日替わり写真

2021年02月28日

Andriesさんの鉄ヨット

鉄のヨットをボートヤードに上架してレストア中のアンドリエスさん

ドイツ系の大男で彼の助手をしている後ろの人よりも僕の方が小さいのです

鉄船に関する腕は確かだと思います

上向きの溶接は難しくてプロほど上手ではないと言いますが
ヒビや割れを見る為の赤色スプレーを吹いて確認していました

悪いところは再度やり直していましたから大丈夫でしょう

それに仕上げにはエポキシを何度も塗り重ねエポキシパテでフェアーリングです

彼の助手をしている黒人の人は特別よく働く人です

ただただサンディングのみとか塗りだけとかを頼む助っ人とは違いアンドリエスさんの会社の社員だそうです

よく考えて質問し工夫し納得したら仕事は早い
そして変なところを見つければ報告してどうやるのか聞いてきます

理想のアシスタントです 彼らを見ていると仕事が早い理由が解ります


2021年02月27日

木造漁船

いよいよ3月1日に出港することにします

木造漁船が何重にも重なって舫われた港の風景も良い思い出になります

一番右の船はダブルエンダーで船尾も丸くなって居ます
船首よりカーブが大きいので厚味の有る木を曲げて作るのはさぞかし難しかったでしょう

真ん中の船は浮かべたまま船尾板材を交換しています

小さい台船を持って来てその上に乗って作業をしていました

腐った外板を剥ぎ取り新しい外板を張るのでしょう

そんな光景があちらでもこちらでも見られます

木は海水に浸かっている部分より水線上の部分の方が腐ります

南アフリカの漁船が変わっているなと思ったのはエンジンの排気口煙突がみんな後ろ向きです
日本の漁船やほとんどの貨物船の煙突は上に向かって排気しています

何か理由があるのでしょうがどの船もわざわざ煙突を折り曲げて後ろに向かって排気しています


2021年02月26日

Andries Kazue Sasukia

昨夜はアンドリエスさんとサスキアさんを夕食に誘った

彼らはドイツ系で二人ともそれぞれ約束の19:00 3分前に現れた

南アフリカ時間というのもあるらしい
それでもメキシコのようにマニアーナ(明日)という言葉が意味を持たないと言う事は無いようだ

アンドリエスさんがとにかく冗談ばかり言う面白い人なのでアッという間に時間が過ぎ
僕は彼らが持ってきたワインを飲み過ぎ 今朝は咽が渇いて目覚めた

3月1日または2日には出航しようと思っているので今からは最後の買い出し
その他忙しくなりそうだ

イミグレーションが最後の日に来てと言っていたのでケープタウンの街まで行く必要がある

ウーバータクシーで行こうと思う


2021年02月25日

プロペラ塗装

フェザーリングプロペラにはスペイン以降プロペラ専用のスプレーを吹き付けている

スペインで進められて吹き付け今回が初めての上架だ

ほとんど何も付いていなかったので他の人にも勧めようと残りを日本に持って帰る事にした

それと フェザーリングプロペラには上架の度にグリスニップルを取付て海用のグリスを新しく注入する
途中でフェザーリングプロペラの中に侵入した海水を押し出してグリスが入って行く

それと今回は珍しく全部のジンク(防蝕亜鉛)がダメになっていた

出航寸前に田内さんに頂いた防蝕亜鉛を5個交換して一安心

下架して直ぐに元のバースに戻ったが 上架するときとは全く違う走りだった
デッドスローでクラッチを入れただけで3ノットも出た



2021年02月24日

船底塗装

Hout Bay Boat Yard で昨日上架

直ぐに高圧洗浄機で船底をきれいにしてもらった

普通に家庭で使っている様な洗浄機であまりきれいにはならなかったがまあ良しとしよう

今回は特にぶら下がり貝やその他の植物も沢山付いていた

一応きれいになった後スクレーパーを使って小さい貝や海草を取り除く

その後昨日のうちに船底塗料塗りは終わらせた

そして今朝スリングでもう一度吊り上げてもらい花丸を支える馬が合ったところを終わらせた

だから一泊だけ 24時間以内で船底塗料塗りをしたことになる

3日と言っていたので少し安くなった それにしても他と比べ格段に安い料金だった(3万円)

