日替わり写真
2018年04月30日
Todos Santosの砂浜
菅野さんとみおさんとクリスチャンさんと一緒にエビを買いに行ったトドスサントスの海岸
左が太平洋で和江さんが立っているのがカリフォルニア半島
何所までも綺麗な砂浜が続いていた
ペリカンや他の海鳥達もそうとう人間が近づいても逃げない
こんな砂浜から船外機を付けた小さい船で漁に出る
裸足ではとても歩けないほど暑いのに漁船にはクーラーボックスで持ってきた少量の氷しかない
あれでは鮮度が保てる訳がない
せっかくの獲物もアッというまに異臭を放ち瀬戸内の魚屋ではとても売れないだろう
僕達は魚の新鮮な瀬戸内海から来たのです もうメキシコでは魚は買えない
こうなったら自分で捕って食べるしかないが魚を釣るには免許が必要なのだそうです
2018年04月29日
プールと温泉
何時もは歩かない道を歩いていてプールと温泉を見つけた(と思った)
和江さんは勇んで今度水着を持ってきて温泉に入ろうと近づいていくと
プールや温泉を作る設備屋さんだった
暑くてたまらないのでプールで泳いで一風呂浴びてとの夢はあっさり断たれてしまった
メキシコでは水は貴重品だと見えて循環して使うそうです
浄化設備用に大量のフィルターが売られていた
洗車なども洗車屋さんが大きめのバケツいっぱいの水と汚れたタオルでやっている
あれでは砂埃をかぶった車は傷だらけになるがなあと思った
それでかどうだか知らないが塗装に艶のない車が多い
2018年04月28日
男どもはニコニコ大満足
昼から菅野さんの運転するレンタカーでTodos Santosという町へエビを買いに行った
1時間以上メキシコの大地を眺めていると本当に何も無いシャボテンだらけの国だなと言うのが良く解った
クリスチャンさんはスペイン語ができるのであちこち人に聞きながらトドス・サントスの町の漁師が居る所へ行った
太平洋の波が打ち寄せる綺麗な砂浜に大馬力のヤマハやスズキの船外機を付けた漁船が有った
直接買う事が出来ると思ったがもう店に運んだ後だったようで店の場所を漁師さんに聞いた
エビを買いに来たのだからとクリスチャンさんは強気で2キロの頭を落として凍らす前のエビを買った
握り寿司を作ろうと白身魚の片身も買う
それらを菅野さんとみおさんが借りているB&Bへ
(僕達のヨットが遠くに見える見晴らしの良い家)に持ち帰ってご馳走の準備
男どもはビールを飲むのが忙しく 少しは手伝ったが主にみおさんと和江さんが仕切って料理を進める
サッと湯がいたエビの握り 白身魚の握り 冷や奴 エビ炒めとご馳走が並び
男どもはニコニコ大満足
ビールに新鮮なライムの絞り汁を落としたのを手始めに 菅野さん自らがサンフランシスコで作ったとびきり美味い赤ワイン
そしてメキシコの白ワインと 赤ワイン
Todos Santosへのドライブ 飲んで食べて町の夜景を見てラパーズへ来て一番の素晴らしい一日になりました
2018年04月27日
「花丸」で海水浴
朝80:45分マリーナへ菅野さんとみおさんを迎えに行き
09:00出帆「花丸」で近くの(13.5マイル)綺麗な砂浜へ遊びに行く
行きは上りの風だったが波も無く良い風が吹きオートパイロットで快適セーリング
帰りは追っ手の風でウインドベーンが活躍した
菅野さんみおさんクリスチャンさん和江さんの4人がラバーテンダーで砂浜へ
僕は船底を綺麗にする余力を残しておきたかったので留守番をする事にした
透明度が高くて綺麗な砂浜で魚も居たそうだ
みんなが帰ってから僕は「花丸」の船底を見る為に潜った
5ミリくらいの短い海草はちょっと帆走するくらいでは落ちていなかった
出帆前にはもう一度潜って船底を完全に綺麗にする事にしよう
2018年04月26日
サンフランシスコからお客さん
サンフランシスコからみおさんと菅野さんが来ました
菅野さんとクリスチャンさんは長いお付き合いだと言います
僕達が花丸で14日かかった所を3時間のフライトでロスカボス空港 そこからレンタカーでラパーズへ来ました
