日替わり写真

2018年11月30日

マスト倒れ修正

現在花丸を泊めている位置は最初の位置より川上側にあり
しかも一番奥なので潮の満ち干の影響がほとんど無い所だ

多分水線下が短い船でないと入れないので今まで使われていなかったと思う

一昨日やっとATMで現金を出せるようになりチリにしては大金を出して支払いをした
上下架料が192000ペソ((30720円) 1ヶ月の係船料が160000ペソ(25600円)支払った

バウスプリットを折っていないので40フィート以上ある花丸だ
おまけに大きい船を入れるバースを使う事になったが係船料は前と同じにしてくれた

メインマストとミズンマストの倒れが大きく違って居たのを修正した

 

チェーンプレートを外付けにしたのでデッドアイを締めるロープを緩めたせいだ
何度も陸に上がってはマストの重なりを見ては締め直しやっと合わせることができた

それとデッキに穴を開けて取りつけていたチェーンプレート穴を埋めるのが急ぐ仕事だ
昨日は一回目のインタープロテクト塗りまでが終わった


2018年11月29日

ジョナサン

11月1日の日替わり写真で紹介したマルロン君という女の子みたいなかわいい男の子のお父さん
ジョナサンという マリーナでイギリスの船の整備を手伝っている33歳
あまり英語はしゃべれないが何時も冗談ばかり言って笑っている

その彼に火曜日に開かれる週一回の市場で会った

声をかけると彼の買い物は終わっていたが僕達についてきて買い物を手伝ってくれた

おかげで今まで買ったことがないものを買う事が出来た
ちょっと酸っぱいイタドリのような味がする小さな緑の実だとか
写真で食べている料理した麦と桃が丸ごと入ったチリ特有の冷たい食べ物

買って来て売っているのではない農家の人が売っている卵
等等今までの市場と一味違う市場を見る事が出来た

返りに近くだから寄っていかないかと彼のアパートに案内してくれた
市場とマリーナの丁度半分くらいの位置でマリーナまで歩いて5分ほどだった

お茶をご馳走になり普通のチリの人の暮らしを少しだけ見る事が出来た

部屋にはマルロン君のおもちゃや本が沢山あった


2018年11月28日

チェーンプレート穴埋め

昨日も今日も非常に天気が良い
昨日はシリコンで塞いで居たデッキのチェーンプレート穴を埋めることにした

シリコンを取り除きその下のシーカフレックスを何とか取り出した
水漏れを止めるために動くチェーンプレート周りを大きく穴開けしていたので大変だった

その後デッキの合板木口を10ミリドリルの先で削ってシーカフレックスを全て取り除く
開いた穴に詰め物をしてからエポキシで埋める

エポキシは接着用を使いマリーナの作業場にあったおが屑を練り込んでパテ状にした

今朝見るとカチンカチンに固まっている

今からサンディングして表面を平しその上をエポキシで防水加工する


2018年11月27日

ウインドベーンのテスト

ラウルさんがウインドベーンをテストすると言うので乗せてもらうことにした

船名はBeau Geste何度聞いても船名の意味が良く理解できない
フランス語だそうだ

取りつけたウインとベーンはHYDROVANEと言うウインドベーンで
空中翼はスイングするが水中翼はそのまま緊急用の舵になる程丈夫な造りだ

ウインドベーンで走る時は船の舵は固定して水中翼で舵を取ることになる

非常に精密な作りで多分今までで一番高価なウインドベーンではないかと思う
最近ちょくちょく見かける様になった

花丸では船尾先端が重くなりすぎるので取りつける気にはならない

テストからは微風から強風までよく働きそうだ


2018年11月26日

係船場所を移動

下架する時に前の場所はヨットクラブ会員の場所で入る予定があるから移動するように言われた

花丸は全長32フィートだが船首にバウスプリットと船尾ににウインドベーンがついている
実際の全長は40フィートを少し超える事になる

3つの選択があると言われた
1つはバウスプリットを折りたたんで以前ラウルさんが船を泊めて居たバースの3つ隣か
又はもう一つの遠い造船所が隣接した川下のマリーナか
もしくは写真の40フィート艇を入れる一番端か

僕は浮き桟橋がないとバウスプリットを折りたたむのは非常に困難なので40フィートの場所を選んだ

何時も子供ヨットで賑わう場所でちょっと危ないなと思っていたが
昨日は早速子供ヨットのディンギーが当たってきた

幸いかすり傷で済んだが船内にいると結構大きい音がした


 

