日替わり写真
2019年10月31日
日本に帰って直ぐ知人に車を貸してもらいました
綺麗でよく走る車です
車は走って止まればよいと言う僕の考えから言うととても立派な車です
快適に素早く移動できます荷物も運びます
スペインで日本に帰ったらこうしようと書いていたTo Doリストは大分チェックが入ってきました
もう少しで全部の仕事をやり終えるでしょう
そうなると気持ちも落ち着きゆったりとやりたいことをやれるようになります
2019年10月30日
写真一番左のiPadミニを真澄人君にもらってMacプロとiPhoneに同期させてもらった
パソコンを始めた頃は僕が色々なことを真澄人君に教える立場だったが
何数が経つに連れパソコンの機能が進むに連れ立場が逆転
今やほとんどのことを真澄人君にやってもらう事になってしまった
僕は面倒がりやで短気なのでパソコンには向いていないようだ
ろくすっぽ読みもしないで次々に出てくるボタンを押してしまう
そして大事なものを消したりして上手く行かないことが多い
写真に写っていないiPadはもうナビオニクスの電子チャートとGPSを連動させた
花丸の航海計器としてしか使わない事にする
2019年10月29日
昨日の堀江海岸前
堀江海の駅に入港しようとセールを降ろしフェンダーをセットしたヨットが走って居ます
40フィートくらい有りそうなヨットです
秋晴れとは程遠い空ですがそれでも暖かくて一日半袖でした
広島県福山から古いヨット乗り石川さんが訪ねて来ました
45年前とかに僕が訪ねて行ったそうですが失礼ながら思い出せませんでした
何もかも忘れています
何か新しい事がなければ古い話は忘れる一方の歳になりました
2019年10月28日
出航したアンカレッジ・マリーナで世界一周の途中報告をしました
マリーナの主催です (ありがとうございましたお世話になりました)
沢山会いたかった知り合いが一堂に集まってくれました
愛媛新聞の新聞記者杉本さんも来て取材を受けました
2年ほど前にサンフランシスコから帰ったときも取材を受けました
ちゃんとした署名入りの記事を書いてくれるのでいままで嫌いだったマスメディアを見直しています
プロジェクターを使って撮り溜めた写真を元にお話しをしようと思いついたのですが
僕が写した写真だけで24000枚ほど有ります その上に和江さんが15000枚ほど写しています
とても全部見られるものではありません
一つの写真に一秒使ったとして10時間以上かかります
動画もありますからそんなものでは済まないでしょう
早く時間を費やして自分も見る事が出来 人に見せることが出来る物にまとめたいと思います
また一つ日本に居るときの仕事が増えました
2019年10月27日
帰って直ぐに会いに行ったのですが別の予約をしていたので長く居れなかった
今度は少しは長く居て話そうと想って行きました
実家の近くにある老人施設「アンダンテ」で元気にしていました
南向きの窓の前 ポカポカお日さんが照り時差ぼけの僕が眠くなった
94歳の父は入れ歯でもごもご言って言葉が聞き取りにくい
父の母 僕のお婆さんは99歳でなくなりました 僕の家系は皆長生きです
僕は好きなことをやっているからきっと長生きするかも?