とにかく人件費が安い 安い分あまりよく働いているとは言えない
(一日1400円では日本人も働く気もはしないだろう)

Hout Bay Boat Yard 2

https://youtu.be/aW5sX06qx14

2021年02月23日

Andriesさん

Hout Bay Boat Yard で大きな鉄のヨットを修理中のAndriesさんを夕食に誘った

身長190近い大男だが長男は2メートルに2センチ足りないもっと大きい人だという

ドイツ系の人でサスキアさんとはドイツ語で話す

面白い人で何時も冗談ばかり言って周りを楽しくさせてくれる

僕にも解る冗談を言ってくれるので助かる

何時も休憩時間になると僕にもお茶を入れてくれる

和江さんが巻き寿司を沢山作ったが流石大男だけあってよく食べてくれた
造船の事から航海の事から彼はかなりよく解っている

花丸のあちこちを見て感心し 的確な質問をしてきた

久しぶりに賑やかで楽しい夕食だった



2021年02月22日

露店みやげ物店

Hout Bay Boat Yard のまだ向こうおよそ1キロくらいの道乗りを台車に乗せて店を運んできます

もっと大きいタイヤの台車にするか 車で引くような事を考えたらよいのにと思うのですが

テントの骨組みになる重い鉄の支柱なども積んでゴロゴロ人力で押してくるのです

そして港の所定の場所に店を作ります

服や帽子やマスクやサングラス バックやベルトやその他の革製品

今日は日曜日なので何時もより多い出店になりそうです
15店舗くらいはテントのみやげ物店ができるでしょう

今日もサスキアさんの船を手伝おうとボートヤードに行ったのですが

今日は溶接をしてくれる人が2人来て居て僕の出番は無さそうなので帰ってきました



2021年02月21日

魚市場

Hout Bay Marinaゲートを出て桟橋を真っ直ぐ歩き車が走っている道路を左折

少し歩くと魚市場です

市場と言ってもテントを何張りか張ってその下で魚をさばきながら売ってるところです

氷漬けで上がってきた魚の内蔵を出したりエラを取り除いたりしてそのまま売ります

日本ではとても買う気にならないような鮮度です

こんな感じの魚市場があちこちに出店します

週末は市場が開かれるので遠くから買い物に来るようです

駐車場はいっぱいになりチップを取る駐車場整理の人が出ます

週末でなくても彼らは駐車場にいるのですがガラ空きで車を整理する仕事がありません

Hout Bay Boat Yard

https://youtu.be/p63vOYU4Kys


 

2021年02月20日

雨の後 快晴

Hout Bay Marinaゲートを出て何時も陸まで歩く桟橋には

漁船が何重にも停泊している

最後に入ってきた赤い船尾の漁船が何かを海に放り込んだので
鴎が舞い降り鳴き騒いでいる

毎日見ている風景だがもうすぐ出港だと思うとしっかり覚えておこうと言う気になる

 