2018年11月25日

花丸下架の朝

上架してから船底塗料6回塗りとチェーンプレート交換をして6日経ちました
中一日は大嵐で何もできませんでしたが無事に予定通り仕事を終えて下架の朝7日目を迎えました

ラウルさんが下架を手伝いに来てくれました
ラウルさんと和江さんと僕の3人が花丸に乗り船台が揺れながらじわじわと海に沈んでいきます

船尾が水に浸かったところで和江さんがエンジンをかけました
冷却水の出を確認して船台に繋いだロープ類を外し次のバースに入る舫ロープを準備しました

元花丸が居たバースはValdiviaヨットクラブのメンバーのバースで船が帰ってくると言うので
別のバースに移りました

バウスプリットを折りたためば短い船の入るバースに入れるのですが
浮き桟橋が無くバウスプリットを折りたたむのが非常に面倒なので40フィートのバースに入れる事になりました


2018年11月24日

防蝕亜鉛

塩水中に異種の金属を入れると電気が流れ弱い方の金属が侵されてボロボロになる

プロペラシャフトはステンレスでプロペラは真鍮合金だ
当然電気が流れ電蝕が起きる
それを防ぐために防蝕亜鉛をプロペラに取りつけている

普通は2個くらいだが花丸は5個取りつける
高価なフェザーリングプロペラを守る為に防蝕亜鉛が侵されて無くなってくる

プロペラに近い方の防蝕亜鉛は脱落寸前まで減って来ていた

出航前にTさんに沢山頂いた防蝕亜鉛を3個とりつけ後の2つはまだ使える物を元に戻した

いよいよ今朝10:00から下架して元のバースに戻ります

スエーデンから来たヨットが順番待ちで僕の次に上架されるそうです
これからチリは夏本番 あと2ヶ月の上架艇予約が決まっているそうです

花丸はハーバーマスターのホルヘさんに無理やり順番に割り込ませてもらいました


2018年11月23日

船底塗料塗り

花丸の船底塗料元々は赤色でした
赤色が一番オーソドックスで他の色よりも安いから赤色に決めていました

今回は6回塗りすることにしました
理由は長期間上架出来ない時に潜って船底に着いた物を落とすためです

それで最初の2回は赤で塗り 
つぎの二回は青で塗り濃い部分と薄い部分がハッキリ解る様にしました
最後の2回は赤色で仕上げます

普通の船底塗料塗りの3倍塗ります
これでしばらくは上架しないで済むでしょう

昨日は昼間Valdiviaに来て一番の大嵐でした
雨風が酷くて日中は仕事が出来ませんでした
それで20:00過ぎから初めて11:30まで残り4本のチェーンプレートを取りつける大仕事をしました

今朝も朝早くから赤色船底塗料を塗りました
夕方もう一回赤色最終塗りをして下架します


2018年11月22日

チェーンプレート交換

今度の上架 最重要課題チェーンプレート交換を始める

日本からビクトリア・ビクトリアからサンフランシスコ
サンフランシスコからメキシコのラパーズ・ラパーズからエクアドルのプエルトルシア
そしてプエルトルシアからここバルディビアまでずっとチェーンプレートからの漏水を止められなかった

その度に船内がビショ濡れになり惨めな思いをした

それぞれの航海で数日以上は荒れてデッキを海水が川のように流れる状態があった

雨がどんなに酷く降っても漏水するようなことはないが
デッキに海水が上がり川のように流れる状態では
マストを支えるワイヤーを止めてあるチェーンプレートには常に大きな力がかかる
それも板状のチェーンプレートを前後方向に取りつけたのではチェーンプレート頭は常に船の内側に引き込まれようとする

デッキに取りつけるなら強力ニーを作って取りつけたりバルクヘッドに取りつけたり 
船の左右方向に取りつけるのが正解だ

今度は10センチほど外側になるが船体外側にチェーンプレートを取りつけることにした
イエルモさん に新しく作ってもらったトーレール分長いステンレス板を取りつける


2018年11月22日

コクピットオーニング

昨日は船底塗料二回目を塗り 
メインマストのアッパーステーチェーンプレートを取り外す為にボルトを抜きました
ミズンマストの後方チェーンプレート取付ボルトも抜きました
朝から晩まで忙しかったので写真を撮る暇がありませんでした