2019年10月26日
工房の前にある堀江海岸
工房から7メートル巾の護岸道路を挟んで松を植林した堤防があり
次が市民の散歩道 そして砂浜へと続く
遠浅で潮の満ち干で砂浜の巾は変わるが今朝は最満潮 砂浜は20メートルくらいか
昨夜一時的に大雨が降り今朝も曇り
30年以上堀江海岸前に住んでいるので僕にとっては変わった風景ではないが
夏の海水浴では賑わう海岸です
ジェットスキーやウインドサーフィンやカイトサーフィンなど色々な遊びをする人が集まる
今は海水浴シーズンも終わり風が吹く日には沢山のウインドサーファーが来る
2019年10月25日
工房の海側にある畳の部屋で片付けをしています
家を人に貸すために家にあった全ての物を工房に入れました
片付けないでとにかく段ボール箱に入れては二階に上げた物を
引っ張り出しては必要な物とそうでない捨てて良い物に分けます
ところが僕も和江さんも貧乏性なのか自分の物となるとなかなか捨てる気になれません
そのくせ人の物は捨てろ捨てろと言う感じなのです
困ったなあ断捨離って言いますが捨てるってこんなにも難しいことだったのですね
少し片付けたら真澄人君の所に寝るのは止めにしてこの部屋に寝ようと思うのですが
なかなかそうはいきません
まだまだ日本に帰ったらやることの To doリストの半分も消化していません
日本ではとにかく暇がないくらい色々な情報が飛び込んできます
2019年10月24日
花丸のバウスプリット根元右側に取りつけてあるアンカーローラー
硬いゴム製の物だったので長距離航海の間にだんだん擦れて片チビした
そしてアンカーのシャンクが当たる部分がだんだん凹んで左右が離れてしまった
気になっていたのでスペインを発つときに採寸して新しいローラーを注文する準備をして日本に帰った
こんなので造る人に解ってもらえるかどうか解らないが
まあ行って細かく説明しよう
材料は白いコックボードなどを作る時の素材でよいだろうと考えている
硬いゴムよりはずっと強いだろう
最初の凹みの部分にアンカーチェーンが入り
最後にアンカーを巻き上げると一番凹んだ部分にアンカーのシャンクが入る
巻き上げ終わったらアンカーシャンクの横穴に8ミリのピンを刺して固定する
2019年10月23日
工房を2年半閉めています
僕達にとっては長い航海でしたが堀江海岸は何も変わっていません
出港しないでそのまま工房で仕事をしていたとしたら
ほとんど思い出に残らない毎日を過ごしたことと思います
ほんの2年半 地球半周ほどで堀江にいたのでは考えられないくらい多くの思い出ができました
楽しいことばかりではありませんでしたが時間が過ぎていくと楽しかった思い出に変わります
後2年半元気に安全に航海が出来れば濃厚な5年間の思い出が出来上がります
2019年10月22日
僕達の堀江の家は航海中 人に借りてもらっています
50年ぶりに小学校の時の友人が僕の家を訪ねてくれたらニワトリが迎えてくれたそうです
見たこともない様な綺麗な大きいニワトリです
天草大王と言う貴重なニワトリだそうです
家を借りてくれた人が通路でペットとして飼っています
卵を孵化させるところから飼ったそうです
鳥類は卵が孵化して幼鳥が世の中に現れ始めて見た者を自分の親だと認識するそうです
完全に自分たちのことを人間の子供だと思って居る様で飼い主にべったりと甘えます
ニワトリをペットにしていると言う人にも初めてお会いしましたが
自分を人間だと勘違いしているニワトリにも初めてお目にかかりました
2019年10月21日
アンカレッジ・マリーナに有る関口さんの「葉Ⅱ」にはバベストヒーターが付いている
ずっと気になっていたヨットの暖房です
燃料は船のディーゼルエンジンと同じ軽油です
FFヒーターですから強制的にファンで吸気・排気をします
実際に熱を発生するバーナーの火は船内には入りません
だから狭い船内の空気が汚れません(二酸化炭素や酸素不足からの一酸化炭素が出ません)
理想の暖房システムです
ヨットに必要なのは冷房ではありません
我慢できないのは暑さではなく寒さなのです
ヨットでは空間の広さ制限・重量制限などでどんな大きなヨットでも快適さは小さい家にもかないません
