日替わり写真

 

2019年04月22日

本船に会いワッチを始める

チリ時間  06:26
S. 05.09.442
W. 14.24.265
走行距離   129マイル
船内温度  30.1度

SEの風  風力3   晴れ
ヤンキージブインナージブ1ポイントメイン1ポイントミズン
316度方向へ   6.3ノット

昨日の夕方コクピットに涼みに出ていて右舷前方極近距離に本船発見

直ぐ近くまで全く気づかなかった

VHF16チャンネルを入れたが何も言ってこない
こちらも何も言わなかった

ウインドベーンでコースを変えて先に行かせた

夕暮れ時で月も出ていて明るかったが  ブリッジの様子を見る事は出来なかった

船尾の国籍旗は見えなかったが結構大きい雑貨船でデッキにクレーンが何本も立っていた

船底塗料の赤い部分が大きく水線上に現れ  大きいバルバスバウも完全に水線上だったので空荷に近い状態の船だろう

花丸の前を通り過ぎると20度くらいコースを変えてブラジル南部かアルゼンチンと思われる方向に見えなくなっていった

僕が思うに  ヒマな操舵手が陸からえらく離れた所にヨットを見つけてちょっと見てみようとコースを変えて近寄って来たのではないだろうか

あのまま行っていたら衝突したかもしれないなあ
と言ったのが効いたようで

和江さんがいきなりワッチをすると言い出した

僕はもう少し彼女の腰痛が良くなりカーボベルデに近づいてからと思っていたが   仕方がないワッチを組む事にした

4時間置きの24時間ワッチで僕が00:00から04:00ワッチからスタートした

今朝は大きい飛び魚はデッキに居なかったが   イリコくらいの小さいのが3匹入っていた

それと夜1羽の鳩くらいの大きさの鳥が吊り下げてあるフェンダーに泊まって夜を過ごした

沢山の海岸線の鳥  ボースンバードを見かけるようになった


2019年04月21日

チリ時間  07:08
S. 07.09.722
W. 13.42.283
走行距離  142マイル
船内温度   29度

ESEの風   風力3   晴れ
ヤンキージブインナージブ1ポイントリーフメインミズン
355度方向へ   5.7ノット

昨日は夜アセンション島の東50マイル程の所を南から北に通過したので
夜は島の光が見えるのではないかと何度もコクピットに出て左舷方向を見るが何も見えなかった

だいたい満月を過ぎたばかりの月が明る過ぎ小さい島の光が見える様な状態では無かった

今もそうだが風がだんだん真東から南に振れ
花丸の右少し後ろに回りデッキに飛沫が上がらず走りやすくなった

そんな昨日の夕方  腰痛の具合が少しは良くなったか  和江さんがコクピットに出てきてチリの思い出話しなどを始めた

しばらくすると  バチンという金属音がして右ランニングバックステーがダラダラに緩んだ

アメリカのwest marineで予備を買ったランニングバックステーのブロックをカバーするステンレスの角が千切れ飛んでいた
(予備の新しいのを使っていた)

たまたま昼間であまり風も強くなかったのでその辺にあった太めの雑索で応急処置をしておいてブロックを古い分と交換した

メキシコからエクアドルを目指している時にもハリケーンの卵に引っかかり同じブロックの同じ所が壊れてもう少しでメインマストが倒れる所だった

その時は右後ろのロアーステーを締めるケヤキで作ったデッドアイがつぶれて衝撃を吸収し何とか事なきを得た

あの木をつぶす程の力がマストを支えるワイヤーにはかかっているのだ

今度はたまたま最強の力がかかった時でなく何度も繰り返し力がかかって金属疲労が有ったのですか  壊れる所が当然のように壊れた様だ

今度手に入る所へ来たら直ぐに   ベケ付きカムストッパー付きダブルブロック  を買おう


2019年04月20日

花丸位置情報

チリ時間  06:07
S09.31.579
W13.30.593
走行距離   157マイル
船内温度  29度

東の風  風力3   晴れ
ヤンキージブインナージブ1ポイントメイン1ポイントミズン
1度方向へ   6.47ノット

昨日MMさんからどうもネットで見る事ができる花丸位置情報と僕が毎朝OPEN -CPNから読み取って日替わり写真に送る位置情報が違うのではないか?  というご指摘を受けた

今日はキチンと見ました

でも  先づ僕の自分で読み取る時のいい加減さを白状すると

航海日誌にフォーム通り測定時間やその他の情報を書き入れる所を作り
その後パソコンの所へ行って緯度 経度 走行距離 船内温度 風向 風力  天気
セールの状態  進行方向  その時のスピードと書き入れる