今日の日替わり写真は花丸を上架する前の日の写真です

和江さんがRaulさんに頼まれて彼のヨットのクッションを縫っています

場所は「花丸」のコクピットで全面オーニングがかかっています

寒い時や雨の日はこのオーニングがあると快適に過ごせます

今日も朝から雨で夕方には晴れるそうです


2018年11月20日

船底塗料塗り

アメリカ リッチモンドのベイマリンと言う所で上架してから1年と少し経っている

メキシコではコケのような物が生えていたが出航前に潜って落とした

その後は外洋を走ると船底に取り付く貝の一種がブラブラ着いていたが
ここバルディビアは淡水で船底に着いていた全ての海の生き物は居なくなっていた

ぶら下がり貝の取り付いた痕が沢山残っている
船底塗料の上でもどこでもお構いなしに取り付くやっかいな貝だ

昨日は乾いた船底塗料を60#のサンドペーパーで荒らし
船体に船底塗料が着かないようにマスキングしてから第一回目の船底塗料赤色を塗った


2018年11月19日

花丸上架

昨日朝一番に花丸の前にあるアメリカの船が上架されました
もっと南を航海中にアンカーリングしていて船首とラダーを傷つけ修理するそうだ

1ヶ月くらい上架するというので花丸より先に上がった

レールの上に乗った船台をスロープに沿って沈めておいてその上に船を乗せ固定してそのまま引き上げる

船はバラストのみの一本足で立つことになり左右の船台に取ったロープで横方向の倒れを止める
船台の巾は船によって調整し 左右に30㎜くらいの隙間がある

上架して直ぐに高圧洗浄機を借りて船底に着いたヌメリや生物の痕跡などを落とす

上架はラウルさんも花丸に乗って手伝ってくれた

もう少し船底を綺麗にしておいて今日から船底塗料を塗り始めようと考えている


2018年11月18日

パン屋さん

時々パンを買いに行くヨットクラブ近くのパン屋さん

店内にも外にもテーブルや倚子がありその場で食べることもできる

人気のパン屋さんで何時行ってもお客が何人かは居る

僕達のお目当ては写真左の熱々具入りパンで5種類くらいはあると思う

この奥さんともう一人店員さんがいるがどちらも英語ができないので欲しい物を指さして買う

店の奥で旦那さんらしい人がパンを作っているが奥は扉で区切られていて出入りの時にチラッとしか見えない

日曜日だけでなく珍しく週末の土日が休みのお店です
ケーキも美味しそうで来客のほとんどの人が買っている

今日から一週間ほど花丸を上架します


 

2018年11月17日

大学

今日も散歩に出る
Wi−Fiが繋がる所でiPhoneで取りこんだグーグルマップを頼りに町とは反対の南の方に向かって歩く

バルディビアは小さい町だが僕達が見た事があるだけで4校の大学がある

何度も前を通ったことのある大学の正門から反対側に抜けることが出来そうなのでどんどん歩いて行く

自然豊というか正に自然の中に作られた大学で歩いても歩いても道が続く
歩道には屋根があり僕らの足でゆっくり歩いて30分くらいの所に別の教室があったり図書館があったりする
車道にはセメントブロックが敷き詰められていて普通の道よりもずっとお金がかかっている

入り口にも出口にも守衛所はあるが門番は居なくて何事もなく通り抜けることが出来た

裏門を抜けてからまだ歩いたことのない町並みをゆっくり歩き
途中のスーパーで買い物をしたりしながらValcivia Yacht Clobに帰り着いた



陸上の地図も便利になり誰に道を尋ねることもなくどこへでも行けるようになった
陸の地図ほど情報量が必要ない海図は1.6GBくらいと少ない容量の海図で世界一周もできる

何百枚もの高価で重い紙の海図はもう必要なくなった


 

2018年11月16日

教会

町の色々な所に教会がある

中央公園に面した立派な石造りの教会から普通の家と並んだ小さい教会まで多種多様だ

日曜日に人が集まり賛美歌が聞こえていなかったら教会とは気がつかない様な建物もある

開拓民には宗教は必要だったようだ

それにしても日本の神社・仏閣と比べて数が多い

同じキリスト教でも宗派が色々有るそうだ

そして ここチリには仏教やイスラム教寺院は見当たらない


 

2018年11月15日

市場の卵

Valdiviaヨットクラブの近くで毎週火曜日に開かれる市場へ買い物に行く

道幅は普通だが歩道から家までの間が他の道よりも開いており
そこにトラックを乗り入れて売る物を歩道から道に渡って並べる

農家の野菜類が多いが卵や燻製の肉やチーズなどもある

市場の外れでは中古の服や靴なども売っている人がいる

上に張られたテントはオレンジ色のテントで統一されている

写真の卵は古紙で出来た卵入れに入りサイズは3種類くらいに分けられている
30個入りが中サイズで2500ペソ(およそ400円)くらいで日本とそんなには変わらない
白い方の卵は15個で1500ペソ(240円)だ