みおさんはセラピストで 随分以前から仕事の段取りをしてやっとお休みを取ったそうです
すがのさんはサンフランシスコのサウサリートに54フィートのヨットを置いて何時もサンフランシスコ湾を走っています
ラパーズへヨットで遊びに来る為の下見に来たのだそうです
マリーナの値段を調べましたがサンフランシスコより高いと驚いていました
それも僕達のように予約をしていないとマリーナに入る事はできません
ラパーズマリーナのテンダー置き場 直ぐ上陸した所にあるカフェでコーヒーを飲みながら遊びの相談です
5日間の休暇の内出発の日と帰る日を除くと3日しかありません
昨日は1日目でクリスチャンさんと僕達がラパーズの市場を案内しました
今日は5人で「花丸」に乗って近く(片道14マイルくらい)の綺麗な湾に遊びに行くことにしました
ラパーズに入る前に見た ヨットが何艇かアンカーリングしていた所です
「花丸」は2ヶ月以上もアンカーリングしていてセーリングをしていないので出航前のテストセーリングです
5日ほど素潜りで潜って船底に沢山付いたフジツボを落としたので船底は綺麗です
昨日は年に一度のエンジンオイルとオイルフィルター交換をしました
さあ今から透明度の高い綺麗な湾へ みんなで潜りに行きます
2018年04月25日
朝焼け
今朝の日の出です
手前がクリスチャンさんのケッチで丁度「花丸」の東側にあります
その後ろはオーストラリアのカタマラン40フィートくらいある大きい物です
その後ろもカタマランで30フィート前後です
全体にアンカーリングしているヨットが少なくなったので数を数えてみました
33艇でした最盛期は65艇以上は居たでしょう
ディンギー置き場も混雑しなくなりました
だんだん寂しくなりますねとクリスチャンさんに言うと最後は僕達2艇だけだなあと言われましたが
そんな事はありません 地元のヨットも5〜6艇は居るはずです
漁労長は6月からハリケーンシーズンに入るから早く出港しようと言いますが
僕達は他のヨットと違い南下します みんなと同じ行動を取る必要はありません
少し南下すればハリケーンの進路を脱出できます
まあ5月末までラパーズに居ることにしましょう
2018年04月24日
貝
昨日は対岸の半島砂浜へ貝殻を拾いに行きました
上の二つはハマグリのような貝ですが 表面がツルンと光っています
一つは身が入っていたので茹でて食べました
穴が開いているのは僕が荒砥石で擦って開けた穴です
貝を閉じて両端を左右の指でそっと押さえてブーッと言いながら息を吹き込んで音を出します
貝殻と貝殻が微妙にカチカチ当たって音楽を奏でることも出来ます
子供の時に母親から習った遊びです
後は右上端にある小さくてピンク色のは堀江海岸にもある桜貝です
すごく薄い殻でそっとつままないと割れてしまいます
左下の二つは骨貝です サモアの骨外より剣が短くてずんぐりしています
これらの貝は観光客相手の土産物店にも並んで居ます
2018年04月23日
自作トリマラン
ラパーズの海岸通りで一番観光客が来る所目の前にトリマランが駐まっている
二本マストで木のマスト テンダーはカヤックだ
シーカヤックというのか少し細くて長い これも木造の自作
シーカヤックが僕達が駐めるテンダー置き場まで来ていたのでじっくり観察
なかなか良い出来映えだが太陽に木目を曝しているので日差しの強いラパーズでは長持ちしないだろう
トリマランの方は合板のステッチ&グルー工法の様だ
30フィートくらいありそうだがパルピットが無いので外洋では怖いなあという感じを受けた
中央船体の両側にも一つずつシーカヤックを積んでいた
3艇もシーカヤックがあると言うことはそうとうカヤックが好きなんだろうなと思った
トリマランは左右のフロート船体に物を沢山入れる事が出来るが
中央の船体がいかにも狭そうな感じを受けた
レーダーなども備えかなり本気でクルージングをして居るみたいだ
2018年04月22日