時間を書き入れた後で何か別の用事をしたとか
5分後にパソコン情報を読み取ろうと思って5分後の時間を書き入れるとか
時間と正確な位置情報は多少ズレがあります

天測をしていた頃の名残りで  一度に5個の恒星を使っていくら条件が良くて精度を上げても誤差が1マイルと言うのは避けられなかった

だから出入港以外の位置は道のない海の上ではそんなに神経質にならないのです

イリジュウムの位置情報の方が正確だと思います

1つ変なのはイリジュウムでは   度   分   秒   で表す経度緯度を 
度   の次   分秒を合わせて5桁のパーセントで表して居る事です
例えば  10度30分30秒   は   10度50500となります

Open-CPNでは10度30分500  と最後の秒だけをパーセントで表します


まだまだイリジュウム攻略方法は研究の余地があります

古賀さんという太平洋往復横断をした関東のヨット乗りが  最初僕にイリジュウムGOについて色々教えてくれましたが

兎に角早く設置して開設し使ってみて慣れるようにと言われました

近くならこんな時はこのボタンを押して   ここで設定して  こんな時はこうすると言うのを実際に教えて上げれるのにと残念がっていました

今にして思えばそうして頂いていたらどれ程助かった事か

最近の日替わり写真大きく綺麗になったでしょう?
それが出来る様になるまでに2年以上の月日がかかったのです

チリ最南端の町Pueruto Williams での隣のヨットの人が話していたちょっとしたイリジュウム写真のことがきっかけで大きい写真を送れる事が分かったのでした

外洋航海に関し昔と大違いで進化し今では手放せなくなったのは

ドジャー  (スプレー避け)   とGPSを乗せた電子チャートでは無いでしょうか

どちらが無くても大変ハードな航海となります


2019年04月19日

右前水タンク水漏れ

チリ時間   06:10
S.  12.06.395
W. 13.51.996
走行距離   156マイル

東の風  風力3   晴れ
ヤンキージブインナージブ1ポイントメインミズン
1度方向へ    6.1ノット

日替わり写真の記事を書こうとコクピットに出た途端に突風を伴う雲が花丸の右斜め後ろからやってきた

風に対するセール面積が多くすぎてウインドベーンのGeorge君ではコントロール出来ない

セール角度を変えたり  進行方向を変えたりして前線の通過をやり過ごす

小さな前線の通過だと思っていたが結構長く続いている



花丸の様なフラットボトムの船はマグカップ一杯の水でヒールしてドンドン叩くとそこら中水浸しになります

ここ5日ほどいくら排出してもビルジが溜まり  色々考えて不安になっていました

有り得ないと思っていたバラストボルト付近です

普通のヨットはバラストボルトはキールに大型ワッシャーを入れて止めてあります

市販のワッシャーではなく  大きなぶ厚くて四角いステンレス板にボルトの通る穴を開けてワッシャーにしたりします

花丸のバラストボルトワッシャーは特別です

瀬戸一丸の野中さんに教えてもらった方法です

6ミリ厚みのL型鉄板70センチにボルト穴を開けてワッシャーにしています
ワッシャーがキールだけではなくキールをまたいで左右の船体にまで達しています

万が一バラストにとんでもない力がかかり前後方向にキールを留めボルトの所で引き裂いたとしてもキールは脱落しません

勿論  過去の事故例の様にバラストがワッシャー   ナットごと引き抜かれ船体に穴が開くという様な事はありません

今日やっと基本に帰りビルジ(船底に溜まる水)の水を舐めて見ました
何と真水なのです

未だ半分以上水が残っているのでフレキシブルタンクのどこから水が漏って居るのかわかりませんが  兎に角ホッとしました

ここ5日ほどの憂鬱が一気に吹き飛びました

バラストナットを締めるのにレンチの柄に鉄パイプを差し込みボルトとナットが固着するかと思うほど思い切り締め  しかもダブルナットにしてあるにで緩むとも思えませんでした