それ以外にも烏骨鶏の水色の卵もありこれは凄く高い値段が付いている

タクシーで町の公園まで10分くらいで800ペソから考えると
卵はこちらチリの人にとっては高いと言えるのかも知れない


 

2018年11月14日

城壁

近くの大学サンセバスチャンを通り越して少し北に歩くと観光名所になって居る城壁の一部がある

Valdiviaの町全体を所々にこんな見張り所がある城壁で取り巻いていたそうだ

元々住んでいたインデオを追い出してスペイン人が作った町だ
何度もインディオとの戦闘が起きて奪い返したり奪ったりを繰り返したらしい

200年前にチリが独立した時にはもう城壁も必要ないほど混血が進んでいたという

ヨーロッパや中国は町全体を城壁で囲み多くの人がその中で暮らすやり方だ
日本はお城で暮らすのは殿様くらいであとの人は皆外で暮らした

現代人の人間性にも影響する大きな違いだと思う

ヨーロッパが世界を支配した大航海時代には交通の要所でチリは世界の中心だったが
今は世界から忘れられた孤島みたいだとラウルさんは言う

これほどの長い海岸線を持つ国で海に関係のある仕事をしている人も多く
海軍力は近隣の国には無いほど充実しているのに未だに小型ヨットで世界一周した人はいないそうだ


 

2018年11月13日

アロカリア

近くの大学サンセバスチャン入り口 道を挟んで反対側にある木
アロカリアという名前の木だそうだ

真っ直ぐに伸びて頂上だけ枝を広げるのが特徴です

この木は途中にも短い枝が出ているが僕達が見た町中にある他の木は上だけに枝を広げている

硬い木で家具用材としては最高級だそうだ

このくらいの大きさになるのに120年くらいかかるという
特別愛着がある木のようで歩道にはみ出して立っていても切らないで歩道の方を曲げている

昨日も天気が良い時間帯に町まで散歩に行った


 

2018年11月12日

教会

毎日のように散歩で町の中央公園に出かける

長方形の公園を囲むように色々な建物が建っている

銀行や郵便局などの公的機関が多いそうだ
ほとんどの役所もこの近くにありここへ来ると何でも書類は整うそうだ

教会はあちこちに有るが写真の教会は大きいもので綺麗に整備され今も信者は多そうだ

昨日は銀行にあるATMでチリペソを出しに来たがどのカードも使えなかった
何かルールがあるらしいがそれが解らないので困る

一ヶ月にいくらまでとか 一日にいくらまでなら出せるとか決まりがあるらしい

僕達にとってはある日はお金が引き出せたり又ある日は引き出せなかったり
実にじれったいが毎日ATMに来てやって見るしかない


 

2018年11月11日

雄牛

ラウルさんがドライブに連れて行ってくれた帰り道

働きに行く前の牛に遭った

ラウルさんがこれは雄牛だとしきりに言うので雄牛はCawではなくOxだと言うことを思いだした

車が入らない様な山の中で木を切り出すのに使う二頭立ての働き牛だ

前にある細い棒で牛使いのお兄さんが簡単に前進させたり後退させたりして見せてくれた
二頭の牛の角は木で固く結ばれており一方だけの牛ではどうすることも出来ない見事な動きだった