ふんだんに温かいお湯を使え風呂に溜めて湯に浸かるなどと言うことはセーリングボートでは考えられない事です
電気もお金さえ出せば大きい冷蔵庫・冷凍庫を何台も置けます
陸上では冷暖房も電気で思いのままです
ヨットでは制限がある中でいかに快適にセーリングと快適な生活が出来るかが大切な事です
クルージングテクニックはセーリングだけでなく生活全てに渡る技術や知識に及びます
2019年10月20日
アンカレッジ・マリーナにご挨拶に行きました
懐かしい顔ぶれが元気に向かえてくれました
クレーンも整備が終わりだんだん充実して僕が来ない間にあちこち綺麗になりました
久しぶりに今度の航海で大変お世話になった関口さんや宮沢さんにもお会いすることが出来ました
関口さんの「葉Ⅱ」に乗りアンカレッジ・マリーナに来られていたのです
「葉Ⅱ」を見せてもらいました
見たかったヴェバストヒーターを点けてくれてその威力を見せつけられました
あの寒かったチリでこれがあれば随分余裕ができたでしょうが残念です
今からの航海はそんなに寒くて凍えそうなところへは行かないので必要ないと思います
何もかも変わりなく日本の日々は平和に過ぎていきます
2019年10月19日
松山に帰ってから長男 真澄人君が開いているジュエリー店「Mast Original」の二階に厄介になっています
もう少ししたら寝るのは池川ヨット工房の二階にしようと思います
工房があまりに散らかっていて整理をしないといけないので直ぐには移れません
不要な物がありすぎるので物の整理は終活の意味でもあります
花丸にいるときにスペインで考えた日本に帰ったらやることのチェックリストにチェックを入れていくのも毎日の仕事です
真澄人君に手伝ってもらって2割くらいの仕事がリストから消えました
今日は雨です いつもより少し寒いと感じます
「ラブバードテルアキ」さんの北海道帯広は0度摂氏だそうです 松山市は21度です
体感温度って人によって随分開きがある物なのですね
南米最南端の町ポートウイリアムズよりまだ北の小さい港で
誰もが長袖長ズボン 僕達はありったけの防寒着を着ているときでも水着一枚で海に毎日飛び込んで平気な人も居ました
その人はずっと裸足で生活しているそうでまるで靴底のような硬い足の裏でした
僕に水道ホースでつくった縦笛をくれた人です あれからほぼ毎日笛を吹いています
2019年10月18日
愛媛県免許更新センターというのが近くにあります
車で10分くらいのところで随分助かります
僕は昨日免許を更新し5年間有効の免許証を受け取りました
よく聞くと来年免許更新の和江さんも今回1年前に更新できることが解り
今日和江さんは事前更新しました
但し5年のところを4年しか免許期間がありません
まあこれで世界一周クルーズ中車の免許に関しては気にしなくて良くなりました
まだやらないといけない事が山積みで毎日落ち着けません
それに時差ぼけがひどく昼間は眠くてたまりません
夜になると元気になります
2019年10月17日
日本に帰り真澄人君の家に厄介になっています
ベランダにマンゴーとアボカドの未生鉢がありました
買って来て食べた後の種を上手に発芽させ鑑賞用に育てているのだそうです
左の縦の並び3本がマンゴーで
写真奥の横並び6本がアボカドだそうです
2年も日本に居ないとあちこち変わったことがあります
昨夜は僕達が居ない間に新築した三男真(まこと)君の家に家族が集まり夕食でした
2019年10月15日
マドリードの空港近くにあるホテルで一泊
現地の朝早く無料送迎バスでマドリード空港へ行き
ターミナル2からルフトハンザ航空でフランクフルト国際航空へ
フランクフルトからやはりルフトハンザ航空で中部国際航空(名古屋)まで帰って来ました
ところが飛行機に預けた荷物が出てくるのが遅れ乗り継ぎ便ANAに乗り遅れました
松山に着くのが11:00のところが20:20となり空港で9時間以上の時間を費やすことになりました
ドイツから日本への飛行機で泣き止まない子供が2人居て
疲れ果てて搭乗口近くのイスで寝ています
僕達の子達もああだったのかなあ?