一件落着久し振りにワインを飲んで昼寝をします


2019年04月18日

トビウオが入る

チリ時間   06:30
S. 14.41.647
W. 14.05.265
走行距離   135マイル
船内温度   27.6度

Eの風   風力4    晴れ
ヤンキージブインナージブ1ポイントリーフメインミズン
31度方向へ   6.45ノット

朝の見回りで大きい飛び魚が船尾デッキの端に落ちかけながらも引っかかっているのを発見する

飛び魚は白身の魚でそのまま塩を振りかけて焼くと淡白で非常に美味い

海からの恵みをありがたく頂いた

昨日も書いた様に真横からの風とは言え進んでいる分登り角度で走る事になる
そうなるとデッキはいつもスプレーを浴びて濡れている事になる

窓は開ける事が出来ないし湿度100パーセントのよどんだ空気が船内に漂う
うっとうしいことこの上ない

朝一度風が落ちてメインセールの1ポイントリーフを解いてフルメインにしたが直ぐに風力が上がったのでまたリーフした

リーフには8分程かかりリーフ解除は少し速い

瀬戸内海ではほとんどリーフなどしなかったが外洋ではおっくうだがやらないと危ない

それでもイリジュウムで目の前の天気予報は分かっているので楽な航海ができる


2019年04月17日

真横からの風

チリ時間  06:05
S. 16.54.255
W. 14.05.227
船内温度   26.9度

ヤンキージブインナージブ1ポイントメインフルミズン
Eの風   風力3    晴れ
355度方向へ    5.9ノット

MMさんが送ってくれるウインディの気象予報と

僕がイリジュウムで受けるプロディクトウインドの予報

共に東の風で花丸が進みたい方向右側からの風です

ウインドアビームと言います
一番安定して速いスピードで走る事が出来ます

ところが船は風を受けて前進するのでその分風は後ろに振れるのです

実際は風に対してスピード分登り角度で進む事になります

特別速いレーシングヨットなどは風速よりも速く走るので
たとえ追っ手の風で走っていても常に登りのセール角度で走るそうですが
そこまでは経験した事がありません

風に対して登りの走りを  クロスホールド と言います

今の走りは実際はクロスホールドで風が強いと飛沫がデッキに駆け上がる走りです

ウインドアビームから少し追っ手の風  クオーターリーくらいになれば飛沫も滅多にデッキに上がらなくなりハッチを開けて風を通し 船内を乾燥させる事も出来るのですが————

昨夜とは打って変わり風速が落ちてだいぶん過ごしやすくなりました

青い海   白い雲   さわやかな風  飛ぶように走るヨット

近場のクルージングなら最高なんだがなあ

長距離航海では常に先の天気予報を確認して進む方向を決め
耳を澄まして花丸が発する異音を聴き取り  大事に至らない前に補修
部品1つ1つの点検整備
CRCスプレー缶を持ってあちこちへの油指し
トイレポンプのグリスアップ
エンジンの点検整備
クッキングストーブの整備