後ろに2輪タイヤ付きの車を引いてチェーンソーやまさかりを積んでいた

雄牛は力が強くなりすぎて人間の言うことを聞かなくなるので去勢してあるそうだ
まだ2歳だと言うが普通の雌牛くらいのサイズはある

去勢しないと10歳くらいで今の倍くらいの大きさになると言う
しかも、気が粗くなり山で使役するには向かない牛になるそうだ


2018年11月10日

ラウルさんがドライブにMehulnへ連れて行ってくれた

ちょっと砂浜を散歩しようと言う事になり和江さんは波打ち際まで一人でスタスタ歩いて行く

後ろから来た地元の犬が和江さんを猛スピードで追っかけた
ラウルさんと僕は舗装された道からしばらく犬と和江さんの様子を見ていた

向こうは凪の太平洋 天気が良くてキラキラ海面が光って見える
海上には漁船が浮かんでいる
僕はデジカメをズームにしてメルヘンチックな二つの陰を追っかけた

ラウルさんと僕は顔を見合わせて笑い 波打ち際まで歩いて行った

あの荒れ狂った海だとは思えない優しい姿の太平洋だった


2018年11月09日

ドライブ

ラウルさんがドライブに行こうと誘ってくれた
今度は片道1時間半くらいの北上でMehulnと言う所へ行く

お爺さんお婆さんの別荘がありラウルさんが若い時に良く来たという小さい町だった

太平洋が目の前に広がる砂浜が目の前で昨日は天気もよくて砂浜を歩くと気持ちが良かった

その後もう少し北にある河口の漁港へ行き綺麗なレストランで食事
そのレストラン横のベランダでレストランの人に写真を写してもらった

川に浮かぶ小さい漁船で太平洋に出て漁をするそうだ
よほど天気を知らないと危ないだろう大きくても15メートルくらいしかない木造漁船だった

TUNAMIと書いて矢印がある看板が有った
聞くと津波は世界的に通じる言葉で矢印は津波の時に逃げる方向だそうだ
1960年のチリ沖地震は日本まで到達し岩手県のリアス式海岸を駆け上がり甚大は被害をもたらした


2018年11月08日

パーティー

ラウルさんがマリーナでバーベキューパーティーをするから参加してと言う

マリーナでお世話になった人達を呼んでラウルさん主催のパーティーだというので参加

新しくベルギーから来たフランクさんとソフィアさんも呼ばれた

初めはバーベキューコンロを囲んでのんびり屋外で焼き肉を食べワインを飲んでいたが
しばらくして大きな肉の塊が焼き上がりマリーナのカジノと呼ばれる部屋に入った

ベルギーから来た二人はスペイン語と英語とフランス語が出来るそうだ

ラウルさんとラウルさんの船を直すのに関わったマリーナの人がスペイン語で冗談を言い合い
ベルギーから来た二人とラウルさんと僕達は英語で航海の話しやフォークランド紛争の話しをした

僕達はもっぱら聞き役だったがなかなか面白い話だった
鉄の女と呼ばれたサッチャー首相が何故フォークランド戦争に踏み込んだか
世界で唯一チリ海軍は何故アルゼンチンを助けたか
撃沈された軍艦から随分沢山のアルゼンチン兵士を救ったようだ


 

2018年11月07日

陸軍

先日東へ東へとValdiviaの町を散歩した時 町の外れで陸軍の施設入り口に出くわした

他の家や施設とは全く違う大きな門でなんだろうと思い近づいて見た

門の左に銅像が建っていた
その銅像は大きなリュックを背負いそのリュックの両側にスキーの板を取りつけている
身長よりも短い山スキーで上は結ばれて三角に見える

手に持っているのは大きい機関銃でこの装備で雪山を歩くのは大変だろう

最近チリが戦争をしたという話しは知らないのでこれは古い兵隊のスタイルと思われる

周りの国の中で一番人口が少ない国で南北に細長く国境線を守るのは大変なのだろう

海も同じで人口の割りに圧倒的に長い海岸線だ
だからチリは周りの国よりも強力な海軍力を持っている

海外から来たヨットの動きも朝夕8時に位置を連絡させ動きを掌握している


2018年11月06日

老人施設

昨日も行ったスーパーマーケットへの道 途中にこの老人施設がある

昨日は風が強かったのでチリ国旗を中心に3つの旗がはためいていた

一番高い尖った屋根の先端に十字架が見えるから多分キリスト教系の施設だろう

施設内には駐車場が沢山あり駐輪場も有るがどちらも何時もガラガラ
時々天気の良い日に老人が施設の人に付き添われて車椅子で施設内を散歩している

日本と変わらない風景だなと思う

ただこの近所の家もそうだが施設全体をフェンスで覆ってあり外部の人が出入りするのは難しい
入り口には自動開閉のスライド式扉があり
外から連絡してそれを開けてもらって中に入るようだ


 

2018年11月05日

バス停

Valdiviaの街全体に同じバス停が立っている

柱も屋根も全部鉄で出来ており左右とも中央にValdiviaと書いた丸い看板がある

立派なバス停なのだが何故鉄で出来て居るのか解らない

それと他の国ではバス停で見かける時間表が無いのである

写真のバス停はバルディビアヨットクラブに一番近いバス停で
ヨットクラブ入り口の看板がバス停の柱の間に白く小さく写っている

ここの右壁に向かって小学生と思われる男の子が立ち小便をしていた
僕らが通りかかると恥ずかしそうにして直ぐに止め お母さんの後ろに隠れた
お母さんと二人だけだったがお母さんも恥ずかしそうだった