La Pazの町を横断
昨日はラパーズマリーナから真っ直ぐに山の方に延びる道を8キロほど歩いて町を縦断
写真の水無川に行き当たった
もう少しだから山の始まる所まで行って見ようと言うことになり
川を歩いて越える細道を通り 向こう側に渡った
町の終わりの方でもそうだったがもう道の舗装はされていないし
車の通る道の両側にあった歩道も無くなった
ただただ砂の平野に家が建っているだけで家のない所が直線の道になる
何も無い砂漠にいきなり碁盤の目を引いて町にした様なラパーズの町だ
結局山の根っこまで行ったが砂漠と山が接する所まで家が建っていた
山の緑はニョキニョキ生えているサボテンと背の低い草だけ
この町の水や電気はどこから来るのだろう
砂漠の中にある町は大変だ
帰りはどれでも町に向かうだろうと適当なバスに乗ったら中央市場の方へ連れて行ってくれた
2018年04月21日
最悪の道路
昨日は一日に上陸して右側のスーパーと
上陸して左側にある市場と両方へ行った
荷物がないときは歩いて行くことにしているが何時も同じ道では面白くないので
少し遠回りになるが平行に走っている道路を歩いて行く
メインストリートからちょっと入ると路上駐車はし放題だ(通行の妨げになる大型車も路上駐車)
おまけに歩道は写真の様に舗装されていなくてゴミは至る所に放ってある
野良犬が沢山居るので犬の落とし物も何所にでもある
乾燥しているので石ころと変わらないところはまだ良いだろう(ベチャッと踏んづけることはない)
これで風があればそこら中に砂塵が舞いメキシカンハットにポンチョをまとったガンマンが出て来そうな感じだ
でもラパーズは良い所だ人々は親切で明るくて家族思いで人間らしい
一昔前の日本の感じかな
本当は現地の人と友達になりたいがスペイン語が出来なくて残念
マリーナでは英語が通じるのでほとんどマリーナでしか話さない
避寒に来ているカナダ・アメリカのヨットがほとんどで最近はヨットの数がどんどん減っている
暖かくなる北米を目指して日々出港していく
今からラパーズは昼間は歩けないほど暑くなるそうだ
2018年04月20日
ディンギー
自作木造艇のようなディンギーに何時も乗っている50歳くらいの人が居る
おそらく設計には無いであろうバウスプリットを付け
イグアナマークの派手なジブセールを上げているのでよく目立つ
強風の時も微風の時も昼も夜もじつに熱心なセーラーだ
おまけに腕が良い
暗くなってから強風の時何か叫んでいる声が聞こえるので船から顔を出すと
彼がラバーディンギーに帆走しているから避けてくれと警告を発している声だった
メキシコの人ではない白人だ
一度だけ無風の時 船外機付きのラバーディンギーにディンギー置き場から引き出してもらっているのを見たことがある
パドルも持っていない それはあれだけセーリングすれば上手になるはずだ
2018年04月19日
マングローブ
ラパーズの町の前を守るようにぐるっと突きだした半島の先にマングローブの林がある
マングローブは不思議な植物で汽水域でなくても純粋な海水の中に根を張る事が出来る
僕が立っている腰の辺りまで満潮時には潮が満ちる
それでもへっちゃらで海水の中に立っている
何処かに濾過装置があって海水から真水を取り入れるのだろうか
昔ガラパゴス諸島で自分の太ももより大きくなったマングローブを見たことがあるが
だいたいはこの写真のサイズの物が多い
切って唐人アンカーのストックにすると良い 丈夫で重くて(水に浮かない)腐らない
上陸して散歩をしている内に「花丸」の隣にアメリカのダブルエンダーヨットがアンカーを打った
クリスチャンさんの隣 パトリックさんの居た場所にもアメリカのヨットが来た
この場所はマリーナが一番近くて人気があるみたいだ
2018年04月18日
トリマラン
ラバーボートでマリーナに入る入り口の所に木造トリマラン(三胴艇)が居る
僕達がラバースへ来て5〜6回は出港しただろう
どうもアメリカ人の持ち物のようだ