それら全ては長距離航海で手に入れた技術なのです

それをシーマンシップと言うそうです

数え上げたらきりが無い程の仕事を毎日毎日こなしていてやっとヨットは正常に走れるのです


2019年04月16日

船尾物入れ内片付け

チリ時間  06:30
S. 19.19.168
W. 13.49.886
走行距離  152マイル
船内温度  27度

WNWの風   風力2   曇り
ヤンキージブインナージブ1ポイントメインミズン
346度方向へ  2.8ノット

天気予報の色が強風を示すオレンジ色から黄色の風力が落ちる場所まで北上してきました

時には風力1ではないかと言うくらい風が落ち  困ったとなるが

しばらくすると今度は一気に風力4くらいまで風が強くなり飛沫がデッキに駆け上がるようになる

ウインドベーンはどちらにも対応してくれるので問題はない

人間の方がイライラしたり
洗濯物を取り込んだり色々その都度やる事が出て来る


今日は先日取った雨水で洗濯を潮抜きしてミズンブームの下を通るミズンシートやリーフラインに干した

その後残りの雨水で洗髪  洗体スッキリした

前からずっと気になっていた組み立て式のコロコロ車を船尾物入れから出してコクピットのミズンマストの後ろに固定

これだけ大きい物を物入れに入れると他の物の出し入れが難しかった

すっきりしたので船尾近くのデッキに出して縛って固定していた燃料タンク10リットル4本を物入れ内にしまった

チリの多島海を行くヨットが皆  沢山の予備タンクをデッキにズラッと並べている

僕はやりたくないと思っていたが燃料を給油できる所が少なく仕方なく余分な燃料予備タンクを持つ事になった

余分な物はポート  ウィリアムズで処分し

2つ残した新入りタンクはクッキングストーブ用ケロシンタンクにする事にした


2019年04月15日

ネットで洗濯

チリ時間  06:30
S. 21.45.609
W. 13.21.599
走行距離   158マイル
船内温度  27.2度

E.の風  風力4    晴れ
ヤンキージブインナージブ1ポイントリーフメイン1ポイントリーフミズン
356度方向へ   7.8ノット

昨日はよく走りました

メインもミズンも2ポイントリーフにした方が良かったかも知れないと思うような大ヒールを繰り返しながら走りました

朝になってきっと良く走ったろうなとパソコンで昨日の位置からの距離を測ったのですがそんなでもなく160マイルに達していませんでした


午後から風が風力3くらいに落ちてくるという予報なので今日は洗濯をする事になりました

先ずは予洗です

と言っても洗濯物をネットに入れて船尾から流すだけです

その為の赤いネットをメキシコ  La Pazu で買っていました
先代洗濯ネットを引っ張るラインが切れて流してしまったからです

今度は丈夫なラインを使いしっかり結びました

今の速度だと6時間も引けば洗濯物は見違えるほど綺麗になります

布の繊維の隅々まで強烈な流水が通り綺麗のなるのです

洗剤も何もいりません

怖いのはサメに持って行かれることとロープが切れる事でしょうか

6時間後に取り入れて海水をしっかり絞りほんの少量の真水で(雨水をためて取ってあります)2回の程リンスをすれば洗濯終了です

こんな風の強い日はデッキに駆け上がるスプレーとハンガーが飛んでいかないように注意する必要があります

ケープホーンから南緯40度までの航海でずぶ濡れになった冬物衣服はCapo Verde に着いてから洗濯する事にしました

貴重な真水を今すぐ着ない服の為には使えません


2019年04月14日

夜中に何度も前線通過

チリ時間  06:15
S. 24.16.713
W.  11.29.060
走行距離  114マイル
船内温度   26.5度

Eの風  風力3    晴れ
ヤンキージブインナージブ1ポイントメイン1ポイントミズン
319度方向へ    6.17knot

昨日の夜は雨を降らす前線が何度か通過する

バケツやボールで雨を受けてジョウゴでペットボトルにうつす

2回の前線通過で6リットルボトルがいっぱいになった

風が弱くて天気が良い日があれば海水で洗髪  洗体をして  上がり水に使う事にしよう

一人1リットル有ればスッキリする

2リットルのペットボトルに取り付けるシャワー口で特別小さい穴がたくさん開いたものを取り付ければ1リットルでもこんなにスッキリするのかと思えるくらい長時間シャワーを浴びられる