いよいよ花丸を22日今度の月曜日に上架する事になった

11:00に来てと言われたがその時に風が吹いていたら行く事が出来ないだろう

バウスプリットも折りたたまないと値段が高くなるそうだ

船底塗料を塗るだけだから2日もあれば充分だろう

気がかりなのは上架・下架の時の強風です
この港は悪くないがとんでもない強風が吹き荒れることがあるのが難点だ


2021年02月19日

今朝は珍しく雨

Hout Bay Boat Yardへ行ってみました

サスキアさんのヨット隣が開いたので横からの全景が見えました

33フィートの鉄のヨットです

鉄でヨットを造るのなら最低でも40フィート以上でないと重くて走らないと聞きましたが
正にその通りで彼女の船は13トン以上有り簡単には走らないそうです

重いので最近のヨットのように波に叩かれてグラグラ動くようなことはなく
乗り心地は良さそうです

鉄の船は錆びや電蝕対策が大変です

カナダのクリスチャンさんに言わせると船内外を全てエポキシで被い
全く錆が出ない船にしないといけないと言います

サスキアさんの船が降りたら花丸の上架をしようという予定だった様ですが

サスキアさんの船はあちこち問題が有り今月いっぱいは充分かかりそうです

それで交渉して22日に花丸を上架し移動クレーンに吊ったまま船底塗りの作業をすることにしてもらいました



2021年02月18日

HBYC

道を隔てて Hout Bat Yacht Clubの建物正面

漁船が両岸に接岸し車が両サイドに駐車した長い桟橋を歩いて陸に到達した正面にあるのがヨットクラブの建物

二階はバーで海側にテラスがあり大きいテーブルが5セット置かれバーベキュー等もできる

バーの建物の中にはビリヤードなどもありもちろんお酒を飲む為のテーブルやイスもある
大型スクリーンのテレビを点け大音量でビールを飲みながらサッカーを観戦していたりする

一階は事務所とチャートルームと称する広いミーティングルーム

世界中のチャートが有るようだが何に使うのだろう

壁一面の大きな世界地図も見た 今はバーが開いたので閉まっている
武漢ウイルスでバーが閉鎖されていたとき 僕達はよくチャートルームでWi-Fiを繋いだ

建物の後ろには結構広い船をメンテナンスする場所があり50フィートを超える様なモーターボートも置いてある

小さいヨットを何時も数艇 入れ替わり立ち替わりメンテナンスしている

HBYCからマリーナゲートの方に向かって歩いた

 


2021年02月17日

Andriesさん

アンドリエスさんは花丸と同じマリーナにヨットを浮かべている人です

花丸の隣がサスキアさんでその隣がシャヒドさんその隣がモーターボート
その次のバースに停泊している鉄のヨットに住んでいます

今上架して居る大きい鉄のヨットは友達が亡くなってその家族が鉄くずとして彼に売った物だそうです

彼は時間とお金をかけて修復して売ると言う事です

大きい船なので上架陸置き料金もかさみ早く仕事を終わらせて降ろしたいのだそうです

人を雇って単純作業はやってもらって居ます

エアーツールを使った錆び落としは煩くて真っ黒に汚れ苦しい肉体労働です

現地の黒人労働者を一日200ランド(1400えん)で雇ってやってもらって居ます
信じられないような低賃金です

僕達がちょっとスーパーへその日の買い物に行くと500ランドくらい必要です
どうやって食費を出しているのでしょう

鉄のヨット外板サンディングの様子

2021年02月16日

プロペラシャフトを抜き取る

サスキアさんのヨット プロペラシャフトを隣に上架している大きい鉄ヨットのAndriesと一緒に抜き取りました

写真右側がエンジンです

前後に40センチ左右に70センチくらいの隙間しか無くそれは難しい仕事でした

PSSシールは全く知らない人が取りつけたのでしょうカーボン手前のOリングが入ったステンレスリングがありません

良くこんな事で船が沈まなかったと思います

道理で船尾側のカットラスペアリング(支面材)に有る水を導くスリットがグリスで埋まっていました

海水でシャフトとベアリングの摩擦を冷やしてやることができないのでシャフトが固着したのでしょう

たまたまその時にプロペラにロープを巻き付けたのだそうです
エンジンが止まりロープを取り除いてもシャフトは回らなくなったと言います

だからシャフトと支面材の間に釣り糸かロープの屑が入って固着したと思ったそうです

そうではありませんでした PSSシールの仕組みを知らない人が
支面材の冷却水を呼び込むスリットに思いきりグリスを入れたので熱で支面材がシャフトに焼き付いたのでした