そんなでも無かったと思うけど
その子達のお母さんも搭乗員をかなり疲れさせるわがままな親でした
客を甘えさせるのもいい加減にしろと言いたくなるような対応でした
2019年10月14日
最後にラファイルさんが車で広大なビニールハウスが一望できる山へ連れて行ってくれました
帰りにエヒドと言う町のバーで食事をしました
いわゆるお別れパーティーです美味しくて楽しくて又飲みすぎです
僕達も松崎さん達も一日違いで日本に帰る事になっているからです
この写真は松崎さんがメールで送ってくれた物です
今日は朝早くから史さんがアルメリアまで車で送ってくれました
特急列車でマドリードへ着きタクシーでホテルに入りました
いよいよ明日は飛行機です
写真はマドリード駅です
多分明日はホームページの更新は出来ないでしょう
2019年10月13日
船尾の方角が西です
Almerimarでは冬の間時々西の強風が吹くそうです
それは桟橋から船を引き離す方向の風で花丸の場合船尾舫さえしっかり取っておけば安全です
そこで左右舷とも3本ずつの舫を取りました
明日から日本に向かって飛行機の旅です
およそ4ヶ月半船を離れます
だから舫がしっかりしていないと不安です
船首は東の方向ですがこちらは滅多に強風は吹かないと言う事です
それでも直接マリーナのアンカーラインを引くのではなくトリプルクラブヒッチで自船の舫綱を使ってダブルで舫ました
今日も史さんが日本の船の舫が切れたのを舫直したそうです
僕の花丸はそんな事にならないようにしっかりやっておきたいと思います
2019年10月12日
松崎さんのヨットが今朝上架されました
興味があったので上架した直後に見ました
ラダーにオズモシスが3箇所できていました
もうかなり年月が経っているという割りには少なかった
船体には全く見つかりませんでした
船体とラダーは別の積層条件で積層日も違うことが多いのでそんな事になったのでしょう
松崎さんは俄然ご自分で直す気になりオズモシスをサンディングで落としました
その後完全に乾かすための水洗いを繰り返し乾かします
今度は来年の4月くらいにこちらに来られるそうです
それまで洗っては乾かせるを繰り返すと最高の乾燥状態になるのですが
まあこちらに来てから本格的に乾かしてエポキシで修理すると言う事です
僕も3月初めにこちらに来るので時々水をかけに行く事にしましょう
2019年10月11日
史さんとラファエルさんと僕達が又もやお招きにあずかりCAVOKーⅤで大宴会です
コクピットの広いテーブルで一次会
これは船内の二次会です
奥様はお料理で半日以上潰れたことでしょう
スタートは20:30と現地の人達が元気になる時間です
僕達はもうその時間には普段は眠りについているのに楽しくてなかなか眠くならない
そして ビール・白ワイン・スパーリングワイン・最後は赤ワインまで頂き
今朝はボーッとした頭で起き出しました
僕の顔が真っ赤なのは飲み過ぎたからです
2019年10月10日
花丸を係留しているすぐ前にある釣具屋で新しいトローリング疑似餌を買いました
安物なのであまり期待はしていませんが手持ちの疑似餌は釣れる順番に取られました
良く釣れる物に大きい魚がかかると有無を言わせず引きちぎっていきます
多分船に引き寄せても上げることが出来ない程の大物です
でっかいバショウカジキが釣れてジャンプしたかと思うと一気にショックを和らげるゴムが伸びて
バシッと言う音と共に軽くなり糸が切れる
そんな感じで釣り上げられないほどでかい魚に良いルアーは持って行かれます
せいぜい25キロ前後が最大級です
ゴムのタコには鉛の重りを2個入れました後は細工をしていませんが
釣れなかったら白い買い物袋を短冊に切って入れます
コナヘッドの方には買い物袋を切った物を付けました
日本の買い物袋は簡単に手で短冊に裂けますがほとんどの国の買い物袋は目が通っていなくて裂きにくい
そして色が日本の買い物袋ほど白くない
今度日本に帰ったら買い物袋を持ってこようと思って居ます
2019年10月09日
先日広大なビニールハウスを見に行ったときに頂いたパプリカ
こちらでは緑色も赤も黄色も全てピーマンと呼びますが
その中に面白い黄色パプリカを発見
和江さんがパプリカの中に肉を詰めた料理をしようと上の方を蓋にするためにカット
蓋を開けると面白いことに中にもう一重 変な形のパプリカができかかっていました