整備しているのはメキシコの人だが乗りに来るのはみんなアメリカ人だ
37フィートくらいある いかにも軽くて早そうな船である
クルージング艇は沢山荷物が積めてキャビンも広く取れるカタマラン(双胴艇)が多い
今僕達がアンカーリングしている所も1/4以上がカタマランだ
モノハル(単胴艇)はヒール(傾く)から嫌だという人も多い
双胴艇や三胴艇は単胴に比べ風上への登りが悪い がその分スピードで補う
バラストが無いので軽くてスピードが出る
僕は昔タヒチでトリマランを作って居る木造船の造船所に行ってその軽さに感動した
スピードも乗せてもらって確認した
日本に帰って横山晃さんにトリマランを発注しようとしたら断られた
2018年04月17日
La Paz
海岸通りにアルファベットでLA PAZと大きく文字が並ぶ
ここに来て写真を写しているのは観光客だ
文字にもたれかかったり抱きついたりして写真を撮っている
手前左に有るのは巻き貝をスライスしたモニュメント(土産物屋に本物の巻き貝スライスがある)
その右は何を書いてあるのか解らないが銅で出来た本
海を挟んで半島の先にはマンションが建っている
入居者はほとんどアメリカ人だという アメリカの冬寒い時期だけ人が来るそうだ
そういえば僕達がアンカーリングしている海面のヨットがだんだん減って来た
みんなこれから暖かくなるロサンゼルスやサンフランシスコやカナダへ帰るという
最初65艇以上居たと思うが今は45艇を下回ったようだ
新しく入港して来てアンカーリングする船は少ない 次々に知り合いになった船が出ていく
ハワイやマルケサス諸島へ行く船も多い
2018年04月16日
鳥
腹が白くて背中は黒 羽根は薄い灰色 鋭いくちばしを持っている
一番の特徴は後頭部から伸びた2本の細くて白い羽根 普段は黒い背中にぴったり引っ付けている
この鳥がディンギー置き場に来たのは珍しい
和江さんが早速カメラを取り出して写真に収めた
鳥と言えば 「ラブバード テルアキ」
神奈川県茅ヶ崎で知り合って北海道帯広に引っ越された田中さん
僕と田中さんは正真正銘の飲み友達 酒一筋 繋がり
一緒に酒を飲むために北海道帯広へ何度も行った 田中さんも松山へ何度も来てくれた
彼は木で鳥を彫りそれに絵付けしてブローチとして販売している
それぞれの鳥の特徴を捉え正にこんな鳥だとうなづける
彼にかかれば世の中に存在しない鳥だって出来てしまう
バードワッチング等というものではない完全に鳥のとりこで
僕達にはとても我慢できない寒さの中ニコンの双眼鏡ををじっと長時間のぞき込む
田中さんにこそ見てもらいたい鳥に海では僕達がたくさん出会う
2018年04月15日
La Paz の夜
「花丸」から見たLa Pazの夜です
これら海岸通りの明かりは夕暮れから朝まで点いています
フェスティバルの夜は(毎週の様にあります)これに大音響の歌声が加わります
街の直ぐ近くにアンカーリングしているヨットもありますがうるさくて眠れないでしょう
赤と青のライトを点滅させた警察の車両がサイレンを鳴らしながら走るのがよく見えます
サイレンを鳴らさなくても昼も夜も街中を警戒しているのをよく見かけます
5人乗りのピックアップ車で後ろの貨物置き場にたいてい2人の機関銃を持った警官が乗っています
普通はサングラスだけですが中には身元が解らないように暑いのに覆面をして居る警官も居ます
僕達は万が一を考えて夜は出歩きません
街の落書きの多さ 割れている窓の多さ ゴミの多さなどから
日本と比べあまり治安がよいとは思えません
しかし機関銃を持った警察がこれほど多いと言うことはそうしないと治安は守れないと言うことでしょう
La Paz は一応平和な町ではあります
2018年04月14日
歩道に乱立する屋台
ラパーズの町の中央
車道に背を向けて歩道を半分占領する様な形で屋台が建ち並ぶ
売っている物はほとんど店舗を構える店と変わらない
野菜や果物・土産物・メキシカンハット・靴・鞄・子供の為の髪飾り・携帯電話