そんな事もあるんですね

鉄のヨット外板サンディングの様子

https://youtu.be/KNaEtWBKnic




2021年02月15日

隣の海水浴場

今 現地14日日曜日の朝は珍しく雨です

昨日は土曜日で暖かくてよく晴れていたので海水浴客も沢山来ていました

それでも日本の夏ほどは暑くならないので服を着たままの人が多い

海に入るのは主に子供達で大人は膝まで浸かるくらいです

子供達を見ていても日本の様にまともに泳いでいる子は居ません

海水が冷たいようで 何処かにペンギンが群れている観光地があるそうです
きっと南からの冷たい海流が来ているのでしょう

2月と言えば日本の8月 夏真っ盛りのはずです

しかしこれ以上は温かくならないのかも知れません

昨日の海水浴は海水浴場側だけでなく道の反対側の駐車場も車で埋まり
交通整備員が出るほどでした




Hout Bay 海水浴場の動画をアップしました



2021年02月14日

シャフトが固着

サスキアさんの船 シャフトが固着してしまったそうです

大量のロープを巻き込んだと言いますからその端っこの細い部分をシャフトとコックボードの隙間に巻き込んだのでしょう

釣り用のテグスを巻き込むとそんな事になったりします

いずれにしろシャフトが固着してしまっているのでこれを抜かなければなりません

シャフトの水止めはPSSシールを使っていました

その場合ステンレスリングを6角レンチでシャフトに止めてあるので印を付けておいてリングを後ろにずらしておかないといけません

それらはみんな新品だったので彼女にはそんな知識はないはずです

僕が教えてあげないといけないと思います

今日もボートヤードへ行くつもりです



2021年02月13日

サスキアさん

HANAMARUに関するTo Doリストに上架船底塗料塗りを除いてみんなチェックが入ったので
サスキアさんの船を手伝ってあげることにした

彼女の船は修復中だから もの凄く沢山の工具が乗っている

木造船に使う木工の道具はほとんど揃っている

僕は木工が得意だから木の仕事でこうしたいという所が有ればやってあげるよと言うと
船尾の今彼女が座っているベンチを3分割して中央部分を下げティラーが入る様にしたいと言うことで

彼女の工具を使って3つに切り物入れなどの凸凹に合わせて足を付け直した

元々はラットの船でティラーは緊急用なので何時もはセットしていなかったそうです

ほんの半日ほどの仕事だったが彼女は船底塗料を剥ぐのに一生懸命で
余裕がないので非常に喜んでくれた

それでなくても重い鉄のヨットに沢山の物を積み過ぎだと思う

航海に出る時には工具などは降ろすのだろうなあ?


Hout Bay で写した動画をアップします



2021年02月12日

朝食後の果物

今朝のデザートはパッションフルーツ(時計草の実)とオレンジとパパイヤ

陸に居るときは海では食べることが出来ない果物と肉を沢山食べビールもワインも飲みます

南アフリカでは日本と変わらないくらい美味しい果物が売られています

南アフリカの食べ物は魚を除いてほとんどの物が日本に匹敵する味です
今まで行ったところで日本ほど全ての食品で繊細な味を追求した食べ物を売っている国はなかった

魚はどこの国でも同じだと思われますがその保存法が違います
漁船が入港して魚を荷揚げしているのを見ても捕ってきた魚の目が既に白くなりかけている

氷と一緒に水揚げされてもダメです あれでは日本で売ることは出来ないでしょう

日本が一番美味いと言えるのは米ですね 日本の米は最高の味です
今は日本でもだんだん米を食べなくなってきていますが
米だけをお茶碗によそって食べることが出来るのは日本の米だと思います

諸外国では米も料理材料の1つで主食ではなく 何かと一緒に料理して食べます

南アフリカでは 寿司ライス として売っている超高価な米が日本の味で
生産国はベトナムでした

https://youtu.be/bsBrOU9j3ZU

 


2021年02月11日

サスキアさんのヨット上架

隣の船のオーナー サスキア(女性)さんのヨットを上架する

写真右の 船をのぞき込んでいるのがサスキアさん

花丸と同じくらいのサイズなのに鉄船で14トン有るそうです(花丸は3.8トン)

