がたくさんあります
このシーム部分をどうやって彫り込もうかと思案中です
真っ直ぐでなくシアーに添って曲がっているので簡単にはいきません
2016年01月12日
モーターセーラー
相原さんがオーナーのVITESSE33と言う艇種のモーターセーラーです
初乗りに同乗させてもらいました
普通モーターセーラーというとモーターボートの要素が強い
モーターボートの船型にマストを立ててセーリングも出来ますよと言う船が多い
ところがこの船はちゃんと普通にヨットの船型の上に
大きな窓ガラスのキャビンを付けエンジンが強力だという船です
セーリングを重視して3翼フェザーリングプロペラが付いています
ピッチ角度が浅いので心配していましたが
船尾のスイミングステップを水没させかねないスピードが出ました
7ノットでした
この船の持つ水線長速度ぎりぎりまで出ていると思います
重い船なので3気筒のターボディーゼルエンジンでパワーは十分という感じでした
潮の流れが速い瀬戸内では機走速度は大切です
船内も豪華でオシャレです
今から瀬戸内海のクルージングを充分に楽しむことが出来る船でしょう
2016年01月11日
40 feet
バルチック40が因島からやってきました
チークデッキの修理です
船台が会わなくて3回船台を入れ替えやっと合いました
アンカレッジ・マリーナで一番大きい船台です
今まで上架した船の写真と比べ人が小さく見えます
・
今日はかねてから約束していた相原さんの船に乗せてもらいます
モーターヨットですが今まで僕が見たモーターボートにマストを立てた船と違い
ヨットのエンジンが大きいという感じの船です
三翼のフェザーリングプロペラがついています
走りが楽しみです
2016年01月10日
マストが立った
昨日アンカレッジ・マリーナに行ってみると
「KAZAHAYA」のマストが立っていました
パルピットもスタンションも取りつけてあります
マストが立つとヨットらしいですね
スプレッダーをおもいきり後ろに振ってあります
登りセーリング重視のレース艇みたいです
きっと速いんだろうな
今日はチークデッキ修理の船が尾道市因島からやってきます
昼くらいに入港できるように昨夜は大三島へ泊まったはずです
2016年01月09日
世界の風情報
http://earth.nullschool.net/jp/#2016/01/08/2100Z/wind/surface/level/orthographic=-64.31,-59.74,377/loc=-70.207,-57.029
地球の風・天気・海の状況地図 で4日半先までの風速・気温・等が解ります
安く大量の情報を送ったり受けたりできるネット環境があれば
ヨットの航海にとってこれほど役に立つ物はありません
ところが海上ではインマルサットを利用すると68KB有る上の写真は受けることができない
音声通信で2.4KBの通信速度しかないのです
白黒情報に変換しても51KBもありますこれでは個人が使えそうなインマルサット電話では送ることができません
船長としてはこの画像を見たいのに陸にいる人の目を通して
現在の自船の位置や明日の船位を知らせその時の風はどうなっていると言う情報を言葉で知るしかないのでしょうか
ちなみにこの今朝06:00日本時間の図は 丸印のケープホーン部分で39㎞/時 (10.8m/秒)
あちらは真夏のはずですがけっこう吹いていますね
2016年01月08日
ウインドベーンの先
最後尾トランサムラダーの後ろにステンレスパイプを回してウインドベーンの取りつけ台を作っている
そのウインドベーン取りつけ部分が鳥糞だらけになっていた
一昨日気象庁案の結束バンドの先を天に向かって伸ばしておくという対策をすると
鳥は泊まるところがほとんど無くなり
ウインドベーン水中翼を跳ね上げた先に泊まった様だ
先の尖った物が留まりたい所の近くにあるのを鳥は嫌うようだ
メインマストとミズンマストのてっぺんには使わなくなった釣り竿の先をシーカフレックスで止めている
そして今回の船尾パルピットやウインドベーン固定台への結束バンド
おまけにミズンブームの上にはボートフックを固定してそのボートフックに結束バンドを止めた
僕の「花丸」に留まるところが無くなったせいか隣の船が酷いことになり始めている
2016年01月07日
糞害対策
気象庁の友人に教えて貰った結束バンドを使う糞害対策をしました
ミズンブームの上は結束バンドを縛る所がないので右舷のボートフックをセールカバーの上に固定
それに200ミリメートルおきに結束バンドを締め付け残りの部分を空に向かって立ち上げました
スターンパルピットと最後尾のウインドベーン固定のためのパイプにも結束バンドを止めました
鳥たちは「花丸」のことをトイレだと思って居るのでしょうか
多分そうではないでしょう
あれだけ糞をすると言う事は夜泊まりやすくて安全な所を探して止まっていると思います
人からよく見える船首側には全く糞害はないのです
おそらく夜長く留まっている時に糞も出るのだと思うのです
鳥たちに「花丸」は安心して眠れる所ではないと教えないといけません