それと溜まった洗濯物も最後のすすぎは真水が使える

溜まった  たった6リットルの水を見て何とリッチな気分になれることか



昨日は前線の通過で上手くコースを保つことが出来ず随分西寄りに進んでしまった

今日は手を変えて前線が来てもウインドベーンのコースはそのままにしておこうと思っている

前線通過の時は30度も40度も違う方向から突風が吹くがその後は元の風向に戻るのが普通です

寝ぼけまなこでボンヤリ赤く浮かんだコンパスコースを変え  また元に戻すのは疲れるばかりで合理的とは言えない

今朝気がついたのだがイリジュウムGOの充電コンセントが抜けかけていて
機械の電源が切れていたようだ
もしかすると  花丸位置情報が短時間途切れたかもしれない


今朝も虹が出たが  ダブル レインボー  ではなく色も薄かった


2019年04月13日

2重の虹

チリ時間  06:48
S. 25.53.418
W. 11.24.249
走行距離   66.6マイル

Eの風  風力3
スターボードタック     ヤンキージブインナージブ1ポイントリーフメイン1ポイントリーフミズン
進行方向2度    6.1ノット

高気圧の吹き出しを抜けたらしばらく風力4から風力5の風が吹くと言う予報だった

メインセールとミズンセールをそれぞれ1ポイントリーフして強風に備えたい

ところがその高気圧の中心の無風域を抜け出るまでが大変だった

微風で何度も何度も風速と風向が変わり
おまけに時々前線が通過して突風と雨を運んで来た

その度にセール角度の調整とウインドベーンの調整を繰り返した

おかげで昨夜は殆ど眠れませんでした

チリ時間の朝04:00から力強い東南東の風が吹き始め風向も風速も定まりました

新しい風に合わせてセールのタックを変えウインドベーンを調整し終わってホッとした時に大きな半円の虹を見つけました

太陽の反対側  前線が降らす雨の中にできたハッキリ  クッキリと綺麗な虹でしたおまけに2重です

このまま一気に赤道付近までCapo Verde を目指して北上します

と   日替わり写真  の原稿を書いている間に朝流したケンケンに当たり

2番目と同じくらいのサイズのシイラが釣れました
大西洋に出て3匹目です


2019年04月12日

マスト登り

チリ時間   06:27
S 26.59.009
W 11.06.427
走行距離  97.9マイル
船内温度  26.6度

WNWの風   風力1   晴れ
ヤンキージブインナージブフルメインフルミズン
10度方向へ  1.7ノット

昨夜は蒸し暑くてなかなか寝付けなかった
27度で湿度100パーセント風は登りなので入ってこない状態だった

今朝はいつものように夜明け前の03:30くらい(チリ時間)に目覚めた

風がほとんど無くてコースを保つのが精一杯の状態だ

早速天気予報をとって04:00くらいが一番風が弱い時間だと言う事を知る

風が無くなったらやろうと前々から思っていたスプレッダーの修正のチャンスだ

一月近く前の強風の時にガフブームがスプレッダーを左回転させて20度くらい回転したままになっていた

ハーネスを身につけてハーネスラインを次々に上の段に架け替えなから左ステーに作ったロープのはしごを登った

下から見上げると大した高さでは無いが  上から見下ろすと船が小さく感じられるくらい高い
元々僕は高所恐怖症なのだろうと思うがあまり気持ちの良い高さでは無い

スプレッダーの上に上がって左足のかかとでスプレッダーが右回転するように端を蹴つった
何度も何度も蹴つってやっと元の位置まで回転させた

折角登ったのだからワイヤーステーの点検と
ハリヤードブロックなどを点検した

異常無く   写真を撮ってからデッキに降りて来た
マストトップからの生還だった


2019年04月11日

夜中に前線が通過

チリ時間   06:55
S28.34.765
W11.14.350
走行距離    131マイル
船内温度   26度

NWの風   風力4  晴れ
ヤンキージブインナージブフルメインフルミズン
21度方向へ    4.5ノット

昨夜は予報では風は弱まるとなっていたのでメイン1ポイントリーフだけで眠った

三日月が西の空にあり平穏無事の夜だった

ところが2時間程眠った後いきなりセールの大きいシバーの音と大ヒールで起こされた

全天真っ暗で月も星も無く飛沫が飛び散る夜の海になっていた

前線通過だと思ったのでセールの調節とウインドベーンで少し走る角度を変える事で耐えた

その後30分もしない間に前線は通り過ぎて花丸の前方は真っ黒な雲   後方は月と星の平穏な空になった