9人がかりでやっとの思いで船首から入れた船を回転させ船尾からドッグに入れ直し上架

花丸を僕達2人だけで後進しながら漁船の間を縫ってこの狭い所に入れるのは至難の技だと解った

彼女はエンジンが動かなかったのでHout Bay Marinaのスタッフに応援を頼んでいて良かったなと思った

5年間上架して居ないと言うことだったが船底は綺麗なものだった
それは色んな植物や貝なども付いていたが高圧洗浄でアッという間に吹き飛んで船底塗料が現れた

船体の鉄板厚味を計測する機械で計測して薄くなっている所が有れば切り取ってその部分を張り替えるそうだ

上架期間は一応10日と決めているそうだが本当に10日で終わるかどうかは不明

多分その次の順番待ちが僕達の花丸だと思う


2021年02月10日

メインマストから

隣の船のオーナー サスキア(女性)さんが今日船を上架すると言う

鉄のヨットで船内の物を少し片付けて置かないとあちこち触れないからと大きい箱を作って桟橋に固定した
(桟橋に固定した箱の横に立っているのがサスキアさん)

一年くらい保てば良いからと何処かでもらってきた合板を切ってガラスマットで被った箱
充分一年は保つでしょう

結局箱に入れたのは全てのセールでした
錆びだらけのオンボロヨットにしてはきれいなセールを持っていました

彼女の船を上架するのを 一緒に船に乗って行って手伝うことにした

僕が上架するときにどんなやり方で上架するのか見ておきたかったからです

Hout Bay Marinaの従業員2人も一緒に乗って行って上架を手伝いました

いざ上げてみると5年も上架して居ないと言うのに船底は綺麗なものでした
それは色々な動物や植物も生えていましたがちょっと指で擦っただけできれいな船底塗料面が出て来ます

エンジンは動くのだがプロペラシャフトとコックボードの隙間に釣り糸の様な物を巻き込み
プロペラが固着して動かせないと言う事で

Hout Bay MarinaのWエンジンを付けた大きな船外機船で横抱きして港の反対側にある
ボートヤードまで彼女の船を運びました

門型自走式クレーンが入ってくる凹みにバックで船を入れないといけなかったらしく
前進で入った彼女の船をもう一度凹みの外に出して前後を入れ替えるのも大変な仕事でしたが
沢山人が居たので何とかなりました

花丸も狭っくるしい凹みにバックで入れないといけないようです


2021年02月09日

60feet鉄のヨット

今度上架して船底塗料と防蝕亜鉛の交換をするHout Bay Boat Yardへ行ってみた

今花丸が停泊している場所の右舷側4番目に駐まっている鉄のヨットのオーナー
もう一つ船を手に入れて修復中だ

オンボロで船齢70年とかのヨット 船体のあちこちに錆びて穴が開き鉄板を交換した跡がある
10000ランド(およそ7万円)で鉄くずとして買ったそうだ

鉄の船が好きだと言う事で切断も溶接もその後のエポキシコーティングも手慣れたものだ

背が高くて常に冗談を言っている面白い人で楽しく船内を案内してくれた

船内は工事中でほとんどの物は取り除かれていたがわりときれいに修復できていた

コーヒーをご馳走になりしばらく彼の話しを聞いた

このヨットは始め帆走漁船として使われ その次は貨物運搬船として南米まで何度も行き
往復の度にその時売れそうで現地で安いものをオーナーが仕入れては商売をしたという

エンジンはこのサイズにしては少し小さいと思ったがまあ帆走が主だったのだろう
日本では考えられないような経歴のヨットです

この船はきちんと仕上げて売るそうだ


2021年02月08日

雲が街まで降りてきた

花丸を泊めている桟橋から湾の反対側にある山を写した写真です

何時もは山の上の方に有り東から来た雲も 西からの風の吹き上がりで出来た雲もこんなに低い所には有りません

何故か昨日は雲が何時も買い物に行くスーパーマーケットの辺りまで降りてきていました

写真手前のカタマランは桟橋一番外に泊めてある船です
このマリーナで一番大きくて高価そうな船ですが人が現れるのは週に一回くらいです
しかもスーツを着た人がちょこっと来て周りを見て回り帰って行きます

何時強風が吹くか解らないところへ桟橋の一番端に船首が出るようにして留めてあります

流石に不安なのでしょう自船のアンカーを打ってあります

それでも本当に吹いて怖いのは東風だそうですので
そうなったら堤防からでも何本かロープを引くのかも知れません

ここしばらくは良い天気が続いています

毎日天気予報をプロディクトウインドとウインディーで見ていますので黒い色で表現されるほど吹くのであれば
僕も早くから察知できると思います

「海の広場」を更新しました
左上の「海の広場最新の更新」ボタンからお入り下さい


今日からHout Bay で写した動画をアップします



過去の動画です
https://www.youtube.com/user/kazue1124/videos?view_as=subscriber
池川富雄 YouTube 花丸世界一周中の動画