タコスを初めとする食べ物屋 ありとあらゆる物がある
中には合い鍵屋まであり
僕は屋台の合い鍵屋で「花丸」の入り口キーを2つ余分に作ってもらった
1つ150円くらいだった ちゃんと使える
食べ物も日本の祭りの屋台よりずっと信用できそうだ
同じところで長年やっているのだから普通の店と変わらないだろう
店によって随分流行っている所と人が居ないところの差が激しいようだ
2018年04月13日
建て増し
ラパーズ マリーナの何時もテンダーから降りて上陸するところにマリーナ事務所がある
その建物の半分は二階になっていた
僕達が来てまもなく(2ヶ月くらい前から)建物の周りに柱を立て足場を作り始めた
屋根の葺き替えかなと思ってみていたのだが
二階を増築しているのに気がついた
建物の端に鉄筋の柱が立ち その間に表面が凸凹の発泡体が固定された
その上から目の洗い金網を固定してセメントを塗り始めた
普通に考えてセメントは発泡体にはくっつかないだろうと思っていると
左官さんが来てミキサーを足場に据えて錬りたてのセメントをコテですくいバシッバシッと発泡体にたたきつける
その後メキシコの乾燥と高温で乾かしてから直ぐに金網ごと厚塗りを始めた
厚味のある発泡体が壁の中に残るので断熱効果が有りエアコンも効くだろう
メキシコの壁作りの最新工法を見た気がした
2018年04月12日
鯨 3体
一番上はラパーズの市場入り口駐車場壁に描いてある鯨
立派なもので絵心のない僕が見てもすごいと思う
多分プロが依頼を受けて描いた物だろう
その下はちょっと外れの商店街壁に描かれた痩せ鯨
優しい顔をしている
一番下はどうもナガスクジラのようだ
ラパーズには鯨博物館もあり鯨を売り物にしているようなところがある
カリフォルニア半島の湾の中にも鯨が来るらしいが僕達は見なかった
今停泊している所にはイルカが時々入って来る
先日はアシカも見た
魚は大きいのは見ないがサヨリの大群を見た
2018年04月11日
昨日に続いて壁画探し
昨日に続いてラパーズにある壁画をみんな写真に残しておこうと町の中心地へ行く
どれも今まで見た物だなあと思い出す物ばかりだったが一応写真に撮った
新しい道に迷い込んだらたいてい新しい壁画を見つけることが出来る
写真は巻き貝の音楽隊
それぞれの巻き貝からピエロのように人がのぞき楽器を持って楽しそう
この像は始めて見たので写真に撮った
この辺りからとても強風になり町中でも砂塵が舞い上がった
シエスタタイム(昼寝時間)でほとんどの商店も店を閉めている
強風の中慌ててマリーナに引き返しテンダーで花丸をめざした
誰もテンダーを出して無くて僕らだけだったのでひっくり反ったら危ないなと思った
無事に帰り着いてホッとした
63フィートの日本人が5人乗るヨットは昼過ぎにハワイに向かって旅立った
2018年04月10日
暑い中 歩いて壁画を探す
漁労長がどうしても写真に撮っておきたい壁画をバスから見たというので
そのバス通りを歩いて反対にさかのぼった
ラパーズの道はほとんどが一方通行で大通りだけ片側2車線の両方向だ
初め近くだと言うので歩き始めたがなかなか見つからない
汗をかきながらどんどん歩いてもう諦めかけたときやっと見つかった
何時も行くシロドラウイと言うスーパーマーケットの近くだった
解っておればバスに乗って来たものを漁労長の頭の地図は僕とは大分違うようだ
今日はデラウェア-船籍の日本人5人が乗ったヨットがハワイに向けて出港するそうだ
ハンゼ63という船種でドイツ製の高価なヨットだ
電気関係で色々問題が有り電気屋さんが2人来て出港が伸びていたようだ
2018年04月09日
パトリックさんの「Madeo」で
金曜日に出港届けを出したフランスのヨットで昼食会
赤い鉄の船で14歳の女の子と3人乗り組み
クリスチャンさんとメキシコ人のナシタさんと僕達4人が呼ばれた
奥さんがオーブンを使ってパスタのトマト煮を出してくれ
この町で唯一本物のフランスパンが買えるというレストランでフランスパンも買ってきていた