しばらく起きていてウインドベーン(George  常時  君)の角度を調整して30度で進む事を確認後眠りについた

朝   太陽と共にチリ時間04:00起床

朝食の準備にかかる

真っ青な海と青い空  ローリング40  スクリーミング50から脱出した喜びをひしひしと感じる

まだ卵が2ダースと1個ある 
そろそろいきなり料理に使わないで割って一個づつ器に出して腐り始めていないかを確認する必要がありそうだ

新鮮な卵を買って毎日入れ物事上下をひっくり返し涼しい所に置いておけば鶏卵は2ヶ月は持つ

冷蔵庫に卵を入れる習慣はいつからそうなったか不明だが   日本ではそんな必要は無いだろう

あれは大型ステーションワゴンで1ヶ月の食料を一気に買ってくる昔のアメリカのやり方からの悪習だろうと思う


2019年04月10日

2匹目のシイラ

チリ時間    07:00
S30.39.537
W11.49.525
走行距離   126マイル
船内温度   25.8度

NNWの風    風力4   晴れ
ヤンキージブインナージブ1ポイントメイン1ポイントミズン
24度方向へ   5ノット

昨夕2匹目のシイラが釣れました
これも小さくて釣れたら伸びるゴムがあまり伸びておらず
夕方ケンケンを回収していて釣れているのに気がつきました

一昨日よりは少し大きくて刺身は片身で充分でした

残りは今朝塩胡椒でオリーブオイル焼きです
玉ねぎのみじん切りとマヨネーズを和えたものをかけて美味しく頂きました

と言う事で今日はケンケンは流さない事にしました

大西洋の南緯38度から40度に居坐わる高気圧の吹き出しが今は西経10度辺りまで東に張り出しています

そのギリギリ東をウインドアビームから追っ手の風で北上して
高気圧の北側に出ようと考えています

高気圧の北側に出ればCapo Verde まで殆どアビームからクオーターリーの良い風が待っています

今日は太陽も出て気温が一気に上がり真っ青な夏の海になりました

ついこの間まで寒い寒いと言っていたのが嘘のようです


2019年04月09日

洗体の後シイラがつれた

チリ時間  07:50
S32.36.581
W12.43.089
走行距離   117マイル
船内温度   23.9度

WNWの風風力4   曇り
ヤンキージブインナージブ1ポイントメイン1ポイントミズン
18度方向へ  6.3ノット

天気が良くて暖かいので1カ月ぶりにシャワーを浴びることになって海水をソーラー湯沸かしに入れて太陽に照らされる様にスターンハッチの上に置いた

2時間程良い日差しが続いたが後は曇って来た
仕方がないので海水をポットに入れてクッキングストーブで温めた

昔は海水石鹸で先体と言われたが
海水は普通のシャンプーで充分泡立つ事がわかったので僕はシャンプーで頭も身体も洗う

流石1カ月も洗って居ないとすぐには泡がたたない
3回目くらいでやっと泡立ち4回くらいずつ頭も体も洗って気持ちよくなった

その後は湯たんぽの水を沸かして上がり湯に使う
綺麗になりサッパリした

ところで    流していたケンケンのゴムが少し伸びているような気がしたのであげてみる
体長40センチくらいの今までに釣ったシイラの中では最小と思う小さいシイラが釣れていました

早速ご飯を炊いて刺身ざんまい

シイラは白身で美味しい魚なのです
見栄えが良くないのと  足が早い(直ぐにいたむ)ので日本ではあまり喜ばれません

でも僕達は大満足でシイラの刺身をいただきました

今は朝から曇りで何度も前線が通過し不安定な風です
今日も魚が釣れたら良いなとケンケンを流します


2019年04月08日

凪につかまる

チリ時間  06:40
S34.16.305
W14.02.900
走行距離  129マイル
船内温度   22度

WNWの風  風力2  曇り
ヤンキージブインナージブフルメインフルミズン
35度方向に   4ノット

魚が釣れないまま高気圧の吹き出し辺りまで来てしまいました

高気圧を横切って北に出るまでは不安定な弱い風の中を走らないといけません

今もちょっと油断すると風向が変わっていました

西経10度くらいまで45度で進みその後は真っ直ぐに北上するつもりです

プロディクトウインドの天気予報は近場(明日)くらいなら非常に正確に当たります

パイロットチャートを見ても僕が引いたコースはほぼ間違いないようです

最後に出来るだけアフリカの沿岸に沿って北上し
カーボベルデに向かうのは北寄りの風が吹き出してからです

多分アフリカ大陸沿岸から真登り3日か4日でカーボベルデに着くでしょう

いずれにせよまだこの先一カ月近い航海をしないといけないので
焦らずゆっくり行く事にします


2019年04月07日

ウインドアビーム(横からの風)