2021年02月07日

沈船で遊ぶ子供達

子供達は危険なことが大好きです

マリーナ入り口の桟橋で沈んだ漁船のマストに付いているロープを使って飛び込みをしています

親が見たら止めそうなものですが毎日のように暖かい日は子供達が集まります

水は冷たいのでしょう ウエットスーツを着ている子も居ます

よく見ると全員黒人又は混血の子です

白人の子はこんな危険な遊びはしないようです

向こう側の堤防の外はきれいな白い砂浜です

ほとんどの子供はその砂浜で親が見ていて遊んでいます


今日からHout Bay で写した動画をアップします



過去の動画です
https://www.youtube.com/user/kazue1124/videos?view_as=subscriber
池川富雄 YouTube 花丸世界一周中の動画


2021年02月06日

雲が山から降りてくる

ケープタウンのテーブルマウンテンだけではなかった
ここ Hout Bay Marina でもHout Bay を取り囲む山から雲が滝のように滑り下りてきた

今朝は霧雨の降る寒い朝で全くの曇りだったが
風が吹くと雲が無くなり一気に晴れてきた

その後湾を取り巻く山の向こうから雲が押し寄せ又もや滝のような雲が湾になだれ込んだ

他のアフリカ諸国と違いここ南アフリカは水も豊富で緑も多い

だから岩だらけの山にも緑が育ちカーボベルデのように赤い岩だけのの山ではない

南アフリカは果物も野菜達も日本と同じように大きくて甘く他の国とは随分違う

牛も豚も羊も美味しくて安い

魚だけは保存技術がいまいちで日本に軍配が上がるが
これほど全てが美味しくて安い国は日本以外には今まで出会わなかった

今日もシイラとマグロが水揚げされているのを見たが目の色が白くなりかけて居て日本では売り物にならないだろう

ここは観光地なのでかなり他の町と違うとは思うが物乞いがいたりもする

英語以外にも幾通りもの現地の言葉が有るみたいでこちらの人が普通に喋って居る言葉は理解できない


2021年02月05日

ミズンマストからの写真

昨日はミズンマストを支えるワイヤーを点検する為にマストのてっぺんまで登りました

メインマストのワイヤーはもう点検し終わりました

おまけにメインマストの方はメインセールを引き上げる為のブロックを吊っているワイヤーを
ベルトに替える為にもう4回も登りました

その内3回はテークルを使って1/4の力で自分の身体を引き上げるやり方で
もう一回はステーに張ったラットラインを使って登りました

あまり風が強くなるとラットラインの階段を伝っての上り下りは怖いので
ボースンチェアーに座ったまま上下してそのまま作業もする方を選びます

花丸の右隣の船は鉄の船です

サスキアさんと言う50歳くらいのきれいなドイツ系女性が一人で住んでいます

時々友達の家に行くようでこの2日ほどは船に居ません

今週中に上架して船底塗料やその他の仕事をするそうです
鉄の古いヨットであちこち錆びて穴が開いているそうです 溶接をしないといけないと言います

右舷側のコクピットコーミングを切り取って居るので それも作るそうです

花丸上架前の予行演習で上架設備やボートヤードを知る為に船底塗料塗りを手伝うと言ってあります

https://youtu.be/9Vm4OWnx8vM

https://youtu.be/NC7m3SAbjHI

 

2021年02月04日

マスト立て

マリーナへ入る桟橋でPogo10.5メートルのマストを立てていました

何時もは漁船が駐まっている桟橋ですがどうやって話を付けたのかこのとき漁船は居ませんでした

クレーンはオンボロのユニック付きトラックです

改造して長い鉄角パイプをユニックの先に取付マストを立てる専用の車にしています

事故でマストを折ったようでスタンション等も大分倒れた物があります

オーナー夫婦と作業員2人4人がかりでアッという間にマストを固定し
元の自分のバースに帰って行きました

ジブファーラーもレーダーもあったのに慣れたものでほんの30分ほどでした

 