2016年01月06日
又もや糞害
堪りません又もやコクピットオーニングの上に爆弾を落とされました
ミズンブームのマスト側に釣り糸の隙間が少しあったようです
昨日気象庁の友人が気象庁の鳥対策を教えてくれました
気象庁には大事な観測機器が沢山建物の高い所にあるそうです
やはり鳥が止まって観測機器やアンテナに被害が出るそうです
結束線を鳥が止まりそうな所にぎゅっと締め付けて縛った残りを上に向けておくのだそうです
鳥は上に向いて尖っている物がきらいなのだそうです
黒色がよいと聞きました
船尾パルピットに今日は結束線を取りつけに行きます
ミズンブームの上にはボートフックを置いてそのボートフックに結束線を巻いておこうと思います
海の広場を更新しました
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2016年01月05日
ドジャー
ドジャーはコクピット前方の風防みたいな物です
前方からの風や雨や波飛沫を防ぎます
真夏の前方からの日除けにもなります
僕のドジャーはハードドジャーと呼ばれるもので折りたたむことができないものです
ドッグハウス上に取りつけたままです
これを友人二人が同時期に自作しようとしています
二人ともヨット自作者です
ステッチ&グルー工法で手っ取り早く作る予定です
合板を銅線のステッチで縫い付けておいて
エポキシパテとガラスリボンで縫い目を止めます
大切なことは全ての面を曲面にする事です
合板はわずかでも湾曲させた曲面を組み立てると平面を組み立てたより格段に強い構造物になります
そしてアクリルを張り付けるのはブチルゴムです
昨日徳田さんに教えてもらったのですが車屋さんがガラスを張り付けるのに使っているそうです
粘土のような黒いひも状のゴムで防水性抜群・引っ付いたら何年も剥がれることはありません
2016年01月04日
チーク埋め木
これだけ食べたら腹が太りそうなほど埋め木を作りました
散らかり放題散らかって時間もかかりました
10.5ミリ直径のチーク材 埋め木です
普通は板に左側にあるキリで穴を開け皿木ネジを締め込んで止めつけ
その後木ネジ頭を木栓(埋め木)を打ち込んで隠します
木目方向を合わせると丸い跡は残りますが綺麗になります
今回は皿木ネジは必要ないほどチーク材がデッキに接着されているというので
木ネジをみんな抜いてしまい水漏れ防止のシーカフレックスで木栓を接着します
2016年01月03
ハードディスクが壊れた
去年からOoenCPNを入れて航海用の電子チャートとして使うつもりだったパソコン
どーもハードディスクが駄目になったようです
リカバリーCDで初めからやり直そうとするのですがリカバリーもできません
パソコンを分解し左端に写っているハードディスクを取り出し
外付けハードディスクとして動かしてみようとしたのですが物が擦れるような音がしてHDとして認識されません
あきらめてヤフーオークションで中古のHDを落札しました
今日お金を振り込み明日か明後日には手に入るHDをラップトップパソコンに組み込み
リカバリーしてウインドーズを入れるつもりです
入ったらOpen CPNをインストールしてGPSを認識させ
航海用電子チャートを入れて航海に使います
なぜ東芝ダイナブックSSを使うかというと古いけれど1.1キログラムと軽いからです
僕はMac党なのでウインドーズのことは解らないのですが
パソコン電子チャートを使い始めて10年以上
電子チャートに関してだけは解る様になりました
六分儀を使う天測でもそうでしたがとにかくやらねばならないことには凝り性なのです
2016年01月02日
初乗り
元旦の昼までは冬には滅多にない無風の状態でした
昼から一人で「花丸」に行き船底洗いのつもりで出港
初めは7.1ノットくらいでしたが鹿島を一周すると7.3ノットまでスピードが上がりました
セルフポリッシングタイプの船底塗料を使っていると走らせると少しは汚れが落ちるようです
今から益々寒くなり出港するのがおっくうになりますが
時には出港させて走らないと船底にうっすらと藻が生え始めます
今年こそは船内ストーブを(暖房)完成させないといけません
時々船中泊でストーブが上手く働くかどうかやってみます
二酸化炭素中毒には要注意です
2016年01月01日
木栓キリ
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます
木栓を作る為のキリをキリ箱から探しました
上側にあるのが皿木ネジを木にねじ込む前に穴を開ける木工キリです
下に並んでいるのは木ネジをねじ込んだ後に木栓を作るためのセンターのないキリです
筒のようなキリを回転させて横方向の木の繊維を持つ木栓を作ります
横方向の繊維だと木栓が
水を吸い込みません
次の仕事で大量の木栓を使うのでその準備を今からしておこうと思います
木栓を作り出す板は目の通った柾目の板です
昔木栓を大量に使う仕事をした時は木栓作りに一日費やしたのを思い出しました
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