現地時間 07:45
S35.50.379
W15.47.504
走行距離  109マイル
船内温度  20度

NWの風   曇り  風力4
ヤンキージブインナージブ1ポイントリーフメインフルミズン
33度方向へ   6.4ノット

昨夕は風力も弱くてやっとコースを保つくらいの風だったが

昨夜半から風が強まり登り一杯で波が船体をバンバン叩くようになった

朝起きて一番にウインドアビームまで風下に方向を変え船を安定させてから4枚のセールを調整する

何とかデッキに駆け上る波は少なくなった

昨日は2度目の釣り逃しです
釣れている事に気がつかない様な40センチくらいのサイズの青魚でしたがもう少しの所でフックが外れて取り入れる事が出来ませんでした

魚に比べフックが大き過ぎるのでちゃんと口の中に刺さっていないのかもしれません

それでも小さい針にすると今度は丁度良い60センチから70センチ級がかかった時に針がもちません
このまま今日も行く事にしました

朝か夕方に太陽が傾いてから釣れるようです


2019年04月06日

濃い霧の朝

現地時間   07:30
S37.14.370
W17.17.394
走行距離  101マイル
船内温度  21.4度

NEN の風  風力1  曇り霧
ヤンキージブインナージブフルメインフルミズン
61度方向へ  2.9ノット

遂に乗り越えなければいけない高気圧に捕まった様です
今朝は風が無くなりエンジンをかけて超微速前進でクラッチを入れました

夕方21:00くらいまで風は吹かない予報なので仕方なく機走です

霧が濃いので時々レーダーを回します
最大16マイル範囲では当然何も映りません

航路から離れているしこんな所を走っているのはヨットくらいなものでしょうがそんなに多くのヨットが走っている海域ではありません

暇に任せてウインチを分解掃除する事にしました

コクピットコーミング上左右にLEWMARの16番2スピードウインチが有りますが
これらは簡単に全分解出来てセンターのウインチハンドルを差し込む部分も抜けました

ところが右舷後方にスターンアンカー巻き上げ用に取り付けたROMと言うメーカーの22番ツースピード日本製ウインチの分解方法が分かりません

ウインチハンドルを差し込むパイプを抜く方法が分からないのです

仕方がないのであちこちに新しい海用グリスを塗って組み立てましたが
回転は渋いままです

おかしいなあ特許権か何かあって同じ仕組みを採用できなかったのかな?
と思ったりします
また暇な時にどうやって全分解するのか考えてみます

僕はジブセールのウインチハンドルを使ってウインチを巻くと言うことはほとんどやったことがありません

一度風上に登ってセールをシバーさせて手で引き込んでから元のコースに戻るという何とも怠惰なヨット乗りなのです

クルージングヨットの世界的でも余程ナマケモノヨット乗りです


2019年04月05日

しばらくぶりの登り

現地時間  07:05
S37.12.171
W19.21.615
走行距離  108マイル
船内温度  19.2度

ENEの風   風力3
ヤンキージブインナージブ1ポイントリーフメインフルミズン
81度方向へ   4.3ノット

昨夜から超久々の登りです
夕方から起き出してはどんどんセールを引き込み段々と風に対して登りになりました

プロディクトウインドでそうなると言う予報だったのでメインセールは夕方には1ポイントリーフを入れていました

追っ手の時よりセール面積を減らさないと同じ風力ならヒールやパンチングが激しくなり走るのが辛くなります

うまい具合にメイン1ポイントリーフで丁度いい感じです

今朝はお好み焼きを食べました
ジャガイモと玉ねぎとハム入りで珍しくて美味かったです

海ではまあご飯は別として珍しいものが食べたくなります

お菓子なども陸にいる時は有っても手が出ないが海上は別です
子供が食べる様なお菓子を美味しいと感じたりします

それで積み込みの時まさかと思うものも買い込むことにしています

今日も魚は期待できそうにありません

登りの走りなので釣れても取り込みやさばきに苦労しそうです

今北にある高気圧の吹き出しを通り過ぎればアビームから追っ手の良い風がCapo Verde まで続きそうです
もう少しです  頑張らないといけません


2019年04月04日

ケンケンを流す

現地時間  08:10
S37.28.136
W21.35.070
走行距離  142マイル
船内温度  18.8度

WNWの風  風力3  曇り
ヤンキージブインナージブフルメイン
77度方向へ  3.5ノット

昨夕からケンケンを流し始めた

もちろん夜は取り込んで釣りはお休み

今朝は昨日の疑似餌では釣れないだろうと2時間程引いた後取り込んで別の疑似餌に替えようとしている時に当たりがあった

花丸の10メートルくらい後方で釣り糸は手で持っていたのだから当たりは大きく感じられたが魚は青魚で40センチくらいの小さいものだった

ちょっと横に走って直ぐに逃げられてしまった
惜しい事をしたががぜんやる気になってきた

僕は他の外国のヨットより格段に沢山の魚を釣っている様で
他の船の人と釣りの話をすると大抵僕の疑似餌を見せてくれと言うことになる

僕の疑似餌は父島の船長(と言うあだ名)中島さんと言う本物の漁師さんに習ったもので
空は青いのだからコナヘッドやゴムのタコべえの後に白い買い物袋を短冊切りにしたヒラヒラを付けるとよく釣れる
曇った白い空の時は黒いゴミ袋の短冊切りを付ける

空の色や  太陽に向かって走っているか  太陽が背後にあるかによっても魚からの見え方が違う筈だ
釣れた時の状況とどの疑似餌を使ったかを覚えていないといけない

4種類くらいのフック付き疑似餌をセットで出しておき状況によってケンケンの先だけを交換する

1日に2回から3回もケンケンを変える

西欧のヨット乗りのように高価なトローリングロッドとリールと高価な市販のコナヘッドで同じものをずっと引きっぱなしと言うことはない

外洋帆走の備品の中にある長い旗竿付きの落水者が出た時に投入するブイには赤やオレンジ色の旗が付いているが

あれは黒色の旗にすべきだ   真上の空と違い水平線近くはたとえ晴天の時でも白い雲が何重にも重なり  黒い旗が一番目立つ

その証拠にはえ縄漁船が縄の端にあるブイに付いている旗竿に着けるのは大きい真っ黒い旗なのです
その黒い旗を目印に投縄した時のGPS位置を中心にブイを捜すのです


2019年04月03日

暖かく風はクオーターリー快適なクルーズ

現地時間   07:00
船内温度  18度
S38.32.529
W24.16.186
走行距離 135マイル

Wの風  風力4   快晴
ヤンキージブインナージブフルメイン
51度に   6.6ノット

昨夜は4枚のセールを張ったままウインドベーンのGeorge 君に舵を任せて眠る
ところが時々風力が変わりオーバーキャンバスで切り上がりなかなか元に戻らない
仕方なく起き出して元のコースに戻すという事を繰り返した