冷えた白ワインを沢山飲み良い機嫌でやっと「花丸」に帰り着いた
帰りに真鍮で出来た船名入りの呼び子(昔海兵隊で使っていたと言う)をくれた
プラスチック製品が出回る前の笛だ
2018年04月08日
八百屋屋さん
町の中央市場にある八百屋さん
野菜も果物もあります 同じような店が3軒並んでいます
左の赤い服を着た人がオーナーです
珍しく細かいお釣りまできっちりくれます
和江さんが右の筋肉マンの子を息子かと聞くとアミーゴ(友達)だという答えでした
アルバイトの子みたいです
彼は何時も人なつっこくにっこり笑ってありがとう(グラーシャス)と言います
身体の不自由なおばあさんの大きい荷物を仕事をほっぽりだして遠くまで運んであげたりもしていました
僕達のお気に入りです
バスに乗っても若者は年上の人や女性が乗ってくるとたいてい席を譲ります
そしてバスを降りるときにはみんなありがとうと運転手さんに言いながら降ります
僕達が若い頃の日本を思い出します
今でも瀬戸内海の島諸部ではそんな所が有ります
2018年04月07日
灯油
町の中央市場の入り口左側に小さい店を構える雑貨屋さんで灯油を買いました
1リットル入りの小さいビンに入っていて90ペソ(540円)です(ここが一番安かった)
探し回ったのですがそれ以上大きな容器に入ったものは売っていません
協定があるそうですがハッキリしたことは解りません
「花丸」の一週間に使う灯油はおよそ1.5リットルです 一ヶ月6リットル必要です
塗料シンナーで1年クッキングをしたとクルージング歴50年のリチャードさんというアメリカ人に聞き
カナダで買った塗料シンナーで試してみたら全く問題無く使えたので
最近5リットル入りの塗料シンナーを近くの塗料屋さんで買いました
ところがメキシコの塗料シンナーは全くダメでした
それで今度は軽油を燃料に出来ないか試しています
灯油を半分混ぜると全く問題無く綺麗な炎が出ることが解りました
もしかするとメキシコの塗料シンナーも灯油を半分混ぜると使えるのかも知れません
それにしても灯油が無くなりかけているので高くても買って実験を繰り返さないといけません
灯油を混ぜない軽油だけを燃料としてみるのが次の実験です
その次はメキシコの塗料シンナーに灯油を半分入れて実験します
日本やアメリカでは入手しにくい工業用アルコールはメキシコではやはり1リットル売りですが安く手に入ります
2018年04月06日
ラバーテンダーと船外機
ラバーテンダーには直射日光を防ぐためにオーニングを掛けました
船外機2馬力エンジンにもカバーをかけています
エンジンのカバーは防舷材のカバーを作った時の残り布サンブレラです
船外機は左舷船尾パルピットに直接クランプ止めしています
毎日テンダーから取り外して所定の位置に持ち上げて留めます
慣れてしまうとそんなに難しいものではありません
シャフト部分を摑むと手が汚れるので軍手も何時もエンジンの頭にショックコードで留めています
ここにあるラバーテンダーの半分以上は特製のオーニングを掛けてあります
多分メキシコの一ヶ月はカナダやアメリカの1年分くらいの日光を浴びるのでしょう
朝は19度と結構寒いのですが日中は30度を超えまともに日差しを浴びるのは危ないくらいです
人間にもカバーが必要です
2018年04月05日
夕日
毎日綺麗な夕日が見えるわけではありません
鱗雲に夕日が差して金の鱗が出来ました
目で見たときは感動物でしたが写真ではそんなでもありません
瀬戸内のように夕凪や朝凪があるわけではないし
風の方向も強さも一定ではありません
潮汐は予定通りに潮汐表に従って「花丸」を北東に向けたり南西に向けたりします
潮止まりには各艇どちらを向くか解りません
どちらに引っ張られても当たらないくらい隣の船と離れた所にアンカーリングしています
昨日も新しい船がアンカーリングしようとやってきましたが
知らない海でスピードが速すぎです