植物って時々内部に子供を抱えたような実が出来る事がありますね
それほど 一年ごとに枯れる植物にとっては子孫を残すことが大切なのかも知れません
もう少し10月13日に こちらを発って日本に帰ります
沢山頂いたパプリカを食べきらないといけません
毎日のように色々工夫したパプリカ料理です
2019年10月08日
港にいる時は出来るだけ大きい船の方が快適です
花丸のサイズ9.6メートルは日本のヨットの平均長さですがずっと生活するにはちょっと小さいと思います
毎日シャワーを浴びることが出来て
と言う事は造水機を毎日運転して(出来ればソーラー発電で)
少なくとも暖房設備があり
船内がドライに保てること
そうなると12メートル近くの船と言う事になります
船が大きくなればなるほど部品一つ一つも大きくなりメンテナンスにもお金がかかります
それ以上に外洋で吹かれたときに一人の体力では対応しにくくなります
松崎さんはその大きい船で奥さんと二人ヨーロッパの海をあちこちいかれるそうです
日本半年 ヨーロッパ半年の生活をされて10年とお聞きしました
昨夜はそんな松崎さんの船 「CAVOK Ⅴ」 に誘われ素敵な夕食を頂きました
ビニールハウス農家で頂いたパプリカ(赤色と黄色)と史さんの友達が釣ったタイを奥さんが上手に料理してくれ
バックグラウンドミュージックも流れ 花丸とは全く違う余裕のある一時でした
ありがとうございました
2019年10月07日
布の防水と言うのはわりと厄介だ
防水スプレー・防水液のスプレー缶入りなど有るがどちらも高価だ
それらは開放した広い場所で風上から吹き付けて下さいと言う取説がある
本当にそうしないで狭い場所でミストを吸い込むと肺に入ってひどい咳が出続け大変な事になる
帆船時代の下級水夫はカッパも与えられなくて寒いケープホーンを超えるときなど服にオイルをしみ込ませて防水した
等という本当の話しもある だからカッパのことを海ではオイルスキンというのでしょう
防水液をを安く簡単に作る方法を大阪のヨット乗り島田さんに教えてもらった
ペイントシンナーにクリヤーシリコンを入れてしっかり撹拌した物をつくるやり方です
僕は撹拌を太い針金を曲げてつくったプロペラをドリルで回すやり方でやります
きちんと撹拌しないとシリコンがよく混ざらず均一の濃度の液が出来ません
花丸では10年以上前にコクピットの日除け(サンブレラ)に塗って防水にしました
未だに雨が降ると水を通さないので防水のままです
今度防水が切れたセールカバーを防水にすべくペイントシンナーを3リットル買って来て防水液を作りました
刷毛塗りして丁度3リットルでした 使い切ってしまわないと翌日にはジェル状で使えなくなります
スペインは暖かく雨が降らないし日中は暑いくらいの日差しでシンナーも直ぐに乾き非常にやりやすかった
海用のカッパなどはお尻部分などよく擦れる所は直ぐに防水が切れるが又やり直せばよい
高価なハーネス内蔵のカッパを長年使っているが時々防水をやり直しているのでとても捨てる気にはならない
2019年10月06日
スペインで向かえる68歳の誕生日
和江さんが朝から大ご馳走を作ってくれました
カボックと言う日本人のヨット松崎さんご夫婦をお招きして夕食です
松崎さんはサンタクロースのような真っ白のヒゲを生やしています
僕達と同じくらいに日本に帰られるそうで船の整備に昼間は忙しそうでした
僕も今日はセールカバーの防水加工をしました
お互いに疲れていましたがよく飲みました
いよいよ飲み会も終わりと言うときに史さんが友達が今釣ってきたと言うタイを沢山持って来てくれました
スペインは日本より一日遅れなのでもう一度10月6日になり もう一度誕生日です
明日はタイの刺身でまたまた大変なご馳走です
2019年10月05日
史さんに案内してもらい僕達と松崎さんご夫婦と5人でパエリアを食べに行きました
魚介類のパエリアでしたがこの前3人で食べたエスカルゴとウサギのパエリアより良いと思った
パエリアは大人数で食べるものだそうです なるほどなあ
ビールとワインと最後の締めはお店のおごりのリキュール
美味しかった完食でした
松崎さんが僕のカメラで写してくれた写真です 右が奥様です
少し遅い昼食でしたが船に帰って寝込んでしまいました
夕方からアルメリマール近郊のビニールハウス農家にビニールハウスの中を見せてもらうと言う企画を史さんが用意してくれ