朝起きると少し波も高くなり結構なスピードが出ているので舵が不安定になる原因のミズンセールを降ろす事にした

ミズンセールを降ろしてもほぼスピードは変わらず舵は安定してウインドベーンも楽そうだ

同じ風力でも気温によって風のパワーが明らかに違う
ケープホーンを出た頃の風は冷たくて密度が高い空気なのでパワフルだったが最近の風は20度近い温度で同じ風速でもだいぶんパワーが落ちたと思う

今日も3連続で船内の濡れた物を干す
右舷をバースの天板とクッションんをもう一度干し直す事から始めた

これで快適に眠る事が出来る様になるはずだ


2019年04月02日

左舷クオーターバース物入れ掃除

現地時間   07:00
S39.34.268
W26.48.924
走行距離  119マイル
船内温度  17.1度

WSWの風  風力3  快晴
ヤンキージブインナージブフルメインフルミズン
44度方向に3.4ノット

昨夜はクオーターバースに寝ていて小川が直ぐ横を流れるサラサラと言う音を聴かない期間が長くあった

うわー 走っていない 風が弱くてコースをウインドベーンで保てなくなりはしないかと何度か起き出したが
コースは少し北寄りだがちゃんと75度を朝まで保ってくれた

ウインドベーンのGeorge君に感謝

夜が明けると共にハーネスをつけてメインマストの元へ行きリーフを解除してフルメインにする

続いてミズンセールもフルミズンにしたが未だセール面積が不足だと感じ昼間だから何とかなると  ヤンキージブも上げた

多分エクアドルからチリの間でも4枚張りは無かっただろう
気持ちの良い走りになった

これ以上というとジェノアジブとミズンステースルと言うことになるがシングルハンドの長距離クルージングでそんなに大きいセールを張る事は無いだろう

良い走りになった所で今日は左舷バース下の物入れを開けて濡れた物を乾かす事にした

昨日右舷をやったので要領は同じで手早く 毛布や クッションを干すのもあっという間だった

スターンハッチから入った海水がクオーターバースに流れ込み何もかもずぶ濡れで  よくこんな所で寝て居た物だと思った

バース下物入れの2リットルパイナップルジュースの紙の箱がふやけて穴が空き発酵して膨らんで居たのでレッコ(捨てる)

あれ程買ったのに何処へ行ったのだろうと思っていた食料が大量に出て来て喜んだ
それらは濡れて居なくて助かった

イリジュウムGOの天気予報   プロディクトウインドは実に良く予報が当る
1日分くらいなら全くその通りで

数日先の広い範囲の予報と併用して何方へ進んだら良いか
風向風力はどの位かでセールを決めたりタックの時期やリーフの時期を決められる

昔とは大違いの安定した航海ができる

玉に傷は  値段が高い  ダウンロードスピードが遅いと言った所か

でも天測と紙のチャートがGPSと電子海図に変わった様に今に安くて早い衛星通信が可能になると確信します


2019年04月01日

晴天上空に雲なし

船内温度  17.2度
S40.50.404
W28.32.736
走行距離  102マイル

WSWの風  風力3  快晴
インナージブ1ポイントリーフメイン1ポイントリーフミズン
49度方向へ  4.5ノット

超久々の大快晴
但し風が弱い

もうすぐチリのValdivia の緯度39度Sになる(多分明日辺り)
懐かしのValdivia も出帆してからもう2ヶ月以上経過して思い出のかなたという感じです

昨日はエンジンオイルを交換しました

僕は世界一周に出る以前から走っても走らなくても毎年の誕生日の月  10月にオイル交換をする事にしていた

そうするとオイル交換忘れがないし大抵は一年間の使用時間は200時間以下なので問題が起きない

出港前に13年使ったエンジンを全開放して少し傷があったメタルを交換してくださったロバート神父によると
これは上手に使っている何の問題もない綺麗なエンジンだと褒めてくださったのは嬉しかった

ヨット乗りはエンジンに頼ってはいけないと言うのは鉄則だが
積んでいるエンジンを使わない
だから世話もしないでダメにしてしまう
と言うのは問題だと思います

それなら最初からスローカム船長の様にエンジン無しの船にすれば良い

エンジンも含めてヨットに積んでいる全ての備品が正常に動くように整備するのもヨット乗りの大切な仕事です

一発始動でいつでもどこでもフルパワーが出せるように今からも整備し続けたいと思います



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