 

2018年11月04日

散歩

朝から雨風が強かったが夕方晴れてきたので散歩に出かけた

Valdiviaの町を西から東に横断して反対側 川の直ぐ手前まで歩いた

iPhoneのグーグルマップをWi−Fiが繋がる所で見ていたので
Wi−Fiが繋がらない町中でも地図は表示されその地図の中にGPSで自分の位置は出る
便利になり決して道に迷うことはない

陸も海も同じだが海の海図は使用者があまりにも少ないので無料ではなく
自分の必要な部分ごとに詳しい海図を買う必要がある

写真は以外とヨットクラブの近くにあった壁画

学校そのものが火災に遭ったようで体育館の様な大きな建物が両端の壁を残して真っ黒に崩れ落ちていた
周りの塀にも子供達が描いたと思われる絵が色々と描き込まれていた


 

2018年11月03日

色とりどりのシャクナゲ

僕達瀬戸内海育ちにとってシャクナゲは山の植物です

冬は雪で入山できない様な深い山に入らないと見る事が出来ないのがシャクナゲです

小学生の頃父に連れられて現在の東温市山之内と言う所からまだ山奥深く分け入った福見山と言う所で
ピンクに咲くシャクナゲの群生を見たことがあります
遠い昔の記憶ですがピンクの花を押し分け押し分け進んだのを覚えています

そのシャクナゲがこの辺りVadliviaの家の庭には普通にあちらにもこちらにもあります
しかも、葉っぱは一見同じですが花の色や形が千差万別 色々なものがあります
一色ではなく斑入りの花もあります

これほどの種類のシャクナゲが有るとは知りませんでした


 

2018年11月02日

壁画

先日Raulさんに連れて行ってもらったPDI(第二の警察)道を挟んで反対側にあった壁画

チリに来て初めて意味は解らないが落書きでないまともな壁画を見つけた

メキシコでは色々な壁画が街中にあり毎日楽しませてくれた
エクアドルでも学校の壁とか色んな所に子供が絵を描いていた

ここチリでは大学の周りのスプレーペイントの落書きくらいであまりまともな壁画は見なかった

やっとまともな絵を見つけて嬉しくなった


2018年11月01日

マルロン

今まで何度も若いお父さんと一緒にハーバーで見かけた子だ

今日は小さい木切れとペンキが落ちて色が付いた石を大事そうに持ち歩いていた

お父さんはイギリスから来たヨットの舵を修理する仕事を請け負ったと言い
初めはあちこち舟食い虫に穴を開けられた所をほじくっていたが
結局新しく作り替えることになったそうだ

マルロンはかわいい女の子だと思っていたのだが
どうもお父さんの話しを聞くと男の子だそうだ

お父さんのチリ人は怪しい英語だが
奥さんはイギリス系チリ人でマルロンは英語も解るそうだ

何歳だとマルロン君に聞くと初め1歳だと指を1本出していたが
しばらく考えて2本指を出した 2歳になったのを忘れていたのかな

髪が長くて頭のてっぺんにチョンマゲみたいなのをつけているから女の子と間違うのだ
少しもじっとしていないでマリーナ中を走り回っている



2014/01 2015/01 2016/01 2017/01 2018/01    
2014/02 2015/02 2016/02 2017/02 2018/02    
2014/03 2015/03 2016/03 2017/03 2018/03    
2014/04 2015/04 2016/04 2017/04 2018/04    
2014/05 2015/05 2016/05 2017/05 2018/05    
2014/06 2015/06 2016/06 2017/06 2018/06    
2014/07 2015/07 2016/07 2017/07 2018/07    
2014/08 2015/08 2016/08 2017/08 2018/08    
2014/09 2015/09 2016/09 2017/09 2018/09    
2014/10 2015/10 2016/10 2017/10 2018/10    
2014/11 2015/11 2016/11 2017/11 2018/11    
2013/12 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12      

 

2001/01
2007/01
2008/01
2001/02
2002/02
2007/02
2008/02
2001/03
2002/03
2007/03
2008/03
2001/04
2002/04
2007/04
2008/04
2001/05
2002/05
2007/05
2008/05
2001/06
2002/06
2007/06
2001/07
2002/07
2007/09
2001/08
2002/08
2001/09
2001/10
2001/11
2007/11
2001/12
2006/12
2007/12