僕達と松崎さんご夫婦と農家の友達のラファエルさんと6人でパプリカをつくるビニールハウスを見せてもらいました
日本のビニールハウスと比べるととてつもなく広くてこれは大変だなあと思いました
ヨーロッパの寒い国の野菜をここが提供している所だそうです
収穫以外の水やりとか温度管理とかは集中的にコンピューターでやります
収穫は人手なので助っ人を頼むそうです
2019年10月04日
花丸はコクピットベンチとスターンハッチだけチークを張っている
そのチークがあまりに汚れたので時間もあるし磨こうと思いついた
日本に居るときはチークワンダーというチーク磨き専門の液体を買って磨いていたが
そんな船の性能に関係のない物を積んでおく気にはなれず今度の航海には持って来ていない
そこでカナダのBillさんに教えてもらった重曹+台所洗剤+お湯という液体を作り
それでブラシを使ってチーク表面を磨く
真っ黒の汁が出て汚れはアッというまに落ちた
アメリカで見つけて買ったチークブライトナーという小さいボトルの液体を柔らかく塗りつけると少し明るい色になった
その後乾かしてから防水加工をしようと思いつく
大阪の島田さんに教えてもらった塗料シンナーとシリコンクリヤーを混ぜた防水液です
ほとんど塗っていることが解らないくらいチークにしみ込みますが水をかけると防水できているのが解ります
これで汚れが付きにくくなります
2019年10月03日
花丸位置情報を一年ぶりくらいで見てみました
iridiumGO のPredictwindと言う気象予報を配信している会社が
位置情報を見せてくれるのですが航海中に僕自身が見る事は出来ません
ネット環境がイリジュウムGOでは限られるからです
最初2年半くらい前日本を出たときには花丸の周りの気象は出ていなくて航跡だけでしたが
今は時々刻々と気象も一緒に見られるようになっています
これを航海中に見る事が出来たら有り難いのですが航海中のネット環境はイリジュウムだけなので制限されます
昨日見てみて解ったことはまだサンフランシスコから後の航跡が残っている事です
拡大して見ればチリの多島海を南下したときの航跡もはっきり解ります
大西洋で風があまりに弱くてウインドベーンが機能せずくるっと一周回った時の航跡などもそのまま見えます
これは普通半年くらいで古いものは消えていく様ですが本当はずっと残しておいて欲しいものです
2019年10月02日
今朝はもの凄い霧でした
街灯も霞んで見えていません
花丸をおりて直ぐの位置から町があるゲートの方を写しました
このゲートを預かったカギで開けないと船にたどり着けません
今までの所と違い街中の人誰でもが入ってこれる状況ではないので少し安心です
50メートル先は霞んで見えないと言うこんな状況では海に出る気にはなりませんね
でも出ていた場合どこに入ることも出来ないしレーダーやAISレシーバーを使って周りの状況を確かめながら
ゆっくりと目的方向に進むしかないでしょう
昨日デンマークから来たというヨットの人と話しをしました
彼らは冬の間もう10年もAlmerimarに来ているのだそうです
今回は春になったらデンマークに帰るとか2500マイルの航海だそうです
地中海もよいけれど時々とんでもない風が吹くのは怖いと言います
予測できない風で吹き上がると航海不能だそうです
2019年10月01日
進水してから15年マストステップに乗せたメインマストはマストステップのステンレスと擦れて木部が出たところがありました
マストはスプルースという軽くて粘りのある木で出来ています
そのスプルースは柔らかいのです
マストヒール(マストの底)にはヒールして波で叩かれたりすると何トンもの力がかかります
圧縮の力でスプルース材が1センチ近く凹み前後に少し動くようになって湾曲していた底が真っ平らです
せめて擦れてスプルースがむき出しになった部分に水がしみ込まないようにしたいと
乾かしてシーカフレックスを塗りつけました
次にマストを倒す機会があるまでこのままで行きます
それにしてもガフリグのグースネック部分はゴチャゴチャしすぎです
だからスループリグしか知らない人に訳がわからないと言われますが
知ってしまうとみんな必要な部品ばかりで大切な物なのです
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