そういえば昨日は1ヶ月以上続いた禁酒令が解除になりました

早速スーパーでビールとワインを買ってきました

シャワーの後でヨットクラブのバーでWi−Fiを使うときも
和江さんは白ワイン 僕は地元のビールを注文しました

今まで閉ざされていたバーが開いたので柔らかい革のソファーに座ってWi−Fiが出来ます

 

https://youtu.be/x2_VzJVmrQU

https://youtu.be/82IlTbYE3K0


以降ミンデロから南アフリカまで航海中の動画を毎日のようにアップします

https://www.youtube.com/user/kazue1124/videos?view_as=subscriber
池川富雄 YouTube 花丸世界一周中の動画


2021年02月03日

Shaheedファミリー

シャヒドさんは奥さんと1歳4ヶ月の女の子と写真右の船に住んでいます

先ずはブラジルに行きたいそうで 中古で買った船の整備中です

子供が船から落ちないようにライフラインにネットを編み込んでいます

気が遠くなる様な仕事ですがなかなか上手に網を作っています

今日はシャヒドさんの車で半日ケープタウンの町まで買い物に連れて行ってくれました

今度上架して塗る船底塗料とかディーゼルエンジンオイルとか色々細かい物まで
一々事前に電話で調べておいて連れて行ってくれました

町中からケープタウンのテーブルマウンテンを見ながら
あちらに走りこちらに走りとても僕達だけではこれだけの買い物は出来ませんでした

本当にありがとうございました

Hout Bay Marinaに帰ったら船で待っていた奥さんと娘さんと早速家族3人でお出かけでした

その時の写真です

朝から風が強い日でした

https://youtu.be/odmoNZh0A1w

 


 

2021年02月02日

フェンダー

花丸は船体サイズににあわない大きなフェンダーを左右に4個ずつぶら下げています

花丸が進水したときからずっと8個のフェンダーをぶら下げたままです

フェンダーの下をロープで結び一番後ろのロープを引いてフェンダーを跳ね上げます

引いたロープはスターンパルピットに結んでいてフェンダーを降ろすときは外せば一斉に降ります

普段帆走をするときはそれぞれのフェンダー上下に取りつけた細いロープでライフライン上段まで引き上げています

不格好だと思うのですがフェンダーが大きすぎて収納場所が無いのです

それらの固定フェンダー以外に4個の普通サイズのフェンダーを持っています

今回Hout Bay Marinaは特別風が強いので
右舷には予備の4個のフェンダーもぶら下げました

それでも強風が吹くとフェンダーがぺしゃんこになるほど船を桟橋に押しつけられます

海の広場を更新しました 「Hout Bay Marina-1」
左上の最新の更新から入って下さい


2021年02月01日

ゴミ拾い

毎日のようにHout Bay Yacht Culbの人達がゴミ拾いをやっています

1人大人がディンギーのエンジンを操り 後は子供達です
ほとんど女の子ばかりで男の子が乗っているのを見た事がありません

ネットを持って拾ったゴミを大きなプラスチックのコンテナボックスに入れて行きます

拾って回るより捨てないようにする方が大切でしょう
ほとんどのプラスチックゴミは漁業関係のゴミです

ゴミを拾っているのは全員が白人です

ヨットクラブでヨットを持っているのは白人ばかりなのです

ヨットクラブで働いて居るのはほとんど黒人ですが ヨットのオーナーには黒人を見ません

ここは豊かなヨットクラブとは言えません
係留されている船もほとんど半分以上がオンボロの古い船です

海の広場を更新しました 「Hout Bay Marina-1」
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以降ミンデロから南アフリカまで航海中の動画を毎日のようにアップします

https://www.youtube.com/user/kazue1124/videos?view_as=subscriber
池川富雄 YouTube 花丸世界一周中の動画



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日替わり写真が途切れているのはパソコンが何度も壊れてしまったからです
本来なら1998年11月からの写真が残って居るはずでした