案の定浅い部分の砂に乗り上げてストップしました
これで2艇目です そこは浅いよと大声で言ってあげると
ありがとうと言ってずっと遠くの赤ブイの近くにアンカーリングしたようです
初めてのところで測深も確かめないであのスピードは僕には考えられません
クルーとのやりとりも大声で怒鳴っていましたからきっと素人なのでしょう
それにしてもいい年をした大人が危険を察知できないままヨットに乗っているんですね
周りに沢山のヨットがアンカーリングしているから自分もその近くなら安全だと考えるのは間違いです
2018年04月04日
有料トイレ
町の中央市場の裏側にある有料トイレです
若い男の子がこの番台のようなこの台の向こうに立っていて
トイレに入るときは5ペソ払ってミシン目4枚分くらいのトイレットペーパーをくれます
何故か番台の表面には外国の古い紙幣がびっしりと張ってありました
中国の紙幣はありましたが日本の紙幣は有りません
La Paz の人達にとって日本は遠い国なのでしょう
有料トイレだというのに綺麗ではありませんでした
それにトイレの入り口に巨漢が4人も倚子に座ってたむろしていて入りにくいトイレです
直射日光が刺さない涼しい所かも知れませんがトイレの前で話し込まなくても・・・・
2018年04月03日
アンカー打ち直し
アンカーチェーンを25メートル出していました
水深は5メートルほどです(時々底が見えます)
元々日本出港時には6メートルのチェーンとアンカーロープでしたが
ほとんどの船がアンカーラインに全部チェーンを使って居るので
「花丸」も25メートルのチェーンを買って繋ぎました
ラパーズに来て2回アンカーを打ち直したのですが
今度は3回目です
潮の満ち干で毎日引っ張る方向が反転します
おまけに風の影響もあり船が360°回転する事もあるのです
チェーンにかかった撚りをほどいてやるためと
チェーンに生えかかった海草掃除のためアンカーを打ち直したのでした
最後の部分はチェーンでなくチェーンの途中から引いたロープにテンションがかかる様にします
そうする事でロープがショックアブソーバーの役目を果たしてくれます
大風 大波でしゃくったときにいきなりチェーンだと切れる恐れがあるからです
2018年04月02日
パトリックファミリー
左舷側に座って居るのは親指を出しているパトリックさん
その次は7歳の時からヨットで暮らしていると言う14歳の次女そしてお母さん
右側はクリスチャンさんのラパーズの友達とクリスチャンさん
中央で振り向いているのは漁労長兼コック長の和江さん
昨日は早起きして昼のパーティーの準備をしました
僕がしたのは床掃除とトイレの掃除だけでしたが漁労長は料理で大変でした
卵巻き寿司と焼き肉とサラダと温泉卵(シャトルシェフで作る)それから沢山の果物
パトリックさん一家は6日に出港届けを出してカナダに向かうそうです
と言うことでとりあえずお別れ会になりました
フランス語とスペイン語が主流で時々クリスチャンさんが英語に訳してくれました
パトリックさんの奥さんと娘さんは知っている英語の単語を使って身振り手振りで和江さんに話しかけました
なかなか面白い組み合わせのパーティーでした
2018年04月01日
フランス人ダイバー
クリスチャンさんと海に添った観光道を歩いたときに
色々な銅像を見ました
5年か10年に一体の銅像が建っているそうです
これはクリスチャンさんと世界的に有名なフランス人海洋写真家の銅像写真です
ラパーズにも滞在してこの海は世界一綺麗な海だと言ったとか言わないとか
とにかくメキシコ人は彼が大好きなのだそうです
名前を聞いたのですが残念ながら忘れました
説明の銅板にある名前も剥ぎ取られて消えていました
5年後の銅像はクリスチャンさんだなと言うと
TOMIOも一緒に銅像になろうと言うので僕は銅像にはならないと断りました
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